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転がる珠玉のように
転がる珠玉のように
ブレイディみかこ/中央公論新社
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総合評価

45件)
3.9
7
24
7
3
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    移住先の英国での主にコロナ禍の頃の話。 そしてその後の低迷経済の話も。 なんて書いてあると、さも、どんよりとした重たい内容なのでは…?と思ってしまいます。まあ、それなりに明るくはない話題が多いです。 ですが。 彼女の人柄なのか筆致なのか、はたまた登場人物たちのおかげなのか。彼女の周りで起こる物語の続きを読みたくなります。 エッセイなんだけど掌編集のような。 熱々のおでん大根を、ふうふうしながら少しずつ口に運び、その、よーっくしゅんだ(染みた)味を噛み締めて、ごくんっと嚥下するような。ちょっと火傷したってへこたれずに、また次の一口を味わいたい。 そんな作品。 読んだら、飲み込むのにカウントダウンしちゃいそうになるかも。

    21
    投稿日: 2025.10.20
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    久しぶりにブレイディさんのエッセイ。 コロナ禍、夫さんの闘病や義家族の死のこと、ご自身のお父さんお母さんのこと、友人のことなど、人とのつながりについて。 色々あるけど、助け合って生きていく。 人々に対する優しいまなざしが印象に残った。

    0
    投稿日: 2025.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2024年10冊目『転がる珠玉のように』ブレイディみかこ 読了。 やっぱりこの人の感性というものは素晴らしく素敵なものがある。 「サンクス」 それは彼が言うとおり、本当にきれいな光景だった。 とオーロラを見ながらわたしは言った。ぶしつけに断ったにも関わらず、それでも席を賛 わってくれた青年への感謝の言葉だった。だが同時にそれは、最後の最後まで、「行かない で」ではなく「さよなら!」と言ってくれた母への礼でもあった。わたしはこの光景をずっ と忘れないだろうと思った。「転がる珠玉」というのは人間のことではなく、むしろわたし たちの日常に転がっているこういうシーンの、一つ一つのことなのかもしれない。 あれももう1年以上も前の話になった。日常は転がり続け、止まらない。 息子は秋になったら家を出て、遠くの大学に行く。連合いは元気になったはずだったが、 新しい悪性腫瘍が見つかったのでまた治療が始まる。 始まったものには終わりがあり、何か が終われば始まるものがある。 わたしも「さよなら!」と言い続ける人でありたい。 こんな言葉で家族の話を締めるのはきれいごとかもしれない。だが、きれいごとがいつも嘘とは限らないのだ。 #読書記録202

    0
    投稿日: 2025.08.13
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    鬱になりかけとあったようにコラムも陰気さがあって前2作より楽しんで読むことができなかったが前のは児童図書で借りたので今回は大人向けなのかも知れない。AIの著者のプロフィールには笑い分からないなりにAIは考えたのだろう。そしてコロナ禍でのダンナの癌やコロナ感染など大変だったと思うがそう感じさせない文章だった。でもだから陰気と感じたのかも。 そう考えると私も毎日楽しく生きているんじゃなくて大変な時もあるんだよ。その生活の中で楽しい事を見つけて発信しているんだよって元気づけてくれているのかも知れない。 自己啓発本読んだ後だったから特にそう感じるのかも知れないが。

    1
    投稿日: 2025.06.04
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    タイトルに惹かれ手に取る。 ブレイディみかこ氏、今の自分にとって必要な作家。出会うべくして出会った。

    15
    投稿日: 2025.05.29
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    最近エッセイばっかり読んでるな〜…… 一編が短いから子育ての合間に読むのにちょうどいいんですよね 「今いいところだから!」ってなりにくい 帯の息子さんの言葉、「母ちゃんは、物事がうまくいってないときに俄然生き生きしてくるね」 わかる!私もそうだし、常にそうでありたい 「諦めたくない!」とかそういう熱血タイプではないけれど、「まあ、そうだよね、諦めて足掻いてやるよ」ぐらいで生きていきたいな

    16
    投稿日: 2025.05.21
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    いやー忘れてたー もうあれよね この歳になってくると学校で習ったことなんてだいぶ忘れちゃうよね 法則とか定理とか もうしょうがない これはしょうがない 忘れてました 「好きな作家さんのエッセイはだいたい面白いの法則」って何学校で習ったんだよ!( ゚д゚ )クワッ!! あとだいたいかよ! うん、他のも読まなきゃと思った 「ちょっと変わった考えを持った人が、ちょっと変わった場所で、ちょっと変わった状況の中、ちょっと変わった人たちと繰り広げる、ちょっと変わった日常を、ちょっと変わった表現で綴るエッセイはだいたい面白いの定理」って長いわ!( ゚д゚ )クワッ!!あとまただいたいかよ! それにしても毎回きれいなオチをつけるってなかなかムズいと思うんだが、軽々とやってのけてる すげー みかこさんすげー あと息子さんの洞察力すげー

    80
    投稿日: 2025.05.17
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    いつものエッセイよりも暗い話が多かったような。  けど人生とはそういうものだよね、  生きていれば色んな事があるし悲しい話も増えるよね。  コロナ禍のイギリスの様子とかも知れたし読み応えもありましたが、やっぱり私息子さんの話が好きだなぁー

    0
    投稿日: 2025.05.09
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    図書館にて。 大好きなブレイディさんの本なのに、この本を知らなかった。本棚で見つけて、ほかの人に取られないよう慌てて手に取った。 コロナの時の出来事を描いた1冊で、コロナが収まったのかどうなのか、一応今はマスク生活からもワクチン接種からも脱出して、この本に書かれているころのことを少し懐かしく思う。 この本を読んで驚いたことがいくつもあった。 まず、イギリスも物価高で、日々の生活必需品も値上がり、生活費危機と訳されているcost of living crisisだそうだ。腹立たしい。イギリスで先に起きていたことが分かっていただろうに、なぜそうならないよう日本では対策が打てなかったのか…とイライラ驚いたのは本とあまり関係のない話。 ご主人の病気のことも知らなかった。息子さんはもう18歳になったのか、などと「ぼくはイエロー…」以来の時間を思ったりもした。 どの話題もブレイディさんらしい珠玉の作品だったけれど、やはりラストには泣かされた。 「わたしも「さよなら!」と言い続ける人でありたい」 と、さらりと書いているが「さよなら」は言う方がつらいのではないか。 言い続けるのは辛いな、でも大人とはそういうものなのかな。 シンプルな文章の向こう側の家族の時間、亡くなったお母さんと何があったのかはわからないけれど、私も自分の母親とのこと、娘とのこれからなどをじんわり思ったりした。 この本が出版されてから1年。 ブレイディさんはどうされているだろうか。 彼女は私を知らないけれど、同じ時間どこかでお互いの珠玉が転がり続けている毎日、こんな素敵な本を書いてくれてありがとう、月並みだけど幸あれ、私も頑張ろうと思う。

    0
    投稿日: 2025.05.07
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    コロナ禍にまたがるエッセイ。 息子はカレッジへ進み、母はホスピスへ、夫は病の治療と闘う。 『ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー』とは異なるライフステージでの日常を垣間見れる。 閉ざされた狭い世界が息苦しくなったとき、救ってくれるのは第三者なのかもしれないという視点はしっくりくる。 日常の出来事の思いや考えを巡らせている様子までもが目に浮かぶエッセイ

    1
    投稿日: 2025.04.10
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    【目次】 珠玉の世界 バンク爺 君の名は。 ロックダウン鬱と終わりの始まり 足が痒い オンライン面接に気をつけろ ある雑談 野暮という言葉の意味 現時点はどこ? アニバーサリー(命日) カミング・ホーム狂騒曲 そしてわたしは辞書を引く 通訳はつらいよ パートナーの呼称 ギャン泣きプリンセス お達者ブラフ ふつうの風邪を恐れよ 街の本屋さん ダウンの終わりはアップの始まり 検査キットを求めて三千里 濡れた脱脂綿 ライフは続くよ 圧倒されるにいたらない日々 ある増殖とその連鎖 遅すぎることはない 「そんなものだ」ホラー 味覚は人の記憶を強烈に呼び覚ます 偶然は怖くない パスポート狂騒曲 できるかな。久々の帰省 これが近未来だとすれば 「あの列」は何だったのか リズたちのはなし しゃもじとパン 少しずつ、少しずつでも いつもと違うクリスマス 取り散らかった日常 ほろ酔いの人たち 日本の介護スゴイ カウントダウン 家族ミステリー あいつらは知ったかぶる 迷惑とコスパとタイパ サード・パーソン 世界の終わりとブレインフォグ・ワンダーランド 道化と王冠 心配すべきでしょうか つながらない権利 巻き込まれるスキル バーベキュー・パーティ トラベル・トラブル 民と民とのおつきあい 夏の終わりと黄金の犬 顔見知りがいなくなる町で 子育てサイトの闇 15秒の名声 フェスティヴ・スピリット フーテンの猫さん 「さよなら!」――あとがきにかえて――

    0
    投稿日: 2025.03.22
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    楽しく読めた イギリスに住んでいたことがあり、 思い出しながら読めた いろんな日常があるね 私も、家族には複雑な想いがある そういうの、あるよね

    3
    投稿日: 2025.03.18
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    ブレイディみかこさんのような素晴らしい素敵なスピリットを持ったかたが、 直近も、日々の生活に、 体調不良に、コロナ狂想曲に、ロックダウンに 家族の不調(死を覚悟するほどの)に、親の死という喪失に、 フライトのディレイに、近隣との交流に 悪戦苦闘し、気持ちは乱高下 そう、人生は、日常は、転がり続けて止まらない。 出会いと別れも繰り返し 向き合い続けていく。 乗り越え続けていく 生を続けていく 彼女の文章には、まさに背中を押してもらえるという気がする。毎作品

    5
    投稿日: 2025.03.11
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    どのエッセイも4ページ前後で書かれており、内容もすごく読みやすい。 コロナ禍での英国の様子がよく分かる。 コロナ禍の英国のロックダウンは日本よりも、厳しくてしんどかったんだろうなと思った。ただ、私もコロナの引きこもり生活が身体に合わず、仕事ばっかりして鬱病を発症したのがまだ記憶に新しいので、個人的に他人のコロナしんどい体験を楽しく読めるようになるには、もう少し時間がかかりそうだなと思った。 特に今の自分に刺さったのは、『「そんなものだ」ホラー』というエッセイ。 「「そんなものだ」がホラーである所以は、状況を前向きに捉えて自分を納得させているうち、その状況を前向きに捉えられない人々の声を押さえつける側に回っていることが往々にしてあるということだ。」 「「そんなものだ」が怖いのは、そう考えるようにしているうちに本気でそう考えるようになっているということである。」 ブレイディみかこさんは、コロナ禍や戦争による影響、物価高等に対して、上記のような文章を書いているが、仕事や日常生活でも本当に今の自分に当てはまると感じた。 自分の周りに「そんなものだ」と理屈で考えることを放棄して自分を納得させないと、どう考えても納得できないことが多すぎて、最近の自分は考えることを放棄してはいないか…?と、はっとさせられた。周りに説明するときも理屈よりも先に「それがルールだから」で押し切っていたことを反省した。 「そうじゃなくない…?」と思える感覚を大事にしたいということと、すぐに納得や説明できないことでも自分の頭で考えることを辞めてはいけないよなあと思った。

    7
    投稿日: 2025.03.06
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    ブレイディみかこさんのエッセイ。イギリスの暮らしがもっと垣間みえるかなーと思ったけど、結構内面的な話が多かった。

    0
    投稿日: 2025.03.02
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    大ベストセラーとなった『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の著者のエッセイ。正直、『ぼくはイエロー~』がちょっと苦手だった。文章うんまいなーとはすごく思ったのだけど。とてもよい本(よい本とは。)だったのだけど。けどこれはおもしろかった!まさに珠玉のエッセイ集!文章のリズム、ひょいひょいとつまんで並べているようで、実はすごく選び抜かれている語彙、なにより、『ぼくはイエロー~』よりずっと彼女の日常に対するエンパシーが伝わってきた(あくまで個人的意見)。転がる珠玉のように生きたいし、日常のあらゆる場面に潜む珠玉を見つけたい。裏側に潜むものだけが真実でもないし、きれいごとが嘘とも限らない。そんなふうに世の中を見ていきたい、と思わせてくれた。心動いたことを言葉にするって、良いな、改めて。

    0
    投稿日: 2025.01.18
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    英国に住んでいる著者の日常を綴るエッセイ。日本とはまた違う英国ならではの出来事だったり、周囲の人との関係性だったり、楽しく読んだ。 コロナ禍で英国はロックダウンし、健康維持を目的とした散歩以外、屋外に外出することは禁止されていたと言う。日本もいっそロックダウンすれば良いのにと軽い気持ちで思っていたが、実際そうなっていたら人々はより暗い気持ちになっていたに違いない。著者が公園で警察に質問されたとき流した涙が全てを物語っている。 国民性なのか、英国はお喋り好きな人が多いのだろうか。著者が図書館で仕事をしていたときに学生に充電させてあげたのをきっかけに、充電ケーブルを貸してくれる方まで現れ、終いには互いの職業まで把握している。日本ではなかなかないことだ。ただ、著者が言うように仕事が進まない等の弊害もあるだろうな。でもその弊害ですら愛しく思えてしまう。 もう二度と、ウィルスに翻弄される日常が来ませんように。

    5
    投稿日: 2025.01.07
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    この人のエッセイはいつも心の一部分をギュッとつかんでくる。不思議。 同じ地球の上で同じように子を産み育てたくらいの共通点しかないんだけど、環境も見えてるモノも全然違うと思うのに、刺さってくるし、面白い。 むかし、田辺聖子さんとか山田詠美さんのエッセイに巡り合ったときのことを思い出した。

    0
    投稿日: 2025.01.05
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    ブレイディみかこ節が炸裂した、一番最近のエッセイ集。コロナ禍での生活が主だったので、いつも以上に雲がかかった物語に仕上がっている印象。彼女の物語に晴れ渡る日はくるのかな… p.36 これからは、みんな自分が本当に好きな場所に住むようになるんだ。というか、自分が本 当に好きな人がいる場所」 いきなり照れた顔になって彼は鏡の中で微笑した。彼は、ポルトガル人の同性パートナーとの結婚式がコロナで2回も延期になっている。 「Zoomでウエディングだってできるじゃん」 意地悪く言ってやったら、速攻で彼は言った。 「それはダメだよ」 そのきっぱりした声の調子に笑いながら、初夏の真っ青な空にピンクや白の風船が揺れている光景を思い描いた。サード・タイム・ラッキーという言葉もある。 彼らの結婚式に何を着て行こう。 p.65 この友人は、地味で尽くし型の性格ではあったが、見た目は派手でセクシーなラテン系美女だったので彼女を好きになる男性が後を絶たず、ついに老人ホームで働いていた移民の青年と恋に落ちた。しばらくは18歳年下の恋人と幸福な日々を送っていたが、ある日、彼が家庭の事情で帰国しなくてはならなくなり、彼女の苦悩がはじまった。情の深い彼女は、元配偶者の母親のことを考えると、新しい恋人と一緒に英国を去るなんてできないと言うのだ。 けれども、彼女を決意させたのは恋人のある言葉だった。 「いい人でいるのは、もうやめたほうがいい」 この言葉には、彼女がいい人であることをやめても自分は彼女のことが好きなんだという意味も込められていただろう。それは彼女の中にあった何らかの呪糖を解いたようだった。 こうして友人は英国から去って行き、いまでもそのときの恋人と幸福にデンマークで暮らしている。誰かのベターな半身であることをやめて、ベストな人生の伴走者を得た物である。 p.69 あのとき、ギャン泣きプリンセスの母親が言った言葉をいまでも覚えている。どうやってプリンセスの父親を説き伏せてボールを買ったのかと尋ねたら、彼女はこう答えたのだ。 「男の子の遊びとか女の子の遊びとか言わない国にわたしたちは来たんでしょ、と言ってやりました」 英語の上達が早かった若い母親の、ヒジャブの下できらきら輝いていた瞳がいまも忘れられない。

    0
    投稿日: 2024.12.25
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    ニュースでは伝わらない英国のふつうの人たちのリアルな日常。コロナもウクライナも自分たちと同じような受け止め方だったり、まったく思いもしない「目から鱗」だったり。「いくつになっても、どんな状況になっても遅すぎることはない。人を生かすのは、たぶん、そのスピリットなのかもしれない」「そんなものさ」ではなく「そんなもの、なのかな?」「ワーク&ライフの液状化現象」確かに!ひゃっほうさんおすすめの「その世とこの世」読んでみよう。

    1
    投稿日: 2024.12.16
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    世の中は珠玉だらけってわけ。世界は珠玉でできている。 さよなら!が行かないでではない優しさということもある。 珠玉は人間のことでなく、むしろ私たちの日常に転がっている一つ一つのシーンなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2024.12.13
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    ブレイディみかこさんは好きだけど、このエッセイには限っては、コロナ禍のことが書かれているからか、暗い印象で、なんだかあまり読み進めることが出来なかった。 今の私には、もう少し明るい話の方が良かったのかも。 感情が元気な時に再読してみたら、印象が変わるのかもしれないな。

    3
    投稿日: 2024.12.08
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    さらっと読めるエッセイ集だが、ブレイディみかこさんらしい人間的な厚みとか鋭くて深い洞察とかが滲み出ている。当たり障りのない読み心地のいいエッセイでは物足りない読者も満足させる一冊。

    0
    投稿日: 2024.11.23
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    ロックダウンのときの話も。 みかこさんがコロナ感染後にブレインフォグになったことも書いてあって、そういう感じなんだ…と。

    0
    投稿日: 2024.11.20
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    ●なぜ気になったか 図書館の新刊本で見つけて、ブレイディみかこさんは読みたい作家さんの一人なので読みたい ●読了感想 コロナ禍に書かれたエッセイだからなのか、「暗い話ばかり書いている」とあるように読んでいて気分が滅入る感じにさせられた。エッセイは基本的に好きなのだが、外なる世界の状況説明的なのは好みでないことに気付かされた #転がる珠玉のように #ブレイディみかこ 24/6/19出版 https://amzn.to/3YSMFgi

    4
    投稿日: 2024.11.15
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    切ないし、心あったまるしで泣けた。 ブレイディみかこさんのことが もっと大好きになるエッセイだった。 エッセイ集なのだけど、 どの話も気持ちの良いオチのある終わりで すっきりと読めるし、 暗い題材も明るくしてしまうお人柄と文章。 「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」 もそうだけど、 イギリスの雰囲気が好き& ブレイディ家のみんなが大好きなので、 自分もホームステイさせてもらってる かのような気持ちになれるのが本当に嬉しい。 辛い時や苦しい時も、 ブレイディみかこさんのことを 思い出して乗り越えられそう。 そんな逞しさのある ブレイディさんに出会えたことが嬉しい。

    0
    投稿日: 2024.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブレイディみかこさんのエッセイ。 コロナ時期でのプライベートな内容が多かった。 お母さんとの別れのシーン「さよなら」は泣ける。 息子くん、18才になるのか!感慨深い。 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ではじめてブレイディさんの本に出会い、息子くんのことも知ったけど、そこから何年もたってないと思っていたのに。よそ様の子ども成長は早いなぁ。 連合いさん、お大事に。 日本の介護業界についての内容もあって、ちょっと嬉しかった。

    0
    投稿日: 2024.11.05
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    普通の人々について書いてあるのが、好きでした。日本もイギリスも、イメージしながら読むことができました。切なくなる話もあり、涙がでました。

    0
    投稿日: 2024.11.05
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    ブレイディみかこ氏の著作は好きだ。(そんなに数を読んだことはないけど) 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』①②、『ワイルドサイドをほっつき歩け──ハマータウンのおっさんたち』、『その世とこの世』(谷川俊太郎共著)。 全て良かった。だからこそ気付く。私はエッセイが苦手なのかもしれないと。

    1
    投稿日: 2024.10.07
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    表紙やタイトルから何となく明るい内容をイメージしたけど、コロナ禍のお話がメインなので著者の他のエッセイと比べると少し閉塞感はあるものの読んでいて気分が暗くなることは無く、ブレイディみかこさんのそういった文章の雰囲気が私は好きなのかなと思った。 日本とかイギリスとか住んでいる場所関係なく泥くさく生きている人達が好きだ。私もそうだから。 gemのような人やエピソードを大切に生きていきたい。

    7
    投稿日: 2024.10.06
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    イギリス在住の著者がコロナ禍の日常とコロナ終息後の生活を描いている 連れ合いのガンが見つかり治療 コロナも併発して生死を彷徨った事 回復して日常に戻ったけど 最後に再発の文があった その間に福岡の母親の死 中でも楽しかったのは スカイプによる息子とじいちゃんの 爺ちゃんバンクシーの話 漆喰を用いて作るレリーフ 左官職人がこてで仕上げていくもの まだ出来る職人さんがいるんだ 近くの園児達がミッキーやミニーを 見にくるとのこと 爺ちゃんグレイト

    0
    投稿日: 2024.09.21
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    いつものような痛快な書きぶりではなく、なんとなく暗いムードが漂っているのは、コロナ下の時の話だし、家族の死や病気について描かれているからかな。

    2
    投稿日: 2024.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    コロナ禍 in UK. 2021年4月~2024年3月の雑誌連載のエッセイを纏めた一冊。 公園はパンデミック関係なくちょっと危険だったり、移民が多いだけあって自分の国に帰っちゃう人が多かったり、日本とは少し違っているコロナ禍や、ご主人の闘病、息子さんの成長などブレイディさんの日常が綴られている。 「一人でもあなたの行為を受けて助かる人がいれば、それは善です」(P155)はしっかり心に留めておこう。 ブレイディさん、2021年から光村図書のベスト・エッセイに連続で選出されているだけあってどのエッセイも読みやすい上に読ませるなぁ、面白かったです。

    2
    投稿日: 2024.09.18
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    心にじーんとしみる話がたくさん。 ドラマやニュースからではない英国の日常を垣間見た気分。 私の日常と別世界のようだと思ったり、意外と変わらないなと思ったり。 イギリスではなく英国という表現が素敵だ。

    17
    投稿日: 2024.08.31
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    80代父の変テコ趣味に、トラック運転手の夫の重病も発覚……人生の難関をガッツと笑いで乗り越える!英国在住作家のド根性エッセイ

    1
    投稿日: 2024.08.29
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    久しぶりのブレイディみかこさんの日常エッセイ。時期は2021年から2024年初頭、コロナ2年目から3年目にかけての時期。みかこさんの夫はガンになるも治療中、お母さんは亡くなる。そして息子さんは日本でいうところの高校生になっている。「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー2」の最後で確かもう息子中心では書かないだろう、といっていたように思うのだが、何度かちょこっと姿が見え隠れするだけだ。最後にはこの秋には遠い所の大学にいくと言っている。まだ8月だから来月入学、といったところか。自身の変化と家族の変化、年齢の進行で人生は進む。身辺や社会への眼差しは相変わらず鋭いが、やさしさも増しているように感じる。 「婦人公論」2021.4.13~2024.3月号、 「婦人公論JP」2022.2.11~2024.1.12 連載 2024.6.25初版 図書館

    8
    投稿日: 2024.08.26
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    コロナ期の変わっていく生活スタイル,連れ合いの闘病や母の死など赤裸々に語る.エリザベス女王の葬儀の様子などへのコメントなど興味深かった.

    1
    投稿日: 2024.08.24
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    文筆で飯を食っているなって実感する。自分のプライベートな日常を切り売りしている。それが素敵や。ブレイディみかこさんが明治対象の頃に生まれていたら、伊藤野枝級に抜群に面白く歴史に名を刻んだと思う。as cool as Noe!

    0
    投稿日: 2024.08.23
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    イギリスの(数年前の)リアルな様子がわかった。そして文中にもあるように、数年後、つまり今の日本の状況と重なる。 日頃「日本は素晴らしい!」か「だから日本はダメなんだ」の両極端な情報にばかり触れていたので、良くも悪くも、イギリス庶民の生活を知ることができて良かった。

    1
    投稿日: 2024.08.15
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    これまで触れる機会のなかったブレイディさんの家族との日常や感情に触れられて嬉しい。 「ぼくはイエローで~」シリーズでは息子さんとのことを綴られていましたが、こちらでは英国と日本の家族や著者自身のことについても知ることができました。 英国のお国事情が見えてくるのも興味深い。 ちょいちょい登場する息子くん、大きくなっただろうなぁ。 コロナ禍のロックダウンの日々は、日本にはない過酷さ。ましてやご家族の重い病気も重なって相当にお辛かっただろうなと思います。 著者の意外な一面にも触れられていたエッセイでした。 『いくつになっても、どんな状況になっても、遅すぎることはない。人を生かすのはたぶんそのスピリットなのかもしれない。』 『閉ざされた狭い世界が息苦しくなったときに救ってくれるのは、外側に立っている誰かの存在だ。』

    6
    投稿日: 2024.08.15
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    今はもう過去になりつつあるけど、イギリス在住でコロナ禍を過ごした著者は大変だったご様子。 ロックダウンなんて制度、日本になくてほんと良かったよ。 連れ合いさんの癌、新型コロナの感染とすごくシビアな状況下の中でのエッセイ。 オーロラが見えるからと飛行機の窓側の席を交換してくれた青年。 生きづらさの中にもほっこりすることがあって、だから人って悩みながらも生きていけるんだなと思ったよ。

    1
    投稿日: 2024.08.11
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    ブレイディみかこさんとコロナ禍。 どうしようもない部分もいっぱいあるけど、人ができることの美しさみたいなんが、瞬いていて、読んで良かったなといつも思う。

    0
    投稿日: 2024.08.07
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    コロナ禍から2024年1月までの期間を走り抜ける一冊。ブレイディみかこさんの眼差しは、自分やその周りの人々を捉え、さらに社会にまで渡っていくので読み応えがある。イギリス社会の当時・今の様子を筆者の日常から読み取れる。自分たちは社会に暮らしていて、イギリスの社会は日本社会ともつながっていること、当たり前だけれどそんなことを再確認させられた。時は進み、家族も社会も変わりながら止まらずに転がり続けていく。

    0
    投稿日: 2024.07.27
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    母親の最後の言葉は「さよなら!」。泣かされた生前。どんな家族にも裏話がある。そこは書かれていない。… 強い外出制限の英国ロックダウン。入院治療中の連合いがコロナに罹り、自分も感染。連合い手術のときに、母の寿命の絶望連絡。…コロナ明けの帰省。便が遅れてトランジットが失敗。振り替え便も空港門限で引き返すことに。どんなトラブルも軽快な語りで読者を楽しませてくれる。その奥にあるものを想像し、思考する。…本書の記載は2024年3月まで。息子が18歳になり、遠くの大学へ。連合いは再度の治療に。エッセイは続いて欲しい。

    0
    投稿日: 2024.07.21
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    ブレイディさんの今まで読んだ本と比較するとあっさりとした筆致だけど、文にこめられた意味合いとか想いを想像するとずっしりする、厚みのある一冊と感じました。最後のあとがきにかえて、がすさまじい。これを絞めに持ってこれるのがブレイディさんの物書きとしての真骨頂な気がします。

    1
    投稿日: 2024.07.15