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新版 思考の整理学
新版 思考の整理学
外山滋比古/筑摩書房
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総合評価

104件)
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28
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26
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    なるほど。 やたら頭のキレる人が人間味がないのは知識溜めすぎ知識メタボだからかw。 忘れないようにだとか色々考え込んだりだとか、『忘れる』ことが大事とは。忘れることで『脳を整理する』。考える脳を作る。 これ20年以上前に語られていたとは。 もはや予言書。恐るべし。

    9
    投稿日: 2026.01.18
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    思考するときはいったん寝かせろ、メモなどせずに記憶から忘れさせたのちに思い出せる内容が良い、朝が一番思考できる、移動中や枕の上が一番閃ける的な。

    0
    投稿日: 2026.01.17
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    取り上げている話題のなかには新聞スクラップのススメような時代を感じるところもあるが、非常に読みやすい文体で、現代にも通じる教えが詰め込まれている。新たに追加された巻末の東大講演が最も良かった。

    0
    投稿日: 2026.01.16
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    学校教育はグライダー能力。飛行機能力を身に付けよう。ハイブリッド型を目指す。 養うためには、 朝を活用。 問題を寝かそう。DMNを活用。 頭の中を整理。自然忘却システムである睡眠が大事。 思考力は人間関係でも深まる。自分を認めてくれる人と付き合おう。他者を肯定しよう。 飛行機人間になる方法は書かれておらず、人の考えに触れることによって、自由に考える楽しさを書いている。

    0
    投稿日: 2026.01.10
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    2026/01/01「思考の整理学」☆外山滋比古 何年も積ん読になっていたが、遂に読了。 「word-MOLESKINEノート」の定着化と更なる改善策を期して。 70歳を過ぎたのは残念であるが、死ぬまで勉強と向上心を優先。 それにしても大学でもう少し論文の書き方が指導されるべきだった。 1.学校はグライダー人間の訓練所。「飛行機人間」は作らない。 2.「知のエディターシップ」短編を集めて本にすると性格が変わる。   部分の和≠全体 思い付きは大事 順番はもっと大事 3.思考の整理=抽象化・メタ化→「哲学化」高度の思考・普遍性 4.メモの手帳ひたすら→ノート→メタノート   私はこの体系化が出来ていない せいぜい手帳   最近MOLESKINEが加わったが、メタ化は手付かず 5.忘却は頭の整理 それも自分の価値観に基づいて行う 6.「論文の書き方」   文sentence→パラグラフ→節→章chapter→部→表題   米国の表記法 1.1.1 7.世襲・純粋培養はダメ 劣化する 8.記憶はコンピュータが圧倒的に優位 忘れない・グライダー   →人間の強みは何か イノベーション・創造性 新しい組合せ

    0
    投稿日: 2026.01.07
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    かなり昔に書かれた本だけど、睡眠やコンピュータと思考の関係性など、まったく古い感じがしない。忘れること=アンラーニングはAI活用でも重要テーマだし、同質の集まりではなく異なる専門性によるコミュニケーションの貴重さも、日本企業でなかなか進まない新規事業開発でよく聞かれる話と思った。 「ひとつだけでは、多すぎる」は本当に腹落ちする。 アイデアのヒントを発酵と表現しているところ、古典が長い時間を潜り抜けながらあらゆる解釈を許容内包して生き残ったものという考え方などなど、面白いと感じた。

    0
    投稿日: 2026.01.07
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    旧版はすでに読んでいたのですが、せっかくなので勤務校第1位の帯の新版を購入しました。思いつき・アイディアから論文テーマへと昇華させる方法や授業での脱線もセレンディピティ(この語は文人で政治家のホレス・ウォルポールによる造語とのこと)を得ることにつながるとか、面白く読み進められました。わたしも独創性と発信力をもった学問を続けたいと思いました。

    0
    投稿日: 2026.01.05
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    AIの黎明期に当たる現在では、本書の内容が若干古めかしく感じます。今は「コンピューターに負けない人間を創る」ことよりも、「AIをうまく使いこなせる人間」を創り上げる時期に来ているような気がします。

    0
    投稿日: 2026.01.05
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    わざと焦らすことで知りたいという気持ちを芽生えさせ技を盗むようになる。これが自走できる人を育てる育成で、伝統芸能などと結びついているのだと知った。また朝飯前を逆手に取り、朝と昼を一緒にしちゃってそれまで頑張るは今もやっていたのでおかしかった。現在一次情報から本にされた二次情報から文の引用を行っているが、更に三次情報にするために自分の文章にする行為をしようとしていたので、情報という概念の整理につながった。

    0
    投稿日: 2026.01.05
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    本屋で平積みになっていたところを購入した。 最近、自分の思考の弱さというか、考えを構造化することが苦手だと感じることが多かったので、タイトルに惹かれた。 読みやすい、ハウツー本や自己啓発本ばかり読んでいたので、短編で構成された語りかける感じの本が久々で、リハビリも兼ねて好きなところから読めるのが良かった。 朝活をしようとか、ノートを取ろうとか、ずっと薄っすらやりたいなと思っていたことが書かれていて、また時間をあけて読み返したいと思った。

    0
    投稿日: 2026.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1. 思考のタイプ:グライダーと飛行機 ・グライダー型: 受動的に知識を吸収する能力。学校教育の得意分野であり、指示や教材があれば優秀な成績を収められるが、自力で飛び立つことはできない。 ・飛行機型: 自力でエンジンを回し、自ら目的を見つけ、独創的に思考して進む能力。 ・現代社会(特にAIやコンピュータが台頭する時代)においては、既存の知識を整理するだけの「グライダー型」ではなく、無から有を生む「飛行機型」の人間が強く求められる。 2. 思考を寝かせ、発酵させる(「寝かせる」の重要性) ・発酵のプロセス: アイデアは思いついてすぐに形にするのではなく、一度棚上げして「寝かせる」時間が必要である。これは酒や味噌が熟成するプロセスに似ている。 ・忘却の効用: 思考の整理とは、本質的には「忘れること」である。不必要な情報を忘れることで、重要なエッセンスだけが残り、結晶化する。 ・セレンディピティ: 意識的に考えていない休息時や、ふとした瞬間に名案が浮かぶことが多い。これを「三上(馬上・枕上・厠上)」という言葉で説明し、リラックスした状態での直感の重要性を説いている。 3. 整理・統合の技法 ・拡散と収束: 思考を広げる段階(ノートをとる、カードに書く)と、それを整理・統合して抽象度を高める段階を分ける必要がある。 ・カクテル・パーティー効果: 多くの情報の中から、自分に関連のあるものだけが自然と飛び込んでくる状態を、思考の「アンテナ」を張ることで作り出す。 ・知の編集: 異質なもの同士を組み合わせることで新しい価値が生まれる。知識を単なる蓄積としてではなく、化学反応を起こす素材として扱うべきである。 4. 思考の環境と姿勢 ・朝の時間の活用: 夜よりも、睡眠によって脳が整理された「朝」の方が知的作業には適している。 書くことによる客観化: 頭の中だけで考えず、紙に書き出し、それを「他人」の目で見直す(メタ認知)ことで、思考の欠陥や新たな発見が得られる。 ・「触媒」の存在: 自分一人で考え込むのではなく、良質な対話や読書を「触媒」として、自らの思考を活性化させることが重要である。 ◯結論 ・本書の核心は、「知識を溜め込むだけの人間(倉庫業者)になるな、知識を整理・加工して新しい価値を生む人間(工場主)になれ」というメッセージにある。そのためには、あえて「忘れること」や「待つこと」を許容し、思考の自律性を確保することが不可欠である。

    0
    投稿日: 2026.01.04
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    この本を読んでこのアプリをDLした。 知識を溜め込むだけの人間ではコンピュータに置き換わってしまう、人間ならではの付加価値を出すことはできない。 なので、アウトプットすることが大事なのである。 さらに言えば、そのアウトプットもその人の個性が反映されるから創造性が働く。なぜか、人間はコンピュータとは違い、興味があることは覚えて、興味のないことは忘れることができるからだ。 今このレビューも自分が感動した部分にフォーカスを当てているが、おそらく他の人は別の部分に感動するだろう。 アウトプットをすることによって他の人が何を考えているのかを知りたいという新しい好奇心に駆られて、新しい楽しみができる。知識を溜めるだけでなく、考える(アウトプット)ことは人間ができる贅沢な趣味なんだ。 読書と思考、それらが楽しくなるきっかけになった素晴らしい本だ。

    0
    投稿日: 2026.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    学問に真剣な学生向けの本、かと思っていたが、社会人としても学ぶことが多い。 目から鱗、というよりは、納得共感できる内容だった。 朝食前は脳が良い状態で捗るため、朝食を食べるのをできるだけ遅らせる、はギャグかと思った。勤め人には無理だ!笑

    3
    投稿日: 2026.01.02
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    本書のおかげで読書という行為を再定義できた。 この本との出会いは『ながら日経』の広告だった。300万部突破の名著、この機会に読んでみるかとチョイス。 ”思考の整理というのは、低次の思考を、抽象のハシゴを登って、メタ化して行くことにほかならない。” 読んでいて、なんとなく三宅香帆の『「好き」を言語化する技術』を思い起こさせた。いや、もちろん彼女が後発なんだけども。 彼女が影響を受けているのか、あるいは読書という行為…もっと広く、「知的コンテンツの消費」を最大化したいと突き詰めていくと、「行動と知的世界をなじませよう」って発想になっていくのかもしれない。 小説や新書を読む際は、既知と未知をはっきり意識して、いかに自分の生活に落とし込むか考えて読んでいかねばと改めて思えた。

    0
    投稿日: 2026.01.01
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    多分大学生が卒論を書く時に向けての本なんだろうな(もちろんその他思索家のためでもあるが)。 拡散思考と収斂思考、飛行機とグライダー人間、既知と未知、ピグマリオン効果、睡眠学習、発酵 などなど、方法論と思考の区分に終始していた。 個人的には手段を磨くための本というより、思索を深める後押しをしてくれる本だと感じた。 読了後は普段書いてるノートにいくつかの方法を取り込んでみたり、より思索を楽しみたいと思えた。

    0
    投稿日: 2025.12.22
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    「東大生に1番読まれた本」と言う触れ込みだったが、さすがに40年前の著書。なるほど!となることは少なかった。授業の一環で多く購入されてたただけだと思いたいところ。 触媒的創造の話は斬新だった。あくまでエディタシップの世界の話だけでは?と思ったが、たしかに発想という意味においては創造物に対しても当てはまる。本書では俳句が例として挙げられてたけど、その人だけの日常の秘密を見つけるエッセイについても当てはまるなあと思った。

    1
    投稿日: 2025.11.30
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    現代社会の問題に直面した我々日本人の課題を問うている。それは、一昔前から言われてきた、コンピューターの代替化という問題によって、人間の社会における不必要さがより表面化してきたことである。こうした状況を踏まえて、「考える力」の大事について筆者は言及している。そして、そこから口火を切って、考える力を鍛えていくためのある種の方法論を論じていく構成となっている。特に、興味深かったのは、「忘却」についての記述だった。知識として、身体の内側に取り込んだあと、時間を置くと言うことだ。 「見つめるナベは煮えない」とは、まさにそのことを定理化している。これ以上の内容についての記載は控えるが、このようにして筆者の表現は、軽快さのようなものを感じられ、アップテンポな通読ができ楽しかった。

    9
    投稿日: 2025.11.14
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    発想は貶されると消えてしまうので語っては行けない。語るなら別ジャンルの人間たちと貶さないように語り合う。思いついたことをカード上にして書き留めておく。寝かしてあまり近視眼に寄らない様にする。寝るか散歩するか風呂に入るかして一泊おく。物を読むときは知っていること、知らないこと、未知の領域を深化するように読んでいく。

    0
    投稿日: 2025.11.14
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    学生諸君,メモを取れ! (山口穂高先生) 日本大学図書館生産工学部分館OPAC https://citlib.nihon-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=1000299157&opkey=B176187236612174&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=0&cmode=0&chk_st=0&check=0

    0
    投稿日: 2025.10.31
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    2017. 愛知教育大学 教育学部 養護教諭養成 前期(旧版) 2017.筑波大学 人文・文化学群 人文学類 後期(旧版) 2017.福井大学 医学部 医学科 後期 (旧版) 2021. 北里大学 医学部 医学科 小論文 (旧版) 2021. 獨協医科大学 医学部 医学科 小論文 (旧版) 2022. 大分県立看護科学大学 看護学部 看護学科 後期 (旧版) 2023. 愛知教育大学 教育学部 学校教員養成課程- 幼児教育専攻義務教育専攻 ICT活用支援専修/学校教育科学専修/生活・総合専修/日本語支援専修/教科指導系 国語専修/社会専修/算数・数学専修/理科専修/音楽専修/図画工作・美術専修/保健体育専修/ものづくり・技術専修/家庭専修/英語専修/教科学習開発系 国語・書道専修/地歴・公民専修/数学専修/理科専修/英語専修 特別支援教育専攻 養護教育専攻小論文前期 (旧版) 2023. 周南公立大学 福祉情報学部 人間コミュニケーション学科 中期 (旧版) 2024. 福岡教育大学 後期 教育-初等(人文・社会教育)(旧版)

    0
    投稿日: 2025.10.27
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    若い方向けに、忘れる効能が書いてあるのを読んで、忘れがちな老人がホッとして良いのかわかりませんが、脳科学の本とも不思議な一致をしている気しました

    1
    投稿日: 2025.10.17
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    「東大・京大で1番読まれた本〜」のキャッチコピーに惹かれ、ベストセラーということで手に取りました。 こういう系の本はいろいろ読んでいますが、「書いて覚えろ」とか「書くことで頭がスッキリする」とかありきたりなことではなく、「書くことで安心して忘れてしまう」などまさにそう!それ!と共感しました。 耳を傾けていたほうが、話はよく頭に入る。忘れるのは、関心のないなによりの証拠。 なるほどな〜と。 字を書くことに気を取られて、内容がおろそかになるのは良くないんですね。

    1
    投稿日: 2025.10.12
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    1980年代に出版された本であるが、読了してみて、中身が色あせていないことに驚かされました。 著者の知識量の豊富さや語彙力に圧倒されました。 普遍的な内容は、名著の条件であることが分かりました。

    7
    投稿日: 2025.09.28
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    ベスト&ロングセラーなだけあり、普遍的かつ本質的な内容だった。 思考という抽象的なことに対して解像度をあげることができた。また、思考を発酵させるという考え方は新鮮だった。 memo 知的活動には三つの種類がある。 ①既知のことを再認する。 ②未知のことを理解する。 ③まったく新しい世界に挑戦する。

    2
    投稿日: 2025.09.23
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    とても幅広く、かつ面白かった。 今までなんとも思っていなかったことや、多少不思議と思いながらも放置していたあるある現象をここまで論理的に説明されてる本はなかなか見ない。 無駄な時間なんて無いんだ、と思えた。

    7
    投稿日: 2025.09.17
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    非常にためになりました。 オビのとおり、もっと若い時に読みたかったです。でもいいのです。今知れてよかったのです。 これまでの本の読み方、得た知識のまとめ方、感想の書き方、全てもったいなく感じましたw これからは、メモをちゃんと取るようにしようと思います。それでほったらかしてもいいんですよね。気が楽になります。むしろ、いいまとめが出来るかもしれないですね。いや、ハードルを上げちゃダメですね。 忘れることが大事というのは、とても響きました。まさにグラインダー人間育成まっしぐらの自分としては、確かに知識にしがみついてました。メモ、ノートも覚えるためで、覚えてないと意味なく感じてきました。 がしかし!そうじゃなかったんです。メモ、ノートを取ったら忘れていいんです。そこで篩にかけられて、自分にとって意味のある情報が残るんです。素晴らしい! この本は何回も読んで、メモをとって、ほったらかして、考えをまとめてみたいです。 実践が楽しみです♪ ちゃんとやらなきゃw

    10
    投稿日: 2025.09.07
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    昔の本ではありますが、今の世の中にこそ通じる本質を感じます。ただ、それなりに難しい内容でもあるので気合を入れて読んでいくタイプの内容かなと。勉強家の方には良い本だと思います。

    0
    投稿日: 2025.09.05
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    テンポよく創造する方法が理解できた。自分はどちらかといえばこの本の内容を意識しなくても次々発想できるタイプなので、あまり参考にならなかった気がする。この時点でしっかり読みきれていないなと反省。

    0
    投稿日: 2025.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    非常に面白かった。 グライダー人間はそれ即ちAIだろうか。ともすれば我々はAIに劣りかねない。だが、AIに勝ろうとすれば第二次的現実が第一次的現実を圧倒し、結果、「汗の匂いのしない、活力に欠けた」思考に陥るのではなかろうか。 グライダー人間から脱する、それは即ち第一次的現実に根差した知的活動、行動と知的世界とを馴染ませることである。 普通の行動をしながら考えたことを、整理して、新しい世界を作る。すなわち抽象化だ。 これこそが本来目指すべき姿である。 それでは、どういった場面で思いつくことが良いか。見つめる鍋は煮えないので、他に気を散らす。メモに残して熟成させる。よく眠る。そうすると不要なことは忘却し、必要なことだけが残る。思いついたことは簡単には人に話さない。芽を潰されるからである。 そして、閃くのは三上、すなわち「枕上、厠上、馬上」である。考え事をするのは朝が良い。特に朝飯前である。だが朝飯前の時間を確保するために早起きして睡眠時間が短くなるのはよろしくない。それならばブランチにしてしまえば宜しい、ということである。頓知かよ。と思ったが、発想の転換、まさに柔軟な思考である。 他にも「三」にまつわる話がある。それが、「看多、做多(さた)、商量多」から成る三多である。それぞれ、多くの本を読むこと、多く文を作ること、多く工夫し推敲ふること、という意味だ。文章上達の秘訣だという。 本書では他にも、非常に具体的にノートの作り方なども解説されていた。アナログ派の人は真似るも良し、デジタル派の人はアレンジして活用してみるも良し。 なかなか含蓄のある内容で、今の私に必要なことがそこかしこに書いてあった。単なる興味本位だったが、一読の価値はあった。

    0
    投稿日: 2025.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日本の学校教育の話から始まり、ノートの取り方、効果的な休み方など、独自の方法を披露している。発売から40年経っていても真っ当だと思える意見が並んでおり、思考を深めるための参考になる本だと思った。 忘却を効率よく行うためにノートを利用するのは面白かった。アイデア出しのために思いついたことを片っ端から書き殴ることは時々あるが、それを普段の生活にも応用してみるのはアリかもしれない。 考えることの楽しみを味わってみたいと思わせてくれる点がよかった。ちゃんとしたペンとノートを用意したくなってくる。

    0
    投稿日: 2025.07.29
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    なかなか頭がごっちゃらかってるときに読むもんじゃなかったなぁ。 言いたいことが分かりそうでわからん。 思考の整理読みながら、思考の整理できない感じでした。 褒められたら成績伸びたっちゅーのはわかる気がする。今のわたしそんな感じ。実感! だから、定期的に叔母に報告して。その都度結果を見て褒めてもらってる。笑 父にいうと話長くなるし。よくわからない話に脱線するし、妹はがんばれーって終わるから一番いい褒め言葉くれるのが叔母。笑 褒め上手ゲット。 知らず知らずのうちにちゃんと実行してるもんだなぁ。と思いました。 まぁ、叔母はずーっと一緒に勉強してきて、乗り越えてきた仲間だから余計にわかってくれるのもある。 ありがたい。 セレンディピティっていう言葉、新しく入手。聞いたことあったけど、意味知らんかった!棚からぼたもちみたいな感じかな? ラッキー事象って感じかな。 今度使ってみよう。セレンディピティ現象だな。とかかな。 使えるかな。 今日。建築士の試験だから、余計な記憶は入れないでおこう。 では。 #本 #休憩は本のみ #SNSは風印した #本1章読んだら勉強 #繰り返してました #頭が追いつかない #集中力もちぎれる #勉強無理 #耳からこぼれる #発狂しそうになる #大声出しそうになる #奇怪な行動とりそうになる

    0
    投稿日: 2025.07.27
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    p42「ひとりでは多すぎる。ひとりでは、すべてを奪ってしまう」 p71"見つめるナベは煮えない" p158〜p163しゃべる 話してしまうと、頭の内圧がさがる。溜飲をさげたような快感がある。すると、それをさらに考え続けようという意欲を失ってしまう。 俗世を離れた知的会話とは、身近な人の名、固有名詞を出さない。過去の動詞でものを言わない。話の内容がゴシップになるのを注意する。 意見に否定的な返答をされるとモチベーションが著しく低下するので思いついた事を寝かせる。声を出す事でさらに新しい考えが思い浮かぶ事があるため、頭だけでなく、声にも考えさせる。これらの発想を気づかせてもらえた。

    19
    投稿日: 2025.07.03
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    40年前ではコンピューターは情報の倉庫だったけど、AI進化が凄まじい現代では、コンピューターも創造する工場だよね。

    0
    投稿日: 2025.06.28
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    「東大・京大で一番読まれた本」のキャッチコピーは、ダテじゃないと思った。わずか630円+税。一読した方が良いと思う。 ・調べるときに、まず、何を、何のためにしらべるのかを明確にしてから情報蒐集にかかる。気がせいていて、とにかく本を読んでみようというようなことで取りかかると、せっかく得られた知識も役に立たない。何かを調べようと思っている人は、どうも欲張りになるようだー対象範囲をはっきりさせて、やたらなものに目をくれない事である。これがはじめのうちなかなか実行できにくい。ー調べにかかる前に、よくよく考える時間をとらなくてはならない。 ・とにかく書いてごらんなさい ・ピグマリオン効果 ・実生活で苦労している人たちは、ことわざについての関心が大きい。現実の理解、判断の基準として有益だからである。ものを考えるに当たっても、ことわざを援用すると、簡単に処理できる問題も少なくない。

    2
    投稿日: 2025.06.21
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    40年以上前の本です。 思考の整理のために忘れることが必要。 ただ、意図的に忘れるというのは難しいと思いました。 難しく、理解できない部分がありましたが、 短く区切られているので、その点は読みやすかったです。

    3
    投稿日: 2025.06.09
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    近頃頭がごちゃごちゃするなと思い読むに至る。社会と思考の変化や、著者の実践、思考に対する向き合い方など、色々な方向から思考について書かれていて、ためになる章が必ずどこかにあるように思う。 僕が特に面白いと思ったのは思考自体に個性が宿るとする考え方。T.S.エリオットという方の触媒を使ったアナロジーでは、詩において個人の感情や個性を表現するという常識から脱却するべきだという意志が表されている。詩人は”個性という物質”を使って”個性的な化合物”を作るのではなく、触媒のように、普通なら反応しない物事を反応させるように詩を作るべきであり、その反応のさせ方にこそ個性が宿るのだと。そこから筆者は、忘却をよしとしない既存教育を背景に、知識をただ貯めるだけでは個性は現れにくく、無意識下での知識の厳選(忘却)とその知識の掛け合わせ方にこそ個性が現れるのだと言う。 僕は創造的な職についているからこそ、創造における個性ということをよく考え、どんなものでどのように個性を作るかという悩みは常に持っている。これまでは、最終成果物である形状にこそ個性が表れると考え直接その形状を模索していたがどこか行き止まり感を感じていた。この著書の個性の捉え方はその壁を取り払ってくれる。成果物としての形状ではなくその過程の一つ一つの知識の組み合わせ方が個性的であればよく、その結果形状が個性的であればなおいいのではないだろうか。 そこからいくと、個性を洗練するには知識が必要であり、組み合わせ方も洗練しなければならない。結局インプットとアウトプットの両方大事という結論に落ち着くが、アウトプットの定義が少しこれまでと変わってきたように思う。

    1
    投稿日: 2025.06.07
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    ちょいと時代の差異がありましたね。20年前なら手法はバッチリかも、しかし思考は理解できます。 もう少し前に、この本を手にすれば良かった。  今入社してくる学生は、みなさん「グライダー」ばかりは間違いない!マル秘技を盗んでまで、自技にしたいと思う若手はいるのだろうか? 学ぶ環境なのか、裕福な時代なのか、不満を表せない「諦め」の意識なのか、違う意味で考えさせられた。

    1
    投稿日: 2025.05.31
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    何度も読みたい本。もっと若い時期に読んでおきたかった。当時理解できるのかは置いておいて。。。独創的な思考を発信できる人間になりたい。

    1
    投稿日: 2025.05.28
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     読了後、自分がいかにグライダー人間であったかを思い知らされた。  創造を生む人が機械やコンピューターとの差別化、ひいては、これからの社会で有用性を発揮するとする人材となるという部分に危機感を強く感じ、さっそくメモを取りながら、先生の危惧するかつて称賛された一字一句書き抜く学生に戻っている自分に苦笑してしまった。  名著と呼ばれるに相応しい、何度でも読み返す一冊になることは間違いない。知恵と知識のハイブリッドを自分なりに進めていきたいと思えた。

    7
    投稿日: 2025.05.22
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    今読んでいる、イシューから始めよと共通する概念があったと感じた。 ・二次情報だけでなく、一次情報に触れよ 本の読み方に三つの種類が有ると記載されていた。 ①既知の知識の再認識 ②未知の知識の習得 ③あたらしい世界に飛び込む 最近は、①に重視している気がする。②にも手を出してみたい。 ③はピンと来なかったから、もう一度読みたい。 ③ は、漢文の素読をさしていた。手探りに読み進めるもの、のことのようだ。確かに、学校で漢文に触れた際には(?)となった。これは数学で初めて二次関数に触れた時もそうかも。最近はこう言う経験をしていないなあ、と感じた。 今からだったら何がやれるか? 未知なもの ①料理 ②絵画 ③建築 ④語学(英語じゃないもの?) 、、、

    1
    投稿日: 2025.05.04
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    面白かった!ふせんペタペタ貼りまくり! まず本書が1980年代に書かれた本だということに驚き。このような良い本は、中学生の頃に読みたかった。 私は頭の中が散らかっているなと自覚することが多い。そして整理整頓というのも苦手で、頭の中で思考がぐるぐると暴れ回り、パンクしそうになることがある。このままでは嫌だ…どうにかならないものですか…と祈るような気持ちで本書を手に取った。 昔から忘れっぽくて、例えば観た刑事ドラマの犯人や、読んだ本の結末なんかも忘れてしまう。再び作品に触れるときは新鮮に楽しめるので良いっちゃ良いけど、作品の良さを上手く伝えられなかったり、誰かと話していてもハテ?となったりして、自分の中できちんと咀嚼できていなかったんだな…と落ち込んできた。時間を溶かしているようにも感じて、記憶力の悪さがコンプレックスでもあった。 でもこの本に 『“忘れる”ことを恐れてはいけない。』 『思考の整理には、忘却がもっとも有効である。』 とありまして。ええっ!?忘れちゃってもいいの!?と嬉しくなり、同時に救われる思いがした。 そして昔からお気楽な性格で、嫌なことがあっても大抵のことは寝たら忘れる。怒りも悲しみも薄れる。もちろん例外はあるけど。 呑気すぎてウケる〜程度にしか思ってなかったけど、睡眠中に頭の中で自然に整理整頓されていることを知って、それってつまり、私の忘却能力が高杉くんということですよね。最高じゃん。本当に幸せ者だなと思った。(母などは悩みごとがずっと頭から離れず、夜も眠れぬことがあるらしい。私の才を分けてあげたい) この先も、学び、遊び、寝て、忘れ、を繰り返しながら楽しく生きていこうと思います!

    19
    投稿日: 2025.04.14
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    若い時に、読んでおけばよかった。 残念に思います。 でも、セカンド•ライフの世の中。 再挑戦してみよう。

    4
    投稿日: 2025.04.14
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    新版が出ていたので。 昔売れたよなぁと思っていたら、いまでも売れ続けているそうな。 想像よりは実践的な回も多い。私はグライダー人間だなーと思う。

    2
    投稿日: 2025.04.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【学びと自分の考え】 つんどく法はやってみる価値あり。 テーマに関する本を片っ端から集める。 一気に読む。メモはほどほどにしてスピード重視。 読み終わったらすぐにまとめる。 異質なもの融合すると新しいものが生まれる。 考えが行き詰まったら突拍子もないものを組み込んでみよう。 知識を蓄えることはコンピューターにお任せする。 人間は考えることを楽しむ。 頭の中が雑多だと考えることが難しい。 考えるためにミニマリストになる。 どんどん忘れて必要なものだけが残る。 入れる入れる入れる。忘れる忘れる忘れる。 そうして残ったものは価値のあるもの。 砂金集めに似ていると思った。 ことわざはある意味砂金だと思う。 ことわざ辞典ともなれば金塊ではないか?

    0
    投稿日: 2025.04.02
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    学者としての思考の整理方法が本質的に書かれていた。創造性の為には知識を入れ、それを寝かせる。その為にはメモをする。メモの魔力に繋がりそうな内容。読んだことないけど。

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    投稿日: 2025.03.29
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    ●15年までぐらいから積読。 ●2025年3月28日、診察の後から自分は地頭良くないと思ってたが少しはいいかも?と思い、Googleで「人当たりがよくて 頭の回転が速い」と検索したら出たサイトで、【地頭が良い人になりたい人に読んで欲しい本】5冊紹介されていたうちのひとつ。① 【地頭がいいとは?】地頭がいい人の特徴10選。鍛える方法&読んでおきたい本も紹介! https://smartlog.jp/149583#53110589

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    投稿日: 2025.03.28
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    【まとめ】 0 まえがき 人間には、グライダー能力と飛行機能力とがある。受動的に知識を得るのが前者、自分でものごとを発明、発見するのが後者である。両者はひとりの人間の中に同居している。グライダー能力をまったく欠いていては、基本的知識すら習得できない。何も知らないで、独力で飛ぼうとすれば、どんな事故になるかわからない。 しかし、現実には、グライダー能力が圧倒的で、飛行機能力はまるでなし、という「優秀な」人間がたくさんいることもたしかで、しかも、そういう人も「翔べる」という評価を受けているのである。 学校はグライダー人間をつくるには適しているが、飛行機人間を育てる努力はほんのすこししかしていない。学校教育が整備されてきたということは、ますますグライダー人間をふやす結果になった。 この本では、グライダー兼飛行機のような人間となるには、どういうことかを心掛ければよいかを考えたい。 1 学校の功罪 昔の塾や道場は、教育を受けようとする側の心構えも違った。何としても学問をしたいという積極性があった。そういう熱心な学習者を迎えた教育機関は、入門生にすぐ教えるようなことをしなかった。まず雑用から始めさせた。なぜ教えてくれないのか、当然、不満をいだく。これが実は学習意欲を高める役をする。そのことをかつての教育者は心得ていた。 そうすると弟子の方では、なんとか師匠の持てるものを盗み取ろうと考える。師匠の教えようとしないものを奪いとろうと心掛けた門人は、いつのまにか、自分で新しい知識、情報を習得する力をもつようになっている。いつしかグライダーを卒業して、飛行機人間になって免許皆伝を受ける。 それに比べると、いまの学校は、教える側が積極的でありすぎる。親切でありすぎる。何が何でも教えてしまおうとする。それが見えているだけに、学習者は、ただじっとして口さえあけていれば、ほしいものを口へはこんでもらえるといった依存心を育てる。学校が熱心になればなるほど、また、知識を与えるのに有能であればあるほど、学習者を受身にする。本当の教育には失敗するという皮肉なことになる。 2 アイディアを作る よく「論文のテーマが決められない」という相談を学生から受けるため、ここでその方法を記したい。 コツは、「発酵」である。 文学研究ならば、まず、作品を読む。評論や批評から入って行くと、他人の先入観にとらわれてものを見るようになる。 読んでいくと、感心するところ、違和感をいだくところ、わからない部分などが出てくる。これを書き抜く。くりかえし心打たれるところがあれば、それは重要である。わからない謎のような箇所が再三あらわれれば、それも注意を要する。 こういう部分が、素材である。ただ、これだけではどうにもならない。ビールをつくるのに、麦がいくらたくさんあっても、それだけではビールはできないのと同じことである。 これに、ちょっとしたアイディア、ヒントがほしい。それは作品の中に求めるわけには行かないが、どこときまっているわけでもない。ときには週刊誌を読んでいても、参考になることにぶつかることがある。他人と雑談していて、思いもかけないヒントが浮んでくることもある。読書、テレビ、新聞など、どこにどういうおもしろいアイディアがひそんでいるか知れない。 このヒント、アイディアが、ビール造りなら発酵素にあたる。発酵素は素材の麦と同類のものではいけないので、異質なところからもってくるのだ。 そして一番肝心なのが、「寝かせる」ことだ。素材と酵母を合わせてもすぐにビールはできない。あたため、寝かせる必要がある。そしていつしか発酵が始まる。発酵が始まってしまえば、それを見過ごすことはなく、自然に頭の中で動き出す。 こうして思考、着想ができたとしても、自分が考えた一つの説だけに固執してはならない。同じ問題について、AからDまでの説があるとする。自分が新しくX説を得たとして、これだけを尊しとして、他をすべてなで切りにしてしまっては、蛮勇に堕しやすい。Xにもっとも近いBだけを肯定しようとするのも、なお我田引水のうらみなしとしない。AからDまでとXをすべて認めて、これを調和折衷させる。こうしてできるのがカクテルもどきではない、本当のカクテル論文である。すぐれた学術論文の多くは、これである。 ●エディターシップ 知のエディターシップ、言いかえると、頭の中のカクテルを作るには、自分自身がどれくらい独創的であるかはさして問題ではない。もっている知識をいかなる組み合わせで、どういう順序に並べるかが緊要事となるのである。 なにか考える。創り出そうとする。そして頭に浮んでくることを片端から、ひとつひとつカードに書きとって行く。カードがたくさんできたら、これをカルタとりのように並べる。そして、おもしろそうな順に取っていく。 こうして順序ができる。それを見直す。おもしろくないようだったら、また、カルタとりをしなおす。気に入る順列ができるまで何回でもこれをくりかえす。いよいよ、これでよしとなったら、カードを綴じ合わせる。あるいは、その順序にノリで大きな台紙に貼ってしまう。 これが、着想のエディターシップである。人を酔わせる力をもった、おもしろいと思われる表現はこうして生れる。 ●考える環境 ものを考えるにあたっては、無心で、心をゆったりさせ、没個性的なのがよい。 発想のもとは、個性である。それ自体がおもしろかったり、おもしろくなかったりするのではなく、それが結びつける知識・事象から生れるものがおもしろかったり、おもしろくなかったりするのである。発想の母体は触媒としての個性である。 また、ものを考えるのは朝が最適である。朝、目を覚まして起き上がるまでの何分か。できれば10分から20分ぐらいのあいだにものを考える。充分に目が覚めなくてもいい。ぼんやりした頭で天井を眺めているときがベストタイムである。中国では「枕の上」と書いて枕上の時間と呼ぶ。このとき、ふっと出てくる考えが前日の情報ではなく、何日か前のものが突然出てくるということがある。これこそが忘却がうまく進んだ頭で生まれるクリエイティブな思考である。 ●セレンディピティ 視野の中心にありながら、見えないことがあるのに、それほどよく見えるとはかぎらない周辺部のものの方がかえって目をひく。そこで、中心部にあるテーマの解決が得られないのに、周辺部に横たわっている、予期しなかった問題が向うから飛び込んでくる。 アイディアを寝かせるのは、中心部においてはまずいことを、しばらくほとぼりをさまさせるために、周辺部へ移してやる意味をもっている。そうすることによって、目的の課題を、セレンディピティをおこしやすいコンテクストで包むようになる。人間は意志の力だけですべてをなしとげるのは難しい。無意識の作用に負う部分がときにはきわめて重要である。セレンディピティは、われわれにそれを教えてくれる。 3 メタ化する メタ化とは、第一次情報をふまえて、より高度の抽象を行うことだ。 もっとも具体的、即物的な思考、知識は第一次的である。その同種を集め、整理し、相互に関連づけると、第二次的な思考、知識が生れる。これをさらに同種のものの間で昇華させると、第三次的情報ができるようになる。 第一次的な情報の代表はニュースである。社説は、ニュースを基礎に整理を加えたもので、メタ・ニュース、つまり第二次情報である。 いわゆる論文は、一次的情報であってはならない。第二次的情報でもなお昇華度が不足である。第三次的情報であることを必要とする。書くのにも高度の抽象性が求められるし、読んで理解するのにも専門的訓練がなくてはならない。 われわれが自分で考えたことがらについても、この第一次からの段階的抽象化が考えられる。断片的なひとつひとつの着想は、いわば、第一次的情報である。そのままでは、それほど大きな意味をもたない。これをほかの思考と関連させ、まとめて、第二次的情報にする。 このときに、醗酵、混合、アナロジーなどの方法がはたらくのである。思考の整理というのは、低次の思考を、抽象のハシゴを登って、メタ化して行くことにほかならない。第一次的思考を、その次元にとどめておいたのでは、いつまでたっても、たんなる思い付きでしかないことになる。 第一次的思考をより高い抽象性へ高める質的変化。いくらたくさん知識や思考、着想をもっていても、それだけでは、第二次的思考へ昇華するということはない。量は質の肩代わりをすることは困難である。一次から二次、二次から三次へと思考を整理して行くには、時間がかかる。寝させて、化学的変化のおこるのを待つ。そして、化合したものが、それ以前の思考に対して、メタ思考となる。 ●調べ方 知識をあつめるときには、系統的蒐集ということが大切である。なんでも、おもしろそうなのは片端からとり入れたりしていると、雑然たる断片的知識の山ができてしまう。調べる前よりもかえって頭が混乱してくる場合すらある。 調べるときに、まず、何を、何のために、調べるのかを明確にしてから情報蒐集にかかる。 ●記録法 読んだ本についてノートを取るときは、たくさん書きすぎないように心がける。その弊害を免れるためには、見開き2ページを読んで、振り返って、大切なところを抜き書きする。自分の本なら、読む時に鉛筆で印をつけたり、赤、青、黄などのサインペンを用意して、カテゴリごとに色をつけると便利だ。 何かを思いついたら、その場で、すぐに書き留めておく。その場でメモするクセをつけないとアイディアを逃してしまいかねない。寝る時に枕元に紙と鉛筆を置いておくなどする。 一番簡便なのは、手帳を持ち歩くことだ。要点のみを簡潔に書こう。頭に通し番号を打ったり、見出しを作っておくと後で検索しやすくなる。 この手帖の中で、アイディアは小休止をする。しばらく寝させておくのである。ある程度時間がたったところで、これを見返してやる。すると、あれほど気負って名案だと思って書いたものが、大した事なく感じることがある。そうなったら惜気もなくすてる。 いかなるときも、この手帖を手放さない。何か気付いたり、おもしろいことを聞いたり、読んだりしたら、あとでと思わずにその場で書き留める。それがメモの鉄則である。そのとき書けなかったことをあとで書くのは、たいへん困難である。 見返して、やはりこれは面白いというものは、別のノートを準備して移してあげる。まず見出しを書き、手帳にあったことを箇条書きして書き入れる。手帖には3つくらいの要点しかなかったものが、こうして整理しようとすると、5つにも6つにもなるというのが、寝させている間に考えがふくらんだ証拠である。そしてノートに移した日付を書き入れ、また寝かせておく。発酵させ、考えが向こうからやってくるようになれば、文章にまとめるのだ。 ノートにまとめたことの中には、早く腐ってしまうものもあれば、時が立つにつれだんだん面白くなってくるものもある。面白くなってきたものは、さらにそれを別のノート、メタ・ノートにまとめてあげる。 4 整理 コンピューターの出現、普及にともなって、人間の頭を倉庫として使うことに疑問がわいてきた。記憶し続けるという倉庫ではなく、新しいことを考え出す工場でなくてはならない。 そこで、工場中の整理、つまり忘却する必要が出てきた。勉強し、知識を習得する一方で、不要になったものを、処分し、整理する必要がある。何が大切で、何がそうでないか。 忘れるのは価値観にもとづいて忘れる。おもしろいと思っていること、興味、関心のあることは、些細なことでもめったに忘れない。価値観がしっかりしていないと、大切なものを忘れ、つまらないものを覚えていることになる。これについては、さらに考えなくてはならない。 忘れるコツはいくつかある。まず場所を変える。お茶を飲みにでも出かけると、気分が変わる。また、何かほかのことをすると、忘れられる。ひとつの仕事をしたら、すぐそのあと、まったく別のことをする。それをしばらくしたら、また、新しい問題にかかる。長く同じことを続けていると、疲労が蓄積する。能率が悪くなってくる。ときどき一服してやり、リフレッシュする必要があるのはそのためだ。しかし、別種の活動ならば、とくに休憩などしなくても、リフレッシュできる。 ほか、スポーツして汗を流す、散歩するのも効果的だ。 知識ははじめのうちこそ、多々益々弁ず、であるけれども、飽和状態に達したら、逆の原理、削り落し、精選の原理を発動させなくてはならない。つまり、整理が必要になる。はじめはプラスに作用した原理が、ある点から逆効果になる。そういうことがいろいろなところでおこるが、これに気付かぬ人は、それだけで失敗する。 ●書き方 頭の中にある知識や考え方を整理しまとめ、そして忘れるのに、「書く」のは非常に有効だ。 しかし、実際やってみると、書くという作業はなかなかに大変だ。 そういうときは、「とにかく書く」のがよい。初めから順序や体裁に気を配っていたのでは、先に進まない。面白いことに、書いているうちに、頭の中に筋道が立ってくる。書く作業は、立体的な考えを線上のことばの上にのせることである。そうすると、もつれた糸のかたまりの一本をいと口にして、すこしずつ解きほぐして行くように、だんだん考えていることがはっきりする。 そうして書き上がったら、全体を読み返して推敲し、第2稿を作りあげる。これもまた推敲する。それで目立って改善されたようだったら、第3稿を作る。もうこれ以上は手を加える余地がないというところに至ってはじめて、定稿にする。書きなおしの労力を惜しんではならない。書くことによって、すこしずつ思考の整理が進むからである。何度も何度も書き直しをしているうちに、思考の昇華の方法もおのずから体得される。 5 声を出す 声を出してみると、頭が違った働きをするのかもしれない。書き上げた原稿を音読すると、文章の穴を見つけやすくなる。発想も声に出すことで純化されるケースはあるが、話す相手を間違えると「大した事ない」と一蹴されて意気消沈したり、アイディアを声で表現するだけで満足してしまい、さらに考えようという気力がなくなってしまったりする。 なので、気心が知れていて、しかも、なるべく縁のうすいことをしている人が集まって、現実離れした話をすると、触媒作用による発見が期待できる。セレンディピティの着想も可能になる。 声を出して色々考える作業にブレイン・ストーミングがある。ブレイン・ストーミングのはじめのうちに出てくるものは、多くが常識的で、さほどおもしろいものではない。もうあらかた出つくしたというところで、さらに頭をしぼっていて生れるのが、本当に新しい、これまでは夢にも考えられなかったようなアイディアである。 すこし考えて、うまくいかないと、あきらめてしまう。これでは本当にいい考えは浮んでこない。もうだめだ、と半ばあきらめたところで、なお、投げないで考え続けていると、すばらしい着想が得られる。 6 知的活動 われわれには2つの相反する能力がそなわっている。ひとつは、与えられた情報などを改変しよう、それから脱出しようという拡散的作用であり、もうひとつは、バラバラになっているものを関係づけ、まとまりに整理しようとする収斂的作用である。 拡散作用によって生れたものは、散発的である。線のようにはまとまらないで、点のように散っている。点と点とは一見、相互に関係がないように思われる。本書ですでに用いた比喩を採用するならば、飛行機型の思考である。 これと対照的なのが、収斂性による「整理」である。まず、整理には、焦点が必要である。目標に向って、すべてのものを統合する。その方向がはっきりしていないと、まとめをすることができない。 これまでの学校教育は、主として収斂性による知識の訓練を行なってきた。これには、いつも正解が予想される。満点の答案がありうる。長い間学校教育を受けていると、すべてのことに、正解があるのだというような錯覚におちいるのは、収斂能力だけを磨かれているからである。 本を読むにしても、これまでは「正解」をひとつきめて、それに到達するのを目標とした。その場合、作者、筆者の意図というのを絶対とすることで、容易に正解をつくり上げられる。それに向って行なわれるのが収斂的読書である。 それに比して、自分の新しい解釈を創り出して行くのが、拡散的読書である。当然、筆者の意図とも衝突するであろうが、そんなことにはひるまない。収斂派からは、誤読、誤解だと非難される。しかし、読みにおいて拡散作用は表現の生命を不朽にする絶対条件であることも忘れてはなるまい。古典は拡散的読みによって形成されるからである。 読みは、創作の理解が終点であっては困る。未知のことを理解できるようにするのが最終目標でなくてはならない。それには、文学作品を情緒的にわかったとして満足しているのではなく、「解釈」によって、どこまで既知の延長線上の未知がわかるものか、そのさきに、想像力と直初の飛翔によってのみとらえられる発見の意味があるのか、こういうことがしっかり考えられていなくてはならない。

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    投稿日: 2025.03.26
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    知識や情報を大量にストックしておいて、必要な場面が出たらそれを吐き出してマルをもらうこと。 大量にストックした情報や知識をもとに自分で書いたメモや考察が、ある程度の期間を経て孵化し、ある日突然に直感的にわかること。 やっぱりこの2つは全然違うよなぁと思う。 麦汁とウイスキーくらい違う。 知っていることと、わかっていることは全然違う。 知識と智慧は天と地ほどの差がある。 仕込み、貯蔵、発酵、蒸留。 1人の人間の内部で情報が智慧として体得されるまでに酒作りのような工程を踏むのが面白い。 年代物のワインとか、シングルモルトのウイスキーみたいで、ちょっとクセがあるけど知れば知るほど深みがあって味わい深い。 魅力的な人って、多分にそんなところがあると思う。 そんな魅力的な人間が集まったときに、最高のカクテルができるんだろうな

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    投稿日: 2025.03.21
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    私は学生でもないし、論文も書かないけど、納得することは多かった。メモを取るとそれに安心して忘れてしまうとか、今の学校は覚えることばかりで考えることがないとか。忘れる勇気も必要みたいなん書いてたけど、私、忘れるのめっちゃ得意笑。

    1
    投稿日: 2025.03.21
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    夜よりも朝考える方が頭が働く。 寝ることで頭の中を整理できる。 コンピューターにはない人間特有の創造性をどのように発揮できるか考えていく必要がある。 メモを取らない方が記憶に残る。

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    投稿日: 2025.03.18
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    参考図書 学問のすすめ 経済伸長論 ハムレット ガリバー旅行記 発明の心理 GRIT 人生を変える読書 人類三千年の叡智を力に変える

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    投稿日: 2025.03.13
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    アイデアをいかにして創造的なものにしていくか。忘却・整理を通じてアイデアを発酵させる。そのために書く・歩く・しゃべる。創造的な発想というのは頭の中で考えるだけではなくて、総合的な身体の活動なんだな、と思った。余談だけど内圧の話が出てたのと、書けると思って書くのが大切というメンタル面も大切と書いてあったのが印象的だった。

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    投稿日: 2025.03.05
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    忘れることの重要性。 アイデアを寝かせることの重要性。 似たもの同士で集まるのではなく、専門領域が離れた人と議論すること。 書かれている言葉は概ね平易で読みやすい。スクラップなど、方法論は古くさい感じがするが、思考を整理する、という根幹は変わらないのだと感じられた。

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    投稿日: 2025.03.04
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    思考について、記憶について、自由な発想について、学校教育のなるほど!を説明したりと単なるハウツー本ではなかったのがよかった。 私の理解力がついていけず、思いつきはメモをとるように言われたり、覚えるために書くなと言われたり、どっち?とやや混乱。 もう一回読むと混乱なく理解できるかな? 人間の優れたところは忘れることができることの素晴らしさと考えることの贅沢を感じることができた。

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    投稿日: 2025.02.25
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    スマホもAIもない時代に、ここまで見通していた作者…。さすが名著と言われるだけあるなと感じた。 ところどころ難しかったけど、また読み直したい作品!

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    投稿日: 2025.02.23
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    日々、何気なく行なっていることがわかりやすく言語化されている。すっきり。「考える」と、「思う」や「知る」の相違点や関係性を捉えたり、筆者自身の思考の整理方法が述べられていたり、さまざまな角度から「考える」ことについて書かれている。そして、やはりコンピューターに関することにも言及されている。1980年代に出版されたとは思えない、今を生きる人にぜひ読んでほしい本。

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    投稿日: 2025.02.09
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    ・学校教育を受けた期間が長ければ長いほど、  自己飛翔の能力は低下する。 ・今は教える側が親切でありすぎる ・ひとつだけでは、多すぎる ・カード実践 ・本当におもしろいものと、  一時の興味との区分けをする労を惜しまない ・知識の量と、思考の力が反比例していく ・休み時間は極めて大切な忘却の時間

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    投稿日: 2025.02.08
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    知識と思考のバランス。 頭の中にあるものの整理がもっとうまくできたらいいな、と思って手に取りました。 題名通り「思考の整理」についてもまとめられていますし、それ以上に考えるとは?知識とは?今まであまり気にせず区別していた事をわかりやすく書かれていて、どんどん続けて読みたくなる本でした。

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    投稿日: 2025.02.05
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    非常に読みやすい本だった。私たちがこれから必要とする思考は、ただインプットするだけのものではなく、何かを作り出す頭でなければいけない。(インプットはPCに任せておけばよい) 知性と理性、そして自分なりの特性をしっかりと入れ込む。ただただ教えられるだけではいけない。 そんな思考の整理の方法が書かれている本。 ※初めて本に書き込みをした。なかなかいい!

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    投稿日: 2025.01.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    帯に書かれているとおり「もっと若いときに読んでいれば」と思わされる本。特に卒業論文執筆を前にしていた自分に読ませたい本。 ただ、後半に書いてあるとおり、学生のときの考えはいわゆる机上の空論になりがちで、サラリーマンになってこそ、「汗のにおいがする思考」を生み出すことができる、という点は、もう学生ではない自分に刺さる部分。 ことわざや古典が、時代を超えても残っている物だからこそ真理なんだろうと思う。 文学作品を読むときゴシップ的な興味で読み進めてしまう自分がいることにも気付かされた。未知を知る術としての読書、という点をメモしておきたい。そしてメモしたことは寝かせて後で見てみること。 忘れる力が重要、とあるが、やっぱり忘れすぎな自分にはがっかりすることが多いなぁ。あと理系の学問を一生懸命勉強すればよかったなぁ。

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    投稿日: 2025.01.19
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    1つの回答に行きつかせる日本の学校教育の良くなさが考えることができない人を産んでいるということを身に染みて感じた。 これまでは忘却を恐れていたが、脳内は倉庫ではなく、工場のように効率よく動けるように減らすものは減らなさないと思考の幅ができないというのは、 しっくりきたので、これまで忘却を恐れていたが、 忘却することで思考の整理ができていると捉える ようにしていきたい。 また、やはり酒の発酵のように、思考はある程度 寝かせて、発想が出てくるのを無意識に待つことが 重要と感じたので、夜考えたことを朝見つめ直したり、数日置いたりとしたいと感じた。

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    投稿日: 2025.01.13
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    私はこの本を、「忘却の整理学」と並行しながら読んだ。どちらも忘却することはいいことだと述べていたことが強く印象に残っている。日本の教育は間違っているのかいないのかはわからないが、成績優秀者が記憶力のある人、または頑張って記憶をした人というのは思考や発想が大事だと考えている自分には少なくともテストは間違っているのではないかと考えさせられた。思考の整理学を読んで一番記憶に残ったのは、時間をかけることである。これは、時間をかけることで忘却が働き、いいものが生まれるということである。確かに、一度作った文章を別の日に見直してみると間違いやもっと良い言い回しを思いつくことがある。また、私は部活動で怪我人期間を経てからの方が、部活動が楽しく感じたり、うまくプレーできたりした。これも時間をかけたからなのかはわからないが、時間をかけることでより良いものが出来上がるのは本当のことではないかと実体験を持って理解した。変に時間をかけすぎるのも良くないから、かけるところとかけないところを区別していきたい。

    2
    投稿日: 2025.01.10
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    20代の頃読んでいたと思うのですが、再読です。 「もっと若い時に読んでいれば…」と帯に描かれていますが、私としては40手前のこのタイミングで読めて良かったなあと。 当時よりも、本書内に書いていることに対しての解像度が上がった気がしました。 読みやすかった!わかりやすい!等の感想も目にしますが、 私には一文字一文字がゆっくり丁寧に語っているような印象で、 疲れているときは文字が滑って頭に入ってこないため、 朝の通勤時間など一番クリアな時間に読むようにしていました。 そして各テーマに対して読み終わった後に、 「著者は何を言いたかったのか?」 「私はどう感じたのか?印象的だったのはどこか?」 を自問して読み進めるようにしました。 飛行機人間が一番印象的だし、 センスだけでも知識だけでもいけない、 編集力も必要、 忘れることも大切等、 おそらく以前読んだ時よりも 自分のなかに取り込んだエッセンスは多い気がします。 また時期を見て読み返したい一冊です。

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    投稿日: 2024.12.31
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    大学1年くらい?の時に読んだ時は、あまりに自分に危機感がなく、ピンと来なかった。あれから⚫️十年(笑)、流石にこのレベルのことは会得して、その先へ。少し内容が使い古されすぎた感がした。自分が少しは成長したと思おう。

    0
    投稿日: 2024.12.23
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    みえすいたお世辞のようなことばを聞いてどうする。真実に直面せよ。そういう勇ましいことを言う人もいるが、それは超人的な勇者である。平凡な人間は、みえすいた言葉でも褒められれば力づけられる。お世辞だと分かっていても、いい気持ちになる。それが人情なのではなかろうか。 ことわざによって価値判断がサポートされることもある。思考の整理 拡散的、演繹的に思考する・読書すること≒飛行機人間。問題に対して自発的に問題解決ができる。 エゴイストにいこう

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    投稿日: 2024.12.22
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    創作活動をされている方、思考と事実情報を整理してアウトプットする際に役に立つと感じました。 ( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 https://www.bizmentor.jp/bookbar )

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    投稿日: 2024.11.14
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    2021. 北里大学 医学部 医学科 小論文 2021. 獨協医科大学 医学部 医学科 小論文 2022. 大分県立看護科学大学 看護学部 看護学科 後期 2023. 愛知教育大学 教育学部 学校教員養成課程 有 幼児教育専攻義務教育専攻 ICT活用支援専修/学校教育科学専修/生活・総合専修/日本語支援専修/教科指導系 国語専修/社会専修/算数・数学専修/理科専修/音楽専修/図画工作・美術専修/保健体育専修/ものづくり・技術専修/家庭専修/英語専修/教科学習開発系 国語・書道専修/地歴・公民専修/数学専修/理科専修/英語専修 特別支援教育専攻 養護教育専攻小論文前期 2023. 周南公立大学 福祉情報学部 人間コミュニケーション学科 小論文 中期 2024. 福岡教育大学 後期 教育-初等(人文・社会教育)小論文

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    投稿日: 2024.11.01
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    『新版 思考の整理学』を読んだ。初読。もっとはまるかと思ってたけど、自分にはそうでもなかった。でも時間経ってまた読んだら違うかも。こんなにすごい人でも「ホメテヤラネバ」にあるようなことを思うのが意外だった。「すてる」の話は物理的な断捨離にも通じるなと思った。

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    投稿日: 2024.10.26
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    十年以上ぶりに再購入した一冊。 昔読んだときには目を留めなかった部分に気がついたりしました。 再三語られるグライダー人間と飛行機人間の比喩は身につまされる思いがします。 また、第一次的な作業からでも思考は可能という内容には、この年になってうなずけました。 次は『「読み」の整理学』を読む予定です。 楽しみ!

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    投稿日: 2024.10.09
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    自分は大事なことを忘れて、どうでもいいことを記憶してしまうタイプなので、無駄な知識で頭の中がいっぱいなのではないかと考えました。 対策として、本当に無駄な知識はそもそも入れない方がいいと感じたため、せめて朝の時間はショート動画やまとめサイトからの余計な情報を入れないようにしてみます。

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    投稿日: 2024.10.06
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    気になっていたけど、難しそうで後回しにしてた本。本屋さんで出会ってしまったので今が読むタイミングだと思ってついに読み始めた。 そしたらすっごく分かりやすくて、読みやすい! 出会うのが早ければ早いほど人生に役立つ本。 そして今読んでも全然古いと感じない。 何度も読み返して思考の整理術をどんどんブラッシュアップしていきたくなる。 普遍的なことでありながら、新しいことを生み出すために必要な力、グライダー人間ではなく飛行機になるために必要な力をつけるための思考術、ずっと手元に置いておきたい本の一つになった。

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    投稿日: 2024.10.05
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    この本が書かれた時は、コンピューターの発達が目まぐるしい時期であった。コンピューターでできるような仕事は失われると予想された。そこで、知識を元に、新たなものを生み出せるような創造的な力が求められるという論旨を筆者は主張した。 現在、AIの台頭で、創造性のある仕事までもが奪われることが危惧されている。しかし、この本には、AIにはない「忘却」の能力について書かれている。 人の脳には忘却という能力が備わっている。その能力の有無が、コンピューターと決定的に違う点であると筆者は主張する。削除ボタン押すと、データが完全に消えてなくなるコンピューターとは異なり、人間の脳は、情報を自動的に取捨選択をし、必要な記憶だけを残す。また、忘れたと思っていても、脳内のどこかには残っており、ふとした時、思い出すこともある。これらの性質が、思考が全く同じである人間がこの世に存在しない理由であるとも言える。 いくらAIの性能が向上したとしても、結局はコンピューターの範疇に留まるような進化しかできない。 つまり、人間の脳にある「忘却」という働きは、再現できない。人間固有の能力である。 「忘却」を、如何にしてうまく活用し、これからの時代に適応するか。この問いを考えるきっかけをこの本は与えてくれた。

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    投稿日: 2024.09.22
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    「東大・京大で一番読まれた本」として知られる『思考の整理学』の改訂版。 刊行から40年は経っているそうだが、古びた感じでなく、今でも読める。 私というフィルターを通して、純化して残ったものの組み合わせによって新しい考えが生まれる、と言えるのかなあ。 面白かった部分をメモ! ●寝かせる、忘れる 人間の忘却は各人の価値観による。 個性的だと言える。 寝かせて自由な化合に任せる。 ●ノート 立体的な考えをノートという平面に書き起こす。 書いたものは寝かせる。 ノートを元に並び替えをした新しいノートを作る。 並びが違うだけで新しい文脈になる。

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    投稿日: 2024.08.17
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    読み初めから面白い。子供に対する教育の考え方が変わる。画一的な学校教育だけでなく、自分で生み出す力を身につけることが生き方にもつながる。 今読めて良かった。

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    投稿日: 2024.07.26
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    夫とそれぞれ読んだ。日常生活に取り込めることが多く、生活の中で「思考の整理学のやつだね」としばしば。

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    投稿日: 2024.07.25
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    大学生向けに、レポートの書き方をレクチャーしているような形式で話が進んでいくが、考え方自体は仕事や、日常生活にも応用できるものだと感じた。 特に面白かったのは言葉遣い。用いる言葉や例が独特で面白く、印象に残っている。今後も私の思考の上で役に立つだろう。

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    投稿日: 2024.07.21
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    知識をどんどん取り入れ、博識であることが「賢い人」だと思っていたが、コンピュータがある今、いかにうまく「忘れる」かが大切だということに気づかされた。ずっと1つのことをダラダラと考えてしまうクセがあるので、一回忘れて寝る(切り替える)くらい気持ちで何事にも取り組んで行きたい。

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    投稿日: 2024.07.16
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    ベストセラーということで読んでみた。自分が学生時代に読んでおけば、このスキルを駆使してもっと人生が豊かになっていたかもと思う内容であった。もちろん社会人になってからも必須なスキルはあり学ぶことが多かった。特に驚いたのは、忘却、忘れることである。知識を忘れてはならないと教え込まれてきた自分にとっては衝撃の内容であった。詰め込みすぎると知的メタボリックになると、、、確かにそうだなと思った。

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    投稿日: 2024.07.07
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    東大生が進める本という特集の中で紹介されていたので聞いた。教育者としての視点で日本教育の悪いところや具体的に思考をインプットしていくテクニックなどを紹介していた。為になる所もあるが友達と論理的会話するくだりは有益かもしれないが、自分にはできないと思った。

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    投稿日: 2024.06.29
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    思考を整理するには忘却が大切。 何でもかんでもメモすることが大切なのではない。メモをすることによって、メモをしたと言う安心感から忘れてしまうことがある。本当に大切なことや興味のあることは脳のどこかしらに残るので、本当に大切だと思ったことはメモをしなくてよい。

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    投稿日: 2024.06.28
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    ノウハウ本のようですが、具体的な思考法を明記している訳では無いです。それがまた、読んで上で考えるきっかけを与えてくれるような気がしました。忘れることの重要性や思考について改めて深く追求していきたいと思いました。

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    投稿日: 2024.06.24
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     自らアイデアを出せるようになるにはどのようにしたら良いのかを書いた本  「論文を書いてる際に、そればっかり考えずにあえて寝かせて別のことをする等」、ゼミの教授のアドバイスと似たようなことが書かれていたことから手に取った本。  仕事上、論文を書くのと似たような業務があるので、この本の書いてあることを少しでも多く取り入れるようにしていきたい。

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    投稿日: 2024.06.19
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    東大、京大生に1番読まれた本! ということは、頭のいい人たちが読む本ということか! と思い読了。 外山先生の思考法や思考の整理方法がユーモアを混えてわかりやすく書いてある。思ったより読みやすい。古い本だけど、古さを感じさせない。普遍的なことが書かれているからだろう。 アイデアは寝かせた方がいい。 うん、全くその通り。酔っ払いながら夜中に考えたことなんてろくなものじゃないし。

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    投稿日: 2024.06.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本のここがオススメ 「思考の整理はいかにうまく忘れるかである」 「自然に廃棄して行くのが忘却である。意識的にすてるのが整理」 「書きなおしの労力を惜しんではならない。書くことによってすこしずつ思考の整理が進む」

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    投稿日: 2024.06.08
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    元がかなり前に刊行された本だからか、んん?と思ったところもあったけど、アイディアを出す有効な手段として参考になりそう。忘却をいかに使いこなすか、という話が面白い。個人的に最後の東大特別講義の内容がこの本で一番納得できてしっくりきた。

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    投稿日: 2024.06.02
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    覚えたこと、思いつきはある程度寝かせるとか、忘れることの素晴らしさについては、たしかにね!ってなった。何を覚えてて何を忘れるかがその人の個性なんですな

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    投稿日: 2024.06.01
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    東大生京大生に一番読まれている本、この本をもっと若いときに読んでいれば…等の煽り文句に惹かれて読んだけども、正直ピンと来ず。私は忘れる能力が高いのかもしれませんね。

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    投稿日: 2024.05.26
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    2024/05/26(日) 東大生おすすめ!という言葉に引かれ買ってみたが、正直むずかった。頭を整理するには忘却も大事とか、三上、三中の考え方は面白かったけど1回じゃ解釈しきれなかった。スルメ本だと思うから、数年後もう一度読みたい

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    投稿日: 2024.05.26
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    思考とは何か、思考の整理法、知識と創造の関係性などについて学ぶことができる。 30年ほど前に初出版された本にも関わらず、令和の時代にも通ずる生き方や考え方に対する提言が書かれていた。 正直、真新しい知識が書かれているかというとそうでもないが、なぜなのかという理由と、これからどうするべきという未来提案がしっかり書かれていて満足感のある一冊だった。

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    投稿日: 2024.05.19
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    本屋で時々見かける本なので気になって読んでみた。グライダー人間、飛行機人間や収斂と拡散など今の学校教育の課題が指摘されていて理解できるものの、創造性をどう身につけることができるのかは分からなかった。 アイデアや思考がどう産まれるのかのヒントは記載されていたので、アイデアや思考の産み出し方や記録方法は参考になるかもしれない。 個人的には驚く発見は特に見つけれなかった。

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    投稿日: 2024.05.16
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    忘れることを恐れてはならないことを学んだ。 当たり前のことを長々と書いてる節もあると感じたため⭐️3

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    投稿日: 2024.04.24
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    頭の良さや賢さは知識量と比例すると考えていたが、違うらしい。忘れることが思考するための頭の整理であり、乱雑に積み上げた知識は思考を阻害する。 今まで暇さえあれば本を読んで知見を増やしてやろうと思ってたが、三中の話から無理しなくていいんだと思えた。

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    投稿日: 2024.04.16
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    記憶力偏重の世の中において「忘れる」ことの重要性を説いてくれたこの作品はまさに目から鱗だった。知識だけの頭でっかちではダメだと。自ら考えることが大事だと力説されていた。 また読み返してみたい本の一つになったと思う。

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    投稿日: 2024.04.14
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    一番驚いたのは、本書が書かれたのが今から30〜40年程前ということ。今を生きている私よりもずっと外山さんの方が今を生きるために必要なことを分かっていて、流石だなと思った。 論文を書こうとする学生がターゲットのように感じたが、そうでない私でも学ぶことは多かった。日常生活でメモをすること、メモをしなくてもいいこと、適度に忘れて寝かすこと、また思い出すこと。 この本もまた、内容を忘れた頃に読み返したい。

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    投稿日: 2024.04.10
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    帯に書いてある感想、コメントほど感動はしなかった。 文章は読みやすく、新書やビジネス書に慣れてない人にはおすすめである。

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    投稿日: 2024.04.07
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    本書を通して、今まで自分がしていた記憶型の学習が、考える力を損なう可能性があることに、危機感を持った。 自分は資格をたくさん持つことは良いことだと考えていた。いわゆる、資格マニアと呼ばれる種族だった。しかし、資格のための勉強というのは、ただ知識を暗記するだけで考察することは少ない。 このような知識詰め込みの学習をしていると、考える力が身につかないどころか、損ないかねない。ある問題に対して、答えを持っていれば意見する。答えを持っていなければ何も言えない。 例えるなら、質問と答えの組み合わせが、データベースとして脳内に組み込まれているようなものだ。これは「自分の意見」ではないし、コンピュータに置き換えられても仕方ない。自分の思考プロセスに危機感をもった。 考える力をつけるために、以下の3点を癖付けていきたい。 ①アナロジー思考をする 「これは〇〇に似ている」「例えるなら、〇〇のようだ」と類推して物事を考える。 ②自分の解釈をもつ 作品を読んでみて、まずは自分なりの答えや解釈をもつ。その後、解説サイトや解説動画等を見て、自分の考えと照らし合わせて、さらに洗練させる(本書でいうところのカクテルのようなイメージ) ③まずは書いてみる 頭の内にある考えを、書いてみるなどして、アウトプットする。書く作業に抵抗感があるが、書き始めてみるとぽんぽんと書く内容が浮かんでくる。書きながら、矛盾がないか、考えを整理する。 本書で得た思考術を十分に活用して、考える力を身につけていきたい。

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    投稿日: 2024.04.06
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    久しぶりに再読。考えがどのように生まれ、発展していくのか、ということについていくつもの視点を提示している本。あとは、仕事に向かう上でも問題解決のための頭の使い方という意味で、けっこう役にたつ。

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    投稿日: 2024.03.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・食事間に空白を作り、脳をフル回転させよ →脳のゴールデンタイムは午前中である →朝食を抜き、12時までの間にその日の仕事を全て済ませてしまうのが良い →その後朝食兼昼食をゆっくり摂る、眠くなってきたところで一眠りをする ・アイディアの種は一晩寝かせることによってより良い形になる可能性が高い →夜中に良いアイディアが浮かんだとしても、睡眠を優先する →しっかり寝て、翌朝に素敵なアイディアが浮かぶことが多い →セレンディピティー(脱線に近いが、価値のある創造)を生む可能性もある ・積読法(つんどくほう)のススメ →学びたい分野の本を5〜10冊用意し、メモも取らずに一気に読む →徐々に1冊ごとの読破スピードが早くなる →全て読み終えたら、記憶があるうちにメモに書き起こす →本質的な部分以外が忘却され、純度の高い学びが得られる ・本を捨てる →ただ集めて読んで、量が多いというだけで喜んでいては本末転倒である →定期的な点検により、本当に面白い/タメになる学びだけを蓄積していける ・とにかく書いてみる →良いアウトプットを意識せずに、とにかく頭の中身を書き殴る →思ってもないアイデアが出たり、自然と内容が整理されたりする ・思考には褒めが必要不可欠 →どんなに良いアイデアも、批判の前ではすぐに挫けてしまう ・積極的な他者コミュニケーションと経験から、本から得られない知恵を得よ ・コンピューター(+AI)登場による、求められる人材の変化 →記憶と再生に特化した人材は不要になる →その場の状況に応じた、独自の価値を生み出せる人材がより重宝される ・情報社会に溺れない方法 →知的メタボリック(余分な知識ばかりに頼り、価値創造をしにくくなる状態)から脱却せよ →なるべく違ったことを挟むことで、「不要な知識を忘却する機会」を作れ →例 : 読書の合間に散歩を挟む、等

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    投稿日: 2024.03.16
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    もっと若い時に読んでいれば…と本の帯に書かれていた意味がわかった。 思考を寝かすこと、忘れることを恐れないこと、むしろ忘れることが大事だったなんて!!という驚きでした。

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    投稿日: 2024.03.16
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    考える時に意識することは何かを気づかせてくれる一冊だった 春から大学生のため早くこの本に出会えてよかったです!

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    投稿日: 2024.03.12