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沖縄戦記 鉄の暴風
沖縄戦記 鉄の暴風
沖縄タイムス社/筑摩書房
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総合評価

10件)
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    半分まではしっかり読めたのだが、それ以降は斜め読みになってしまった。 ガザで今も戦争は起こっている。ちょうど市民を巻き込んだら戦争だから、沖縄と同様な地獄が繰り広げられているのではないかとぞっとし、また、早期の終結を願うのだ。 いつも戦争の被害者は一般市民である。軍は戦争の名の下に一般市民から強制的に収奪し、それに応じなければ殺害も厭わない。それは、戦争というものが普通の善良なる人間をそのようにさせるのだ。だから、戦争をしてはいけないのだ。米軍も一般市民がいると分かった上で沖縄に鉄の暴風を吹き荒らしたのだ。そこかしこに一般市民の屍があるので分かるはずだ。軍人と見分けがつかなかったなんて言い訳でしかない。戦争は起こしてはならない、起きたら早く止めないといけない。力で止めるのではなく、一人一人がやめるのだ

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    投稿日: 2025.09.17
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    読了までひと月。ページページが辛いし苦しいし地獄。でも、それを経て今があります。学校の教科書でもいい。

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    投稿日: 2025.08.31
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    小・中学生の頃の平和学習で薄ぼんやりと知っていた沖縄戦の実態が、本書を読んでくっきりと目の前に現れてきたように思う。文字通りこれまでの知識は「薄ぼんやり」で、数字だけではわからない現実がここには記されていた。 想像を絶する悲惨な生活が日常となり、心がどんどん麻痺をしていく悲しみを感じた。 風光明媚な沖縄の辛く苦しい過去を(まだまだ十分ではないけれど)知ることができた。 読んで良かった。

    4
    投稿日: 2025.06.02
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    かの沖縄戦記は、もっとも後世に語り継ぐ貴重な1冊と言うべき図書と言えます。戦争を知らない、これからの人々に読み継がれることを祈念致します。 沖縄タイムス社及びちくま学芸文庫に対し、感謝の意を現したく思います。

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    投稿日: 2025.04.20
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    最後についている戦記は、戦争史実のものとして読み慣れたものだが、その戦場にある悲惨さをありありと感じさせる内容。捕虜になることの恐怖やそれすら考えられない極限の状況、極限の飢餓状態にありながら、精神の拠り所が大きく揺さぶられる葛藤、幼子をはじめとした弱者への容赦ない蹂躙、軍隊の勇敢さや逆に上層部の卑劣さ、、筆舌に尽くしがたい地獄があの土地にほんの数十年前にあったのかと信じられない内容。今知れてよかった

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    投稿日: 2024.12.15
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    沖縄の地図をマップで見ながら読んだ。決して広くはないこの土地で、食糧も情報もなく右往左往しなければいけなかった人たちの声。 軍がどうやって市民を見捨てたかもわかる作品。

    1
    投稿日: 2024.11.02
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    沖縄戦を知る上で欠かせない書だと思う。戦後間もない頃に書かれたものだから、みな記憶が鮮明で描写がリアリティ溢れてている。だからこそ悲惨さが伝わり、2度と起こしてはならないと思わせる内容。

    0
    投稿日: 2024.08.14
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    20万人もの尊い命が犠牲になった沖縄戦が、どれだけ悲惨なものだったのか。米軍上陸からの住民の側から見た沖縄戦を体感した。帯文にあるように「日本人必読の書」で、後世に伝え続けなければならない貴重な資料です。(1950年沖縄タイムス社より初版発行)

    1
    投稿日: 2024.07.02
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    感想を書くのもはばかれる、沖縄の血と涙の戦記です 当時の沖縄タイムス社員が直説相対した戦時中の記録と後年住民らに聞き取った内容です 帯に「日本人必読の書」とあったが正にその通りです 時は心臓ドキドキし時には涙しながら読みました この再発行された方の尽力にも感謝します 読むことができてよかったです 追記 この本を読んだ後24/6/23沖縄鎮魂の日に読まれた高校生仲間君の詩「これから」を再聴しました さらに心に響きました

    0
    投稿日: 2024.06.27
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    2024年6月23日読了。 沖縄に関心を持つようになってから初めて6月23日に沖縄県内にいる日に読了した。 細かい感想は後日。 今日は心静かに寝よう。

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    投稿日: 2024.06.23