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powered by ブクログ「人間万事塞翁が馬」 真理には善も悪もない。 哲学を超えた視点から言えば、分別心や分離感が悪、愛や慈悲が善と言えないこともないかもしれないがどうなんでしょう。 哲学者が思考で奮闘し導き出した答えは果たして説得力があるのだろうか。 自分は仏教とか禅に影響を受けたから、その辺を気にしてしまう。 西洋のニーチェが東洋のお釈迦様や老子とかの覚者と対峙したらどんな展開が待っているかと妄想が勝手に膨らみますね。 自分は坐禅や瞑想を始めてからは、哲学的なことは有限な思考のお遊びで時間の無駄のように思ったりもしましたが、最近は哲学にも有益な部分がありなかなかおもしろいと思うようになってきました。 たまには思考を使わないと左脳が鈍りますしね。
2投稿日: 2025.11.21
powered by ブクログ第 1 部: 哲学者たちの先入観について - 定言命令と哲学的解釈 - スピノザの「エティカ」に見られる数学的形式の利用について考察。 - 哲学の根底には自己告白や回想録のような側面がある。 - 哲学とモラルの関係 - 各哲学は、その哲学者のモラルや意図を反映している。 - 認識への衝動が哲学の父ではないとの見解。 - 哲学の衝動と影響 - 人間の根本的な衝動が哲学のインスピレーションとなる。 - 哲学がどのように衝動を正当化するかを考察。 第 2 部: 自由な精神 - 自己テストの重要性 - 自分自身をテストすることの重要性について。 - 祖国や個人の執着からの解放を主張。 - 新しい哲学者の登場 - 新しいタイプの哲学者は「誘惑者」と呼ばれる権利を持つ。 - 彼らは真理を探求するが、独断的ではない。 第 3 部: 宗教的なもの - 宗教に対する考察 - 宗教は人間の産物であり、正常な状態での真理の探求と関連。 - 古代ギリシャの宗教心と現代の宗教心の違いについて。 - モラルと宗教 - モラルの基盤にある欲望や動機について考察。 - 宗教が持つ神秘的な側面とその影響。 第 4 部: 格一口と問奏 - 学問と女性 - 学問に対する女性のアプローチとその社会的影響。 - 学問の抽象性についての批判。 第 5 部: モラルの自然誌について - 自由と制約 - 自由がどのようにしてルールの中で発展してきたか。 - モラルが如何にして社会に影響を与えるのかを探求。 - モラルの進化 - ヨーロッパの思想がどのようにして形成されたか。 - モラルの本質とその変遷。 第 6 部: 私たち学者は - 哲学者の役割 - 哲学者は時代の悪い良心であるとの視点。 - 理想と実際の哲学者の行動との矛盾。 第 7 部: 私たちの徳 - 現代の徳の概念 - 現代の徳がどのように形成されるのか。 - 徳の探求が人間の内面的な成長にどう寄与するかを考察。 第 8 部: いろんな民族といろんな祖国 - 祖国愛とアイデンティティ - ヨーロッパ人としてのアイデンティティの形成。 - 愛国心とそれに伴う矛盾について。 第 9 部: 高貴とは何か? - 高貴の定義 - 高貴さの本質とその社会的影響。 - 過去のモラルと現代のモラルの対比。
0投稿日: 2025.03.21
