
小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~
水木しげる、大野木寛、金月龍之介、市川十億衛門、永富大地、東映アニメーション/講談社
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総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
※カテゴリの作者名はアンソロジーのため、原作者の名前で登録 青verの出来が大変よかったので、こちらも期待して購入。 青に比べて本編アニメの外伝、別視点話がある分、完全新作としての印象は薄い。 ただオリジナルの話はそれで一本アニメ見せてくれと言う出来で唸った。 ネズミ男でまさかああもハードボイルド話が読めるとは! 古川さんのお声で是非アニメで見たかった! ミステリ仕立てにもなっている重厚な作りで大変興奮した。 現実と虚構が入り乱れる怖さを肌で感じることができたのは、金月氏の話。 初読時は本当に混乱して思わず検索をかけたほど。 流石の構成。 6期ならではのネタだったようにも思う。 あの怖さ、不気味さ、現実が曖昧になる感覚は是非本編を読んで体感してほしい。 本格的な作りの話もあれば、箸休め的なほっこりショートショートもあって、多種多様話が味わえるのはやはり面白い。 6期ファンなら読むべし。
0投稿日: 2020.04.25
