
総合評価
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powered by ブクログ購入して読み始めるまで時間がかかりました。 読み終えて、とてもいい本読んだ、と感じました。 是非、映像化してほしい作品です。解説にあったように「愛の物語」、それをしっかり映像で観てみたいです。女の戦場、男の矜持、すべてが愛の中に垣間見える作品になると思います。
0投稿日: 2025.02.25
powered by ブクログ北海道・根室の街に河之辺の三姉妹あり。長女の智鶴は政界を目指す御曹司に嫁ぎ、三女の早苗は養子をとって家業を継ぐ。次女の珠生は、芸者を経て躍進著しい相羽組組長の妻となり、時代の激流に翻弄されながらも、ひたむきに愛を貫いてゆく。(e-honより)
0投稿日: 2024.11.13
powered by ブクログ珠生みたいに、落ちついて行動できて、愛する男 のことを受け入れられる女は強い。でもそうなり たいとは思えない。珠生は結局幸せだったのだろうか。相葉に魅力を感じなかった。 僕はどちらかと言えば智鶴の生き方に賛成できる。家族を裏切ってまでも自分の「百点」を貫いたのは、腹黒さを感じるが潔くて良い。 自分の思い通りに行かなかったり、散々な過去を経験してる登場人物が沢山いたが、皆覚悟を決めて受け入れ、立ち振る舞っている厳かな姿はどれも衝撃を受けた。
0投稿日: 2024.10.11
powered by ブクログ北方領土が占領された直後の根室。地元の有力者3家のひとつ海産会社の3姉妹が人生を、花柳界に入りヤクザ者の妻となった次女の目を通して描かれる。 心情描写が多い。
0投稿日: 2024.10.06
powered by ブクログ書店で見つけて気になったので、図書館で借りて読んだ。 珠生のように生きられる女なんて一握りではないだろうか。自分の役目を頭で理解して、頭で行動する。 大体の女は感情で動くめんどくさい女になる。でも私はめんどくさい女のほうが共感できる。浮気を見つけたら喚きたいし、慰謝料請求したいし。 時代が時代だからなりふり構わず行動できなかったのかもしれないけど、確実に時代は変わってて、女性は家にいるものなんていう概念は古くて…。嫌なことは嫌だと、近い人こそ言えるようにならなければ! でも珠生みたいな実は自立してて自分を持っている女の人、大好きよ。
0投稿日: 2024.10.04
powered by ブクログ三姉妹の次女の話、次女。家を出て芸者として生きるその後相羽と知り合う、三浦と言う男の身代わりになって助けていただいた恩があると言い警察に出頭する。珠生は、この男相場を待とうと、心に決め出所後芸者を辞め、相羽組を作り、妻となる。事務の木村は、珠生にとって心強い相手、相羽の骨を海に返す時三浦を殺したのは木村で最後にポツリと話す全ては愛であった。
0投稿日: 2024.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
桜木紫乃さんはホテルローヤルを読んでから気になる著者の一人です。淡いカラーの表紙デザインと女の戦場と書かれた帯に惹かれて、書店で購入しました 主人公は北海道の裕福な家の3人姉妹 次女の珠生 珠生は息が詰まる実家を出てその暮らしを捨て、芸者になりそこで出会った相葉との恋に落ち結婚します。 しかし相葉は稼ぎ出しますが、世の中の裏の仕事をする男でした また沢山の妾までいて、、、 珠生とは対象に姉は政略結婚のように議員を目指す好きでもない男に嫁ぎます 妹も、、、 とのお話です。 珠生みたいな女性のストーリー好きです 女には色々な人生があるなあと感じさせられました どの生き方が正解でも不正解でもないし 好きになった男のために仕事を辞め、どんなに思うことがあっても支えるために頑張る でも強くて芯があって、揺らぎながらも筋が通っていていざという時には一人の足で立っていける珠生の姿に魅力を感じました 姉の智鶴の生き方が正統派かもしれないけど、私は珠生のような生き方がしたい 最後悲しいはずなのになぜか悲壮感が漂いません それは何があっても珠生は自分の気持ちに嘘をつかず生きてるからなんだろうなあて思いました 桜木紫乃さんの本やっぱり好きだなあ♡
1投稿日: 2024.09.08
