
華龍と月龍の皇子
杉原理生、笠井あゆみ/徳間書店Chara
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総合評価
(2件)3.5
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powered by ブクログ龍を身体に宿す一族の政治劇という、ものすごく細かく設定が練り込まれた中華ファンタジーでした。 謀反を疑われ常に死を隣に感じる第二皇子×隣国から亡命し身分を偽って生きのびている末皇子。 家族の病を治すために、受けは攻めの下で愛人役として働きます。 予め聞いていた噂とは正反対の態度をとる攻めに驚きながら、脳筋ドライ系受けは次第に心の距離を縮めていきます。 自分を守るためには攻めに肩入れしてはいけないのに、どうしても自分の境遇と重ねてしまう……。 ファンタジー要素つよつよストーリー重視なので、かなり正直に言うとBL要素はめちゃくちゃ薄いです。 最後にはちゃんと濡れ場もありますが、それまでに心の動きがものすごく激しくあるというわけでもないので好みが別れるところ。
0投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中華風味のファンタジー 大国の第二皇子×内乱を逃れた隣国の末皇子 天音が素直で愛されキャラで可愛かった。 いつのまにか、味方が増えている。 楓柳に餌付けされて、それに蒼月が焼きもちやいてるのも面白かった。 敵対国の皇子二人にも関わらず、あからさまな敵や裏切りものは出てこない、ある意味優しい物語でした。ほっこりします
0投稿日: 2024.05.15
