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戦国怪獣記ライゴラ 1
戦国怪獣記ライゴラ 1
星野泰視、志名坂高次、丸山浩/秋田書店
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総合評価

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    戦国三大奇襲の一つ厳島合戦。毛利元就と陶晴賢の戦いは、毛利元就の勝利となったのですが、この戦いの決着を決めたのは突然海から現れた大怪獣でありました。 戦働きで一旗あげようと陶晴賢軍に参戦していた農民の十郎太。ともに参戦していた村の仲間を怪獣に殺された彼の復讐譚の趣で物語は始まります。 復讐と鍛錬のために諸国を巡っていたであろう十郎太と出会ったのは、織田信長。彼らの出会いと、襲来する大怪獣との戦いが、戦国乱世に何をもたらすのか。 2巻はこれも三大奇襲の一つ、桶狭間が描かれるようです。 さて、怪獣相手にどう立ち回るのか。日本刀は歯が立たないので、木製のハンマー装備していた十郎太。斬撃よりも打撃に活路を見出したのか。十郎太が信長の陣営に入るのであれば、おそらく火薬でパワーアップすると思うんだよなぁ。爆発力で破壊力を増すタイプ。『銃夢』イド先生のあれです。 海からくるのは、怪獣登場の王道。厳島と違って桶狭間に登場するには、海岸線ちょっと遠い気もするけど、ゲリラ豪雨に紛れて、という形かな。それすらも怪獣の仕業か?長島一向一揆にも登場しそうだなぁ。あの撫で斬りが怪獣の仕業、ということになるか。鉄甲船も怪獣対策か。他に、織田信長関連で、海が近い戦いってあっただろうか。思いつくのはこれぐらい。 ただただ本能のままに暴れていくであろう怪獣と、復讐のために命を削り続ける十郎太の物語の開幕か。 なんかぶっ飛んだことやってもらいたいです。実は最近の研究ではこうなんですよ、みたいな感じで更新されてゆく新事実もいいのだけど、そんなの関係なくエンタメとして魅力的だから、面白いからこれ採用、みたいな剛腕振るって欲しいです。 三段撃ちとか怪獣対策っぽいよね。

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    投稿日: 2024.11.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これはめちゃくちゃ面白い。主人公が熱血で、好印象。仇の怪獣は容赦なく強くて無惨。そして、戦国時代の歴史にめっちゃ絡んでくる。まさか厳島の戦いで始まるとは思わんかった。 今後唯一の懸念点はこういう奇想天外な物で使い勝手のいい織田信長が主人公サイドに登場したことかな(ありきたりな展開にならないよう祈ってます)

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    投稿日: 2024.10.29