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六人の笛吹き鬼
六人の笛吹き鬼
三津田信三/中央公論新社
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総合評価

18件)
3.4
1
5
10
1
0
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    ホラー風味のミステリだからそれほど怖いものは出てこないが擬音の使い方がうまい。したっ、したっ、と人間が歩いてくるだけなのに怖い。

    1
    投稿日: 2025.04.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「七人の鬼ごっこ」がすごく面白かったので続編のこちらも読んでみた。 公園で「笛吹き鬼」というかくれんぼのような遊びをしていた小学生の女の子6人。 おかしな笛の音がして、1人行方不明になってしまう。そのあとも行方不明になる子が出て… 事件の当事者でホラー作家になった背教聖衣子が事件を調べていくうちまたおかしなことが起きはじめる。 前作よりは失速した印象があるけど、相変わらず面白かった。ホラーだけではなくミステリーの要素が大きいので読みやすい。 前作の主人公、速水さんが出てきたのでおっ!となった。

    4
    投稿日: 2025.04.26
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    三津田さんらしい、ホラーテイストでジワジワ来る怖さがありながらミステリとしての解決がちゃんとあり、満足出来る作品でした。 2861冊 今年89冊目

    0
    投稿日: 2025.03.31
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    公園で「笛吹き鬼」をしてあそぶ6人の少女。その最中に突如として神隠しのように一人が消える。そしてその後もまた一人。 いやおもしろかったです。いつもながらホラーとミステリの割合というか塩梅が絶妙です。明らかにオカルトめいた部分はなんだかんだ説明がついて、ほんのちょっと残されるホラー要素。いいですね。まあミステリ部分の真相がちょっと「そんなにうまくいくか?」と思わなくもなかったですが、そこは筆致の力みたいなものでカバーできていたような。 でもこれ前作的なものがあったんですね。読んでいて気付いた。そっち読んでなかったー。別に話につながりがあるわけでもないようなので楽しみに読みたいと思います。

    0
    投稿日: 2025.03.18
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    この人の本にしては珍しく 相性が合わないというか、 とにかく読みづらいし面白くないし 入り込めなくて挫折した。

    0
    投稿日: 2025.02.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前回と同じような感じ。 垂麻家が関わっているようないないような…。 不思議な感覚はあるものの、直接手を下すのは人間…。 今回の犯人はこの6人のうちの1人だとは思わなかった。 次は垂麻家の話に切り込んで欲しい。

    3
    投稿日: 2025.02.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    七人の鬼ごっこの続編だった! だれま様と垂麻家の詳細が気になる! 前回が七人てわ今回が六人なので次回は五人っぽいな〜早く続編が読みたい!! 最初はスロースタートでなかなか進まなかったけど途中から一気読み! 全く怖くはなかった。

    2
    投稿日: 2025.02.13
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    公園で〈笛吹き鬼〉をして遊んでいた少女たちの一人が笛の音と共に消えた。そしてまた一人… 数年後、当事者の少女の一人が作家となって事件を調べ始めるとともに〈笛吹き鬼〉が蘇る。 笛吹き男を絡めた不気味な雰囲気はさすがだと思うが、著者の他シリーズに比べると色々と大雑把な印象。 『七人の鬼ごっこ』を先に読んだ方がよかったらしい。

    1
    投稿日: 2025.02.08
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    子供が考えた笛を吹いて遊ぶ隠れんぼ そのうち二人が行方不明そして一人が未遂となり誘拐されかけた 大人になりホラー作家となった京子は子供時代に起こった事件を題材に小説を書こうと思い情報を集め始める そしてわかった事実 初めは呪いなどが関係しているのかも思ったが違った 互いの想いや守りたいと思ったもの 時に親子や友人関係などは壊れる

    0
    投稿日: 2025.01.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読了、55点。 作品単体として見たときの評価ですが、ホラー要素が全体的に薄い。 奈永の幼少期の描写はさすが三津田さんという感じですが、視点人物が聖衣子に移ってからの中盤以降は調査・思考の合間に事件とホラー描写が挟まる展開で、後述のシリーズ要素としてのホラー描写が多くのめり込めないのが残念。 ミステリ要素としては二転三転する真相推理で好きなスタイルのはずですが、読者の納得感を得ない決め手に欠けた推理をコロコロひっくり返すのはやはり残念。 言い方が酷い、というか被害妄想の域に達してそうですが三津田さんの小説ならこういう推理展開にしておけば及第点でしょうと考えていそうにすら思えてきます。 でシリーズとして見た場合は……。 間が空きすぎていてそういうタイトルが確かあったなくらいでしたが確認してびっくり、読んでいましたね、しかも☆5。 いい雰囲気は出ていますが前作を把握していないと楽しみ難く10年以上のスパンだと評価しづらいです。

    1
    投稿日: 2025.01.01
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    ホラーと言っても三津田さんにしては怖くなかった。ちょっと不気味だったりしてゾクゾク。ミステリーとしてはモヤモヤ感が残る。やはりどことなく超常現象的な力が働いているのでは?って思わせる。だれま様の謎は…

    2
    投稿日: 2024.12.02
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    『七人の鬼ごっこ』と同じ摩館市が舞台のホラーミステリー。 六人の少女たちが笛吹き公園で隠れんぼをしていたが、そのうちの1人が行方不明になってしまう。 数日後さらにもう1人が不可解な状況で姿を消してしまう。その場に居合わせていた奈永も夕暮れの公園で何者かに襲われかける。 大人になりホラー作家『背教聖衣子』として活躍する京子も当時の六人組の一人で、二人の行方不明事件についての取材を始める。 まだら男、だれま様信仰、笛吹き鬼などオカルト要素も多いけどミステリーとして行方不明事件を解明している。ただホラーな要素は残されたままで幕引きになっているからモヤモヤは残る…

    1
    投稿日: 2024.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あっさり読めるスッキリホラー。ホラーと見せかけ、ミステリー展開で犯人解明。でも、ラジオおばさんの娘とか達磨さんのこととか、風呂敷広げてそのままな部分もある。次作あたりで回収されるのかな?

    2
    投稿日: 2024.11.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    思ったより怖くなかった。 ずっと超常現象的なものが起こるのかと思って読んでいたけど、人が起こした事件だった。 当事者の子供達にとっては摩訶不思議な出来事だったけど、大人目線で見ると全く違った見方ができるんだなって思ってすごく面白かった。

    1
    投稿日: 2024.11.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『七人の鬼ごっこ』の姉妹本。 ホラーの雰囲気たっぷりのミステリ。超常現象もあるし、底流にあるのは「だれま様信仰」なので、気持ちの悪さが拭えない。 が、事件自体は人間が起こしているので、雰囲気にのまれなければ、論理的に解ける…… 自分は雰囲気にのまれたが。 人が死にすぎて辛い。まさに「寝た子を起こし」てしまった事件。

    7
    投稿日: 2024.11.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    かくれんぼの最中の失踪、大人になってからその時の子供達が殺害される、など、ホラー&ミステリー好きとしてはそそられる内容でした。 ですが全体的にモヤモヤというか、ちょっと無理がないですか?と感じる部分が多く、読み終わってもスッキリしないかなぁ。 子供を攫うと一言でいっても、赤ちゃんでもない子供をどうやってカートなどに押し込んで連れて行けるのか。暴れるでしょ。 ラジオおばさんちの二階にいたの誰?とか、列の真ん中にいた子供が消えるのとか、そういう所は怪異のせいなら何でもアリになるなぁとか。 読み手の勝手な期待なんですけど、ちょっと残念。 でも決してつまらないわけではなく、面白く読みました!三津田さん、逢魔が時って言葉好きよね。

    1
    投稿日: 2024.10.23
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    公園で、京子が考えた〈笛吹き鬼〉をして遊ぶ六人の少女たち。 かくれんぼの鬼が、笛を吹いている間に隠れる遊びですが、奇妙な笛の音が鳴った時、一人、また一人と、子供達が姿を消してしまいます。 事件は迷宮入りになってしまいますが、数年後、事件の当事者で、ホラー作家となった背教聖衣子がこの事件を調べはじめると、眠っていた「笛吹き鬼」も蘇ることに・・・。 解決するも謎が残る、ホラーとミステリの見事な融合です。

    3
    投稿日: 2024.10.18
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    シリーズ前作「7人の鬼ごっこ」を読んでからの方が、本作に登場する垂麻様についてよく理解できる気がする。不可解な謎ばかりで、すごい期待してしまった分、解決はあっさりだったかな。

    11
    投稿日: 2024.10.12