
稲川怪談 昭和・平成・令和長編集
稲川淳二/講談社
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総合評価
(2件)4.5
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昨年出版された二作のうち、黒表紙の方。 白表紙と同じく、合間合間に味わうように読んでいて、ようやく読了。 やっぱり癖になる面白さ。 語りが脳内でリフレインされることもだが、文章でも感じられる怖さ。怖いな〜怖いな〜 後ろの引用文献から、すでに絶版だが元の作品集があることを知ったので、探してみたい。
12投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログこちらも別に映像や音声で語られているものを含む、稲川怪談の名作をまとめた一冊。 歴史の悲劇や人の想いにも触れながら、ただ怖い!恐ろしい!だけにならないのはやはり稲川座長の怪談といったところ。 樹海でのロケで、座長がカメラ撮影をするたびに大きくなる読経の声…というあまりに有名でインパクト大なあの一件も描かれている。 あれはたしか当時見ていたけど、あの薄気味悪さ、得体の知れなさは本当に怖かった…。 そのほか、ラジオ局や演劇の場など、座長の実体験は昔の芸能の場の雰囲気がじわじわきてとても良い。 探せば、実際に座長が語る円盤や動画もあるが、あえて活字で読むのも面白い。
3投稿日: 2024.10.07
