息子(皇太子)夫婦に天使のように可愛い子供が生まれ、殺伐とした時代を生きた壮絶だった凜風&雪龍の政治と平和な時代を生き愛され慈しまれてきた翠花&風龍の政治との違いを感じたり、前巻では夫婦なのに夫の前で弱みを見せられない完璧な姿のまま終わってしまった翠花の弱さを見せられるようになった成長にほっこりしたりと対比を楽しめました⟡.* 圧倒的強さで持って絶対的な存在として君臨した凜風や雪龍のようにはいかなくとも、思慮深く国や民を思う優しさと犠牲を生まないための最善を尽くす風龍の治世はきっと穏やかでまた違った良さがあると安心できました(•ᵕᴗᵕ•) 歳の差が逆転し、今世では行け行けな美暁にまだどこか距離をとっていた雪龍、実は彼の方が我慢してたなんてそこもまたかなりの執着を感じてぎゅんぎゅんしました...!!お互いに好きすぎる夫婦でどこかネジがとんでるのも合わせてお似合いだと思います♡ 刺客に襲われて負傷した時でさえ謎の安心感があったのですごい存在だなぁと思いました(*´艸`) かつての部下であった虎牙と雪龍の関係もなかなかに好きです(*´꒳`*) 無自覚たらしな美暁ですが、かなり雪龍に一途なので雪龍はハラハラ嫉妬しながらも惚れた弱みなんだろうなぁと(°﹃° *) 人間関係や国の様子が深堀された良き2巻でした⟡.*