
総合評価
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powered by ブクログ推し活と簡単に言われるようになって、誰かのファンになることは楽しくてポジティブでキラキラしたものだと思われるようになった だからこそこの本は必要だと思った。 そんなキラキラばっかりしていない。オタク仲間と話すこと、多ステの話もオペラグラスの話も全て 楽しいのは一瞬で苦しい時間の方が多い時すらある それでもやめられない、苦しい程、吐き気がするほどの共感だった ジャンルは違うのにこんなにも私の気持ちを言語化して書籍化してくれた最果さんに感謝
5投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログ何かのファンであるというだけで、その愛だけでこの一冊が作り上げられている。 それって本当にすごい。宝塚愛がひしひしと伝わってくる文章だった。 好きっていうのは「祈っている」という言葉に近いのだと思うという文章、とても腑に落ちた。 私も推しの現場に行く時、いつもステージにいるその人に向かって祈っている。近くなくても、どれだけ遠くからでも、自分の存在をわかっていてほしいなんてそんなことは望まない、ただ祈りながらその人の歌を聴いて、声を聞いて、話を聞いている。 ファンみんながステージで輝いている推したちを見つめている様子はやっぱりみんな祈っていて、愛おしくてたまらないんだろう。。。
1投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ「好き」という感情とそれを伝えるための全てが書いてあった、 自分でも気づけなかった感情がここにあった気がした。 最果さんの文章を読むと、自分の心の中に帰って来れる気がします。自分も好きという感情と好きな人についてを考えさせられました、1回じゃ読み切れない。 好きなのにどうしてもうまく伝えられていなくて、どこか不安なのはわかる。その不安からかいつも感情と現実はちぐはぐになってしまって でも人を愛するには自分をまずは好きで、愛していなきゃいけないんだね。結局はそんな単純なことだよねきっと
1投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログお友達におすすめされた本。 何かのオタクをしている身としては、上手く表現出来ないけど渦巻いている感情を、とても的確に言語化してくれていてありがたい。
1投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログ最近、突如現れた自分の「好き」の気持ちに戸惑っていて、そんなときにこの本に出会えたのは、何かの縁だったと思う。 何も「好き」が無いときに読むと、ちょっと濃い口と思ったかもしれない、だけど、今の自分には全てのページに必要としていた言葉が書かれていたような感覚。うんうんうんって100回くらい頷いた。 好きなのに、キラキラだけしていられない。ふと、こんなに「好き」を中心にして大丈夫かな?とか思う。何してるんだろう…という気分にのまれる。そういう戸惑いがある。 だから、気持ちがすごく支えられた。 誰かを好きな「自分」について考え続ける。結局、好きを自覚することって、自分の内面に深く潜っていくことかなと思ったり。だから、葛藤があって当たり前と思いながら、好きを大事にしていきたい。
14投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログ宝塚のファンである最果タヒさんの推し活エッセイ。 宝塚への「好き」にとことん向き合って書かれた、愛のかたまりのような一冊。 「好き」という感情からくる葛藤が次々に言語化されていくのが心地よく、それも含めて愛なのだと肯定されたような気持ちになります。
1投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログ読みながら泣いていた。それは私のこの重ための愛に似た気持ちを誰かが言語化してくれた恥ずかしさと嬉しさからなのかはわからない。推しのことを推しと呼びたくない、好きな人と呼びたい、だって私は好きだもん。こんなに声高に叫べるのに、ある日突然、私が好きでいることは迷惑なんじゃないかと思ってしまう。その狭間をずっと行き来しているような私みたいなオタクがいたのならぜひ読んでほしい。
6投稿日: 2025.05.26
powered by ブクログ“好き”って祈りだと個人的に思ってたけどここまで明確に同じように思っているひと いるんだ〜うれしい〜 わたしのアイドルに対する好きの気持ちは身勝手で一方通行な祈りで、たとえ会えなくてもよくて、ただ元気でいてほしくて、仕事が楽しくて、毎日よく眠れていて、大切な人が周りにたくさんいたらそれだけでいい。ほんとうに。ステージに立つあなたのことが好きです。
2投稿日: 2025.05.25
powered by ブクログ好きな人、と表現しているのが好ましかった。推しという言葉では言い表せない気がしていて、好きな人とファンっていうのが、なんかシンプルで好きだった。 私も、ファンレターを書いたことがあるので、ところどころ共感した。「あなたのことをとてつもなく好きな人があなたの視界に広がる客席にいるよ、」と伝えるためだけに書いてるってこととか。 エッセイには、目が合って嬉しいことについても書いてあった。私も、気のせいかもしれないけれど、好きな人と一瞬目が合った気がした。そのとき、相手が、くっ、とした瞳で黙り込んだ。涙がとまらなくなったら、ステージの上のあの人もうるんできた。そんなことが、私にも伝わったし相手にも伝わってる、空間を今を共有してるって感じがしたんだ。 この本は、「好き」ということと、「好きを伝える」ことについて書いたエッセイです。ファンのもつ、繊細な葛藤や苦しみも綴られています。 好きな人と同じ時代を生きている、ってだけで奇跡だと思う。
1投稿日: 2025.05.08
powered by ブクログいわゆるヅカファン・ヅカオタなどと呼ばれる、宝塚歌劇団のファンである著者が、推しているスターへの想いについて綴っている。 私は宝塚の知識はほぼなく、著者もお相手や公演のことなど詳細については伏せているため、詩から広がる言葉のような、わりに抽象的な表現が多かった印象。 なかなかつかみどころがなかったのだけれど、それでも時折ハッとするような文章に出会えた。 「好き」とは、いったいなんなのか。誰かを応援するとは、ファンになるとは、推しとは。 独りよがりともいえてしまうような、なぜか苦しくて複雑なそれらの感情や行動をひとつひとつ手に取って確かめていくように読むことができた。 私はこれまで、好きが、推しが、持続したためしがない。 たとえばずっと好きな作家や聴き続けているバンドはいるけれど、あくまでもその人たちが創り出したものを通して得られた、自分の感動や信頼によるものだと思っている。 アイドルや俳優、興味をもったり憧れたりした人たちは数多いたけれど、存在まるごとをずっと応援したくなるような対象は見つけられていない。 だけど今ちょうど気になっているコンテンツがあって、我ながらめずらしく結構寝ても覚めてもそのことを考えている。戸惑いとともに、ファンクラブに入会してしまおうかどうかを現実的に考えている。 今度はどうだろうか。手に負えないような熱量とまっすぐな眼差しで、ステージに立つ人たちがみせてくれる幻を追いかけることができるのだろうか。 こんなふうに誰かを好きになってみたい。魔法にかかってみたい。 「人を愛する幸せを私にくれて、ありがとう。」と率直に紡ぐ最果タヒさんの言葉に、今読めてよかった一冊だと心から思った。
2投稿日: 2025.02.14
powered by ブクログ観劇、休演、ファンレター、同担など、様々な観点から自分の「好き」と向き合う過程が記されているのですが、どこを読んでも推しへのラブレターのようで最高でした。特に「好き」の世界を海に例えた表現が素敵すぎました。宝塚はもちろん他界隈でも推しがいる方全員に読んでほしい一冊です…!
1投稿日: 2025.01.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
好きな人への大きすぎる「好き」を、迷惑じゃないかと不安でたまらなくなったり、低く小さく軽く見積もってしまったりする気持ち、本当に分かる... わたしはこんなにもあなたに人生を彩ってもらっているんだよっていうことを、その「好き」の気持ちの大きさをどうにかして全部伝えたいのに、どうしても伝えること自体をためらってしまうよね〜迷惑だなんて思われるはずないし、わたしの好きな人はそんなことを思うような人じゃないとは理解していても、簡単には素直にそう思いきれないのが人間だよね
1投稿日: 2025.01.27
powered by ブクログ「目が合った!(かも...)」「一回ではなく全公演鑑賞したい」といったオタクあるあるを切り口に、100ページ超にもわたって熱く語り尽くす! まさかあなたにも推しがいたなんて!知らなかった!もう、その事実だけで握手したくなる。 言葉にできなくて諦めてきた感情の接点を、言葉で象ってしまうのが彼女。これは推しがいるすべての人に手に取ってほしい作品です。 #最果タヒ #エッセイ #オタク #宝塚歌劇団
1投稿日: 2025.01.19
powered by ブクログ舞台(特に宝塚)の誰かのファンになって好きという気持ちにこれでもかというほど真剣に向き合う。この「好き」ということへのさまざまな考察がとても普遍的な意味で好きに通じていると思った。好きの持つはにかみや愛、一方通行性や祈り、また怖さもとてもよくわかった。
0投稿日: 2025.01.05
powered by ブクログ図書館の本68 何冊目かの最果タヒさん。 今回は「推しへの愛」、「好き」をテーマに書かれている。 自分には推しはいないが、推しがいる人が抱いている思いを知ってみたい気持ちと、「好き」という気持ちへの解像度を上げたいと考えて手に取った本。 ・印象に残った箇所 「私があなたに出会えたこのタイミングを私は人生の最大の正解だと思っている。もう、何も、怖くないんだよな。好きという感情はその瞬間の自分、そしてそこに至るまでの私を全て肯定するような力があります。ここまで生きてきた理由がわかるような、何もかもが必然に思えるような。誰かを好きになれたなら、その瞬間が絶対に最良となる。人生そのものが、その最良のためにあったものになる。後悔が一気に消えていくよ。遅すぎるも早すぎるも「好き」には絶対起こりえない。」
0投稿日: 2024.11.17
powered by ブクログめちゃくちゃですね 語彙力を手にしたオタクが脳に出た言葉全てnoteに吐き出したかのような本でした 推しと自分のためだけに書いたような文、評価する権利があるのはその方だけだと思いました。 なので無評価です
0投稿日: 2024.11.11
powered by ブクログ自分も某アイドルのファンなので、タイトルに惹かれてはじめてこの方の著書を手に取りました。 内容はわかる!というものからうーん?というものまで様々ですが、何だか読みにくくてなかなか頭に入ってこない! あんまり合わなかったです。
2投稿日: 2024.10.28
powered by ブクログ「好き」という感情にとことん向き合って書かれている。 綺麗な感情だけではなくなりそうだけど、それでもより真っ直ぐ向き合おうとする自己葛藤もあり、読んでいる時には、自分の中にある「好き」の対象への感覚を整理することが出来た。 私の中の「好き」という感情のあり方は理想形が定まっておらず、ガタガタなところもあるけれど、それを舗装する一助になってくれた、とても好きなエッセイ。 「好き」というのは自己満足ではなくて、宛先があるということが書かれていて、その部分が好き。自分の中の感情の強度を高めつつ、時には疑いもするが、相手が受け止めてくれるだろうということを信じる強さも持ち合わせていきたいと綴られた内容をもとに自身でも考えるようになった。 これまでのエッセイでのスタンスから少し変容しているように感じたが、読み進めるにしたがって心に馴染んでいった。 私も好きな作家や相手に、ファンレターを書こうと思う。
1投稿日: 2024.10.03
powered by ブクログ同じ宝塚ファンとしてわかる!というところもあれば、うーん?というところもありました。 詩的な表現が私には難しいのかもしれません。
1投稿日: 2024.09.27
