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倫理的なサイコパス
倫理的なサイコパス
尾久守侑/晶文社
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総合評価

23件)
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    精神科医の作者がどういう心情で患者さんと向き合っているのか面白おかしく書かれたエッセイ。 医者だって人間だもんね。

    1
    投稿日: 2025.07.26
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    ちょっと調子のっちゃってる感もあるが、読者とちゃんと距離があって、肩の力が抜けてるんよね。そこがサイコパスなんか。ミョーに淡々とした流れるようなニホンゴが、目に心地よいわぁ、これは診察でもカウンセリング巧いだろうなぁと思いました

    0
    投稿日: 2025.05.25
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    エッセイ。とはこれか。というエッセイ。文章を書くのが、考えるのが好きという筆者の気持ちが伝わってくる文章でよかった。いろんな部分で、それな!!って思う部分がたくさんあった。印つけとけばよかった。個人と、医者とを白衣を脱ぎ着しながら接しているっていうか表現が面白くて好きだった、、なんて書いてあったか忘れたけど。他の本も読みたい。

    0
    投稿日: 2025.05.22
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    精神科医なのですこし難しいエッセイかな?と思っていたけど、専門的すぎずとても読みやすい。 [高いいね血症]で自己肯定感が爆上がりして、「天才だ天才だ天才だ…」となる部分は急な盛り上がりで面白い笑

    7
    投稿日: 2025.04.15
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    面白い。自己啓発本でもセラピー本でもないのに、読んだ後、少し肩の力が抜けている。 全体的に淡々としていて、思索を深めたかと思うと急に放り出すようなテンションがクセになる。 精神科医であることを全面に押し出しているわけじゃなくて、面白いこというなーこの人、あ、精神科医なんだ!どおりで!みたいな感じ。エッセイなので、心理学とかサイコパスについての専門書ではありません。

    0
    投稿日: 2025.03.26
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    ところどころ面白かったし、俺もそう思うよというのところがいくつもあったので、なかなか面白かったのだが、後半はなんというか前半に比べてみるとただのエッセイばかりだなと思う内容になっていたかな。まぁただのエッセイ集なのだと著者も言っているのだが。

    0
    投稿日: 2025.02.28
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    わたしは精神科医ではないが、わかるなと思うことはあった。 「待てよ、ひよっとして、などといちいち考えるようになり、結果的に中立的な態度をとる」 わたしはある閾値を越えたら、全然中立的な立場をとっていないけれど、全然中立じゃない行動をとってしまった後で、でも待てよ、ひょっとしてと、いまさら考えてもしょうがない振り返りをする自分になってしまった。 「まったくの勘違いで怒鳴られてものすごく怖く嫌な気持ちになり、ああ、この怖く嫌な気持ちこそがふだんこの患者さんが厳しい夫に怒鳴られたときに感じているものなんだろうなあ、みたいに本人の辛さを理解する」 シチュエーションは全然違うけれど、要は確かにこんな感じ。いちいち面倒くさいし、なんで、こんな自分になってしまったのかとも思うけれど、それだけ頑張って人を助けたってことなんだろう、と思うことにした。 それだけの関わりをして、人がなんだか復活し、そうしたら、わたしの人格が変わっておった。まさにそんな感じだ。 まさにこういうどうにも文章化しにくいことをしてくれている本で、わたしにはとても面白かった。

    24
    投稿日: 2025.02.24
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    精神科の先生でも、人との関わりや自分の立ち振る舞いについてこんなにも悩むんだ。じゃあ、心理学にも病気にも詳しくないただの学生である自分がくよくよ悩んで潰れちゃうのなんて当たり前なんだな。元気をもらいました。

    0
    投稿日: 2025.01.29
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    信州大学附属図書館の所蔵はこちら→ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD07050261

    0
    投稿日: 2025.01.20
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    文才のあるツイッタラーが精神科医をやっていて、その人のエッセイって感じで楽しく読めた。 こんな患者がいて云々って本ではない。 あと、表紙がお団子ヘアにしてる女性の医者かと思ってたら違った笑

    0
    投稿日: 2024.12.29
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    精神科医をやっていく中でこういう患者がいて、人間とはこうで、、みたいな知見が書いてあるのかと期待して読んだら毛色が違っていた。 ある精神科医が精神病など関係なく普段思っていることが書かれていた。 これはこれで面白かったが、今の自分は、自分以外の人が得た知見を求めてしまっている節があるので少し物足りなく感じた。 でも頭のいい人はこうやってすごく内省というか深く思考をしているんだなという尊敬の気持ちが生まれた。

    0
    投稿日: 2024.12.28
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    エッセイ本だったので特に学びはあんまりなったけど、おもろい本だなとは思った。 わたしはもともと持病持ちだったので大学病院で予約してもそれ以上に待たされる側だったけど、犠牲者ってのがクスッときた。

    0
    投稿日: 2024.12.26
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    文の長さが長く読みづらかった。 精神科医のエッセイ 精神科医とは常時自分の言動が診療に与える影響を考えているらしい。 結果一周回って同じ場所に帰ってくるような記述が多かった。

    0
    投稿日: 2024.12.08
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    内言語多い系の精神科医の方のエッセイ。 気にもしなかった自分の言葉が刃となることに怯えたり、でも気にしては自分が壊れてしまうことも自覚して客観視を心掛けたり。自尊心と羞恥心の狭間で悶えたり、カッコつけた自分の詩的発言をどこかで自虐し、相手から傷付けられるのを予防したり。 分かる。共感要素が強かった。 当たり前だが、精神科医も人間なんだよなあ。 とは言え、言葉にしづらい些細な感情や思索を形に留めようとすると、得てして言語量は増えがち。 つまり、ある程度自分にエネルギー値が残っていないと読むのが疲れる。 そこそこ元気な時に読もう! そもそもこの方かなり忙しいのに驚き。仕事し過ぎなスケジュールに見える。アイドルオーディションでよくメンタル持つなあ。

    0
    投稿日: 2024.10.28
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    あくまで精神科医のエッセイであって、メンタルケアのハウツー本でもなければヒント集とかでもないけれど、 日常生活で小骨が喉にひっかかるような人間関係とか、メンタルとかが言語化されてるのが散らばってて、腑に落ちる感覚が得られて好き。 気の合う友達と喋ってるようなかんじでするする読めて読後感よかった。

    5
    投稿日: 2024.10.14
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     暇つぶしに本屋を彷徨っていたら妙に気になる表紙の視線を感じ、手に取ったのがこの本でした。5ページほど読んでみてこれは面白いぞ…と思いすぐレジへ。直感に従ったあの時の自分に感謝です。  医者ではありませんが似たような仕事をしている身として、日々の診療の中で培った思考など考えさせられることがとても多かったです。読んでいて思わず笑ってしまうようなユーモア溢れる文章で、初めてのエッセイでしたが楽しく読めました。

    0
    投稿日: 2024.08.24
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    思考をこねこねされているように見受けられた。 エッセイなんだから、そうなんだけど。 医師も悩むのだな、傷つくのだなと改めて医師の公的な部分しかみていなかったと気づいた。彼らも人間だ。 言葉遊びも感じられて、頭の良い方なのだなと思った。

    4
    投稿日: 2024.08.20
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    東畑開人さんと頭木弘樹さん、おふたりが推薦していたのと、精神科医と詩人の“二刀流”が気になって読んでみた。正直なところ(気にし過ぎでは?)な事もあったけれど、時に暴走する文体に思わず吹き出すこともあり、大いに共感するところもあり。引き分け狙い健康第一で生きていく!

    6
    投稿日: 2024.08.17
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    適応傷害において重要なのは、どの要素に極端に弱いかを特定する事。 自分が苦手な要素を把握しておけば、それを避けることによって適応障害にならずに済む。 実際そう上手く行かないのは、なぜか解っていてもつっこんでしまうという事が人間にはあるから。 無理しない事を人生で優先する。

    0
    投稿日: 2024.08.09
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    精神科医で詩人?…って気になりすぎる。 めっちゃ読みやすいうえに内容も興味深い。 精神医学の話というよりも精神科医としての日常や考えを書き連ねたエッセイ。 思いのほか人間臭いところもあり、とても好感が持てる。 筆者特有の思考回路が見え隠れする文章は、読んでいて面白い。 なるほど!と感心する部分もあれば、やっぱ独特だよな…と笑ってしまいそうな部分もあった。 そうは言っても、やはりその道のプロ。 実生活において参考になる話も結構ある。 特に〈身体に合わせる〉の話にはちょっと救われた。 入社してからの半年間、ほぼ毎朝腹痛で途中下車してて、終いには吐いてしまった事があった。 あの時は無理して職場に行ってたけど、別の方法を選んでも良かったんだなあと。 身体に合わせて、行動を少し修正する。 今でも出来ていない時があるので気をつけます。

    1
    投稿日: 2024.07.17
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    詩人にして精神科医のユニークなエッセイ。 軽妙な 語り口が読んでいて心地よい。 タイトルになっている倫理的なサイコパスとは 臨床の現場の中で 深刻かつ多様な患者に、誠実かつ持続可能に向き合っていくために、意識的無意識的にとっている複雑な向き合い方こと。ここまで極端なケースではなくても 多くのビジネスマンが 同様の経験を 職場でしているのではないだろうか。 多くの人にとって気づきのある良書だと思う。

    0
    投稿日: 2024.07.15
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    倫理とサイコパス、本来であれば相容れないはずのものであるgふぁ、著者はそれを相容れさせた考えを書かれているようである。どんな考えなのか興味が外灘おで読みたい #倫理的なサイコパス #尾久守侑 24/5/24出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本 https://amzn.to/4bXtcQJ

    4
    投稿日: 2024.06.06
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    【目次】  第1章 倫理的なサイコパス 倫理的なサイコパス 犠牲者の臨床 ヨコヤとの戦い ドロップアウト 傷つき傷つけながら生きるのさ 病気を診ずして病人を診よ 守護霊論 七瀬ふたたび いいひと。 思春期とSNSと私  第2章 破れ身の臨床 破れ身 ほとんどが無名 歯が命 多重関係 二刀流幻視 兄役 先生のツイートみてます ルーティン 美容外科医に学ぶ 「ありのままの姿」役  第3章 知らんがな、社会問題 社会問題って何? メンタルかかりつけ医をつくる MBTI 「場」がなくなる 身体に合わせる 強制医療の悩み 精神科医の書く一般書について 道中不適応 サプライズ サイレントマジョリティー 高いいね血症 あとがき

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    投稿日: 2024.05.27