Reader Store
翻訳万華鏡
翻訳万華鏡
池央耿/河出書房新社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

2件)
4.5
1
1
0
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    翻訳にまつわるエッセイ。翻訳ノウハウものではない。日本語に対する真摯な姿勢が好ましい。原作に対しても真摯。 一気に読むのも良いだろうが、就寝前とかに少しずつ大切に読みたくなる。

    0
    投稿日: 2025.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ノンフィクションから、SFやミステリまでを翻訳する池央耿(1940-2023)。翻訳をめぐる書下ろしエッセイ。どの話も見かけは軽めだが、内容に重みがある。 生涯の翻訳点数は170点ほど。翻訳家で生活できる(食える)かという問いにも答えている。答えはシンプル。生活できるものしか翻訳しない。確かに、生活するには、それしかないかな。 翻訳したなかで会ったことのある作家は2人だけという。ひとりは『カッコウはコンピュータに卵を産む』のクリフォード・ストール。もうひとりは『南仏プロヴァンスの12か月』のピーター・メイル。えっ、そんなものなの。翻訳したからには、本人に会いに行くのが当然のように思っていたのだが。

    0
    投稿日: 2025.07.26