
総合評価
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powered by ブクログ人と人との繋がり、「家族」について、静かに優しく時にキツく、でも、全体的にはあたたかく語りかけられるような作品(抽象的すぎる……!)で、とても素敵でした。
1投稿日: 2025.06.15
powered by ブクログ本の表紙がとても綺麗で手に取ったけど、 内容も物凄く良かった。 血縁関係がなくても家族になれる。 お義母さんの三河弁でより温かみが感じられた。 終盤号泣しながら読んだ。
1投稿日: 2025.04.18
powered by ブクログ優しくてあたたかくて、けれども芯はしっかりしている。 そんな花守家とその親族のかたがたのお人柄が素敵でした。 過去には実の家族とはいろいろ辛いことがあったかもしれないけれど、現在と未来は幸せで溢れているように感じました。
1投稿日: 2025.02.10
powered by ブクログ桜子と、義母と、夫の前妻の娘。三世代の血のつながらない3人で暮らす花守家。 血縁という確かな繋がりがないが故に遠慮したり気負ったり、最初はぎくしゃくしながら始まる生活だけれども、徐々に家族という輪郭が作られていく。 家族は心休まる温かな居場所。 「おかえり」「ただいま」 毎日帰る場所があり、毎日迎えてくれる人がいる。そんな場所が家族というものなのだ。 季節めぐり様相を変えていく花守家のハナミズキと共に、穏やかな生活が営まれていくのだろうと感じられた。 「自分の中にほんの少しでも好きって思える部分があるだけで、ちゃんと背筋を伸ばせるようなきがするから」 このお守りのような素敵な言葉が心に残った。
0投稿日: 2025.01.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
実の家族に愛されなかった桜子が本当の愛を知り、自らも愛することができ、家族と共に生きる。 書いてしまえば簡単だけど、そこに至るまでの道のりが繊細に描かれていました。涙涙…の物語。
4投稿日: 2024.12.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2024.09.27 安城市出身の作家さんで、作中に県内の自分にゆかりのある市がいくつか出てくるとのことで迷わず手に取った。 ハナミズキの描写で季節を感じながらゆったりとすぎていく血縁関係のない3世代の女性のお話。 最後はスカッとしたし、血が繋がってなくても、血の繋がりよりも太い絆が生まれている3人に、これからもずっと幸せに暮らしていて欲しいと、思った。 普段はミステリ作品ばかり選んでしまうが、たまに小休止としてこういうヒューマンドラマ的なものを読みたくなる。心が何かじわりと温かいもので満たされていく感覚がある読後感でとてもよかった。
0投稿日: 2024.09.27
powered by ブクログ血縁関係ってそこまで重要なものではないんだなっと感じた。 本当に相手を思いやる気持ちが大切だと。 旦那さん、透さんが亡くなったのはすごくつらかったし、なんで自分が生きてるのって思ってしまうけど、それでもご飯は食べないといけない。 人と人だと、傷つけ合うこともあるかもだけど、 人でしか紡げないこともあるんだなと感じました。
7投稿日: 2024.08.23
powered by ブクログおかえりってちゃんと言いたいな。 読み終わって本を閉じて、そんな気持ちになる。 ただいまと帰る家がある。おかえりと言う相手がいる。 それはいとおしいことなんだなとしみじみ。 花守家が来年も再来年もこんな風に七夕を迎えて過ごしていくんだなとおもうと、しあわせな気持ちになるし、おいしいごはんをお腹いっぱい食べて、明日も強く生きていきたいものです。 私的にこのみちゃん推しです。
5投稿日: 2024.07.09
