著者の別の本を読んで勉強になったため、本書を借りて読んでみた。本書は、マインドフルネスを自然な形で取り入れる方法や、モンテッソーリ教育からヒントを得て子どもたちの成長をサポートする様々なアイデアを紹介されているという（ストレスや感情の管理に役立つ）。自分自身の心の揺れが発動したときに、不安定になり、子どもに接してしまうことがある。ストレスや感情を管理し、子どもの存在を尊重して穏やかに接していきたいと思う。 【メモ】 はじめに ●モンテッソーリ教育：オルタナティブ教育（非伝統的教育）の一つ。子どもたちが自己表現や自立性を伸ばす環境を提供 ●マインドフルネス：現在の瞬間に注意を向け、心の平穏を育む方法 1. モンテッソーリ教育の考え方 ●子どもたちは生まれながら好奇心、学習欲、自立心にあふれた存在であり、自ら知識を構築できる有能な学習者 2. マインドフルネスって何だろう？ ●マインドフルな子育て５つのポイント ①子どもの話に耳を傾ける、②自分自身の感情を認識する、③子どもと自分自身をありのままに受け入れる、④自己調整力を育む、⑤子どもと自分に思いやりの気持ちを向ける 3. モンテッソーリ教育とマインドフルネスの共通点 ●モンテッソーリの教えとマインドフルネスの考え方にある５つの共通点 ①深い集中力、②感覚と動きと心の関係、③日常生活にマインドフルネスを取り込む、④ありのままを受け入れる、⑤先生の自己成長 4. おうちでできるマインドフルネスとモンテッソーリ教育 ●「今」の瞬間に集中し、感謝の気持ちや自己認識を育むこと ・深呼吸 ・セルフアファメーション（ポジティブな言葉→私は～する） ・植物のお世話

子育てがうまくいかないと思った時に取り入れるべきマインドフルネスが紹介されており、子どもとの接し方にはモンテッソーリ教育が推奨されている、という感じ？ 子どもが自由に自分を十分に表現できるように、マインドフルネスを活用して気持ちを受け止めてあげることが大切と感じた。