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powered by ブクログ愛着障害とトラウマ、その治療までを具体的な例を上げながら分かりやすく説明しています。治療に関しては一般向けのためざっくりとした解説でしたが、おおよその方向性はわかりました。弁証法的行動療法や、内的家族システム療法、人格のパーツ理論などは、参考文献にもあげられていた本に当たってさらに学びたいと思いました。
0投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログわかりやすく理解しやすい。 例としての人間がどう過ごしてきてどのような結果で生きているのかが詳しく書かれているので色々なケースや人生を知ることができる。 人間の構成をわかるために読むのがおもしろかった。
0投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログトラウマについての具体的なことが書いてあり、読みやすい文体で、悩んでる人がまず手に取るのにちょうどよい感じを受けた。 治療法が色々あるようなので、悩みすぎる前にカウンセリングや治療を試してみるといいと思った。 深刻な事件の被害者でもこれらの治療で救われ生きていける気がして、いざというときにはこうすればいいと前向きになれた。
0投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
かなり読んでよかった。 精神科の話読むのが初めてだったけど読みやすかったし、愛着トラウマを抱えている人が自分の人生を生きられるようにする方法とか書いてあって、日本ってただでさえ虐待多い(東アジアの躾と称して体罰する文化)からこれが売れるわけだな、みんな苦しんでるんだな〜と思った。 自分の身に何が起こっているのか(本とか研究されている言葉で)知ることで落ち着くことができるし、トラウマになった悲しい出来事にフォーカスするのではなく、悲しいことが起きた、でも今は安全な場所にいる、と現在位置を確認しながらトラウマを触れても大丈夫な対象に変えていく。 なによりも言語化が大事で言語化して、事態を整理して認識して、あとは、最悪の事態が起きたとしても仕方ないと受け入れる力を持つこと。 専門用語は実はあまりよく覚えられなかった。 でもそんな自分が読んでもこんなに学びがあったのだからいい本だなと思う。
1投稿日: 2025.03.26
powered by ブクログ勉強になった。 わからない事だらけで、且つ専門的な言葉も意味も理解していない状態で読みましたが、理解する事ができました。 自分自身や我が子にもこうやってみよう、ああやってみよう、と前向きになれるものでした。 この本に出会えて良かった!
1投稿日: 2025.03.05
powered by ブクログ[図書館] 読了:2025/2/15 なんか全体的に観念的というか「こんな感じ」の説明が多いんだよなぁ。
1投稿日: 2025.02.15
powered by ブクログ大人になってからトラウマをなおすのもなかなか難しいと思った。 やから、やっぱり自分で変えられる問題と変えられない問題をわけて、理不尽だなと思いつつも運命を受け入れて変える意思を持つことしかないと思った。 こういうトラウマ系のものって周りに理解されないから、難しいよな。経験した人にしか本当の意味でわからないからな。 トラウマをなおす技術として、瞑想とかヨガとかがやっぱり出てくるな。 ストレスを抱えてるときに脳がどういった状態になっているのかが詳しく書かれていてわかりやすかった。
1投稿日: 2025.01.25
powered by ブクログ今読んでいます。正直専門用語が多く、知識を必要とします。書いてある内容については今日からできる部分も多く、納得しながら時間をかけて読んでいます。
0投稿日: 2025.01.06
powered by ブクログ複雑性PTSD 長期にわたって逃げられない状態で、ダメージを与えられたことによるもの 愛着障害 養育者の不適切な関わりで、関係を自覚しておらず、支配する存在に献身に喜びを感じる 愛着トラウマから、回復させることができるのは、人との関わりによってでしかない 過去は変えられないが、未来は変えられる トラウマの克服は過去を取り戻すではなく、未来を取り戻すことである
2投稿日: 2024.11.26
powered by ブクログ具体例があり分かりやすい。 長文で理解力がいる。 実証した療法効果を結果どうなるのか、 書かれてあるとなお良かった。
0投稿日: 2024.10.12
powered by ブクログはじめに 不安定な愛着とトラウマ ●第一部 愛着トラウマと複雑性PTSD 第一章 生きづらさの正体 ・一般人口の三割を超える愛着障害 ・トラウマで苦しむ人の増加 ・愛着スタイルと愛着トラウマ ・愛着障害と複雑性PTSDの違い ・愛着障害はトラウマ理論で説明できるのか 第二章 トラウマとPTSD ・トラウマとは何か ・戦争とPTSD サリンジャーの場合 ・強制収容所体験とPTSD エリ・ヴィーゼルの場合 第三章 愛着トラウマと複雑性PTSD ・不安定な愛着環境と複雑性PTSD ・Wさんの場合 ・マリリン・モンローの場合 ・Sさんの場合 ・ヘルマン・ヘッセの場合 ・マーシャ・リネハンの場合 ・どんどん悪化する病状 第四章 複雑性PTSDの症状と診断 ・本人の意思を奪う「全体主義的な支配」 ・複雑性PTSDの診断に必要な要件 (1)侵入症状 (2)回避 ・Fさんの場合 ・回避は回復のチャンスを遠ざけてしまう (3)過覚醒・神経の過敏反応 (4)感情や認知(思考)のネガティブな変化 ・複雑性PTSDの診断に必要な追加項目 (5)感情制御の困難 (6)否定的な自己概念 (7)対人関係の困難 ・サリンジャーのその後 ・それ以外にも、伴いやすい症状 (8)慢性的な身体不調 (9)認知機能の障害と擬似発達障害 ・発達特性とトラウマの悪循環 (10)合併しやすい精神疾患・行動障害 ・愛着トラウマと未解決型愛着スタイル 第五章 脳・心・体で何が起きているのか ・PTSDを理解するための理論 (1)ジャネの心理分析 (2)情動処理理論と持続エクスポージャー療法 (3)眼球運動とトラウマ処理 EMDRとその応用 (4)情報処理理論と社会認知理論 ・トラウマの認知処理モデル ・社会的認知モデル (5)ブレウィンの二重表象理論とその影響 (6)神経生理学的な知見 ・脳レベルで何が起きているか ・ポリヴェーガル理論とトラウマ (7)ラヴィーン「解消されない不動反応」 ・行動のブレーキを解除する ソマティク・エクスペリエンジングに学ぶ (8)トラウマを防ぐ仕組み ・愛着障害と脳 ・愛着システムの活性化が不動化を終了させる ・トラウマは反撃できない状況で生まれやすい ●第二部 愛着トラウマを克服する 第六章 回復のための理論と方法 ・愛着トラウマが面倒なのは ・最終的に問われるのは、本当に回復したいのか? (1)認知に働きかけるアプローチ ・見方が変わると逆転が起きる (2)行動に働きかけるアプローチ ・現実に対処するスキルを高める ・問題解決を困難にする二つの要因 (3)メンタライゼーションに働きかけるアプローチ ・MBTによる治療例 (4)マインドフルネスなどの身体的アプローチ ・マインドフルネスによるトラウマケア (5)再体験による処理と再統合的 ・ナラティブ・エクスポージャー・セラピー (6)主体性を取り戻し、回避を克服するアプローチ ・エリクソンの場合 (7)解離を扱うアプローチ ・トラウマと解離 ・C・G・ユングの場合 ・さまざまなレベルの解離 ・人格の部分(パーツ)を扱う ・解離症状と脳 ・解離がひどいケースへの対応 ・内的家族システム、自我状態、パーツ・アプローチ (8)愛着アプローチ ・トラウマを取り除くだけでは足りない ・症状や困った行動には意味がある ・「この子に死んでほしい」と思ってしまう ・絶体絶命のピンチから 第七章 回復のステップ ・身近に増え続ける愛着トラウマや複雑性のケースと医療の限界 ・予後(回復)を左右する要因 ・克服につながる向き合い方 (1)安全基地の確保 ・安全な場所と時間を確保する (2)思いを語り、受け止められること ・体験を語り、共有されることの大切さ ・トラウマを扱えるようになる前に立ちはだかる課題 (3)感じる心を取り戻し、自分とつながる ・感じないことで自分を守っている ・自分で自分をだましてしまう ・トラウマのある人では、自分の感覚を味わうのが苦手 ・回避のパラドックス ・自己開示の力 (4)愛着トラウマと結びついた認知を変える ・あなたを縛る見えない縄をほどく ①二分法的思考と両価性(アンビバレンス) ・相反する気持ちに苦しむ根底に ・視点の切り替えが難しい場合のアプローチ ②自己否定を逆転させる ③自分の問題と他者の問題の混同 ④とらわれと「べき思考」 (5)身体症状やパニックをコントロールする ・パニック発作をコントロールする (6)フラッシュバックと情動反応をコントロールする ・情動反応への対処 ・行動を縛る二つの情動 恥の感情と恐れの感情 (7)自分に何が起きたかを客観的に理解する ・気持ちの吐き出しと客観的な視点 ・トラウマを乗り越えた状態とは 終章 自分の人生を生きる
1投稿日: 2024.10.03
