
タコのなぞ 「海の賢者」のひみつ88
池田譲/講談社
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総合評価
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powered by ブクログいまタコ研究が熱い。タコがチンパンジーやカラスのように賢いだなんて、10年前まで、だれも(研究者さえも)考えちゃいなかった。本書は、この海の賢者タコの秘密に88のQ&Aで迫る。 「です・ます」のソフトな語り口で、タコの体の謎、能力の謎、感覚の謎、生き方の謎、一生の謎などを解説している。ちなみに、エンジェルナンバー88番目のQAは「タコの幸せって何?」。 本書の刊行直後、類書の吉田真明・滋野修一『タコ・イカが見ている世界』(創元社)も出た。当然内容の重複が予想されるが、驚くことに、重なりはほとんどない(吉田・滋野著はゲノムに力点)。両方読めば、タコについての基礎知識は完璧かもよ。
3投稿日: 2025.09.03
powered by ブクログタコについての疑問を、タコの研究者が答えていく本。親しみやすい口調と語りかけるような文章で紡いでいるので、どのQ&Aも興味深かった。 わたしはタコのことなーーーんも知らなかったんだな。 実際に水族館に会いに行って、実物のミズダコを眺めていたらもっと好きになって帰ってきた。 水槽に一匹しかいなかったから、オスメスで観察したかった。 もっともっといろんなタコを見に行きたい! 神秘的なアオイガイ見てみたい〜キレイ〜
0投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログタコについて、日本人ほどタコを食べる民族はいないといわれると、ふむふむと頷いてしまう。しかし、それほどタコに詳しいかというと首を傾げてしまう。食材としてのタコという側面だけでなく、生き物・生物としてのタコ。生態はまだわからないことも多いそうだ。次なるタコ博士に贈る。タコのひみつ。ひとつひとつが短い文章で難しくなく書かれている。読みやすい。
4投稿日: 2024.11.05
