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眠れぬ夜のご褒美
眠れぬ夜のご褒美
標野凪、冬森灯、友井羊、八木沢里志、大沼紀子、近藤史恵、田渕正敏/ポプラ社
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総合評価

61件)
3.6
8
21
29
0
0
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    全体的にあっさりした内容で頭も心も空っぽにして読むことができた。 どの話にもつっこみたいところはあるのだけれど、それは置いといて出てくる夜食はどれも魅力的! 深夜のラーメンは罪悪感すらスパイス!健康とか美容とか何もかも捨てて1年に1度は食べたくなる魔性の食べ物だと思う。寒い中外であったまって食べるのもよし、家でこっそり鍋に火をかけるのもよし…食べたくなってくる!でも個人的に1番印象に残った食べものは「ペンション・ワケアッテ」のてんつゆてんかすおにぎり(合ってる?)早速自分でつくって食べたくなってる。

    0
    投稿日: 2025.11.14
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    どの作品も好きだったけれど、一番気に入ったのは八木沢里志さんの「ペンション・ワケアッテの夜食」。 いろいろあるけれど頑張ろうね、 いつもお疲れ様、と声をかけてもらえた気がする作品ばかりだった。 初読みの作家さんもいたので、なんだか得した気分で読み終えた。 著者たちの他の作品も読んでみたい。

    2
    投稿日: 2025.11.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アンソロジー?いろんな作家さんが小話を持ち寄って、それを1冊にまとめた本は苦手なんだけど、近藤史恵さんと標野凪さんがいたから借りてみた。 お話は、1冊通してずっとその世界に浸っていたいからね。 最初に近藤史恵さんの「正しくないラーメン」を読んだ。 やっぱりおもしろくて、この人は作品に限らず作家さんとして、この方が書く文章が好きだと思った。 幼少期の厳しい母親の育てかたの方針、それ自体はけっこう重めのテーマなのに、全体通してそこまで重くならずに、軽くずしっと来るのに、ラーメンは食べたくなる。 正しくない食べ物、って表現、千早茜さんもエッセイで書いてたな。美味しいものは、大抵正しくないんだって。そりゃ深夜のラーメンは美味しいよ。 次に、タイトルに惹かれて友井羊さんの「深夜に二人で背脂ラーメンを」を読んだ。 作家名は知らなかったが、スープ屋しずくの謎解き朝ごはんを書いた人なんだね。その作品も読んでみたいとずっと気になってるから、読みやすそうだと感じた。 読み始めたら、あれ?軽いミステリー?事件性が出てきた辺りから、うわうわどうなっちゃうの?この人、やってしまったんか?と思いっきり嵌った。 直接は手を出していないにしろ、後味の悪いことだから罪悪感を分け合う友達が居て良かったね、そしてその友達もうまいこと言うなあと思う。 にしても歩いて行ける範囲内にいろんなラーメン屋があって羨ましい。東京って、そういう点でいいよな。 その次は、標野凪さんの「バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」を読んだ。 うん…この方の本、ドードーとか喫茶店のお話とか、3冊くらい読んだんだけど、けっこうファンタジーっていうか、ふわふわした世界を描くよね? タイトルが具体的で長いのも特徴だし、標野凪さんぽいなあと思って読んだが、今回はモヤっとしたまま終わった。 もしかして、このお話ってどこかの単行本に収録されているお話の一部だったりする?ってくらい、モヤモヤが残った。 憲悟の心の向きが結局は推測でしかないし、はっきり書いて欲しかったな、と思う。視点が陽茉莉しかなくて、彼女の妄想が結構多いように感じたので、モヤモヤが消えない。 あと、眠れぬ夜のご褒美ではないなと思う。ご褒美というより、苦行じゃない?スクランブルエッグ作るの。 次は冬森灯さんの「ひめくり小鍋」。 まさかの新聞社の裏にそんなお店があるなんて、いかにも小説でしか出会えない場所。読んでてワクワクした。 雰囲気的にマカンマランの空気を感じる。いいよね、こういう場所で、偶然の出会いがあって、その日は散々で、落ち込んでたり怒ってたりしたら、それに気付かせて温かく包んでくれる料理と出会えるの。ほっこり。 その次は八木沢里志さんの「ペンション・ワケアッテの夜食」 いいねえ、ペンションに泊まったことはないけど、ホテルよりもオーナーとの距離が近いイメージある。泊まった人同士の距離も近いイメージある。 私も最初、このタイトルを見た時に「ワケアッテ?訳あって、ってこと?」と思ったから、日本語って難しいよね。音だけ同じで漢字が割り当てられないと意味が正しく理解できない。分け合って、そっちか〜となった。 最後は大沼紀子さんの「夜の言い分。」 叙述トリックって言うんだっけ?こういうの。 何の違和感もなく読んでたら、当然のように「私」の発言はスルーされてるところで、あれっ?となったら、そういうことかーとびっくり。でもって、夜食会、いいなあ。素敵。眠れぬ夜のご褒美にぴったり。 こういう話は、文字ならではの世界だよね。漫画とか映像だと中々難しいし。隠そうとしても、最初から違和感を感じやすいから、久しぶりに小説の良さを味わった作品だったな。 作家さんとしては、標野凪さんと近藤史恵さんしか知らなかったけど、紹介のところを読んだら、冬森灯さんは「縁結びカツサンド」、友井羊さんは「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」、八木沢里志さんは「森崎書店の日々」、大沼紀子さんは「真夜中のパン屋さん」と、見たことあるし気になっている作品ばかり描いている人たちで、ここまで自分の好みの作家さんが集結しているアンソロジーは初めて読んだ。作家紹介の文を読むたびに、なるほどだからどの作品も読みやすくておもしろいんだ、と一人納得していた。はあ、おもしろかった。

    0
    投稿日: 2025.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    美味しいご飯が出てくるアンソロジー。タイトルと表紙に惹かれて手に取った。 あくまで私の個人的感想なので好きな人には許して欲しいのだけど、1話目のスクランブルエッグの話はかなりビミョーだった。 でも2話目の「ひめくり小鍋」がなかなか良くて、季節柄お鍋いいなー、しかも1人用のやつ! 主人公の行動や、合言葉が必要とか、まあツッコミどころはあるのだけど。 3話目の、背脂ラーメンの話がいちばん面白かった。途中まで、この人、殺人を犯したのでは?とドキドキしながら読んでいたら、違ってかなりホッとした。でも、自分のほんの小さな悪意が、ある人を事故死に追いやったのでは、と苦悩していた。その男性の友人もまた、同じような理由で(この人の場合は悪意でもない、事故死した人の自業自得)、自分の行動のせいではと悩んでいて、2人で深夜に「麺固め味濃いめ脂は銀世界」という、なんかすごそうなラーメンを食べて、「罪悪感を分け合おう」と提案してきたのだ。 法律的にはなんの罪にも問われなくても、本人は一生引きづりそうな‥でも遺族から見たら、モヤモヤしそうな‥難しいけど‥落とし所としては、ベターだったかな、と思う。 ペンションの話は、オーナー夫妻のダンナさんが良い。クマと間違われるほどの体格なのに、奥さんには頭が上がらない。 一方的に振ってきた元カレを引きづる主人公と、デリカシーのないタクシー運転手に最初はイラつくものの、オーナー夫妻の人柄の良さに緩和されて、悪くない読後感だった。 深夜にファミレスに集う、アラフィフ女性の夜食会の話。年代が近いせいで、彼女たちのおしゃべりに自分も参加しているような錯覚を覚えた。なんか楽しい!そして、語り手の女性の違和感に気づき、読み進めていってああ、やっぱりとなる。 せつないけど、楽しい物語。深夜のファミレス、いいなー。 最後は、近藤史恵さん。さすが!という感じで面白かった。背徳感のあるラーメンを食べるために、ダンナに一服盛る料理研究家の女性。普通に考えれば、かなりあり得ない行動だけど、彼女の生育歴を見ると同情できる面もある。そして、 ダンナさんの懐の大きさが見えるラストはお見事! ちなみに、この本で私がいちばん惹かれた料理は、2話目の小鍋。うち、家族多いので、1人用鍋に憧れがある笑

    9
    投稿日: 2025.11.09
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    6人の作家による短編作品。 標野凪「バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」 冬森灯「ひめくり小鍋」 友井羊「深夜に二人で背脂ラーメンを」 八木沢里志「ペンション・ワケアッテの夜食」 大沼紀子「夜の言い分。」 近藤史恵「正しくないラーメン」 夜中に読むとまずい本です、食べたくなってきます

    0
    投稿日: 2025.10.05
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    食事に関する短編集。 個人的には近藤史恵さんの作品が好きだった。 深夜の袋麺…悪魔的に美味しいに決まっている。 友井羊さんは初めての作家さんだったけど、 深夜に友人とラーメン屋に行く短い間のミステリーが面白く、しかもオチまで素晴らしい。他の作品も読んでみたい。 あれ?二つとも深夜にラーメンの話… 自分は文章に惹かれたと信じたい。 決して、深夜のラーメンにではないと…

    44
    投稿日: 2025.10.04
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    夜食がテーマの短編集。 短編集は知らない作家さんと出会えるのがいい。 短編集きっかけで好きになった作家さんもいます。 美味しそうな夜食が次々出てくるけれど、個人的に一番好きだったのは背脂ラーメン。 大学生2人が夜中に背脂ラーメンを求めて歩きながら繰り広げられる会話の着地地点がすっきり見事。

    10
    投稿日: 2025.10.02
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    さっくり読める本 いいかんじのも、いいかんじじゃないのも どちらかというとあまり後味が良くないのがおおかった印象

    0
    投稿日: 2025.09.17
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    バイト帰りに読んで、コンビニに吸い込まれました。お腹空いちゃう短編集怖い。暗号を知る人だけが神社でひっそりいただくお鍋、冬森 灯「ひめくり小鍋」がお気に入り。ラーメン話が多いけれど、ラーメン食べないので深夜ファミレスの大沼紀子「夜の言い分。」方が分かる!

    0
    投稿日: 2025.09.17
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    しおりが可愛いのと、近藤史恵さんの短編が入っていたから買ってみた。八木沢里志さんの「ペンション・ワケアッテの夜食」と、近藤史恵さんの「正しくないラーメン」が好き。こういう短編は、ほっこりした気持ちになりたい時に読みたくなる。

    7
    投稿日: 2025.09.15
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    ひとつひとつの物語に本当に美味しそうなお料理が登場します。それが物語とからまって、物語の中に入り込んでしまいました。

    0
    投稿日: 2025.08.09
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    面白いなぁ 背脂ラーメンがかもしれない(他は読んでない)けど、東大近くの夜中にやってる店にそっくりで、懐かしい記憶がぶわぁ〜!って蘇ってきたよ。どこの県にも似た様な店はあるよね、ラーメンだももね。それをわかって、こう言う夜中のラーメンあるでしょ?大学の時あったでしょ?って書いているのなら、めちゃくちゃ賢い!!あったね、人が死んだりはしてないけど、まぁ特別落っこちた嫌な頃ってのがきっと1回くらいあって、ずーんてして背脂で罪悪感をかきこんだ思い出が、誰にでも1度くらいは…無さそうだな 笑。でもこれは奇跡に感じるよ。 いい話だった。

    1
    投稿日: 2025.07.09
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    友井羊 深夜に二人で背脂ラーメンを ストーリーも好きだったけどそれ以上にめちゃくちゃ飯テロされた! 大沼紀子 夜の言い分。 読み始めの違和感が、終盤ではそういうことだったのか、と楽しく読めた。

    1
    投稿日: 2025.07.06
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    八木沢作品が読みたくて手に取る。 読んだことのない作家さんを知るきっかけだとは思うが、この短編集に八木沢作品を入れるのはもったいない気がした。八木沢作品だけで何編かの短編集として一冊にして欲しかった。こちらの心があったかくなり、読後幸せになれるのはワケアッテのお話だけだった。ファンの方には申し訳ないが、インスタントラーメンの話と同じ本に纏められたのは残念でならない。

    2
    投稿日: 2025.06.27
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    作家さんによって味わいが色々で楽しい。 近藤史恵さん、冬森灯さんの作品が特別好きでした。 「ひめくり小鍋」冬森灯 冬森さんらしい心に小さな明かりが灯るような温かな読後感。クスリとなるシーンもあって楽しく元気をもらえました。 私には絶大な安心感のある著者です。 「ペンション・ワケアッテの夜食」八木沢里志 不器用なペンションオーナー夫妻が好ましい。夜食を食べるシーンは、捕らわれていた苦しさからの解放感と安心感に包まれました。ハッとするシーンや、じんわり染みるストーリーがいい。 「正しくないラーメン」近藤史恵 料理研究家の苦悩を描いた本作が断トツに好きでした!!食べ物描写も美味しそうだし、ストーリーも心理描写もすべてに、「これでもか」という位心をくすぐられました。夫の優しいまなざしに幸せな気持ちになった。 近藤史恵さん、さすがとしか言いようがない。 切なさと寂しさ懐かしさを感じたり、他作品とは一味違う見事な展開に唸らされたり。 友人たちとの深夜のファミレス「なる褒めの夜食会」が最高でした。 満足度の高い短編集。 私には馴染みの作家さんばかりで贅沢な1冊でした。

    12
    投稿日: 2025.06.14
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    どのお話も好き、どのお話に出てくる夜食も魅力的〜!!特に「ペンション・ワケアッテの夜食」と「ひめくり小鍋」が好きだった。

    1
    投稿日: 2025.06.14
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    夜食って、罪悪感あるけどいつも頑張ってる自分にご褒美だとかたまにだからいいかなって甘やかしちゃって食べてしまう。ラーメンの話は美味しそうだった!最後の韓国のインスタントラーメンも美味しいだろうな〜

    0
    投稿日: 2025.05.25
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    『夜食』 なんていい響きの言葉なんでしょう。 夕食ではなく、夜食。 受験や残業などで食べることもあるけれど、何となく小腹がすいて深夜に食べる食事。 少し罪悪感があったりして、それが一層美味しくさせる。 そんな夜食にまつわるアンソロジー本です。 ちょっと謎めいた作品もあれば、友情や愛情や家族にまつわるもの、仕事にかかわるもの。 どれにも共通するのは『夜食』、そしてどの話も読むと温かくなれるかもしれません。 夜食の時間に読み進めると楽しい読書になりそうです。 どの話もとても良かったですが、たぬきおむすび、ファミレス夜食、インスタントラーメンの話は特に気に入りました。 美味しそうな夜食だと思ったら、本書を手にとってみてはいかがでしょうか。

    0
    投稿日: 2025.05.25
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    疲れた時に読みたい本。 サクッと読めて、ちょっと心が温まる感じ。 ご飯がどれも美味しそうで、食べてみたくなる。

    0
    投稿日: 2025.05.24
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    ほっと温まる短編たち。 夜に読むと必ずお腹が空く。 総じて気を使いすぎて自分を偽っても 良いことは起きないなと思えた。 特に最後のお話は ラストでクスッとこの夫婦が愛おしくなる。 愛おしい夫婦といえば、ワケアッテの夫婦も。 こんなペンション止まってみたいなー! 夜食の会、ちょっと切ないけれど、そんな仲間が私にもいたらなと思う。 未来に期待。 この人の本読んでみたい!ってなる作家さんにも出会えて とっても楽しかった!

    0
    投稿日: 2025.05.13
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    どれも美味しそうな夜食がいっぱいでそれぞれ美味しそうに食べてたり罪悪感を感じていたりしていて読みながら自分も、食べたいな〜って気持ちになりました。 特に『深夜に二人で背脂ラーメンを』と『ペンション・ワケアッテの夜食』の話が特に好きだった。

    0
    投稿日: 2025.05.03
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    夜食をテーマにした6つの短編集 標野凪さんの「バター多めのチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」 コレはかなりの元彼への未練たらたらストーリー スクランブルエッグは無理矢理こじ付けた感がありました 冬森灯さんの「ひめくり小鍋」 終電を逃した為に初めて会った人とたとえ同じ女性でも行動を共にするか?それも深夜にお寺 たどり着いた店は合言葉が必要だったり占い要素もあったり、でも実際は新聞販売店と言う、いろんな要素満載の話しだった 友井羊さんの「深夜に二人で背脂ラーメンを」 自分が事故死した人の原因になったかもしれないと思った2人の話し 事故死ではなく真犯人がいるかのようなミステリータッチでドキドキしました 八木沢里志さんの「ペンション・ワケアッテの夜食」 フラれた為の傷心旅行 穴に落ちたりとかトラブルはあったけど最終的には落ち着くってよくあるストーリー 大沼紀子さんの「夜の言い分」 友人達と定期的にファミレスで夜食する話し テンポが良く一番面白かった 会話の内容も実際あるあるで引き込まれた 最後のオチも面白い 近藤史恵さんの「正しくないラーメン」 そんなに食べたければサッサと食べればイイのにって思った インスタントラーメン1つ食べるのに旦那に気を使う?我慢は長続きしないよって思いました 全体的食べ物に関しての描写は細かくドレも美味しそうでしたが、無理矢理ストーリーにくっ付けた感があるものが多くちょっと残念

    0
    投稿日: 2025.04.12
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    近藤史恵が好きで借りてみた。他の作家さんは初読。 大沼紀子「夜の言い分。」年代が同じで一番感情移入して読めた。私もこんな夜食会したいな〜 作中に時々ん?という違和感があって、それがラストに繋がってスッキリ。

    1
    投稿日: 2025.03.27
  • どんな時でも

    食べ物は人々を「幸せで満たしてくれる魔法が有る。 怒っている人、悲しみの只中にいる人始めどんな状況にいても 人を笑顔にさせ 時に背徳感を抱かせる不思議な魔法を放つ。 いつの時代も変わらない食べ物の話。

    0
    投稿日: 2025.03.22
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    短編集で読みやすかったし、何より全部内容が面白くて読んでてとても楽しかった。 どれも美味しそうな食べ物がたくさん出てきてお腹が空いてきた。

    1
    投稿日: 2025.03.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    旅のお共として。夜中のご飯というテーマでのアンソロジー。初読みの作家さんも多かった。友井羊のが一番良かったな。しかし、元彼に未練たらたらな女子が出てくる話が2つもあったぞ。若いからってそんな恋愛するかね。全然好きになれない。男も女も。大沼紀子「夜の言い分。」は年が近いからか身に染みた。こういう夜食会が私もしたいわ。

    1
    投稿日: 2025.03.18
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    料理に関する短編集。 どの話もティストが違っていて、楽しく読めた。 ラーメンの話が食欲をそそられて(*´ч`*) それにしても、みなさんそんなに食べ物の節制をしてるのね、と変な所に関心。 どの作家さんも面白かったので、いくつか本棚に追加してみました! 新しい作家さんとの出会いって得したような幸せな気分になりますね。( ˙꒳​˙ )v

    7
    投稿日: 2025.03.09
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    もぉ~。 この表紙が罪だと思うのは、わたしだけではないはず この表紙に浸るだけで、この本を手に価値があるように思えるほど、素敵♡ 実際、飽きずに眺めてしまったし・・・。 最近のワタシ、表紙で本を選んでいる節がある(笑) でも、素敵な表紙って本を読むうえで、楽しみを倍増させてくれるスパイスだと思うんです!! 話が逸れましたが、 個人的には 大沼紀子「夜の言い分。」 近藤史恵「正しくないラーメン」 世界観とか視点がとっても好きでした♡

    11
    投稿日: 2025.03.04
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    するりと読める一冊。美味しいグルメにまつわる大小の事件や物語。個人的には最後の正しくないラーメンが印象的。おすすめです。

    0
    投稿日: 2025.02.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一番最後の話が韓国ラーメンへの思いが強すぎて、インパクト大でした。でも自分にも「これが食べたくて仕方がない!」って思う時あるよな、あるあると頷いてしまいました。

    0
    投稿日: 2025.02.11
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    話のどこかに美味しいご飯が出てくるアンソロジー。 それぞれ楽しく食べてたりしんみり食べてたり状況は様々だけど、ご飯の味は美味しく感じてそうなところがよかった。 美味しいご飯は元気をくれると思えて素敵。

    0
    投稿日: 2025.02.09
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    図書館の本77 食×夜 の不思議な物語の短編集。 夜の背脂ラーメンの背徳感と罪悪感を、分けてくれる友達が素敵だと感じた。

    6
    投稿日: 2024.12.31
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    よく読んでいる作家さんが勢揃い!と、感動しまくりで読み始めました。 切なくなったり、ホッとしたり…とても読みやすい本でした。

    5
    投稿日: 2024.12.21
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    夜食をテーマとした短編集6作 標野凪、冬森灯、友井羊、八木沢里志、大沼紀子、近藤史恵。 八木沢里志の『ペンション•ワケアッテの夜食』が非常に良い。傷心の明美は、人の目を気にせずに自然の中で過ごしたいと、泊まりきたペンションのオーナー夫妻とのふれあいを描く。ホッコリとして、ジンワリと感動する良い小説です。

    0
    投稿日: 2024.12.15
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    ご飯もの大好き。 どの話も、本当に素敵だったけど、 ワケアッテ も、 背脂 も、 インスタントラーメン も、 「女子会」改め「夜食会」 も、 どれもこれもみんな頷ける感じがして❤️

    13
    投稿日: 2024.12.10
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    少しミステリー要素もありつつな夜食のお話。 近藤史恵さん以外は初見でしたが、ペンションワケアッテの突飛な行動力と温かさがあって私は1番好きでした。 そして、近藤さんの食べ物の描写はやっぱりうまいな〜 読後2日、どうにも頭から離れず辛いインスタントラーメンを食べてしまいました…

    0
    投稿日: 2024.12.01
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    ちょっとほろ苦く温かいストーリーととっても美味しそうな夜食にまつわる短編集。 大好きな作家さん達が名を連ねていて嬉しい(*˘︶˘*).。.:* ミステリー色のあるお話や最後にえっ?!と驚きのあるお話、心が暖かくなるお話。様々なストーリーが書かれていてすごく贅沢な短編集になっています。 物語に登場する夜食もどれもみんな美味しそう。 夜に読むと自分も無性に夜食が食べたくなっちゃいます

    3
    投稿日: 2024.11.23
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    これは、申し訳ないですが、 夜に読むと、その小説の中の食事を食べたくなります。。。しかも、夜食で。 ココロとオナカを満たしてくれるステキなお話ばかりでした。

    8
    投稿日: 2024.11.19
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    夜食は高校受験の夜に良く食べてました。元々あまり胃腸が丈夫ではない私は、その為胃腸の具合が悪くなり受験当日もそのままでしたが、無事合格しました。その後夜食はとってません。夜中にラーメンなんてもってのほかなわたしには、正しくないラーメンの中の旦那さんと同じで体に優しいメニューの物が好きです。そんな中でも揚げ玉のおにぎりは美味しそうで、是非作りたくなりました。ヘルシーなものが決して労わる食べ物ではないと感じました。自分に合う食べ物が頑張った後のご褒美ですね。

    0
    投稿日: 2024.11.18
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    大好きな大沼紀子の作品が載ってるのを見つけて購入。 読むとお腹が空いてくる飯テロなお夜食アンソロジー。罪深い! やっぱり大沼紀子さんの「夜の言い分。」が一番面白かったというか、「え、こういうオチか!」とつい最初から読み返してしまいました。 あと個人的には友井羊さん(スープ屋しずくの著者さんですね)と、元から著作をたまに読んでおります近藤史恵さんの話が好き。八木沢里志さんのを読んでこのおにぎりが食べたくなりました。 皆さん食べ物系の本を書いてらっしゃるようなので、これまで未読だった作家さんの本も、片っ端から読んでみたいと思いました。

    0
    投稿日: 2024.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    6人の作家さんによる「夜食」を テーマにした短編集。 友井羊さんの「深夜に二人で背脂ラーメンを」 で自分では処理できないどうしようもない事を 深夜の罪悪感いっぱいのラーメンを一緒に 食べることによって二人で罪悪感を 分け合おうって言ってくれる友人との話に あぁ~こういう友人っていいなと思ったり、 大沼紀子「夜の言い分。」で話の終盤に まさかの展開だったけど、こういった 気の置けない友人と歳をとってから 真夜中のファミレスで褒め合うって アラフィフには必要だよなぁ~なんて思ったり、 近藤史恵「正しくないラーメン」で 旦那にそこまでしてラーメンを食べるとろこに ひきつつも確かに正しくないと思われるものに ひかれるのは分からんでもない!なんて 思いながら読んでいるとお腹が鳴っちゃう 「あぁ~面白かったしお腹空いた。」 そんな感想になっちゃう作品でした。

    2
    投稿日: 2024.10.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    夜食をテーマにしたアンソロジー 普段は手にしないような作風のお話が読めたりして楽しかった 以下抜粋して雑感 ・深夜に二人で背脂ラーメンを-友井羊 淡々と情報としてだけの説明をされるラーメンの数々 読み始めは「美味しそうだな」だった描写なのに、物語が進んでいくとその描写が不気味で不安を煽るように読めてくるのが面白かった そしてなにより内容! 収録作品で一番好きです というのも、普段はミステリを中心に読んでいるんですよね自分 だから明らかにミステリ的な短編だな、と気づいてからは、ミステリ的な結末を求めて読んでいたんですよ シンプルに「誠が牧原を殺したのかな」とかいろいろ想像しながら そうしたら、実際はただ小さな悪意があっただけという (なんならその悪意さえも自分では把握できていないような物で) でもその悪意から起きた(かもしれない)死亡事故に悩み戸惑い苦悩する姿の心に迫ること! そしてそこに寄り添う昇一の優しさ、これこそ名探偵だというようなヒーロー像がそこにはありました 昇一が牧原を意識的に強くはじき返した、と言う告白 これも誠のために言ってあげた言葉なのか、それとも本心の一部として本当に感じているのか、みたいな想像できる余地が好きです でも「罪悪感を分け合う」んですからね、うん、なんて考えてます ・正しくないラーメン-近藤史恵 旦那に隠れて深夜にラーメンを食べる これだけなのに、過去の記憶と合わせて語られる事でまるで不貞を働いているかのようなお話になっているのが凄い 読んでてぞくぞくぞわぞわしてしまった それだけに、P.255の『不貞ではないのに、不貞を働いているような気持になった』って一文はわざわざ書かないで欲しかったかな ポプラ文庫は普段読まないので(ごめん)、フォントの感じだったりしっかり厚い紙質だったりの、豪華な読み心地にびっくり、良いね

    1
    投稿日: 2024.10.13
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    大沼紀子さんの「夜の言い分。」が特に気に入った。 食べ飲みしながら、たわいのないことをわいわい話すの楽しいんだよなぁ。こういう場で出た、誰かのふとした何気ない話しに救われたりするのも凄く分かる。今いる友達とも歳を重ねても繋がっていられたら良いなぁ〜と思わされました。 「朝になれば、また別の場所で、それぞれのじかんがはじまってしまう。だからここでは、ささやかながら笑って、食べて飲んで語らうのだ。喜びも悲しみも。死が私たちを分かった、そのあとでさえ。」

    0
    投稿日: 2024.10.05
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    個人的に好きな作品は 4作目「ペンション・ワケアッテの夜食」 5作目「夜の言い分。」 どちらも自らの人生観に優しく訴えかけてくれるような作品だったからだと思う。 全体通して、夜食がテーマであっても、 これほど様々な物語が生まれるのだなーと思った。

    1
    投稿日: 2024.10.04
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    やっぱり例のラーメンが食べたくなってしまって、早速100均で辛い袋ラーメンを買ってきた。 ちょうどカクテキが冷蔵庫にあったので、ラーメンに乗せて食べようと思います。

    2
    投稿日: 2024.09.30
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    夜食がテーマの本でしたが、何処かほろ苦いお話が多い印象。 ふたりで背脂ラーメンを啜ったりなど、背徳感溢れる食事シーンが印象的でした。

    1
    投稿日: 2024.09.27
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    なんだか全体的にほろ苦い物語が多かった。ご飯シーンはほっこりするのに。 深夜に二人で背脂ラーメンを どんどん加速する2人の不穏な掛け合いにハラハラ。そのラーメンどんな味するの?って感じ。 ペンション・ワケアッテ 訳あり客が来る所と思いきや? 最後はとってもスッキリ!吹っ切れた彼女がまたここを訪れる日は近そう。 夜の言い分 最初はそうそう、みんな久しぶりに集まるとこんな感じ!と謎の親近感が湧いてきて、私もファミレスにいて会話に混じっている気持ちになるのに後半はなんとも切ない。 まさか語り部がこっちサイドだったとは。 正しくないラーメン タイトルどおり。行動からも正しくない。 環境にもよるけど、いつもヘルシーな物を食べてる人って普通の人もり美味しいって感覚がずば抜けてそう。 いけないってわかってるけど渇望してしまい、周りを巻き込んだらもう終わり。恐ろしいな~ 余談だが、旦那さんがひたすらいい人だった。もっと早めに本性だしてれば悩まずすんだのに。

    35
    投稿日: 2024.09.16
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     この表紙は…キケンですよねぇ!夜中のデザートがテーマなのかと勘違いしちゃいましたね…。この作品は、今をときめく6人の作家さんが「夜食」をテーマにして描いた短編集…どちらかといえば、デザートというより、お食事でした。6人の作家さんですが、標野凪さん、冬森灯さん、近藤史恵さんの作品は読んだことがあります。いつか読みたいと思っているのは、八木沢里志さんの作品!友井羊さんは、知ってはいるけれど読んでみたいと思う作品は今のところないかな…で、大沼紀子さんは知らなかったです。 〇標野凪「バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」  恋人だった憲吾に時間をおこうと言われた陽茉莉、  納得できない陽茉莉がとった行動とは…。 〇冬森灯「ひめくり小鍋」  コンビニスィーツの開発の仕事をしているすず音。  ある女性に伴われて足を踏み入れたのは「うしみつ屋」という  謎めいたお店だった。 〇友井羊「深夜に二人で背脂ラーメンを」  大学で同じサークルの友人昇一が、不眠で悩む主人公の誠に  「ラーメン一緒に食べよう」「ふたりで罪悪感を分け合うんだ」と  声をかける…。 〇八木沢里志「ペンション・ワケアッテの夜食」  恋人から別れを告げられ明美…  傷心のうちに訪れた那須の「ペンション・ワケアッテ」  オーナー夫婦は、訳アリなのか…。 〇大沼紀子「夜の言い分。」  気のおけない友人たちとファミレスで集い、  愚痴ったり、励まし合ったり…そんな「夜食会」についての話。 〇近藤史恵「正しくないラーメン」  身体に優しい料理をつくる料理研究家サワデミ。  彼女の夫も、そんな料理を好んでいたが、  サワデミは「激辛キムチラーメン」が食べたい衝動を抑えきれず…。  八木沢里志さんの「ペンション・ワケアッテの夜食」は好きなお話でした。ワケアッテの意味に、あったかいものを感じました。このお話に出てくる、オーナー夫婦もいい感じです。私もこんなペンションなら行ってみたいです。あと、近藤史恵さんの「正しくないラーメン」は、夜中に読んじゃ絶対にダメなヤツです。怖いとかじゃなくて、何か絶対に食べたくなっちゃうから…だけど、面白かったです。

    70
    投稿日: 2024.09.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    (1日の終わり、いまの気分を喜怒哀楽から選び、それに合わせた料理が出てくる店にて)今日がどんな味わいの1日であっても、次の1日の味わいは、新しく変えられる。できることは、まだあるはずだと思えた。 正しくない食べ物は、たまに食べるからこそ、悪魔的においしいのだ。 (ちょっとした悪意から思いがけず罪に加担してしまった2人。いつもは食事管理しているけれど、その日はゴッテゴテの豚骨ラーメンをいっしょに食べて、罪悪感を半分こしていた。)

    4
    投稿日: 2024.08.30
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    標野さんの作品狙いで読みましたが、これを読んで八木沢さんにどハマり! 新進気鋭な作家さんたちの作品が書く心安らぐ物語、自分好みの書き手さんに会えるチャンスかもしれません。

    5
    投稿日: 2024.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    美味しいものが出てくる話には無条件に飛びついてしまうところがあります。それがもしもたいした話じゃないとしても、料理を想像しただけで心が満たされるからいいやって。 本作はたいした話じゃないとは言わないけれど、各話のタイトルだけでもう満足。どこか1軒行ってみたいところを挙げるとしたら丑三つ時の寺でしょうか。 ウチのダンナは化学調味料アレルギーですが、「正しくないラーメン」のほうが旨いという点には賛同すると思います。 面白いと思ったのは「ワケアッテ」。なるほど、「訳あり」じゃなくて「分け合って」か。そのほうがいいじゃないか。

    3
    投稿日: 2024.08.26
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    1日1章ずつ読んで、 あんまり記憶に残ってないけど どのお話も読みやすくて読了できた。 近藤さんの話が1番面白かった

    2
    投稿日: 2024.08.23
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    夜食をテーマにした短編小説。 どの作品も美味しそうな料理がでてくるけど、気になったのは喜怒哀楽から選ぶ小鉢(冬森灯)。今日の気分で選んでみたい。 深夜の背脂ラーメン(友井羊)や韓国のインスタントラーメン(近藤史恵)もそそられる。 冬森灯さんは「うしろむき夕食店」を前に読んでいて、今回の短編も面白かったので違う作品も読んでみたい。 友井羊さんの短編はミステリー小説を読んでるみたいにドキドキしながら読んだ。たまにはミステリーも読んでみようかな。

    9
    投稿日: 2024.08.20
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    【収録作品】 標野凪「バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」 冬森灯「ひめくり小鍋」 友井羊「深夜に二人で背脂ラーメンを」 八木沢里志「ペンション・ワケアッテの夜食」 大沼紀子「夜の言い分。」 近藤史恵「正しくないラーメン」 おいしいものが食べたくなるアンソロジー。 「夜の言い分。」に共感。

    10
    投稿日: 2024.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    夜食のアンソロジー。アンソロジーだと、この作品無理だぁ〰️とすっ飛ばしてしまう時があるのだが、今回はどれも面白かった。八木沢里志さんの「ペンション・ワケアッテの夜食」は、名前の由来にクスり。そっちの意味もあったのね。夜中に読んでいたので、夜食がしたくてたまらなくなるのをなんとか我慢。明日、買い物メモに「天かす」を書かなきゃだわ。

    4
    投稿日: 2024.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    しめのさん目当てで読んだもの、が、しめのさんの作品が一番見づらいというかうーんだった 読みづらい文書だったが、進むにつれ、段々と読みやすい文章になったのが良かった 特にお気に入りなのは背脂ラーメン あんなんズルい そして軽いミステリー要素もあって、作品の中で一番面白かった! この人の本を読みたいと思った にしても、お腹が空く本でした 作者全員ご飯の描写は上手 何かを食べたくなりました

    5
    投稿日: 2024.08.14
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    このアンサンブルは良かったです。どうやって作品を選んできたのかな?と思って「初出」を見てみると「asta」? 「なんだろ?」と思って調べてみると小説がいっぱい。 「ふーん」こんな世界があったんだ。

    2
    投稿日: 2024.08.03
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    おいしいものが大好きな作家陣が、「夜食」に まつわる人間ドラマを描く。冬森灯「ひめくり小鍋」、 友井羊「深夜に二人で背脂ラーメンを」など 全6篇を収録。

    3
    投稿日: 2024.08.01
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    最初と最後の作品にはちょっとのれなかったものの、アンソロではそういうこともあるさ、と織り込み済み。 ペンションワケアッテが好きだなぁ。あのタクシー運転手さんはどうかと思ったけどwあのご夫婦、素敵、好き。 シリーズ単行本化されたらまとめて読みたい。 夜の言い分のあれはしてやられて苦笑い、そう来るかw

    1
    投稿日: 2024.07.31
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    標野凪、冬森灯など読んでみたい作家さんが多くてお得な感じだったな♪ それぞれ人物が丁寧に描かれていて、それでいて出てくる料理が全部美味しそう!日々食べてる物ってあまり意識してないけど特別な食べ物ってあるよなーっさくさく読めた。近藤史恵のお話が1番好きかも。多かれ少なかれあるあるだなって。やっぱり好きな物を思いっきり食べたいよね。

    4
    投稿日: 2024.07.23
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    感想 暑い夜。小腹も空いてきた。冷蔵庫に何かあるかな。そんな気持ちで本を開く。キラキラしてないし映えない。だけど今の私にとってはこれがいい。

    6
    投稿日: 2024.07.05