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デザインの仕事
デザインの仕事
寄藤文平、木村俊介/筑摩書房
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分も美大を出ているので(デザイン系専攻では無いが)著者と著者のお父様とのデッサンの考えで揉めた話が、ものすごく共感できたし、受験生の頃って空間がーとか光がーとか人体ってこうなってるーで考えるから著者のお父様の発言に意外と気づかない(というか気づきたくない?)ので、今改めてそういう話聞くと「それはそう!」とすんなり納得してしまった。 …「自分らしく」あろうとするなら、まず金を稼ぐしかない、金を稼ぐんだったら頭を使って「個性」でも「手法」でも何でも、手持ちのものを全部さらして、売っぱらうしかない… この本のタイトルには「デザインの仕事」とあるけど、この言葉を見て、どの職業の死に物狂いで働くってこんなような気持ちだよなぁと思う。書いてあることも他の職業でも通じる(特に人との関わり方、仕事への意識の向け方)と思う。

    2
    投稿日: 2024.12.05
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    下北沢の小洒落た書店で先週見つけて購入 寄藤文平さんの考え方は私とは結構違うと思ったけど、だからこそ勉強になった 実用と経営を考えるとデザインはテンプレ化せざるを得ない 確かに キースへリングスとかまさにそうじゃないかな? すてきな装丁をいっぱい手がけていらっしゃって、 いくつか気になる本があった! 読んでみよう

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    投稿日: 2024.11.22
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    読んでいて、あ、このデザインもこの装丁もこの方だったのか!というのを知り、楽しく読めました。 デザインに関わる人間ではないけれど、いろいろ参考になる話などが多く、わかりやすく読めてよかった。  目立つとかおしゃれとかパッと見て人が判断するのは、それだけじゃなくて気付かないような細かい気遣いがデザインに組み込まれているのだということを知った。 構図とかだけでなく、概念から考えて仕事をしている。すごく考えて仕事に取り組まれてるんだな、と思った。

    1
    投稿日: 2024.09.28
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    仕事をする上でぶち当たる壁や課題に対する寄藤さんの考え方が自分の中にないものだらけで発見やら驚きやらとても良い一冊だった。 解説にあるとおり「デザイナー」に限らず仕事をする全ての人に向けての一冊。 文章で伝えることと絵で伝えることの違いの差分の捉え方、クリエイティビティに対する例えがとても印象的だった。

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    投稿日: 2024.08.24