
総合評価
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powered by ブクログ川縁の小さなアパートに住む四人。 顔を合わせれば挨拶はするけど、名前も顔も知らないまま。 それぞれの日常にふとした揺らぎが起きた時、ふと向かう「番外地」 地番の付いていない土地と、居場所の定まらない自分。 考えすぎてしまう人と考えなさすぎる人、 どちらにも共感できてしまった私もまた番外地なのかも。
0投稿日: 2025.10.22
powered by ブクログベルジュ江戸川に住む4人の、慎ましく前向きに歩いていこうと一歩踏み出す話。小野寺氏特有の何となく元気をもらえる読後。
0投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ東京と千葉の境にある、駅徒歩二十分のアパート、ベルジュ江戸川の四室に住む人たちの日常。201号室の女は、マッチングアプリで二度彼氏が出来、二度、失敗する。夫婦仲がうまくいかず、中学生の娘にも疎まれている102号室の男は、会社でも嫌われていて遠方への異動を言い渡される。202号室の女は、学生時代の友人が五年前に自殺していたことを知り、101号室の男は、年度末で退職したものの、次に進めず夏の終わりを迎える。出くわしたら挨拶はするが、ほとんど顔も見ず行き過ぎるだけの関係。最後の話で一堂に会する。が、特に何も起こらない。 ホームセンターだったり、飲食店だったり、食品メーカーだったり、ごくごく普通の会社に勤め、ごくごく普通の人生を、誠実に生きているたちを掬い上げるのが、小野寺さんは本当に上手だと思う。何が起こるというわけでもないけれど、みんな、誰もが抱くような悩みを、ああでもないこうでもないと考え、なんとか生きている。上を目指したり、成功したり、そういうのはなく、ただ生きるだけで、大仕事なのだなあと思う。そして人を生かすのは人だということを、思い知る。 ラブホテルと会社と工場がある、川の中の島、妙見島が気になって、いろいろ検索してしまった。
0投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログ同じアパートに住む住人視点の短編集。2番目の主人公の家族と仕事のスタンスが自分にとって妙にリアルで痛かった。それ以外はいたって普通の日常な印象。
6投稿日: 2025.09.09
powered by ブクログ目次でまず混乱した。 4人の名前があり、共通する「ベルジュ江戸川」の表記。 部屋番号は違うのと、添えられている場所が違うから、同じアパートに住む4人の話のようだ。 読み始めてすぐに、「あ、この作家さんの書く文章、読みやすい。」と感じる。 それぞれの登場人物毎に、それぞれの日常があって、背景も違う。ごく当たり前に、自分自身の身近なところと同じだと感じる。 住人同士の交流ってのも挨拶する程度でほぼほぼ出てこないけれど、これもまたごく身近にある感じと同じだなぁ…と親近感が湧く。 4人目の話になって、それまでとは違う感じに物語は展開したけれど… 読了に近づくにつれ、住人たちを温かい気持ちで応援したくなっている自分がいることに気づく。 みんなに幸あれ!と心の中で唱えて本を閉じた。 それと…読了後、「番外地」とやらに行ってみたい!欲がムクムクと出てきた。 スマホで調べたけれど、身近な場所で該当するところまでたどり着けなかった。 調べりゃ調べ方はあるんだろうけれど、理由が「"番外地”に立った時、私自身が何をどんな風に感じるのかを知りたいため」なんだよな… いや、しかしどうにかして調べられないか、もうちょっと調べてみることにしよう。
11投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログいつもながらの川べりのアパート。散歩。不思議な土地への関心。ニッチな話題。今回は、マッチングアプリも盛り込まれる。何とかなるよねワールド全開。
0投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログどこにでもある日常を切り取って書かれた物語。でも、そんなことあるあると妙に納得してしまいます。 ちょっとしたきっかけから展開していく内容も、読んでいて興味をひかれました。
9投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログ同じアパートに住む四人の人間の心の動きを描いた作品。 東京と千葉の境目にある町のアパートに住む四人(三人と一家族)。 マッチングアプリでの出会いを求める女性、妻や娘とギクシャクしている中年男、かつての友人の死を知った女性、仕事を辞めたが新しい道に踏み出せずにいる若い男。それぞれの日常が川沿いの町と「ベルジュ江戸川」という名のアパートを舞台に動いている。 四人とも何かに躓いていて、それでいて立ちあがろうともがくでもなく、淡々と過ごしている。 じっくり読ませる一冊。
0投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログ江戸川の近くに立つベルジュ江戸川に住む4戸の住人のお話。それぞれに平凡でもなにか物足りないような日常にちょっとした岐路が訪れる。大きな展開があるわけでもなくそれぞれの日常の機微が描かれている。
0投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログ夜に町やマンションを眺めて、 あの灯りひとつひとつに暮らしがあるんだなぁ ってしみじみ思う様な小説。 図書館で偶然見つけた、と思ったら、 ブクログでしっかり読みたい登録してあった。
1投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログ「妙見島 ベルジュ江戸川二〇一号室 佐野朋香」 二人目の彼氏は。 何回目のデートならいいじゃなくて、お互いに気持ちが向いた時にでなければ嫌な気分になるだけだろう。 「JR四ツ谷駅 ベルジュ江戸川一〇二号室 片山達児」 話し合いもせず。 家族だというのに何も尋ねることをせずに、勝手に一人で結論を出してしまうのは良くないものだろうな。 「東京高速道路 ベルジュ江戸川二〇二号室 青井千草」 友達の死を知る。 自分でも親しい仲だったとは明言しづらい関係だったとしても、大切な人であったのならば訪ねるだろう。 「河原番外地 ベルジュ江戸川一〇一号室 新川剣矢」 気になってた所。 上下階の知り合いとはいえ、普段から活発に付き合っているわけでもないのに勢いだけで行くのは凄いな。
0投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログ同じアパートの住民、挨拶をするけど話をしたことはない。そんなもんだろうね。転勤していく家族の話がすき。
0投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログベルジュ江戸川という小さなアパートに住んでいる4人の日常のお話。とても大きな何かがあるわけではないけど、それぞれにいろいろあって共感できるところもあった。
6投稿日: 2025.04.27
powered by ブクログ同じアパートに住む人のそれぞれの暮らし、少しだけ交わり、基本挨拶程度しか交わらず、リアル 同じアパートってことはまぁ同じくらいのの家賃を払い、同じ生活圏で暮らしてるって時点で何かしら共通点というか親近感とかありそうなんだけど、そこはやはり他人には踏み込まない感もあり、、小野寺作品なので人情的な面もあり、かな
2投稿日: 2025.03.07
powered by ブクログほのぼのはするけど、オチがないねんな。これは関西人やから言うのとちゃうで。で結局住民同士の交流で何かが変化したり生まれた訳とちゃうやん。作家はんは好きやけど、これは何が主題かわからんなあ。
1投稿日: 2025.01.22
powered by ブクログ同じ場所に住む人たち、いろんな思いや状況の中、生活している。 軽快な文章と奥深いテーマのバランスが絶妙で、読後感が爽快。普段見過ごしてしまいがちな日常の一コマが、視点を変えることでどれほど面白く、また考えさせられた。 最後にそれぞれが、微妙に影響を及ぼしていたことが分かるとなんかホッとした気分になった。
9投稿日: 2025.01.09
powered by ブクログ一章一章の終わり方はいいが、そこに行き着くまでの部分が長く、中弛みのような感じがした。もしくは文章が私の好みではなかったのか。 一番最後の終わり方はほっこりした。
11投稿日: 2024.12.02
powered by ブクログ好きな作家さんの1人だけど…。 同じアパートに住む人達 みんなそれぞれいろいろある 地形や場所やそれ以外も説明が多くてわかりやすいような でも多すぎかな
12投稿日: 2024.11.19
powered by ブクログ小野寺さんの新作。読めるだけで嬉しい。 マッチングアプリで付き合い出した二人がさらっと、別れてしまう姿に驚いた。いまマッチングアプリで結婚する人が増えているから、この延長で離婚も多くて、貧困率がさらに増えるのではと心配になった。知人に話すとうちの子もマッチングアプリで結婚したと。息子からはきっかけに過ぎないから、直接出会ってもマッチングアプリでも離婚する人は離婚するでしょうと言われ、いろいろ考えさせられた。 201の佐野さんと101の新川さんのこれからの展開が気になる。 小野寺さんの作品には川や地名がよく出てくるが、いつもさらっと読んでいる。今度は地図を片手に読んで見ようと思う。狭いようで広い東京を感じられるかも。
5投稿日: 2024.11.17
powered by ブクログ東京にあるアパートの住人たちの話。 そもそも東京の地理が分からないし、登場人物と年齢が重ならないため、あまり心に残らなかった。 しかし日常のなかにある小さな非日常を軽やかに描いているのは素敵だと思った。
1投稿日: 2024.11.17
powered by ブクログ[こんな人におすすめ] *東京になじみのある人。尖った小説を読みたくない人 [こんな人は次の機会に] *小野寺さんの本をいつも読んでいる人
3投稿日: 2024.11.03
powered by ブクログ江戸川沿いのアパート?ベルジュ江戸川に住む、4人のお話。 マッチングアプリで知り合った彼と別れた女、新潟に転勤するパパ、同い年の友人の死を知った女、無職になり動き出せない男。 それぞれに繋がりはほぼ無い。マッチングアプリと無職がちょっと「いい感じ」になりそうなとこで終わる。途中「町ぶら」シーンが多いのは、小野寺さんのエッセイ「銀座に住むのはまだ早い」に関連?東京には土地勘が全くないのが残念。登場人物には良くも悪くも「執着」が感じられず、まっだから小野寺さんなんだけれど。
1投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
東京江戸川沿いにある小さなアパート「ベルジュ江戸川」、そこの入居者4人を主人公に据えた連作短編集。 特に大きな出来事は何も起こらない、最後に4人が顔を合わせるくらいのことが最大の出来事。それなのに何故か面白い。登場人物たちの考えていることが、ちょっとずれているというか、一般的を半歩だけ踏み違えているというか、そのずれが良いのだ。 誰しも、一般的とか世間常識からずれているところはあるのかもしれない。多様性とかホワイト社会とか、良くなっているけど窮屈にもなっているような昨今だからこそ、半歩くらいのずれがあって良いように思うし、その半歩を楽しみたいとも思うのだ。
3投稿日: 2024.10.07
powered by ブクログベルジュ江戸川という四室あるアパートの住人それぞれのお話。 それぞれがひとつの建屋に住むが悩みや生活は、当たり前だけどそれぞれまちまち。 でも、同じアパートに住んでドアの外では何気なく挨拶を交わす。 ふいに話すことがあり、はじめて知ることがある。 近くて遠いけど、どこか安心できる存在ではある。 207冊目読了。
7投稿日: 2024.10.05
powered by ブクログ図書館本。ちょびっとハートフルじゃない小野寺作品。同じアパートに住む4人の人間模様。 最後は繋がった感ありでした。
2投稿日: 2024.09.19
powered by ブクログ江戸川近くのアパート、ベルジュ江戸川の住人達の話。どの人の話もあ〜わかる〜と共感できる。 みんなに共通しているのは今の自分を見つめ直して前に進むというところ。変わるとかじゃなくて、受け入れて前に。なんだか勇気をもらえた。
2投稿日: 2024.09.15
powered by ブクログ★5 ベルジェ江戸川というアパートの住人が織り成す日常物語。 それぞれ、住人視点で物語が切り替わる。 作者の小野寺さんが捉える主人公たちは、いつも淡々とクールにみえるけど、ふとした瞬間にあたたかみのある人生譚を描き出し、安定のホッコリした読後感がいい。 そこに住むことになったきっかけや職業、何処の駅を使って通勤してるとか、眼に映る景色とか、土手の話とか、番外地の川の島の話とか、最近の若者の恋愛の出会いとか、へーっと感心する盛り沢山の豆知識も得た。
72投稿日: 2024.09.14
powered by ブクログアパート「ベルジュ江戸川」の住人を描く4章からなる物語。 特別キャラが立っているというわけではないがそれが逆にリアルで好ましく、そんな彼らを見つめていると心の底からふつふつと元気が込み上げてくる気持ちになれる。 この物語が人生の岐路に立つ人の不安で縮こまった背中をそっと温めてくれるだろう。
1投稿日: 2024.09.08
powered by ブクログ小さなアパート「ベルジュ江戸川」に住む 4人の物語。 岐路に立つ4人が色々ある中でも 新しく進み出す。 中でも202号室に住む「青井千草」の話は とても印象に残りました。
2投稿日: 2024.09.08
powered by ブクログ江戸川区と市川の「国境地帯」、番外地などおもしろいコンセプトを入れての、やっぱり下町の人たちの一端を語る小野寺ワールド。日常の真面目な人たちの群像をしっかり描き、ばらばらな個を最後にまとめ上げている。孤独でありながら、決してひとりぼっちじゃない。そんな物語だと思う。
2投稿日: 2024.09.06
powered by ブクログ江戸川のほど近くにある、4室だけの小さなアパート「ベルジュ江戸川」。 そこに住む人々が直面する悩ましい出来事と、それに住人たちが向き合えるようになるまでを描く連作短編ヒューマンドラマ。 ◇ 東京メトロ東西線。その電車から私が毎日見てしまうのが妙見島と呼ばれる、2本の川に挟まれた陸地の部分だ。2本の川と言ってもどちらも旧江戸川で、わりと大きな道路が橋代わりに渡されているとは言え、どう見ても孤島だった。そこを私は、通勤の行きも帰りもつい見てしまうのだ。 島の目印はラブホの大きな屋上看板。別にラブホに興味があるわけではない。 ただ、都会の陸地と切り離された立地を見ることで少しだけ日常から解放される気がする、その感じが気に入っているのだ。 何と言っても「少し」という感じがいい。完全には日常から離れたくないから。 考えてみれば、私がマッチングアプリに登録したのも同じ理由だったのかも知れない。別にカレシが欲しいというわけではなく ( いや欲しくないことはないのだけれど ) 、日常と少しだけ違うことをしてみたかったのだ。 してみてわかったのは、マッチングアプリというのはなかなか便利なツールだということ。大学卒業後に4年間できなかったカレシが、アプリを始めてから2年間で2人もできた。 最初から条件を絞り込んであるので、会ってみて全然好みではなかったということもない。 そんなことを考えているうちに、電車は南砂町駅に着いた。 ( 第1話「妙見島 ベルジュ江戸川201号室 佐野朋香」) ※全4話。 * * * * * 小野寺さんお得意の、アパートを舞台にした連作ヒューマンドラマ。日常の人間関係の機微をテーマにしたストーリー。 各話とも本当によくある出来事をテーマにしているので、リアリティがあり共感しやすい。そして住まいや居住区の意義とその大切さを盛り込んだ少々ファンタジーめいた展開にほっとさせられる。 これまでも小野寺さんの作品には、そのようなコンセプトで描かれた作品が少なからずありました。だいたい同じような流れなのですが、それでも新作が出ると喜んで読んでしまうのです。 ストーリー的に、「主人公がひどいことにはならないというのが予想できるから」というのが大きな理由だと思いますが、それ以外にも2つあります。 1つは、主人公が結構いろんなことをウダウダ考えているのがおもしろいということ。 本作では、第1話の佐野朋香と第4話の新川剣矢のウダウダ具合いがいい。しかもこの2人をベルジュ江戸川の 201号室と 101号室というお隣ならぬ上下の関係に持ってきているのも、ご縁が期待できていい設定だと思います。 もう1つは、主人公がどちらかと言うと不器用で損をしがちな性格なので、つい応援してしまうところ。さらに、損な役回りになってウジウジ悩んでも最終的には前を向こうとするようになっていくところも、読んでいて安心できるから好きなのだと思います。 本作では、第2話の片山達児と第4話の新川剣矢がまさにそういうタイプです。ほっとけない、励ましたくなる、そんな不器用さがいい。 さて本作について、もう少し触れておきます。 4人の主人公は、自分の立ち位置がまだわからない、または決まっていない、そんな人たちです。なんせ不器用な人たちですから。 そして住んでいるのが、実は「番外地」と呼ばれるところで、東京か千葉かが微妙な地域なのです。この符号というか設定が特に、しゃれていていいと思いました。 物語の最後に、片山達児が 102号室を出て妻子とともに新天地へ向けて出発していく場面があります。 片山は仕事や家庭での自分の立ち位置についに気づいたことで、このベルジュ江戸川を退去 ( 卒業? ) するという、実によく考えられたラストでした。 ( あとの3人も退去が近そうな感じで、第4話に描かれています。)
82投稿日: 2024.08.27
powered by ブクログベルジュ江戸川というアパートに住んでいる4人の日常を書いてます。 小野寺さん読んでると、江戸川にちょっと詳しくなれる気がする。
3投稿日: 2024.08.19
powered by ブクログ特に何が起こるわけではないが 同じアパートの住民達の日々の心の機微をうまく物語にしている とても読みやすく、日常的過ぎて自分にあてはめたりしてスルスルと読めた
2投稿日: 2024.08.19
powered by ブクログ最近、小野寺さんの作品の感想はいつも同じことを書いている気がするけど…今作も淡々と静かに日常が描かれた物語だった。 小野寺さんらしいと言えばそうなんだけど、時間が経ったらきっと内容を覚えていないだろうなぁ。 他の作品とも区別がつかなくなっていそう。
34投稿日: 2024.08.16
powered by ブクログ小野寺さんです やっぱりNOSです 安定のNOSです 本作は、ベルジュ江戸川の4部屋に住む住民たちの何気ない日常的が描かれている 住民たちにとってはちょっとした出来事は起こっているわけだが、我々読者にとってはとりわけなーーーんにも起こっていない、、、w 昔は、この何にも起こらないほのぼのした作風が心地よかったけど、最近はちょっと飽きてきたかな、、、w 読むタイミングが合えば本作も良かったなと思えるのかも(;^ω^) んで、NOSって何かって? レビューを読んでくれたのならもうお分かりでは? N animo O koranai S hosetsu 「何も起こらない小説!」です
38投稿日: 2024.08.15
powered by ブクログ番外地、どこにも所属しない場所。 メッセージがあるようなないような、 四つの物語。 それが小野寺さんの小説。
1投稿日: 2024.08.14
powered by ブクログベルジュ江戸川という集合住宅に住む人のお話。 失敗の人生に目を背けたいと思う時もある。 だけど、失敗と思っていたことは単なる経験で、失敗ではないことがほとんどなのかもしれない。 見たいものも見えているものは違う、悲観しなくても案外幸せだし、幸せの種は身近にあるのかもしれない。
12投稿日: 2024.08.13
powered by ブクログ私の好きな小野寺さんらしい優しさを沢山感じられて良かった。 ポプラ社から出てる小野寺さんの作品は 私にとってはハズレなし。
4投稿日: 2024.08.13
powered by ブクログなんてことない日常の物語。でも、なんてことない日常ってあまりなく、誰しも少しだけのなんてことある日々を生きてるって感じさせられる。少しのなんてことあるきっかけで変わるなんてことない日常が心地よい。
31投稿日: 2024.07.31
powered by ブクログ心が暖かくなり、様々な愛を感じることのできる小説。 アパートに暮らす4人の各々のストーリーを楽しめることができます。 人はそれぞれ抱えているものがあり、住民の各視点や人生観を楽しむことができました。 アパートでの人との繋がりをいい意味で感じることができると幸せだなっと思います。人として当たり前ですが、挨拶をすると後々の効果を得れると強いですね。 また、家族愛って素晴らしいと思いました。 気分転換に読むにはちょうどいい本でした。
6投稿日: 2024.07.27
powered by ブクログ江戸川区のアパート4室に住む、独身女性、男性、3人家族を描く連作短編集。 マッチングアプリが登場するなど現代的な暮らしの悩みを割とサラッと表現する。小野寺史宜らしい。ただインパクトは弱めなので3ヶ月経ったら内容は忘れると思う。
4投稿日: 2024.07.26
powered by ブクログわたしにとって、鉄板の小野寺作品。 今回は、江戸川をはじめとした、各地の無番地にまつわるエピソードが、 同じアパートに住む四人を語り手・主人公として描かれる。 もちろん、いつもながらの連環小説集。 凪良ゆうを筆頭にする、私にとって刺さる作家さんとは また違った意味で刺さる。 凪良ゆうさんグループは、私にとって、「昭和」の価値観を これでもか、これでもかと壊してくれて、 辛くなってしまう。 小野寺さんは、私の持つ前者とは違った昭和の価値観 よく言えば「誠実さ」のようなものを 「そのままでいいんだよ~」と言ってもらえるようで 安心するw それでいて心痛む、けれど安心するww その繰り返し。 今回とりわけ印象に残ったのは2章だったかな、 新潟に転勤になるパパが 同期(エース)から言われる言葉。 「ひとが言わないと決めたことを、代弁する必要は無い」 そうだよね~、ついつい余計なお世話を焼きたくなっちゃう、 これ、もはやNGだよね~w 昭和の頃でも、NGかww
9投稿日: 2024.07.18
powered by ブクログなんか上手くいかない事もある。 そんな時の気持ちとかを描くのが上手いなぁ、小野寺さん、といつも思う。 川沿いの町に住んでいる人達の、ふわりとした何気ない日々の時間がゆっくり流れていく感じ。 読み終わって切なくも感じるが、この先に少し明るさも感じる。
5投稿日: 2024.07.17
powered by ブクログ東西線の、あの辺に、そんな場所があったのかと。 勉強になりました。 披露宴に参加するのを無職だからとの理由で悩むのは昭和の人かと思っだけど、今の時代にもあるんだと、妙な事に安心してしまいます。
5投稿日: 2024.07.13
powered by ブクログ番外地のない地名をモチーフに、非日常へ踏み出すアパートの住人達。 ・妙見島 ベルジュ江戸川二〇一号室 佐野朋香 ・JR四ツ谷駅 ベルジュ江戸川一〇二号室 片山達児 ・東京高速道路 ベルジュ江戸川二〇二号室 青井千草 ・河原番外地 ベルジュ江戸川一〇一号室 新川剣矢 自分の居場所があいまいになる日常から、一歩踏み出すことで変化を求める男女。 しかしそれはほんのきっかけに過ぎず、淡く頼りない体験になる。 しかし、人生はほんのり変わっていく。 もう少し、住人同士の絡みが濃密でもよかったのではと思う感想。
5投稿日: 2024.07.11
powered by ブクログ「ベルジュ江戸川」アパートに住む住民たちの生活がなんだか心地よいテンポで書かれている。 会話や独特の雰囲気が、小野寺さん作品だなという感じ。 琴ちゃんのくだりが切なかった…
12投稿日: 2024.07.06
powered by ブクログやはり小野寺さんだなってなる。 地名がたくさん出てくる。 勤務先の沿線がたくさん出てくる。 アパートからの道のりも、もちろん出てくる。 そして、川べりの風景。 なぜか小野寺さんの小説は、川が多いような…グラウンド風景も多いような… だから散歩風景も必ず出てくるわけで…。 ベルジュ江戸川にすむ住人の日常である。 ベルジュはフランス語で、土手。 アパートは、小さくて2階建の4戸。 そのアパートの住人たちが紡ぐ物語。 4人が悩みを抱えながらもなんとか前を向いていこうとする。 会話も途切れることなくサクサクと進んでいくので、ぐだぐだとなることもなく上手くいくようになっているので安心感がある。 最後に親しくしていたわけではない住人が、片山ファミリーの引っ越しでアパート前で全員が偶然に集まったというのも面白い。 佐野と新川もこれからどうなるのかなぁ…など。 気になるところではある。 静かに終わったというより、ちょっと前向きな気持ちで明るさを残しています感が漂った結末。 〈帯からの抜粋〉 マッチングアプリで知り合った二人目と別れたばかりの佐野朋香。 妻とも娘ともうまくいかず、仕事にも行き詰まる片山達児。 むかしの大切な仲間を若くして喪った青井千草。 後輩の陰口にショックを受けて会社を辞め、半年が過ぎた新川剣矢。
62投稿日: 2024.06.30
powered by ブクログ会話に独特のテンポがありいつもと変わらない小野寺作品であった。 しかしながら小野寺作品を心待ちににしなくなった自分がそこにはいた。
58投稿日: 2024.06.24
powered by ブクログ心がざわつく4話収録の連作短編集。 江戸川区にあるアパート『ベルジュ江戸川』。 ここで暮らす男女4人の日常が順に描かれる。 マッチングアプリで知り合った彼と別れたばかりの佐野朋香。 家庭と会社で疎外感を感じる片山達児。 友人を若くして喪った青井千草。 社内の人間関係に疲れ退職した新川剣矢。 皆、身近にいそうな人達ばかり。 特別な事を望んでいるわけではないのに、なぜか思い通りにいかない現実。 人と人が関わることで生まれる軋轢と葛藤にリアリティがあり心がひりひりした。 人間関係の難しさを感じると共に、人の優しさと温かさが沁みた。
9投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログ不動産と町紹介?タイアップ企画感、ますます強まる。それでも、心地よいテンポの小野寺節に引き込まれてしまう。「言いたいけど言わないってことを選んでいる」難しいね…。おもわず、江戸川区妙見島Googleマップで検索、便利な世の中になったものだ。
4投稿日: 2024.06.22
powered by ブクログ会話が多くて好きです。 程よいいい距離感ってあるよね。 とりあえず東京全くわからん。 こっちの方にも番外地ってあるのか調べてみよ。
5投稿日: 2024.06.20
powered by ブクログ同じアパートの住人それぞれの短編4つ。名前の件はもういいかなという気もしたけれど、これもまた小野寺さんだなという感じ。何でもない誰かの日々の暮らしだけれど、みんなそれぞれ何かを抱えて生きている。そんな話。温かな気持ちになった。
5投稿日: 2024.06.18
powered by ブクログ最近、不動産作家と化している小野寺さんの新作はやはり、江戸川沿いに建つ小さなアパートの住人を主人公とした連作短篇集だった。 ベルジュ江戸川は1DKと2DKの部屋が1階と2階にそれぞれ1つある。ベルジュとはフランス語で“土手”の意味だそうだ。入居者は単身の女性2人、男性1人、それに3人家族だ。それぞれに暮らしがあり、その中でぼんやりと悩みや不満があるのはいつもと同じ。なんとなくコミカルで、なんとなく共感できる。そんな作品だ。 4篇の中では唯一シリアスな(とはいえ他人事ではあるのだが)青井千草さんの話が好きだな。
12投稿日: 2024.06.17
powered by ブクログなぜか心が揺れる日は、あの番外地へいってみたく なる…。平凡な暮らしが揺れ始め、岐路に立つ 4人が紡ぐ、行き違い重なりあう日々が新しく 輝き出す物語。
6投稿日: 2024.06.03
