引きが巧み。今後の展開への広がりも予感させつつ内容を予測させない所が良い。 所要原作知識系の中でもチートを排した理不尽ゲー生存型の一作。自身がチートを駆使するのではなく周りがチート性能の中でいかに一般人が生存を目的に生きていくのかが焦点となるので、ネット界隈ではともかく書籍ではまだ目新しいのでは？ とはいえネット発なので仕方ないが単巻として見ると壮大なプロローグといった感じでより盛り上がるのはこれからかな、といった印象で物足りなさもある。その分次への期待感が高まる作りになっている。

ガンギマリ？モブ？どこまでがタイトルなんだろ？ 『ヘブン99』って、ストーリーの舞台になる住所的なものじゃなくて作者の名前なんだ！ という真っさらな状態から読み始めた、ゲーム未経験者です。 まず世界観を理解するのに3分の1程かかり、更に3分の1かけてキャラクターに馴染んで面白くなって、残り4分の1くらいでスピード感出てきて、最後は見直したよオクリー！ １冊で完結かと思いきや、ここからが旅立ちと知る。え〜 どこかで続きに出会ったら、読んでみようかな。オクリー頑張れ！