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総合評価

2288件)
4.4
1113
776
259
30
8
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    『カフネ』 この本を読んで、私は救われた気持ちになった。 なぜなら「家事」にちゃんと価値があると再確認できたから。 料理、洗濯、掃除――できて当然、整って当たり前。 「母親の義務」でしかないように扱われてきた?むしろ自分自信がそう捉えてきたことに、ずっとモヤモヤしていた。 でも本書を通して、家事もまた人の営みを支える大切な行為で、ある種のプロフェッショナルだと思えるようになった。 さらに物語が進むにつれて、登場人物たちの事情が現代的でリアリティがあり、「隣にいてもおかしくない」と感じられるほど。 そのリアリティも相まって、ぐっと物語に没入できた。

    7
    投稿日: 2025.10.03
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    読み終わった後に優しい気持ちになれる素敵な作品だった。 P94 善意って油みたいなもので、使い方と量を間違えると、相手を逆に滅入らせてしまうから 『性格というのは個人の特性ではない。そうしなければ生きてこられなかった。そうせざるを得なかった結果そうなった』という言葉を思い出した。 人生でこの思い込みをいかに減らせるかがカギだと思う。 料理の作り手がいかに相手のことを考えているか伝わる描写に胸打たれた。 美味しい食事は日々の生活の潤いになるけど、日本人は食べるのが好きだし料理への期待値が高いよな〜とも感じた。

    4
    投稿日: 2025.10.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 カフネの意味がとても素敵だなと思う。 散らかってるものを綺麗にしていく快感は私もよくわかる。 かといって、綺麗好きというわけではないけれど。 何かを完成させていく、という作業も大好きだ。 いつも描写されているものから、人物を想像して思い描くのだけれど、せつな の想像が難しかった。 最初の方からベリーショートな人をイメージしてしまっていたけれど(勝手なイメージ)お団子頭なところで、ぁ、そうなの?って思ったり。 それぞれが抱えていたものを、食や生活を整えていくことで心が軽くなったり、救われたり。 とてもよくわかる。 誰の助けも必要なさそうな人が、本当は助けが必要だったり。しっかりしてて強そうな人が、本当はとても弱かったり。ギャップがあるから、余計にそう思うだけなのかもしれないけれど。 誰かに頼る事ができない人は、しんどいだろうと思う。 家事を誰かにお願いする事、のハードルが高いのはよくわかる。 もっと気軽にお願いする事ができたら心にも余裕ができるのに。 特に日本人には、後ろめたさを感じる人が多いのかな?と思う。 最後の薫子の提案をせつながどうするかは別として、二人はこれからも繋がっていられたらいいなと思う。

    4
    投稿日: 2025.10.03
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    言葉が出ない。このお話は人を選ぶけれど、わたしには本当に深くまで刺さった。刺さったというと物騒だけど、心の奥の大切な部分を抱きしめてもらえた感覚がした。春彦は本当はどう思っていたかわからない。どんな人も、心のうちでは何を考えているかなんてわからない。春彦も、港も、せつなも、せつなの父も、カフネの利用者も。心の底からつかれていたら、ふっと何もかも手を離したい時がある。その手を離してしまった人々と、遺された人々。その両方の気持ちを大切に掬い出して、丁寧に描かれた作品で、何度も涙が出た。主人公たちも、わたしも、人に傷つけられ、また人に救われている。その、人が持つ力を、人を思いやりかけた言葉の持つパワーの強さを、この物語を通して、強く強く実感した。こんな物語を世に生み出してくださって、ありがとうございます。 p.111 「未来は暗いかもしれないけど、卵と牛乳と砂糖は、よっぽどのことがない限り、世界から消える事は無い。あなたは、あなたとお母さんのプリンを、自分の力でいつだって作れる」 p.138 「欲しいと思えないから、としか答えられないですが。生まれてくることがいいことなのか私にはわからないし、子供本人に自分が育つ環境も選ばせずに、こんなにどんどん壊れていくような世界に何十年っていう人生を背負わせて生まれさせる。それは、すごく理不尽なことだと私は思います」 責められている、と思った。彼女の言うことを、自分も考えたことがないわけではない。子供を産むということは結局のところ親のエゴだと薫子も思う。それでも、いったいどこから噴き上げてくるのか自分でもわからない渇望と焦燥に駆られて、最先端の医療技術を金で買い、肉体の老いと運命に逆らって子供を得ようとした。自分は親となるに値する人間なのか、この世にひとつの命を生み出し、その存在に全責任を負うことができるのか、そもそも産むという行為は正しいのか、本当なら考え抜かなければならないことに答えを出す前に、時間がない、時間がないと思考を停止させ、ひたすら自分の子宮に命を宿らせることだけを考えた。 そんな自分の欺瞞は棚に上げ、懸命に子を育てる女性を妬む女を、彼女は軽蔑しているのだと思った。 「でも、薫子さんを見ていると思います。この人は、生きていくことには価値があると信じているんだなって。もしも子供を持ったら、その子を幸せにするために全力で闘うんだろうし、こんな人のところに生まれる子供はもしかしたら、『生まれてきてよかった』と思うのかもしれない」 ピピッ、と高い電子音が鳴った。コンロのセンサーが、熱していた油が設定温度に達したことを知らせる音だ。 p.158 ふり向いた。 カフェで再会した時に薫子を射貫いたのと同じ、鋭いまなざしで。 「親を肩じすぎないで」 静かな声だ。だが恐ろしく不穏なものを発んでもいて、少年の瞳が、ゆれる。 「子供を想わない親はいないとか言う人がいるけど、あれはたまたま良い環境に生まれて、問158 題なく生きてこられた運のいい人たちだから。親に痛めつけられたり捨てられたりした子供がそれを聞いたら、どれだけ爪はじきにされた気持ちになるか想像できない人間だから。耳を貸さないで。親は血がつながってるだけのただの人間だってこと、わかっておいて」「・・・・・・・ちょっと、あなた何言い出すのよ」 薫子はつなぎ服の袖をつかんだが、せつなはこちらに目もくれない。 「あなたは今、中三なんだよね。来年、あなたは高校に行ける?お母さんはそれをちゃんと考えてくれてる?あなたのお母さんは、あなたと妹さんがこれから先、何年も学校に行って勉強して毎日三回のごはんを食べて、体だけじゃなく心も健康でいられるようにあなたたちを守ってくれる?」 p.163 「お風呂場の掃除をした時、洗面台に砂時計が置いてあるのを見たわ。「砂がぜんぶ落ちるまで歯みがきがんばろうね』って貼り紙もしてあった。あれ、ののかちゃんのためにお母さんが書いたのよね。お母さんは一生懸命あなたやののかちゃんを育てているし、あなたも一生懸命、そんなお母さんを助けてるのよね」 拓斗の目もとが、小さく引き攣るように震えた。助けたいと思う理由を、彼は母親から受け取ってきたのだろう。たとえば薄焼き卵をかぶせたオムライスのような形で。 「お母さんは毎日くたくたになるほとがんばってる。だからこそ、もしもこの先、お母さんやあなたたちに何か困ったことが起きた時のことを話させて。そういう時、この名刺の彼に連絡すれば相談に乗ってくれる。お金の心配はいらないわ。さっきの私たちの話は、あなたにはお母さんを責めているように聞こえてしまったかもしれない。でも、そうじゃないの。私たちや、この名刺の弁護士さん、あらゆる人が考えたいのは、あなたたちもお母さんも安心して暮らしていける方法なの。どうか覚えていて。この国では、子供はみんな安心してごはんを食べて勉強して生活していいの。それがすべての子供に約束された権利なの。権利であるはずのものが欠けている状態なら、あなたはその不足分を求めていいの。でも、いきなり弁護士に連絡なんて気軽にはできないかもしれない。その時は、私か、この小野寺さんに連絡をくれたら、すぐに動くわ。必ずよ。どうか覚えていて。何かに困った時、あなたには相談できる人間がいる。これは社交辞令じゃない。これから何日、何ヵ月、何年経っても、今ここに名前の出ている三人の大人は、一ミリも変わらずにあなたの力になりたいと思っているから」勝手に踏み込んで押しつけているだけなのかもしれない。子供を持たない自分には、本当のところ何ひとつわかってはいないのかもしれない。だが、ただの迷惑で終わるならそれでもいい。ためらって結局通りすぎてしまうよりはマシなはずだ。 せつなを促して外に出る前、薫子は拓斗の肩にそっとふれた。がんばって、に似ているが、少しだけ違う、祈るような思いを込めて。 p.205 部屋に帰った春彦は、ベッドに横たわり、盗んだ薬を飲む。 「本当に、もしそうだったとして、それはだめなことなの」重苦しい沈黙を破ったのは静かな声だった。 濡れた顔を上げ、意味がわからないという表情を浮かべる航一を、せつなはビターチョコレート色の目で見据える。 「誰だって好きで生まれてくるわけじゃない。勝手に生まれさせられて、どこでとう育つかどんな目に遭うかも選べない。だったら死に方は自分で選んでもいいと私は思う。命も人生もその人だけのものなんだから、それくらいはゆるされていい」 p.247 「せっちゃんは、一日おきに家にやって来る家政婦を、最初は遠くからうかがってました。知らない人間が来た時、猫が物陰からじっとこっちを見てる、あんな感じです。警戒してるけど、好奇心もあって、自分と合うか合わないか探る用心深さもある、面白いお嬢さんでした。 あと九歳のせっちゃんは、とびきりかわいかった。プリンが好きだって言うから作ってあげたら『世界で一番おいしい」なんて殺し文句を言って、初めて笑ってくれたんですよ。好きになっちゃうのもやむなしでしょう?」 笑う斗季子につられて、薫子も笑った。 「本当に同一人物の話なんですよね?私、つなぎ服にごついブーツ履いて仏頂面してるあの人しか知らないから」 「あのつれない感じがしびれるって、顧客のおねえさま方には好評なんですよ。最初は遠巻きだったのが、だんだん私が家事をしてるところに近づいてくるようになりました。こう、気配を感じてふり向くとね、じっと私の手元をのぞきこんでるんですよ。かわいいなあ、って最初は思ってたんですけど、それは自分でもやり方を覚えようとしてたんだと、しばらくして気づきました。私が洗濯物を畳んでいると、黙って私の隣に座って、私の手元を見ながら一緒に作業するんです」 「それは、家政婦さん的にはいいんですか?」 「ふふ、全部やってもらってしまったら家政婦の立場がないですけどね。でもせっちゃんの場は、結構徴妙な年頃に同性であるお母様が不在だったし、身の回りのことのやり方を覚えるのはせっちゃんにも必要だろうと判断して、お父さんに相談しつつ色々と一緒にやりました。 私、その日にしたことをノートに書いて置いていくようにしたんですよ。お父さんは毎日帰りが遅くて、私の勤務時間内に帰っていらっしゃることはほとんどなかったので、そういう方法で家のことやせっちゃんのことをお伝えしてました。今日はせっちゃんが洗濯物を半分畳んでくれました、とか、せっちゃんが夕食の盛り付けを手伝ってくれました、とか書いていくと、お父さんから『ご迷惑をおかけしてすみません」とか『娘がそんなことをできるとは驚きです』とか返事をもらえるようになりました。そのうち、せっちゃんは「お料理を教えて」とせがむようになって、ごはんの支度も一緒にするようになりました。呑み込みが早かったです。 賢いというのもあるだろうけれど、何よりせっちゃんは一生懸命だった。一生懸命に料理を覚第四章 247 えて、食べさせてあげたい人がいたからだと思う。ひたむきなせっちゃんの姿を見ていてね、思ったんです。 この子にとって何かを作って食べさせてあげることは、「好きだよ」って伝えることなんだなって」 缶コーヒーをまた一口飲み、斗季子は曇り空を見上げた。 「最初はサラダとかキャベツの浅漬けとか、簡単なところからスタートして、小学五年生になる頃には、茶碗蒸しも魚の煮つけも作れるようになりました。私が作った食事に、せっちゃんの作ったものを一品添えるのが決まりのようになってました。本当にゆっくりとだったんですけどね、せっちゃんのお料理を添えるようになってから、台所のすみに置かれるお酒の空き瓶は少なくなっていきました。夕食の時間にお父さんが帰ってくることも、本当に少しずつ増えていった。それで十月に入った頃、お父さんにぼそっと、お弁当の作り方を教えてもらえないか、と言われたんです」「お弁当?」 目をまるくした薫子に、斗季子はほほえんだ。 「そう、せっちゃんの小学校の運動会のために。前の年は私がお弁当を作ったんです。お父さんは仕事があって参加できなくて、代わりに私が応援に行ったんですけど、その年は休みを取ったからってぼそぼそおっしゃって。もう私、張り切っちゃいましてね、おにぎりの握り方からビシバシやりました。当日はお弁当のレシピだけ渡して、私はお休みしたんですが、あとでせっちゃんがお弁当の写真を見せてくれました。お父さんと一緒に作ったおっきいおにぎりのお弁当。世界で一番幸せな女の子みたいに笑ってた」 p.274 ごはんを作り、食べてもらい、好きだよと伝えたいひとを失ったはずのあなたは、それでも作ることをやめなかった。真摯に、信じるように、作り続けてきた。 あなたが出会った人たちのために一品一品に込めてきたものは、こうして誰かの喜びになっている。おいしいと笑顔にさせ、生きる力をもたらしている。 p.277 切れなくて、食事をすることにした」 断ろうと思ってたんだ、と公隆は呟いた。 「先生の顔を立てて会うだけだって。でも、戦闘服を着て現れた君は、予想もしなかった熱血 努力物語を語るし、「私は結婚相手を探していますし、子供も欲しいと思っています。その気がないようでしたらご遠慮なくおっしゃってください」ってデザートを食べながらてきばき言うし、なんだかそれでー」 言葉を探すような数秒間のあと、公隆はそっと続けた。 「試してみたいって、君には本当に失礼だけど、そう思ったんだ。君となら、僕が嫌で仕方なかったあの家族とは、別のものが作れるかもしれないって」 p.280 「自分でも、矛盾してると思う。だけど君が『子供ができた』って泣きながら教えてくれた時、あの時から、よく想像するようになった。君が赤ちゃんを抱いてしあわせそうに笑ってるところ。それを僕は、君の隣で見てる。ー僕は、生まれてくることも、生きていくことも、苦しいことだと思う。すべての子供は親の飲望から生まれて、生まれたあとも親に虐げられる子供がたくさんいる。保護しても、支えても、追いつかないくらいたくさん。僕にはどうしても、子供を持つということは、またひとり不幸な思いをする人間をこの世に生み出すことに思えてしまう」 だけどー 「もし無事に君と僕の子が生まれてきたら、その子は、こんな僕の考えを根こそぎひっくり返してくれるんじゃないか。その子を愛することができたら、僕はこれまでにあったことなんて全部どうでもよくなって、何もかも新しく始められるんじゃないか。そう思ってた。そうなることを、僕は待っていた」 p.283 ように手配だけはしておいたんだ。まさかあんなことになるなんて、思わなかった」かなしげに目を伏せる公隆を見て思い出す。公隆は春彦のことを本当の弟のように可愛がってくれていたし、春彦も公隆と会うと楽しそうだった。二人は、少し似ていたかもしれない。 人の目にふれる時、自分の生々しさを隠し、そうあるべき姿、人が自分に望む姿を見せようとするところが。 「ありがとう、本当に。知れてよかった」 噛みしめるように伝え、薫子は大判封筒を手に取って立ち上がった。 「私、もう行くね。元気で」「うん、君も」 持っていこうとした伝票を押さえながら、公隆はほほえんだ。小娘のように心臓がはねる。 もうこの胸に深く根を張ってしまった恋心は、一生このままなのだろう。 「公隆。私と離婚してよかったって言えるように生きて」かつて伴侶だった男性が、面食らった表情を浮かべる。もう会うことはないだろう彼の目を見つめて、願いを込めながら言う。 「元気に、後悔しないように、生きて」春彦の分まで。それは胸の中だけでささやいた。 あとはもうふり返らず、重たい鉄製のフライパンが入った袋を右手に持ち、受け取った封筒を胸に抱いて外へ出た。

    9
    投稿日: 2025.10.03
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    それぞれの登場人物が様々な悩みを抱えており、家族や友人といえど、究極的には他人である私たちは、どう相手と向き合っていくべきなのかを考えさせられる一冊だった。 やはり、相手のことを知るには会話が重要なのだが、そもそも会話ができる環境を作れているか、自分や相手をしっかり観察し問い続けていきたいと思った。

    12
    投稿日: 2025.10.03
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    多分感動する本なんだろうけど私にはあまり刺さらなかった。面白さはあると思う。 主人公の境遇が可哀想でそのせいで精神的に参っているんだと思っていたら、ただそういう主人公ってだけの変わった人だったのが私の感動を消し飛ばしたのかも。

    3
    投稿日: 2025.10.02
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    とても好きな本になりました。 薫子もせつなもとても好き! 二人の掛け合いもとても良かった。 せつなにそんなことがあったなんて。 薫子がだんだんと柔軟になり良いところは残しつつ変わっていく姿がとても好ましかった。 美味しそうな料理もたくさん出てくるし、困ってる人たちは救われるしなかなか読み心地が良かった。 春彦の恋人は意外だったけど、春彦の選ぼうとした先が知れて良かった。 そことそこが繋がるのか! とても好い!

    4
    投稿日: 2025.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何かを隠して生きていると死んでバレた時に周りの人はこんな気持ちになるんだなと理解できた。 でも死んだ事には変わりないから結局秘密を守って勝ち逃げになるとこは勉強になった。 自分の周りにこんな人がいない事を祈る... 物語としては面白かったが主人公の境遇が可哀想すぎて辛かった。

    3
    投稿日: 2025.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本屋大賞受賞作。ご飯と愛の物語っぽいのでその辺楽しみにしていた。大賞受賞するだけあって終盤は感動した。話の途中でチケットで家事代行に行ってるところが好きだった。ご飯が美味しそうなのもいい。 薫子とせつなの、隣人愛の極致のような関係性がよかった。ただ目の前にいる人に、少しでもいい状態になってもらいたい。そういう優しさがよかった。 春彦が男性と付き合っていたこと、味覚障害だったこと、せつなとは交際関係になかったことなどが明かされていき、さらにはせつなが慢性白血病であることや父が自死していることなども明かされいく。この辺は流石に「実は不幸で」のオンパレードかよと思った。しかしそういうツッコみどころはあったが、鈴夏が一緒におにぎりを作ってくれたあたりの隣人愛がとてもよかったので問題なかった。

    5
    投稿日: 2025.10.02
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    本屋大賞受賞作品、ほんとうに素晴らしかったです。 読んでいる時間、心がぎゅうっと苦しくなったり、じわ〜と温かくなったり、ずっと忙しいのだけど読み進めることがやめられなくて。物語が進む中で、気づけば人と人との関係が深まっていく、絆が出来上がっていく様が魔法のように紡がれていく。そして最高の読後感……(読んだあとは題名を見るだけ、考えるだけでウルウルしてしまいました) 他の作品も読ませていただきたいと強く思いました。

    3
    投稿日: 2025.10.02
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    読後感、かなり良し。 やっぱり好きな作家さんだなと思う。 始めは主人公を好きになれないと思っていたが、読み進めるうちになんだか好きになってくる。最終的にはしっかり心を寄せていた。 プロフェッショナルなハウスキーピングにもしばしば心を掴まれた。部屋を掃除したり料理をしたくなるような。 世の中を多様性と一言でまとめるのも不本意だが、一人一人を覗けば本当に多種多様な事情と悩みがあって。その中でこの制度を使ってこんな解決方法があるのかと、一つヒントをもらえた気持ち。 面白かったし興味深かった。

    3
    投稿日: 2025.10.02
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    美味しそうな食べ物が沢山出てきて、そこは、予想通りでしたが、様々な境遇の人、様々な関わり合いが、捻られ解かれ、予想外の方向にどんどん進んでいきます。 何とも素晴らしい本との出会いになりました。 卵味噌は是非とも作ってみたいと思いました。 読書っていいなと、つくづく思えた作品です。 確実に、リピート、リピートする本になりそうです。 読み終えた後の多幸感が何とも言えません。

    4
    投稿日: 2025.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「この子にとって何かを作って食べさせてあげることは、『好きだよ』って伝えることなんだなって」 この発想はなかった。すごく素敵な考え方だなぁと、ホッコリした

    3
    投稿日: 2025.10.01
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    自分の気持ちなんて簡単に相手には伝わらないし、相手の気持ちなんて簡単に理解出来ない。だからこそすぐに感情的にならずに相手のことを想像する努力が必要だと思う。 薫子とせつなの空気感がとても良い。

    3
    投稿日: 2025.10.01
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    人との関わり合い 垣根を越えるのは難しい。 その先にある物語。 みんな幸せになれ と心が柔らかくなります。 美味しいご飯の情報もいっぱいで日々の家事の手抜き具合に反省しつつ、『卵味噌』は必ず作ろうと決めずにはいられません。

    3
    投稿日: 2025.10.01
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    最後は涙が止まりませんでした…。 1本の映画を見終わったかのような読後感。 感情移入しながら、ストーリー展開に心揺すぶられながら、ただただ、あぁよかった、とつぶやきました。

    5
    投稿日: 2025.09.30
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    食べることは生きること 始まりからは想像もしないところに物語が着地して、そうだったのか…の感覚とともに静かな興奮 嬉しくなって元気が出た

    5
    投稿日: 2025.09.30
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    2人の関係が少しずつ、解かれて 2人にしかわからない居心地の良い、良い意味で都合のいい関係に変わっていくのをやさしい気持ちで、時には2人の気持ちにかわって、苦しさもありながら一気に読み進めた作品。 読み終わった後は、大事な人に大切だよって伝えたくなるし、大切なんだよって行動で表したくなる あと人が表す優しさの形で色々あるんだなあ、と思った

    3
    投稿日: 2025.09.30
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    人物背景の描き方がそのそばで見ているかのような感覚になる 生々しさがあり、引き込まれた そして胸に迫る物語だった 気づけば、自分の生活に重ね合わせながら読んでいた 自分を救済するには自分自身でどうにか折り合いをつけて模索したい だが、その気力も余力もないときに 他人の干渉がその助けになる 私は他人に対して、その助けになりたいと感じた

    13
    投稿日: 2025.09.29
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    心が疲れると食事も適当になり、家も荒れてくるのは間違いない。食事って大事だね。美味しい手料理を食べると心も体も温かくなるもんね。 薫子もせつなも家事代行を頼んだ家庭の人々もいろんな想いを持って生きている。春彦に結びつけられた縁によって変わっていく姿に応援したくなる。そして歩み出した姿に勇気をもらった。 せつなのメニューから何か作ってみようかな。 前向きになれる素敵なお話でした。

    31
    投稿日: 2025.09.29
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    近くにいる人、たとえ家族でも全てを理解し合うのは難しい、だからこそ、たくさん話し合う事が大切なんだね、と思える作品。 せつなみたいな、愛想がなくて、一見常識がない人は私は苦手だ。だから遠ざけてしまうと思う。そういう人でも薫子みたいに、たくさん話したり、わかろうとしたいと思えば、半歩は進めるのかも。 いつもニコニコしててみんなの人気者な春彦みたいな人を、私はいつも羨ましいと思ってた。でもこの作品を読んで、心から笑ってないときもあるのかもしれなくて、ただ真意を隠すのが上手なだけなのかもしれないと思った。人に変な期待をかけるのはあまりよくないかもね、、 めも 一番食べたいなと思ったせつなの料理 豆乳にゅう麺(引用:玉ねぎのみじん切りとトマトとツナを炒めて、豆乳とコンソメで軽く煮て、あとはゆでた素麵にかけるだけ。)

    4
    投稿日: 2025.09.29
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    生きて行くのに『足りない』という現実は多いということに気づく事が出来ます。 相手を知らないという事も『足りない』ことで先入観や固定観念が生まれることが分かりました。 そうした事で苦しむ登場人物達。 見て分からない心は信頼がなければ何も変わらない。信頼を築くことをはじめの一歩にしなければ人間関係は破綻する。 そうしたことを経験した人達が再び立ち上がって行く様子に心が満たされたました。 文書も描写も丁寧で読んでいて気持ちが良かったです。

    5
    投稿日: 2025.09.29
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    主人公・野宮薫子は、法務局に勤める41歳の独身女性。几帳面で誠実な性格ながら、感情を抑えて生きてきた彼女にとって、最愛の弟・春彦は唯一心を許せる存在だった。物語は、その春彦が突然亡くなるところから始まる。 弟の遺品とともに届いた一通の手紙には、春彦の元恋人・小野寺せつなへの連絡先と、彼女に財産の一部を譲るよう記されていた。薫子は戸惑いながらもせつなに会いに行くが、彼女は快活ながらもどこか冷たく、財産の受け取りを拒否する。 しかし、薫子が心身ともに疲弊していることに気づいたせつなは、彼女の自宅に上がり、荒れた部屋を片付け、ありあわせの材料で温かい料理を作る。その優しさが、薫子の止まっていた時間を少しずつ動かしていく。 やがて薫子は、せつなが働く家事代行サービス「カフネ」の仕事を手伝うようになる。掃除や料理を通じて、孤独な高齢者、育児に疲れた母親、ネグレクトに苦しむ子どもなど、様々な依頼人と出会い、彼らの生活に寄り添うことで、薫子自身も再生への道を歩み始める。 そして、せつなにもまた、心の傷と身体的な問題を抱えていることが明らかになる。今度は薫子が彼女を支える番となり、二人は“春彦を通じた他人”から“唯一無二の理解者”へと関係を深めていく。1. 静かな感動と深い共感 『カフネ』は、派手な展開こそないものの、読者の心にじんわりと染み入るような静かな感動をもたらす作品です。喪失の痛みを抱えた人々が、日常の中で少しずつ癒されていく様子が丁寧に描かれており、読後には「今日のごはん」を少しだけ大事にしたくなるような余韻が残ります。 2. 家事代行×ヒューマンドラマの新鮮さ 物語の舞台となる「家事代行サービス」は、現代社会における孤独や疲弊を象徴する場でもあります。掃除や料理といった“地味”な行為が、人の心をほどき、つなげる力を持つことを本作は教えてくれます。特に、食卓の描写が秀逸で、手料理が登場人物の感情や関係性を語る重要な要素となっています。 3. 傷を抱えた人々のリアルな描写 薫子は不妊治療、離婚、家族との不仲、そして弟の死という複数の喪失を経験しており、その心の揺れは非常にリアルです。また、せつなもまた過去に深い傷を抱えており、二人の関係は単なる癒しではなく、時に衝突し、時に支え合う複雑なものとして描かれます。ラストでは、薫子の“誰かを庇護したい”という感情が、愛と狂気の境界を越えるような展開を見せ、読者に強い印象を残します。 4. タイトル「カフネ」の意味 「カフネ」とは、ポルトガル語で「愛する人の髪に指を通すしぐさ」を意味します。この言葉が象徴するように、本作には“寄り添い”の温度が全編にわたって流れています。誰かの髪に触れるような、そっとした優しさが、登場人物たちの関係性や心の変化を静かに支えているのです。 ✨まとめ 『カフネ』は、喪失を抱えた人々が、日常の中で少しずつ再生していく姿を描いた、優しくも力強い物語です。料理や掃除といった家事を通じて、人と人がつながり、心が癒されていく過程は、現代を生きる私たちにとっても大きな示唆を与えてくれます。 読後には、誰かと食卓を囲むことの意味、誰かのために料理を作ることの価値を、改めて考えたくなるでしょう。静かな感動を求める方、心に寄り添う物語を探している方には、ぜひ手に取ってほしい一冊です。

    4
    投稿日: 2025.09.29
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    美味しそうで、悲しくて、その二つの気持ちが諦めの悪い愛に繋ぎ止められている、ついつい目が離せないお話でした。 春彦の星の王子さま感すごいしたな〜。薫子さんのまっすぐさも、せつなちゃんの警戒心と好奇心まぜまぜ猫みも、ぜーーんぶ愛おしかった。 本屋大賞ありがとう。受賞してなかったら多分読んでなかったや。

    17
    投稿日: 2025.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    よく出来た本だな、と思った。 話がとても整頓されていて読みやすいし、ひとつひとつ丁寧に疑問が解消されていく感じ。 薫子の突飛さはすこし引くぐらいだったけど、そのくらいの強引さが無ければ人の心は救えないのかもしれない。 おいしいご飯が食べたくなった。

    6
    投稿日: 2025.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    食を通じた再生というテーマやタイトルに惹かれて手に取りましたが、私はあまり好みではありませんでした。 主人公は相当しんどい状況に置かれていると思いますが、割とあっさり前向きになるので、ご都合主義に感じてしまいます。食に焦点が当たっているようでいないような…。ただ、食事を表現する文章はお見事。 あと、登場人物の背景が重い割には、会話文は結構テンションが軽く、チグハグな印象です。 そして、最後の展開については、いい話と受け取ることもできるんでしょうが、私は怖かったです笑

    7
    投稿日: 2025.09.28
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    本屋大賞受賞やSNSで話題で、おいしい食べ物の話も出てくるのかな〜?と気になり軽い気持ちで購入。 主人公・薫子の弟の不審死から、薫子の元恋人だという小野寺せつなと出会うところから話はスタート。 弟がなぜ亡くなったのか?というミステリー要素を含みながら、薫子、それぞれの登場人物が抱える問題や本音が明かされていきます。 本書にはたくさんのメッセージが込められてるなと思いましたが、一番感じたのは「他人を100%理解することは不可能であり、だからこそ対話が大事である」ということ。 私自身、本音や感情を素直に言語化・主張することが苦手な性格なのですが、それを紐解くと「どう言語化したらいいかわからない」側面と「自分でも本音が分からない」側面、そして「周りへの影響を考えたら言えない」の3つがあると思っていて。自分でもそんな状態なのだから、他人のことを分かった気になるのはとても傲慢だなと。 「自分は身近な人たちを全然理解できていなかった」と、「他人を知る」ために薫子がせつな、元夫と会話を重ねるシーンがあり。 後半ボロボロと泣きながら読みました。 ひょんなことから、せつなが務める家事代行サービスでボランティアをすることになる薫子。 はじめは犬猿の仲ですが、だんだんとバディ感が出てくる過程も見ていてエモくて面白かったです。 家事代行で他人を助ける行為で、自分のボロボロになった自尊心が救われていく。 ー今、私はあの人を助けたのではなくて、助けてもらったのだ。 この一節が印象的でした。 登場人物それぞれキャラクターが立っていて、映画やドラマ化しそうだな〜と勝手に思いました。

    11
    投稿日: 2025.09.28
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    胸に突き刺さる言葉が何度かありました。同じ思いとして痛みを伴い刺さる言葉とこれでいいのだと自分を肯定できる気持ちにさせてくれる言葉と。感情移入してしまい読後例えようのない重く不安な気持ちにもなりましたが一気に読み終えました。読み応えのある内容だと思います。

    10
    投稿日: 2025.09.27
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    自分も将来子供が持てなかったらどうしようという不安、独りぼっちだったらどうしようという不安がずっとあった。孤独に押しつぶされそうになったらこの本に戻ってこようと思う、本当に優しいストーリー。号泣でした。

    10
    投稿日: 2025.09.27
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    お母さんに借りた本。 後半畳み掛けるように答え合わせがきて、とてもすっきりとした読み応え。 登場人物それぞれの感情と物語が少し重いけど、また読みたいなと思う。

    4
    投稿日: 2025.09.27
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    今の自分と多々重なった。 なんだこの女は。相手ではなく自分の気持ち第一主義なのか?論の人だろ。 と不快になる始まり。 しかし、どの人にもこれまでの背景がありそれらがあるからこそ今がある。 だからこそ愛おしい。

    4
    投稿日: 2025.09.27
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    せつなさんが料理する場面でワクワクし、救われていく人々に涙することもありました。ただ、春彦くんの死とか、遺言に贈り物の謎がスッキリせず!テンポもスローで親子とか同僚の関係とかもしっくりこない。結局ふわふわした感じで読み終わった。唐突にパートナー制度を持ち出されてもなあ。本屋大賞にしてはやや難解だったような。

    11
    投稿日: 2025.09.27
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    心が温かくなる話だった。 人との繋がりと別れと再生。 読み始めたとき不妊治療とか離婚とか、個人的には結構身近に感じる辛さが多かったのであぁ〜こういう話か〜ちょっとしんどいかもなぁと思ったけど、真ん中あたりからおや?となってきて良い意味でだいぶ予想を裏切られた。 読後はとてもよい気持ち。 なにかを失っても、欲しかったものが得られなくても、また前を向いて生きていこうと思える話だった。

    9
    投稿日: 2025.09.26
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    ここに出てくる料理全て美味しそうでお腹が空く物語。わたしにも作れそうな料理だな〜と錯覚しそうな物語。終始なるほど〜って思いながら読みました。とても面白かった〜

    6
    投稿日: 2025.09.26
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    誰かと一緒にごはんを食べるしあわせ、 そっと手を差し伸べられる優しさ、 時に人を苦しめる愛情、 生きていくこと、 何度も読み返したい心に沁みる作品だった。 自分自身やだいすきな人を大切に日々を過ごして生きてゆきたい、

    5
    投稿日: 2025.09.26
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    もう一度、読み直したい。 読み終わったばかりなのにそう思えた1冊だった。 医食同源。 食は生きる源。 そんな言葉が頭に浮かぶ。 普段、料理は苦手だが、 自分も誰かを思って食を提供したいと思った。 この物語は現代の残酷な現実を教え、 そこで人知れずもがいている人を助けるのは やはり、人なのだと訴える。 人や現実から目を背け、他人との関わりが少なくなってきて、ひとりよがりになりがちだか、 自分もまずは目に映る範囲の人たちを大切にし、 何かあればそっと手を差し伸べられるようになりたいと思う。

    5
    投稿日: 2025.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    病める時も健やかなる時もお腹は空く。大切な人に美味しいご飯を食べてもらいたいと思えるのは最大の愛情表現だと感じた。

    4
    投稿日: 2025.09.26
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    カフネ「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」 人間は自分以外の人間のことは何ひとつわからない。わかったような気がしても、それは思い込みに過ぎない。 が、テーマかな? 一気読みしました。

    6
    投稿日: 2025.09.25
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    食事ってただお腹を満たすための作業になりがちだけど、一緒に食べる誰かのお陰で心まで回復したり、作ってくれた人の想いにも温かみを感じれたりして凄くいいものなんだなって感じました。 これからの食事がきっと楽しみで大事になる、そんな素敵な話でした!

    4
    投稿日: 2025.09.25
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    せつなさんの名言集や美味しそうなお料理、最後に春彦くんが始めたかった事が判明する展開、薫子さんの決意とせつなさんと2人の関係の進展… ホッコリもし、心配もし、家族や人間関係の様々な形態に驚きつつも、、死ぬまで生きる、そこに愛しい誰かが一緒なら、薫子さんのように言葉を掛け続けたい、なん度でも、何度でも…

    5
    投稿日: 2025.09.25
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    食べるって素敵。 心が温かくなる物語。 自分以外の人のことなんてわからない。 分からないけど寄り添うことができる。

    11
    投稿日: 2025.09.25
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    ★3にしましたが、ほぼ★4〜★5です。理由は後述。 人は愛されるだけではなく、愛する対象があることで救われる。というテーマの作品。若い人に刺さりやすいテーマですね。 良質の作品だと思いますし、作者の阿部暁子氏は力のある作家だと思います。本屋大賞に選ばれるだけのことはあります。 ただ、時代性の強い話題(同性愛・機能不全家庭・不妊治療etc.)、女性読者が好きな話題(食事)が盛り沢山に入っているため、そこまでマーケティングに則さなくてもいいのにと思ってしまったので、★3。 もう少し普遍性の高い話題にしておけば、何年も、何十年も長く愛される作品になったと思いました。

    9
    投稿日: 2025.09.25
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    とても優しくて、暖かくて、毛布のような安心感をくれた作品 序盤は衝突しがちな薫子とせつなの関係性にハラハラしていたけど、2人がお互いを理解し合って支え合っていく描写に優しい気持ちになったし、本当に幸せになってほしい! 難しい状況下にいる登場人物の辛い描写も多くて、現実世界と重ね合わせて私に何ができるのかを考えさせられた。現実でも同じようなことを経験している人達に、カフネの人々のように手を差し伸べてくれる存在がいますようにと願うばかり。 恋人でも家族でもないけれど、それ以上の関係性になることはできる という強い表明に感動しました

    6
    投稿日: 2025.09.25
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    ー 彼女に伝えたい。とても、ありがたかったということを。あなたのしてくれたことが、きっとこれからも私を生かしてくれるんだということを。 ー 最愛の弟を亡くし、不妊治療でやっと授かった子を流産し、離婚、自暴自棄、アルコール依存症、、、。 どん底に居た薫子を救ってくれた、無愛想な女性、せつな。 ぶっきらぼうな性格で、つんけんしていて冷たい印象のせつなが作る料理が、 言葉には決して表さないけれど実は、相手に寄り添い、優しさや愛に溢れていることに感動して最後らへんは特に涙が止まらなかった。 人は傷ついた分だけ人に優しくなれるし、人を思いやる心が成長していくんだなと改めて思った。 そして、『カフネ』の意味を知った時に、心がじーんと温かくなり、愛しさがこみあげた。 〝食べることは生きること。 二人の「家事代行」が出会う人々の暮らしを整え、そして心を救っていく。″

    5
    投稿日: 2025.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    料理を通した愛、うまく通じ合わないけど確かな愛を感じた深い感動を味わう物語。 物語中には性、不妊治療、介護、鬱等の考える必要のあるテーマも詰まってて、どこか他人事ではなくリアル。 愛が素直に直接相手に伝わることは難しく、時間をかけて、タイミングがずれて、時に強引さもあって、でもなんやかんや伝わってるんじゃないかな。 薫子は愛があるけど真面目で真剣なタイプだから、春彦や元旦那も彼らの深刻な本音を言いづらくなってしまったのかな、いい人だけどなんか本当に伝えるべき本音は言えない感じが私はした。でも、薫子が大事にしている人の本音こそ本当は伝えてほしいよなあ。 中盤、なぜ、せつなが春彦に作ってた料理が激辛や激甘なのか気になっていたが、まさかそういう理由だったのか! 料理を通して、薫子とせつなに幸せになってもらいたいな。そして、私もそんな気持ちで料理を作れるようになりたい

    4
    投稿日: 2025.09.24
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    読み終わってまず感じたこと。 ふわぁっと、真綿のような柔らかい優しさ。 その優しさに包み込まれたような感覚だった。 話の中に出てくる様々な事柄はこの優しさとは無縁の、シビアで複雑で、今この世の中であちこちで起きていることのほんの一部だろう。 読んでいる私にも、毎日がやっとの色々な問題だってある。 こんなにきれいに解決に向かうことができればな…。 それでも、読了後に感じたこの優しさがひとつひとつ積み重なって、ほんの少しでも心が軽くなれば、大丈夫と、明日に目を向けることができるかもしれない。 そしてこの感じた優しい温かさは、この話の中に登場する「食べ物」によるものも大きい。 思い出の食べ物、生きるための食べ物、食べる喜びや苦しみ。 食べることは生きること、ひとりひとりの今生きているストーリーを読ませてもらったという思いです。

    4
    投稿日: 2025.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    出てくるご飯が全て美味しそうだった。 料理にもちゃんと意味を持たせてあって、 読み進めていくにつれ、たくさん伏線が散りばめられていたことに気づいた。 どれだけそばにいてもその人が本当に何を考えているのかは本人にしかわからない 本人にしかわからないけれど、その人をわかろうとする気持ち受け止める心は大事だと思った。 カフネというタイトルもとても良い 読み終えた後じんわりと心があたたかくなった気がした。

    4
    投稿日: 2025.09.24
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    おいしいご飯って、なんであんなに幸せな気持ちになるんでしょうね。 弟・春彦が急死してしまった野宮薫子と、春彦の元恋人である小野寺せつな。ふたりは「カフネ」という家事代行サービスでの仕事を通じてさまざまな人と出会い、彼らの暮らしを整えて、心を救っていきます。 年老いた母親の介護で生活が荒んでしまった男性、コロナ禍で仕事を解雇されパートを掛け持ちするシングルマザー、幼い双子を持つ母親、ADHDの診断を受けた男子大学生、、、 この小説に出てくる登場人物たちはみな、真面目で日々を一生懸命に生きる人たちばかり。でも、ちょっとしたかけ違いや自分の力ではどうしようもない要因によって、心身ともに疲弊してしまっています。もしかしたら読者のなかには「これは私のことかも知れない」と感じる人もいるかもしれません。 そんな人たちを、あたたかでおいしい食事をつくることによって救っていくお話です。 ちなみに「カフネ」とは、ポルトガル語で「愛する人の髪にそっと指をとおすしぐさ」を意味する言葉。 仕事で夜遅く帰ってきて、眠っている子供の寝顔を見ながらそっと髪をなでる。その瞬間ほど幸せな時間はないと、僕も思います。

    4
    投稿日: 2025.09.24
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    愛情が気づかないうちに人を縛り付けているのかも。 近い人でも実際の気持ちは誰もわからない。 大切なものを失った後、どうやって快復していくのか。 食べ物は大切。 自分の大切なものを自分の方法で守る。

    6
    投稿日: 2025.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    弟の死から、全く人柄が異なる成人女性2人が、周囲をとりまく不妊治療や同性愛、難病などの社会的問題性が強い事象と共に2人の距離が近づいて行く物語が非常に面白かった。主人公の気持ちの描写が細かく描かれており、感情移入でき没頭して読書出来たので良い作品だともった。

    5
    投稿日: 2025.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    予約が回ってきたのでやっと読める〜と嬉しかった 心温まるストーリーに泣きそうになった、家で読んでたら泣いてたと思う 最初、弟が薫子さんと読んでいることに違和感があって、異母兄弟とかなのかしらとか思ったけど、ただ弟が丁寧で姉を敬っている姿なだけだったな せつなと薫子のペアとてもよかった、

    4
    投稿日: 2025.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んだった。なるほどね〜こういう話だったか。 一回り歳下の弟を亡くした薫子。その前には、夫からも別れを告げられて、やや自暴自棄になってたりする。法学部を出て、法務局で仕事している。 弟は若くして遺言書を作成していた。そこに遺産を渡したいと名前が書かれていた「元カノ」小野寺せつな。家事代行業で料理メインの仕事をしている。その会社の名がカフネ。この物語を象徴してるとも言える、ポルトガルのある言葉。 もっとほのぼのした全般緩い感じの話かと思いきや、なかなかヒリヒリするようなところもあった。展開はドラマか映画を見てるよう。交わされる会話が印象的。というか、もう既に映像化の企画は進んでるだろうなあ。

    4
    投稿日: 2025.09.23
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    人の手助けになる行いをするのと、同情した結果する行いの違いは難しい。 野良猫に餌をあげるなら、飼わないといけないから。 薫子さんの息苦しいまでの真面目さは嫌いではないけど、せっちゃんへの話し方の上から目線はずっと苦手だった。 最後に色々と回収していく感じは面白い。

    13
    投稿日: 2025.09.23
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    身内の謎な死から次々と色々な事がおきてハラハラしながら読み解く面白さが有り最後まで楽しいく読めました。 何度も出てくる食べ物がこまやかな表現されているのでこちらはお腹が空いてしまいました。

    4
    投稿日: 2025.09.23
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    本屋さん大賞受賞と冒頭を少し読んで興味がわいて購入しました! どこか陰りのある登場人物たちの過去や、行動の理由が読んでいくと少しずつわかっていき、時に涙が出そうなほどのものもありました。 全体的には、主人公の薫子とせつなが助けてほしいけどなかなか助けを求められない人との間の困難に向かっていく姿に勇気をもらいましたし、温かい交流がとても良かったです! 出産とは、性とは、これからの生き方はとたくさん考えさせられた物語でもありました。

    16
    投稿日: 2025.09.23
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    色々なテーマが散りばめられた物語でしたが、一番強く感じたメッセージは「人は誰かの力になりたい、そしてそれがその人自身の生きる力になる」ということでした。物語の構成も素晴らしく、先の展開が気になって一気に読み切りました。彼女たちの今後の物語も読みたいです!

    5
    投稿日: 2025.09.23
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    既視感のあるお話、というのも失礼な話ですね… 悪意のない刀で四方から傷つけられ、その刀では傷つかない人もいるから、私がいけないの?と更に自分を傷つける。傷のなめ合いというだけではない力強さが薫子さんにあって、人はいつまででも成長するんだなと。一方で脆さもまだまだあって、そういう人間らしい人は好ましい。弟の在り方で話がどうにでも進みそうなところが、少し引っかかったような気がします。

    4
    投稿日: 2025.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大好きな弟が突然死んでしまったところから始まるから、死んでしまったらもう会えないのだという切ない気持ちが常にベースにある。だからこそ生きている人を大切にしたいというのが一番のメッセージだと思った。 薫子の両親はいい人かも…と思ったら春彦の代わりとして依存してきているだけだったというまさかの展開!おだかなようで、実はひどい裏切りや悲しい現実を突きつけてくる作品だった。 ラストの薫子は生きている人を大切にしようとはいえ、まあかなり強引で、わたしは嫌だった…恋愛対象ではない人から急にパートナー契約を迫られるのは、相手にその気が無くてもなんか気持ち悪いと思ってしまう…ラストが個人的には苦手だったので評価を下げました。

    4
    投稿日: 2025.09.22
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    大切な人を亡くしても生きていかなければいけない、そんななかで生まれる新しい関係、自分にできることを一生懸命やることで変わっていく自分自身、、優しく、でも力強い気持ちになれる話だった。

    4
    投稿日: 2025.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カフネ 2025.09.22 薫子のひとつの特徴は、彼女自身の努力によって形成された完璧主義と真面目さである。それによって引き起こされる女として甘えることや優しくすることができないという欠点に自分が重なった。 カフネに参加することになって、働くことの楽しさを見出せた薫子が印象的だった。働くことの意味は相手を幸せにしたり、役に立ったりすることに加えて感謝されることなどを通して、自分も満たされて幸せになることなのだなと実感した。 せつなさんのつくる料理が食べたくなるような、素敵な描写がたくさん散りばめられていた。トルコ料理のバクラヴァが出てきたのが、トルコ旅行帰りの私にとってすごく嬉しかった。 あたたかい気持ちになりつつ、悲しい気持ちになって言葉では表現するのが難しい内容だったけれど19歳の今、読むことができてよかったと心から思える本だった。

    5
    投稿日: 2025.09.22
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    仕事で疲れてクタクタで料理出来ない気持ちわかるなぁと思いました… 誰かが作ってくれたごはんって、愛を感じて、ただの栄養補給じゃなくて、あったかくて心が満たされてほっこり幸せな気持ちになりますよね。 「ほんの二、三日でも、いつもより部屋が過ごしやすくて、何も作らなくてもすでに美味しいご飯がある、そういう状況があるだけで人間は少しだけ回復できます。生きのびるために行動する気力を持てます。」 このセリフが印象に残っています。 家事って生きてる限り逃げられないことだけど、たまに色々積もって部屋もぐちゃぐちゃ、心もぐちゃぐちゃ、お風呂にも入れず、生きる気力が無くなる時ってどうしてもあります。そういう時にお金に余裕があれば家事代行サービス頼れたら立て直す時間をもてて良いお金の使い方だなと思いました。 卵味噌とおにぎりとプリン食べたくなりました…! 文字だけで見てるだけなのにお料理がどれも美味しそう過ぎてお腹がすきますね。

    3
    投稿日: 2025.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み易く感情移入し易く読んだ後どこかすっきりできる小説でした。 たぶん読了までに何度も泣いてデトックスできたからかも。 それぞれの登場人物がとても魅力的で良かった。 主人公も弟さんも、弟さんの同僚にいたるまでそれぞれが人間味溢れるキャラクターでした。 各々価値観で傷つけあってる描写は心揺さぶられました。 高校のときそういえばダイエットじゃないけど食べない生活、セルフネグレクト的な状態が自分にもあったけど確かにそん時はいろいろ荒んでたなぁ。 やっぱり「料理を」食べること、よく寝ること、自分の部屋とか家を心地よくすることって基本になって大切なんだなと再認識しました。 最後のパートナー制度や養子縁組はすこーしだけ突飛な印象を個人的には持ったけど、全体的にとても素敵なお話でした。 読めて良かった。 私も明日から頑張ろうって思える小説。 そして、明日もおいしいもの食べるぞ!とも♡

    3
    投稿日: 2025.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『カフネ』は、「食」を通して人がつながり、再生していく姿を描いた物語だ。読んでいて特に心に残ったのは、薫子の存在だった。夫に別れを告げられ、大好きだった弟を突然亡くし、親からは「あなたってめんどくさいのよね」と突き放される——そんな三重の苦難に直面しながらも、持ち前の強さで立ち上がる彼女の姿は胸を打つ。 また、家事代行チケットを通して訪れた二軒目の家庭での場面も印象的だった。母親が娘に「生まなければよかった」と口にし、娘も「人生に希望なんてない」と吐き出す。その絶望的な空気に対して、せつなが言った「どんな人はいずれ死ぬ」という一見突き放すような言葉。しかし直後におにぎりを握り、「戦闘力上がるよ」と差し出す。その小さな仕草が母娘を前に向かせるきっかけになり、言葉以上に行為が人を支えることを示していた。 作品全体を通じて、食べることは栄養を摂る以上の意味を持ち、人を救う力があると感じた。せつなの料理を食べた依頼人たちが涙ぐんだり、笑顔を見せたりする瞬間に、食が人生の支えになることを実感する。そしてタイトルにある「カフネ」——愛する人の髪に指を通す仕草を意味する言葉——も、物語全体を象徴していると感じた。何気ない行為の中に、大切な人を思いやる優しさやつながりが宿っているのだ。 静かで繊細な筆致で描かれる人間模様には厚みがあり、読み終えたあと、きっと大切な誰かのために料理をしたくなる。料理が好きな人、ほんわかした物語が好きな人はもちろん、人の痛みに敏感すぎて疲れてしまう人や、大切にしたい人がいる人にも響く一冊だと思う。

    3
    投稿日: 2025.09.21
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    一言で言うと薫子さんの蘇生の物語ですね。 幸福とは何かという人類普遍の問いに、幸福とは他者奉仕だよということを真摯に訴える名作です。

    200
    投稿日: 2025.09.21
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    勉強や部活、仕事など、自分だけのことは努力をすればある程度のところまでいける。それを知ってる人は、とにかく頑張ろうとするけど、人生にはそれだけではうまくいかないこともある。 私もちょうど壁に当たってる時に読んだ小説だった。薫子の気持ちがめちゃくちゃ良く分かる。 人生が荒れると食事が荒れがちだけど、逆に食事を整えると人生も整ってくるんだなぁと感じる話だった。 大事な人だからこそ、分かったつもりじゃなく、丁寧に関わっていかなきゃいけないと気付かされた! *お気に入り* 自分がこうして知っている彼女は、彼女のすべての何分の一なのだろう

    4
    投稿日: 2025.09.21
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    3.5 生きてると色々あるよね 心が狭いわたしには小野寺せつなのめんこくないキャラがどうしても無理だったけど、ラストの光景が目に浮かぶような美しさにグッときた

    9
    投稿日: 2025.09.21
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    泣いた。 家事ができない家へボランティアで料理と掃除をする。それぞれの家庭、家に悩みがあって、おいしいご飯で元気や勇気をたくす。その一つ一つにご飯のようなおいしさ、口に入れた時のほころびのように温かい愛がある。終始涙。 最後は助けられた側が助けてくれた人に恩返しをする。辛い過去も温かいご飯でつつむように。そこには縛りのない純粋な愛。 親から愛されない主人公は、最後には親にも愛しいところをみつける。最低な登場人物も、必ず愛があって不器用だけど愛おしい。人の温かさを、ご飯の温かさをもって感じた。 温かいご飯が食べたい。ご飯を作ってくれる母に満面の笑みで「おいしいありがとう」と今すぐ伝えたい。生きていくのは痛いけどこんなにも愛おしい。

    15
    投稿日: 2025.09.20
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    野宮薫子は、死んだ弟の元恋人を待っている。遅れるという連絡もない。ようやくやってきた小野寺せつなはデニムのつなぎにコンバット・ブーツといった姿だった。顔に青筋が入ったような気持ちでせつなと向かい合わせになって話をする。いや、話にもならないのかもしれない。そんなだった二人が行きがかり上、せつなが参加している家事代行の仕事をするなんて。料理の腕を持つせつなと掃除の腕を持つ薫子が家事代行をする。出来上がる料理が美味しそう♪そして何度目での家事代行での途中で弟のことである事実が…。面白かった。

    4
    投稿日: 2025.09.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すごく……よかった 最愛の弟を亡くして酒に溺れて自暴自棄になってた主人公が弟の恋人のお店カフネを手伝っていくうちに親交を深めていく話。 そのカフネが愛しい人の髪の毛に指を通す仕草のことをいうんだけどその時点で好きです。この愛しい人っていうのが恋人でも家族でもあてはまるのがもう刺さる。 ほんとうに辛い人ほど助けを求めずらいっていうのははっとさせられた。 なんか掃除して美味しいご飯食べてちゃんと生きようって思えた

    5
    投稿日: 2025.09.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「カフネ」という優しそうなタイトル、装丁からしたらだいぶジェットコースターなお話だと思います。えー!ありえねぇ、と思いながらも最後には涙してしまいました。コースターにゆられながら、少し乗り物酔いもするけどちゃんと着地。さすが阿部先生でした。いつもながら気持ちいいぐらい辛辣なセリフ多いです。登場人物の年代や苦労する事柄の設定など好きです。

    5
    投稿日: 2025.09.20
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    主人公の薫子さんの生い立ちと重なる部分があって 親との関係に悩むことがあったので、とても共感がもてた 避けていた自分の生い立ちについて振ることもできた また、家族、友達、職場の同僚など 人とのかかわり方についてのヒントにもなった それから毎日3食当たり前のように作っている食事 も誰と食べるか、誰のことを思って作るか 日々の生活が忙しくても、少しでも思いを乗せて 今度は作りたいなぁ

    4
    投稿日: 2025.09.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん…正直、自分には全然ハマりませんでした。 どこが評価ポイントなのか、最後までピンとこなかったです。 物語は主人公の一人称で進むんだけど、セツナが本当は何を思っているのかが全然わからない。 しかも主人公が「結婚したほうがいい!」「お見合いしなよ!」みたいに、独身の人へ一方的に押しつける感じがして、ちょっとモヤッとしました。 「みんな結婚すべき!」って決めつけてる雰囲気に近いというか。 ラストの養子縁組のくだりも、「え、そんな距離感だった?」って不思議なまま終わった印象。 全体的に主人公の距離感が独特すぎて、自分は共感できなかったなぁ。

    3
    投稿日: 2025.09.19
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    美味しそうで、生活意欲も高まって、優しい気持ちになれる。 生きることって、食べることだ。 食べることで、こんなにも生きたくなるのだ。

    30
    投稿日: 2025.09.18
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     あまりに読まれているので読んでみた次第。最初は設定に疑問が沢山ついたけれど、最後の最後に種明かしになり、少しスッキリした。文章のトーンがどこか暖かくて、美味しい料理を作ってあげることが最大の愛であると食べなくても感じられる作風。たくさんの付箋があり、よく考えてあると思うし、読み終えた後、ほっと暖かくなる一冊。

    8
    投稿日: 2025.09.18
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    なんとなくドロドロ感満載。実体験の範疇外のストーリーのため共感度は薄い。話の展開の驚き&意外感はかなりあり。

    8
    投稿日: 2025.09.18
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    ええまさかのそっちのパターン?!ってなることが多くて、展開が全然読めなかったという意味では面白かった。 ただ、本屋大賞受賞作品だし、読む前のハードルが高すぎたわりには期待値超えてこなかったな。。。 あと、個人的にはオチもそこ?!という感じ。ただ、せつなが作る料理はどれも美味しそうで、レシピ本とかあったらぜひ作ってみたい!

    10
    投稿日: 2025.09.18
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    完璧な家族なんてない。どこの家族も悩みを抱え、問題をかかえ、それぞれが生きている。思いやり、優しさから、みな自己犠牲で生きている。家族全員が自己犠牲で生きていて、それがほんとの思いやり、優しさなのだろうか? 衝突をさけ、言い争いを避け、喧嘩をさけ、問題を直視せず、見て見ぬふりをしていて、子供にしわ寄せがいく。 我慢することが美徳とされてきた日本社会の被害者である登場人物たち。 その中で、料理は人の心を和ます、癒す、励ますことが出来る贈り物だと思った。せつながつくった料理を一緒に食べれたら、楽しくて、美味しくて、幸せだろうなぁ。

    5
    投稿日: 2025.09.17
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    https://carinweb.isu.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&KCODE=UTF8&OAL=BD07050647&i=1758093951175

    1
    投稿日: 2025.09.17
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    面白くて読みやすくて一気読み。 社会問題全部入りでやりすぎではないかと思いつつも、最後の伏線回収でスッキリできた。 主人公の両親に対する葛藤は、自分の経験と重ね合わせてみてグッとくるものがあった。 前半のサスペンス要素やグルメ、展開の速さ、登場人物のキャラクターの分かりやすさなどなど、全8回の連ドラをみているみたいで面白かった。

    4
    投稿日: 2025.09.17
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    初めてオーディオブックで聴いた作品。 話の内容はいろいろな想いとかが綴られていたけど比較的聴きやすい文章でさっくり聴けて良かった。 本で読むほどでもないけど、朝の化粧の時とかに流し聴きで読了(って言うのかな?笑)で丁度良かった。

    4
    投稿日: 2025.09.17
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    良い話だったけど毒親がずっと許せなくてイライラした。自分も母親に老後の面倒見てくれるんだよね?と何度か言われたことがあって、そういう事って口に出すことじゃないと思うし、嫌な気持ちになったのを思い出した。 そういうのって自然とやっていくものだと思うのに…年を取ると不安になる気持ちもわかるけど、自分はそんな事を言う親になりたくないな

    4
    投稿日: 2025.09.17
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    卵味噌作ってみたい。せつなが作るご飯が美味しそう。 せつなが子どもを生むことについて語る場面ではすごく納得したし、実際そうだと思う。 カフネの登場人物はみんな周りからは見えない悩みを抱えている。悩みなんてなさそうな人でも抱えている。人の一部を見てそれがその人の全てだと決めつけないようにしようと思った。 相手が傷つくかもしれないからと自分の気持ちを伝えず離れてしまうことは不誠実だと思った。他人と通じ合うことは難しい、だからこそ自分の気持ちを伝えるというのはとても大切なことだと私は思う。

    6
    投稿日: 2025.09.16
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    人生で出会ってよかった作品 みんな1人で一生懸命生きているのだということを思い知らされる。構成も表現も感動しました。 紅茶とスイーツを並べる3時のように、自分を大切にしたい時に、読みたい作品

    4
    投稿日: 2025.09.16
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    私には、この本に出会ってどれだけ救われたか、感動したか、心を動かされたのかを表現できる言語が思い浮かばなくて、やるせない。 人との関係ってなんだろう。恋人、家族、夫婦、パートナー、友達…双方が理解して承諾してその関係になるのって簡単ではないんだ。複雑で、お互いをきちんとわかりあうことは難しくて。だから言葉で伝えることが大切なんだ。私も、どれだけ拙くても伝わらなくても、気持ちや考えを相手に伝えるという行為は決して途絶えることのないようにしようと心に決めることができた。この本を読むことができて本当に良かった。

    13
    投稿日: 2025.09.16
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    薫子とせつなのやりとりに引き込まれ、暖かさや悲しさに感情がグラグラになりました。 話が進むにつれ先の話が気になり分厚い本でしたがあっという間に読み終えれました。

    11
    投稿日: 2025.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現代社会の生きづらさがリアルに描かれていて、人々の交流によって心温まる、美味しいご飯が元気をくれる、素敵な内容でした。 もう少し一人一人の問題を深掘りしてほしかった。それぞれの人が抱えている問題は割と深刻なのにさらっと終わってしまった感じがあって、そこは少し残念でした。

    5
    投稿日: 2025.09.16
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    2025本屋大賞作品。 文章が丁寧で情景が頭に浮かびやすい。 家事代行をしながら色々な家庭環境に触れ合い心境が変化していく心温まるストーリー。 料理の描写が多くお腹空いてくる。 弟の死の真相やせつなの謎などミステリーチックな要素もあり、楽しめた。

    6
    投稿日: 2025.09.15
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    読みやすくてスイスイ読めた。 いわゆる多様性についての社会的意義を物語を通じて説く感じの作品が、小説に最近増えているような感覚がある。 この作品もその影響を受けているのではないかと感じた。文体から感じるラノベ感は好みが分かれるかもしれない。 主要人物である小野寺せつなのツンデレ感も、アニメやラノベを一通り通ったことのある人だからこそ小説に入れ込んでるように思えた。 正直なところ大きな感動は無かったものの多くの人がこの作品を通じて小説に興味を持つかもしれない、そんな間口の広さが本屋大賞の基準になっている感はあるので受賞も違和感はないです。 完成度も高いと言えると思います。素敵な本をありがとうございます。

    10
    投稿日: 2025.09.15
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    面白かった。 一章読んだときは今の自分も相まって吐きそうなくらい感情移入しちゃって気持ち悪くなったけど、とても良い物語だった。 それぞれが少しずつすれ違ってしまっていたけど、最後にはみんな少し前を向けて本当に良かった。 せっちゃん、愛おしすぎるし薫子さんも好きすぎる。ときこさん、本当にありがとう。

    9
    投稿日: 2025.09.15
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    「金環日食」「カラフル」についで 阿部さんの本3冊目 本屋大賞うなづける すてきな内容でした 最初はゆっくり読もうと思っていましたが 後半の伏線回収は 一気読みでした みんな一生懸命生きている そう励まされました

    15
    投稿日: 2025.09.15
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    2025.10th 今年の本屋大賞受賞作品!さすがですね! タイトルだけだとどんな内容か想像がつかないし、本屋大賞のタイトルがなければ手に取ることもなかったでしょう(*´-`) 親子でも夫婦でもお互いが何を思ってるかほんとのところは分からないっていう当たり前のことを再発見させてくれる…そんな作品でした! ラストがさすがにそれは行き過ぎだろ!と思わないではないし、薫子の感情が理解し難い面はあるものの…素晴らしい作品でした(^^) ありがとう!本屋大賞w

    13
    投稿日: 2025.09.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ぐいぐい読まされた。そして、物語が進むにつれ、色々な事が明らかになっていき、ああそれであの時この人はそういう反応だったのか…と思う事が、至る所に配置されている。 色々な家族が出てくる。明らかに問題があると思われる家族、一見問題がないように見える家族。主人公の育った家庭は後者だろう。虐待があった訳ではない。経済的にも困っていない。でも息苦しい。そういう、一見問題がないように見える家族の問題も描いているところが良いと思った。悪気や自覚さえもなく、子供の首を締め続ける親はいるし、息苦しくても、そこまでひどい事されてる訳じゃないし…と思って黙っている子供もたくさんいるだろう。 話の中にすごく芯をつくようなフレーズも散りばめられており、読んでいて中だるみしなかった。例えば、「諦めることは、時として努力を続けるよりも困難だ。」とか。 主人公の言葉づかいのせいか、一貫して熱血努力家というキャラクターのせいか、コントみたいに思える場面もあったが、それはそれで読みやすさになったかも。そうでなければもっと重くて読みにくかったかもしれない。

    10
    投稿日: 2025.09.15
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    冒頭の、弟の元彼女が待ち合わせに遅刻してくる場面、読了してから見返してみると大きく印象が変わる。 長い時間をともに過ごす家族ですらお互いを完全には理解できないんだけど、それでも後悔が無いようにたくさん話をしたいと思った。 あと郷土料理の卵味噌が出てきて懐かしくなった。

    9
    投稿日: 2025.09.15
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    突然の弟の死、弟は元カノにも遺産を残していた。元カノと連絡をとるが無愛想で冷酷で話にならない。だけど作ってくれる料理はとても繊細であたたかい。 すごくよかった。それぞれの登場人物の動きの本当の意味がわかった上で再読したい。 気持ちが落ちたら家はすぐに荒れる。窓を開けて掃除して、温かいご飯を食べる。わかっていても動くことができない時に少し手を貸してもらえるだけでどれだけ救われるか。

    4
    投稿日: 2025.09.15
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    ほんとに読んでよかった!!有名になりすぎて、少し嫌厭してしまっていたけど、早く読めばよかった、、おもしろい話は一気読み派だけど、ずっと読んでいたくて少しずつ読みました。 物語も語り方もおもしろくて、弟の死の謎もあって、何度も読みたいです。

    11
    投稿日: 2025.09.15
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    「なるべく快適に生きていくためにも栄養は必要。おにぎりを作れるようになると、人生の戦闘力が上がるよ」 このせつなのせりふが一番好きで印象に残った。せつなは父を亡くし大切な時間を過ごした春彦も失った彼女自身にも言っていたのかもしれない。 未来は暗いかもしれない、子供を産んで選べない環境下で数十年を背負わせるのは親のエゴ、かわいそうなのかもしれない。それでも、まっとうに正しく生きることがポリシーな薫子や一見ぶっきらぼうに見えるが周りをよく見ていて繊細なせつな、そんなせつなを気をかけている豪傑な斗季子さんたちが集まる、「カフネ」のように温かい心を持った人たちが少しでも増えていけば世界は明るいのかもしれないと思わせてくれた。 そして、自分が直面した一面だけを見てその人となりを判断するのは傲慢だと、改めて自分の人との接し方を見直すきっかけにもなった。

    15
    投稿日: 2025.09.14
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    カフネとても素敵な言葉だと思った。家事代行という仕事の魅力を十分に感じ取れる作品。主人公薫子の視点で話は常に展開。彼女は片付け上手でカフネでの家事代行ボランティアで大活躍。わたしは彼女に感化され自分の家の片付けをした。弟春彦に対する真実が明らかになっていく度に驚きを生じさせる。カフネで働くせつなの作る料理、彼女の態度はかっこいいと感じた。いろんな意味で楽しめた読書でした。

    7
    投稿日: 2025.09.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    HKさんのおすすめ。 「美味しい」話だとどこかで小耳にはさんだ気がするが、 私にとっては「片付け」の話だった。 弟を亡くした薫子は、 弟の恋人と遺産について話そうと喫茶店に呼び出す。 が、話にならない。 遺産などいらないという恋人の前で薫子は倒れてしまう。 不妊治療の末にやっと授かった子供を流産し、 夫から言いだされて離婚した薫子は、 仕事は続けていたものの部屋は散らかり放題、 アルコール依存症になりかけていた。 弟の恋人、料理上手なせつなはにゅうめんを作り、 崩れたケーキをパフェにし、薫子に食べさせる。 そして、薫子が片付け上手と気づき、家事代行のボランティア活動に誘う。 家事代行に訪れた家庭、せつな、薫子、 それぞれが問題を抱えながら、寄り添っていくお話。 弟に亡くなられたばかりとはいえ、 その恋人に、あなたの血の色はモスグリーンやコバルトブルーなの?と言ってしまう、 東京法務局供託官、国家公務員の四十一歳の薫子に、 最初は嫌な感じしか持てなかった。 が、料理や片づけを通してせつなと距離を縮めていく話は、 とても暖かかったし、 同じように不器用で意地っ張りな二人が愛おしく感じだ。 カフネ。 ポルトガル語で、愛する人の髪にそっと指を通す仕草。 素敵な言葉だ。

    3
    投稿日: 2025.09.14
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    生い立ち・仕事・結婚生活 何があっても、新しい出会いや新しい挑戦に 期待できる! 気持ちのいい作品でした✨

    8
    投稿日: 2025.09.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すごく面白かった!登場人物がみな、濃い。切なくて苦しくて、でも温かい気持ちになる。散りばめられたカフネ利用者もみな素敵だった。 カフネの意味は、本当に愛を感じる。 愛おしいを動作にしたらこうなるよね。 ただラストは、うーん、、どういう意味かな? 薫子さんの、圧の強い感じは、微妙にお母さんに似ている。 卵味噌が、気になって気になって、読むだけではかたちも想像できなくて、読み終わって検索したら、やっぱり見たことない料理だった。作ってみよう!

    4
    投稿日: 2025.09.14
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