Reader Store
世界の果てに、ひろゆき置いてきた~人はなぜ旅をするのか
世界の果てに、ひろゆき置いてきた~人はなぜ旅をするのか
ひろゆき、東出昌大、高橋弘樹/大和書房
作品詳細ページへ戻る

総合評価

8件)
4.3
4
2
0
1
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ひろゆきさんか、総合旅行業務取扱管理者の資格を持ってるのに驚き! フランス在住も驚き! 絶対に、インドア派だと勝手に思ってました 東出昌大さんとの旅行 テレビでも見てみたいなと思いました 楽しそう 東出昌大さん、色々あったけど 人間的にはすごい魅力的な人なんだろーな この時代に自給自足とかすごい

    27
    投稿日: 2025.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    旅の目的と効用 人生の岐路や、何かが引っかかっていると感じたときに、日常から離れて考える手段としての旅。 「日常から離れて考えてみれば、自分の人生も悪くないと思えて今は帰りたくなる…旅にはそんな効用がある気がします。」(はじめに) 旅を通じて価値観の幅を広げることの重要性。「価値観の幅が広がる旅をするほど、きっと息がしやすくなると思います。」(はじめに) 特に「幸福の価値観」が異なる国に行くことで、自分自身の価値観を問い直すきっかけとなる。 転職と自己起業という大きな転機に、コロナ禍という未曽有の状況が重なったタイミングでの旅。 番組の企画意図とキャスティング 「地球上の誰も行けない場所に、ひろゆきを置いてきたらどうなるのか」という発想から始まった企画。 ひろゆき氏を連れて行く旅として、タレント性よりも「ちゃんと出来ないけど、楽しむことに長けた旅人」の姿を映すことが意識されている。「”ちゃんと“してはいないけど、楽しむことに長けた旅人の姿がたくさん映っていて、僕は少し気がラクラクになりました。」(はじめに) ひろゆき氏の行動力と論理的な思考が番組の軸となる。 東出昌大氏のキャスティングについて、高橋Pは「ひろゆきさんがイジりやすい人がいいかな」と考えた一方で、「ひろゆきさんと対等に話せる」人物を探したと語る。東出氏の行動力とサバイバル能力、そしてひろゆき氏との性格的な相性が重視された。 Toshl氏のキャスティングは、高橋Pにとって「そんな豪華なゲストを呼ぶ番組じゃないんじゃないかな、と思ってました(笑)」という意外性があった。Toshl氏はアフリカに行くこと自体がほぼ初めてであり、現地の人々と一緒に歌ってみたいという強い思いを持っていた。 アフリカの旅の現実と価値観の違い アフリカでの旅は、想像以上の厳しさやハプニングに満ちている。食事の不満、シャワーや風呂に入れないこと、長時間の移動など。しかし、ひろゆき氏はそのような状況下でも常に笑顔を保っている様子が描かれている。 ナミビアでの出会いを通じて、現地の人の温かさや価値観の違いに触れる。特にチャロさんとの交流は、「ナミビアらしさを持っているでしょうか」という問いかけに対して、ひろゆき氏は「多くの人と出会って別れて…が当たりの前の世界」と分析しつつ、「その出会いが本当に楽しかったことを物語っていた」と語る。 ナミビアでは、歯医者に行けないチャロさんの状況や、経済的な困難に直面しながらも子どもの教育に力を入れる親の姿が描かれる。 マラウイは世界最貧国の一つであるが、「幸福論」のテーマが浮かび上がる。現地の人々は「足るを知る」生活をしており、貨幣経済を超えた幸福のあり方が示唆される。高橋Pはマラウイの人の時間の流れや行動に「余裕」を感じたと語る。 「『やりがいより金』なんですよね。もちろん、海外の人にもやりたいことはあります。けれど、日本人みたいにやりたいことを仕事の中で実現しようとはしない。『仕事を通してやりたいことで終わりですよね』とひろゆきは笑う。」(ナミビア編)日本の職業観が特殊であることが示唆される。 ザンビアのスラム街での経験から、高橋Pは「こういう紛争や戦争レベルの争いは、『貧困』だけが要因でもないんだなとも感じました」と語り、複雑な問題が絡み合っていることを示唆する。 マラウイの食肉市場での牛の解体シーンは強烈なインパクトを与える。「僕、これ無理だわ」とひろゆき氏は語りつつも、その後のコメントで現代社会における食の現実への向き合い方を問い直す。「魚を捌いてる映像はそこら中にあるのに、牛を捌いてる映像がないのっておかしいですよね」 マラウイの村で出会ったジョシュア氏との交流は、現地の人々の優しさや温かさを示すエピソードとして描かれる。ジョシュア氏の家族のために働く姿や将来の夢に、東出氏とひろゆき氏は真剣に耳を傾ける。 旅におけるハプニングと学び 豊川Dディレクターは、ひろゆき氏の予期せぬ行動や感性的な思考に度々戸惑う様子が描かれる。「実像、豊川Dはひろゆきと感覚が違いすぎて、道中たびたびひろゆきに詰め寄られる羽目になる。」(ナミビア編) 砂漠からのヒッチハイク、屋台での煮込み肉購入でのトラブル、ザンビアでの怪しいタバコやバナナビール購入など、様々なハプニングが発生する。 マラウイでのバス事故は、旅最大の危機として描かれる。しかし、怪我人が出なかったことや、現地の人々が冷静に対応する姿、そしてその後の助け合いを通じて、旅の厳しさと同時に人間の温かさに触れる経験となる。 Toshl氏の出演は、予定通りにいかない旅の象徴として描かれる。急なミーティングやスケジュール変更により、当初のゴール地点での合流が困難になるが、その中でもToshl氏のプロフェッショナルな姿勢や、現地の子どもたちと歌うシーンが感動的に描かれる。 旅は必ずしも計画通りに進むものではなく、「旅って思った通りにいかないんですよね」という豊川D氏の言葉が、旅の現実を物語る。 旅と人間関係 ひろゆき氏と東出氏、そして豊川D氏との共同生活が描かれる。それぞれの性格や行動がぶつかり合いながらも、旅を通じて関係性が深まっていく様子が見て取れる。 東出氏はひろゆき氏を「行動がいい人」と評し、その下っ端ムーブやサバイバル能力を高く評価している。 ひろゆき氏は東出氏について、「素直」「本当に可愛いらしい」と語り、一緒に旅をすることを楽しんでいる様子がうかがえる。 旅の終盤、Toshl氏との出会い、そして東出氏との突然の別れが描かれる。「旅の始まりは孤独で、最後も孤独。旅ってそういもんだよねっていう。人は一人で生まれて、一人で死ぬわけですから。」というひろゆき氏の言葉が印象的である。 旅の準備と便利なツール 高橋Pは、バックパック一つで世界を旅する「自由な旅」を推奨している。 ひろゆき氏のおすすめWebサイトとして、「Skyscanner」と「Momondo」が挙げられており、格安航空券を探すのに便利であると紹介されている。 アフリカでの宿泊先探しには、「Booking.com」や予約サイトの地図が正確でない場合があるため、「Googleマップで照らし合わせる」ことの重要性が指摘されている。 スターアライアンスのゴールド会員であるひろゆき氏は、空港ラウンジが利用でき、食べ飲み放題であるため「飢えない」と語る。 「普通」と「非普通」の対比 豊川D氏は、ひろゆき氏を撮る中で、「普通のタレントを撮ってるわけじゃない」と感じたと語る。ひろゆき氏の論理的な思考や独自の視点が、従来のテレビ番組の被写体とは異質な存在として捉えられている。 東出氏は、今回の旅を「実人生の方に沿った仕事な気がして」と語り、これまでの役者の仕事とは異なるリアリティを感じている。

    1
    投稿日: 2025.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最近旅意欲が高く、youtubeのショートでやたら流れてきたため購入した一冊。ひろゆき・東出に特に思い入れはない。 ややテレビ仕様というか、くさい部分もあったが、アフリカ旅の魅力がひしひし伝わってきた。文化、教育、仕事、食事と日本とは違うところだらけで、一般的には先進国の方が物質的に豊かといわれているけど、ヒトとしての強さの部分はとてもかなわないと思った。どちらが優れているというより適応している環境が違いすぎる。でも、"環境の違い"で済ませずにひろゆき・東出くらいのタフさは必要なんだろうなとも感じた。生活や文化(言語)を守るという感覚も自分には全くなくて、いわゆる現代人として、向こうからすれば信じられない生活をしているんだと思う。 一方で、カメラが入っていて良くしてくれた部分もあるだろうが、人間の持つ感情は変わらなくて、優しくしてくれたら優しくするとか"ある程度"言葉がどうにかなればどこでも旅できるんだなあとも感じた。"ある程度言葉(=英語)ができる"が難しいんですが。 ただ、幸せって何だろう・お金って必要だろうか、まではいかなくて、幸せは自分の感覚で感じたとおりだし、環境によってお金の必要性も違うと明確に思う。 あと気になったのは、宗教と屠殺。この2点も日本人は関係ない人が多いと思うが、興味がある。 宗教はこの本にはあまり描写がなかったけど、旅行に行く度違いを感じるし、信仰するってどんな気持ちなんだろうと素直に思う。 後者については、自分にはとても哺乳類はころせないと思うし、内臓や血を見るのはきつい。けど、ステーキになっていれば嬉しい気持ちになるし、魚は活きたまま捌けるし、虫は食べたくない。これって一つの好み・気持ちのままでいいんだろうか。この点は東出と近い感覚で、自分はとても脆弱な生き物だと思う。トレーニングしたら哺乳類も絞められるようになるんだろうか。トレーニングする必要があるんだろうか。アフリカや南米に旅行すればもう少し考える機会が増えそうで、新しい思想を見出せそうな気もする。 行ったところのない場所へ旅行がしたくなった。あと、コラムの旅の準備は結構参考になる。 南米編はフルで動画みようかな。

    0
    投稿日: 2025.04.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この番組が大好きで毎日楽しみにしている時があった。笑 そして本もめちゃくちゃ面白い。 旅をすることは人生に似ている。 色んな景色を見て、色んな感情になって、時に苦しみ時に楽しみ、紆余曲折しながらも進んでいく。 あーアフリカも旅したい。

    0
    投稿日: 2025.04.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    TVを見ていないので。幸せとは、何か。日本で、登校拒否や、精神疾患が起こるのは、なぜか。精神的に豊かなのは、どの国か。ウーン生き方って難しい。

    0
    投稿日: 2024.09.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    番組は今シーズン2の真っ最中。本書はシーズン1について書かれていて、毎週配信を楽しみにしていたことを思い出した。台本のない旅でほとんど有名な観光地にも行かないところが逆に面白くて好きだ。合理的主義者のひろゆき(敬称略)が理屈ではなく心からの笑顔を見せているのも印象的。 ひろゆきがアフリカのナミブ砂漠に置かれて、ヒッチハイク等でインド洋を目指す旅。番組のルールはひろゆきが直ぐに旅を終わらせない様に配慮されたものであったことが分かった(笑) 途中で合流した東出(敬称略)とのひろゆきの車内での会話や現地の人との交流、どこを取っても面白いのだけれど、豊川Dがひろゆきに怒られているシーンが一番面白い(性格悪くてすみません)。全てが予定調和で進む訳ではなく、色んなアクシデントが起きてそれでも前に進む。旅って人生そのものなんだな。 番組が追体験できるのと、ここではこう思ってましたみたいなひろゆきや東出の思いを知ることができて良かった。私はビール嫌いだけれど、マラウイのチブクは飲んでみたい。現地の人とゆっくり時間を忘れて飲めたら最高じゃないだろうか。 本書を読んでいると時間を忘れて没入することができる。願わくば旅が終わらなければと思うほど、魅力的な旅であった。

    2
    投稿日: 2024.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Abemaで放送中(シーズン2)の旅番組。 この番組を観るまで、ひろゆきさんのことも知らないかったし 東出さんにも全く興味なし(悪い印象しかなかった)だったのに・・・ 一気に2人とも大好きになった! 特に、東出さんの印象はガラリと変わった。 日本では山奥で狩猟をして生活しているらしい。 そのせいか、とにかく旅慣れがすごい。 動物も解体するし、汚いところもへっちゃらだし 現地に溶け込むのがとにかく早い。 一緒に旅をする周りの方への気配りもものすごくできる方だし 良い印象でしかない。 番組オリジナルグッズ買ってしまったよ!笑 東出さん監修のカラビナ。届くの楽しみ。 ひろゆきさんのこだわりの強さもおもしろい。 とにかく、この2人のキャスティングがとてもよい。 また、この番組は世界の「良いところ」だけを映すのではなく、 「リアル」な部分を放送してくれる。 動物の解体や、危険なスラム街、貧困層と富裕層を 隔てる境界線など・・・。 あと、最後に流れる曲も好き。 広大な世界をイメージできる素敵な曲。 あー、また一週間が始まる~て思う(日曜放送なので)。 ぜひシーズン2の書籍化も期待する。 そして、番組もシリーズ化してほしい!

    2
    投稿日: 2024.07.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    東出さんのことがスキャンダル前からずっと大好きで、この番組で彼の人間的魅力を発信してもらえて本当に良かったし、それが本という形に残ったことがとてもありがたく嬉しいです。旅を振り返っての本音や裏話、各国の情報ももりだくさんで、あの旅が活き活きと蘇ります。

    0
    投稿日: 2024.05.26