
総合評価
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powered by ブクログ自分には難しい内容だった。 格言集(?)的な感じ。 印象に残ったのは 「行動を起こそうとやる気を待つより、はじめの一歩を無心で行った方が早い」ということ。
0投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ1日1日大切に読ませて頂きました。今の自分にはすっと入って来ることもあればまだ難しいこともありましたが、時を経てまた読みたいと思います!ありがとうございます!
10投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログhttps://www.nikkei.com/article/DGKKZO91752230W5A001C2BE0P00/
0投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログ今の自分に必要だと思うところから読み始めていいのだ、とはじめに断りがあった。そして、願うならば読み終わらないこと。私という読み手はそういうことができずに、順番に読み、あっという間に読み終えてしまった。 若松英輔さんの本を読んでいると、その時その時で気になる人が出てくる。今は神谷美恵子さんがその人のようだ。若松英輔さん月間と決めたが、神谷美恵子さんの本を、言葉を欲しているなぁと思いながら読み進める。来月は神谷美恵子さん月間かな。 私の読書は興味の趣くままに、なのであちらこちらに飛んでしまう。だから、じっくり読むということが苦手。それで1人の作家にじっくり向き合うことを目的に今月は若松英輔さんと決めた。ただ、後からまた読みたくなる、ふとしたときに読みたくなる。そんな本もある。この本もそんな本として、本棚に存在してくれるだろう。 おもう、という漢字。ねがう、という漢字が沢山あること。語源まで遡って、自身の感情にしっくりくる言葉を見つけること。そんな楽しみを教えてくれる。若松英輔さんの本を読むと、私の言葉の世界はどんどん広がっていく。だからこそ、じっくり時間をかけて読むことが求められているのだろうな。
18投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ言葉選びが今の自分には難しいように感じた。けれど心に刺さるフレーズもあり、その部分は深く噛み締めて読ませていただきました。 「はじめに」で筆者が記しているように、用いる本。私の場合は手元に置くというより、数年後、歳を重ねてまた読んでみたいと思う本でした。
0投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ『悲しみの秘儀』に感銘と衝撃を受けて以来、若松さんの本を読むのは背筋がピンと伸びる感覚になる。 どこまでも深い。本一冊としての重みだけでなく、言葉や表現一つ一つに質感があり、厳密だけど限りなく余地がある。 私がこの本を本当の意味で読むには、まだまだ何もかも未熟なのかもしれないと思わされた。いつかまた読み返したい。
0投稿日: 2024.07.21
powered by ブクログ名言たくさんでガンガンメモりました!!引用されていた本がどれも読んだことのない本ばかりで、ただただ無知の知を感じさせられた…人生生涯勉強だなぁ。 p.36 知を蓄える。すると人は無意識に知において貧しい人を軽んじるようになる、とメーテルリンクは警告する。知だけではないのかもしれない。私たちは何かを必要以上に蓄え始めるとそれを持たざるものを軽んじるようになるのかもしれない。 メーテルリンクは、知に優れた人だった。それゆえに知の危険を深く自覚してもいた。彼はこの言葉を、他者に向けて書く前に、自らの胸に突きつけている。そうした姿勢が、この本を、世紀をこえて力あるものにしている。同じ作品で彼は、何かに対する蔑みは、私たちの幸福を脅かす、とも述べている。「叡知や幸福といっても、それが別の何かを蔑むことで成り立つものなら常に用心すべきだ」。 何かを知らないと損をする、といつしか私たちは思い込むようになった。メーテルリンクによると多くの知識は幸福を約束しない。真の幸福は、知る、知らないというのとは別な領域で実現されるらしい。それは達成し、獲得するというより、発見する何ものかなのかもしれない。 知は、遠くの世界まで見えるようにしてくれる。人類は今、ほかの惑星の様子さえ知り始めている。いっぽう叡知は、私たちのなかにもう一つの宇宙があることを告げ知らせている。 p.45 本がうまく読めなくなるときがある。書いてあることは理解も記憶もできるのだが、深いところまで言葉が入ってこない。そんなおもいがぬぐえなくなる。つまり、言葉は認知できても深く意味を認識できなくなるのである。 そんなときは絵を見に行くことにしている。すると、何の効用なのか読書のための調律が整う。絵画の色彩や構図によって心が整えられていく感覚がある。 絵画の恩恵に気が付いたのは、四半世紀ほど前のことだった。当時、私はまったく本が読めなくなっていた。買うものといえば本しかないような男が、本を手にしなくなっていた。 はじめは多忙を理由にしていたが、気が付いてみるとかつて本を手にするだけで感じられていた、ある手応えも消え去っていた。読書好きの人には伝わるのではないかと思うが、ある人たちは目だけでなく、手で本を選ぶ。本を手にしたとき、その内容を読まずとも自分との関係を鋭敏に感じとる。 この本は、今の自分に必要な何かを宿している。あるいは今、読まなくてもよい、しかしこの本が必要になるときが必ず来る。そんなおもいが内心から湧き上がるのである。だが、こうした感触がまったく失われていたのである。そうした本との関係が断絶することは、ほとんど生きがいを見失うような出来事だった。 p.86 人生が私たちに提示するのは結論ではなく、問いである。人間は、それにどう応じるのかが問われている。問いを解答のように受容するのでなく、真の意味でそれとたたかい、生そのものを新たに創造できるか否かにかかっている。 試練にあるとき人は、出会った言葉を握りしめてよい。大切な人からもらったお守りをそうするように、言葉の護符と呼ぶべきものを身に強く引き寄せることがあってよいのである。 p.92 「運」には「はこぶ」という意味がある。真の「運」が働くとき人は、進むべき場所へと導かれてもいるのではないだろうか。
1投稿日: 2024.07.12
powered by ブクログ初めて随筆集というものを読みました。 全て違う人の本から引用し、書かれていたので、勉強になりました。 ブックリストにある本を見つけて読んで、深めていきたいと思います。
12投稿日: 2024.07.03
powered by ブクログ言葉のちからをよく考えて、どの言葉を選ぶか、語彙力を増やして今後の人生をより豊かにしていきたいと思います。 「魂を顧みる」という感覚が素敵でした。
9投稿日: 2024.06.25
powered by ブクログ言葉の重み:肚から出た言葉→相手の肚へ 事実と真実:事実は理解の対象、真実は理解を超える 沈黙の世界・ちから:秘儀に向かって開かれる→沈黙に寄り添う 世界と向き合う:思想・嗜好・習慣を遠ざける 叡智:知は遠くの世界まで、叡智はもう1つの宇宙の存在 語られざるおもい:書くこと北、話すのは南 美とは己に出会う扉:自分じゃないか 心だけでなく情を生きる 人生のモチーフ:心の奥深くに宿る 人生はその人の前にだけ開かれた一すじの道 経験≒自己に出会い直す ほんとうの私:運・根・鈍 本質:何をたべる<食べるとは何か 書く、それは予見すること 着手=最大の困難
1投稿日: 2024.05.20
