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奇岩館の殺人
奇岩館の殺人
高野結史/宝島社
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総合評価

65件)
3.7
10
27
20
3
1
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    不気味な空間と心理描写が光る、緊張感のあるミステリ。 「閉ざされた館もの」が好きな人には特に刺さる一冊。

    3
    投稿日: 2025.11.09
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    主人公がだんだんとバイトの真実に気がついていくなかで、自分の立場を考えつつ、行動を変えていくのが面白かった。 行末が気になるので続編もチェック予定。

    5
    投稿日: 2025.10.24
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    こちらでの評価が良かったので手に取ってみました。読み終わって思うことは表紙はコレ話と関係あるのかな??雫さん?ぽくないけど誰だろう。 金持ちの道楽で実際の殺人を伴う探偵遊戯をやる中に闇バイトで放り込まれた主人公は…!?という今までにない展開です。裏方がいるので運営側しか知らない秘密の通路とかバンバン出てくるので、殺人のトリックを暴くものではなさそう…じゃ、ドキドキハラハラ系かなと思ってたら、いい意味で予想を裏切られました。 他の方の感想みるとなんと続編があるみたいですね。主人公の佐藤さんのその後が分かるのかな?読んでみたいと思います。

    30
    投稿日: 2025.10.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    探偵遊戯。それはミステリー好きの金持ちたちの道楽。しかも実際の「死」を伴う…… オーソドックスなクローズドサークルのミステリーだと思って読み始めたからだいぶ面食らった。 運営側が必死で舞台を整える事件の裏側の描写は不謹慎だけど結構微笑ましく感じたし、上役の理不尽さに辟易とする現場の悲哀みたいなものも共感できた。 主人公も主人公で、推理ドラマの中に急に放り込まれた何も知らない一般人みたいな存在だけど、実は登場人物の中では一番のミステリーオタクで洞察力も鋭く、数々のトラブルでシッチャカメッチャカになっていくシナリオの瑕疵によく気づく運営にとっては迷惑なやつで、読んでいるこちらもどちらかというと運営に感情移入してしまい「これ以上首突っ込まないでくれよ……」とうんざりしてしまった。 こういった作られた殺人事件の推理をするという話は私は今まで読んだことがなかったので非常に新鮮で楽しませてもらった。 次作の「バスカヴィル館の殺人」も楽しみである。

    13
    投稿日: 2025.10.13
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    読書レベル 初級〜中級 ボリューム 309頁 ストーリー ★★★★★★! 読みやすさ ★★★★★ トリック  ★★★★ 伏線・展開 ★★★★★ 理解度   ★★★★ 読後の余韻 ★★★★★ 一言書評: 新たな感覚のミステリに出会えたー! 最初から最後まで面白い! 倒叙ミステリーが好きな方、殺人事件ででお決まりのパターンに飽き飽きした方にオススメ! 「奇岩館の殺人」という題名から、いわゆる殺人系のミステリ小説かなーと思いきや、こ、この展開は読めません(笑。 殺人事件が起きているのにコミカル、主人公の動きにハラハラドキドキ、ラストのある出来事に心地よい爽快感! 途中で、自分は一体何を読んでいるのか、これって殺人事件のミステリだよね、と自問自答。 でも、本質は倒叙ミステリー系の殺人事件。 本当に楽しい読書タイムを過ごせました! 次回作にも期待!

    48
    投稿日: 2025.10.06
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    金田一少年の事件簿の犯人たちのスピンオフにイレギュラーが参加しちゃったみたいな感じ 最後のがんばりも良かった 主人公、ミステリ友達が居てもいいのになぜ友達居ないんだろう…

    0
    投稿日: 2025.09.30
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    初読み作家さん˙ᴥ˙ 殺人事件と推理がゲームとして行われる『探偵遊戯』 それに巻き込まれたらどうする? 犯人側の苦労が分かるストーリー 特殊すぎる特殊設定ミステリー おもしろすぎて一気読み( * ॑꒳ ॑*)

    12
    投稿日: 2025.09.30
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     殺人ゲーム側の視点、バイトの視点、そしてカタルシスを感じられるラスト。  内容も本格ミステリーではないけれど、読みやすく、軽く読めるミステリー。純粋な推理というより、駆け引きのあるミステリーでした。

    0
    投稿日: 2025.09.25
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    新感覚のミステリー小説。 個人的には推理ゲームをトラブル回避しつつ成功に導こうと奔走する裏方側の登場人物達が面白くて良かった。

    13
    投稿日: 2025.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お金持ちのクライアントが"探偵"役となり、実際に殺人事件が起きる中で推理をしていく。そこにバイトとして"佐藤"という役を与えられた男が舞台となる奇岩館で"探偵"役を推理し生き残るために物語を引っかき回していくという物語。 「不謹慎なエンターテインメント」と書かれているとおり、人の命の感覚が本当に軽く、嫌になりそうな感覚に成りながらも、運営側の小遠間を中心にトラブルや予定変更に右往左往しながらなんとかミッションを遂行するという姿がコミカルで物語のサイコパス性が中和されている感じも有り、とても良いバランスだと思いました。そして普通のクローズドサークルミステリーとは違い役割が与えられ、探偵も主人公側からすると"敵"であるため、その人の推理もしなければいけないところがとても複雑でした。親友を亡くした佐藤が敵の会社にスカウトされるという展開で、ここからどうなるのか、続編があるようなのでそちらも読んでいきたいです。 この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 佐藤:小野賢章 山根:関智一 榊:石田彰 御影堂雫久:楠木ともり 小遠間:平田広明 香坂:斉藤貴美子 真鍋:興津和幸 白井:茶風林 天河怜太:岡本信彦 蒲生日々子:早見沙織 船長:土師孝也 九条雅:朴璐美 カー:村瀬歩 盤崎:戸谷菊之助

    40
    投稿日: 2025.07.12
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    以前から気になっていて購読。 これは完全に私が悪いんだけども、バスカヴィル館を先に読んでしまったので面白さが半減してしまった。絶対こっちを先に読むべきだった。と、最初1ページ目で後悔の嵐だった。 上記を踏まえた上での感想にはなるが、やはり心情の表現が多いキャラクターに感情移入しがちなので、かなり終盤まで謎解き役のキャラが気に入らず、イライラしながら読んだ。その分最後の展開はおぉと思ったが、、満足度は微妙なところだった。 個人的に、文庫本は連載や続き物ならそれとわかるようにタイトルに配慮をするべきで、逆にそうでないのならどれから読んでも成立するべきと考えているので、ここまで内容に影響があるなら順番をわかるようにして欲しかったというのが正直なところではある。 でも、私の落ち度なのは間違いないので、反省してこれからは皆さんのレビュー等をしっかり確認して読む順番に配慮したいと思う。 これから読む方々、絶対に奇岩館→バスカヴィルの順番ですよ!

    10
    投稿日: 2025.06.30
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    富豪が楽しむアンダーグラウンドな探偵遊戯。そこでは本当に人が殺される。バイトとして連れてこられた佐藤は自分の役目が「被害者」として殺されることだと知り、それを回避するために謎を解こうとする。しかし出しゃばった行動をすれば殺されるし、「犯人」も「探偵」も誰なのか分からない。彼は生還することができるのか。最後の最後までトリッキーで痛快なミステリです。 スタッフたちによる舞台裏が描かれていて密室トリックも明かされるので、読者からすると倒叙ミステリのようですが。しかしまだまだ隠された何かがありそうで、気が抜けません。そして「探偵」が誰なのかもまた簡単そうで難しい。そして「事件」の最後まで生き残れたとして、その後無事に帰れる保証なんてあるの? ハラハラしっぱなしです。 一方で予定外のアクシデントに右往左往するスタッフたちが可笑しいやら、可哀想やら。死体運ぶのだって大変だよねそうだよね……(笑)。

    0
    投稿日: 2025.06.20
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    孤島に立ついびつな形の洋館・奇岩館に連れてこられた日雇い労働者の青年・佐藤。到着後、ミステリーの古典になぞらえた猟奇殺人が次々起こる。 それは「探偵」役のために催された、実際に殺人が行われる推理ゲーム、「リアル・マーダー・ミステリー」だった。佐藤は自分が殺される前に「探偵」の正体を突き止め、ゲームを終わらせようと奔走するが……。設定もキャラクターもなかなか凝っていて面白かったです。

    5
    投稿日: 2025.06.08
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    高額報酬に釣られてバイトに応募した日雇い労働者の「佐藤」は孤島にある奇巌館に連れてこられた。ミステリー作品に見立てて、立て続けに殺人が起きる。これが探偵役のための本当に殺人が行われる推理ショーであると知った佐藤は、「探偵」を見つけ出しゲームを終わらせようと決意する…。 『満点キャンプの謎解ツアー』より面白かった。滞りなく事を進めたい運営側と死にたくない佐藤の攻防が面白い。

    0
    投稿日: 2025.04.27
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    タイトルからはよくあるミステリー物という印象。 だか読んでみると斬新な設定に二転三転する展開。 ちょいコメディな場面もある。一気読みするぐらい面白かった。 ミステリーかつエンタメ小説としても楽しめた。

    18
    投稿日: 2025.04.16
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    個人的にはいい意味でコテコテの「館の殺人」を期待していたけどむしろコメディよりな内容だった。それでもちゃんと推理も楽しめるミステリーかも知れない。1秒たりとも推理してないけど。

    0
    投稿日: 2025.04.03
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    なるほど、ミステリ的な仕掛けを盛りだくさんで読んでいて楽しい。推理小説的な楽しさもある。 ただ、推理小説としては明らかに盛り込みすぎだし、そこまで楽しめなかった。これならいっそ、実在の推理小説の大家を登場させなくても……と考えてしまった。コメディーに振り切った作りなら楽しめたかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.03.28
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    リアルマダミスが行われる奇岩館、「犯人」「探偵」は誰だ?生き残りを賭けた推理ゲームが始まる… メタ的手法をとっており、某ホラー映画みたいに、成立させるための裏側の苦労が垣間見えて面白かった! ミステリというよりコメディかな?

    12
    投稿日: 2025.03.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    著者初読。パイセン本。いきなり解決編からスタート。んん?と思いながらも読むとどういう事なのか薄ら分かってくる。高額な報酬を受け取る事で顧客が望むシチュエーションの舞台を用意する「探偵遊戯」は実際に殺人が行われるため警察の介入も難しいほどの海外の孤島で行われる。そこには「探偵役」や「ヒント役」など運営側から派遣される人員と闇バイトで募集される「殺され役」や「犯人」が存在する。そこで「探偵役」が最初に殺されてしまったからさぁ大変。まるでミステリーができるまでの裏側を見ている様な気分になって面白かったです。

    0
    投稿日: 2025.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    犯人とモブ視点で進む物語。犯人を当てたい人には向かない。 他の人も書いているが、佐藤が好きになれず(中盤以降)。続編でも出てくるのなら読みたくはないかも。

    0
    投稿日: 2025.03.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2025-1 〈佐藤〉はとある事情があり、「探偵」役のために催される殺人遊戯に「旅人」役で巻き込まれることに。なんとか生き残るためにも、「探偵」に推理をしてもらい事件を終わらせようとするが──。 なかなか面白かった。〈佐藤〉と一緒に推理しつつも、運営側の事情もちらちら垣間見えるので、そちらにも感情移入してしまった。 ナレーションじみたところに違和感があったんだけど、最初私たち“読者”に向けてなのかなって思っていた。小説のなかで読者に向けた、こういう演出はあんまり好きじゃないんだよな〜と思ってたら、まんまと騙されてました。 ミステリー好きで沢山読んだり、映像作品も観たりしてるけれど、私の推理は詰めが甘い(笑)。

    4
    投稿日: 2025.03.01
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    続編同様、面白かった。 終盤で畳み掛けるあの感じがとても楽しい。 ただ、主人公の佐藤より運営側の小園間の肩を持ちたくなる。 イベント運営における予期せぬハプニングや急な予定変更って嫌すぎるもんなあ。 生き残るために必死な佐藤が行動を起こす度に「邪魔すんな!」と思ってしまったほど。 ホント物語の中盤までは、お仕事小説読んでる気分でした。 まあでもポンコツかと思いきや、意外と切れ者だったりする佐藤のキャラも好きですけどね。 もし3作目が出るなら、ぜひとも読みたい。

    4
    投稿日: 2025.02.28
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    高野結史『奇岩館の殺人』読了。リアル・マーダーミステリーとも言うべき金持ちの道楽にモブとして参加した主人公が生還するために"探偵"を推理するという建て付けの新機軸ミステリ。運営側の視点もあり、デスゲーム運営側の苦労を描くお仕事小説的な側面もあり。多少の粗さはあるけれど、エンタメとしてのミステリへのサービス精神と挑戦に満ちた意欲作。続刊も読みたい。

    1
    投稿日: 2025.02.01
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    「探偵」も「犯人」もみんな敵! キャッチコピーに惹かれて購入。 運営側の視点のおかげでコメディ感も強めなので読みやすい。

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    いい意味でも悪い意味でもこのミス大賞平均的クオリティ。ミステリ好きにはたまらないコンテンツを読みやすく散りばめるが、ロジックや推理はあまりない。また王道ミステリではなく、他にはない新たな設定でストーリーを組み立ててる感じ。ライトな読了。 ところどころツッコミたくなる箇所も多めだけど楽しめました!

    7
    投稿日: 2025.01.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公がどうなるのか続きが気になってすぐ読み終わりました。今までに読んだことのないタイプのミステリーだったのでミスリードに綺麗に引っかかりました。結末は予期できず、とても楽しめました。 以下ネタバレあり ヒロイン死ぬんやぁと思った。 主人公が舞台中の死をどう回避するかってストーリーかと思いきやって感じだった。 ライターになるのはちょっと主人公ハイスペックすぎじゃない?とは思う。

    3
    投稿日: 2025.01.18
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    変則な設定の王道をいくミステリ。 執事役が仕掛け人であるが、様々なトラブルが押し寄せて、ドタバタしてて凄惨なシーンを打ち消して くれる。 探偵役は、全く期待されないような人物ながら、観察力が鋭い。 ラストは、意外過ぎる結末。 次回作あるのかな?

    19
    投稿日: 2024.12.29
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    孤島の探偵遊戯は殺人推理ゲーム。乱歩・正史・彬光の小説に見立てた連続殺人。水面下でトラブル発生。バイト佐藤は身の危険を感じる。狡い結末,倫理観のなさに理解が追いつかない。高額バイトは闇。

    12
    投稿日: 2024.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    茶番すぎて… こんなんに大金払った観客は満足したんだろうか。 私ならもう少しいい台本書ける気がする。 次は私でどうですか?

    0
    投稿日: 2024.08.30
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    本当に人が死ぬ推理ゲームというシリアスな設定だけど、運営側のドタバタ感がコメディっぽくてそのアンバランスさが面白かった。

    3
    投稿日: 2024.08.29
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    最初の設定はあまり入り込めず 読み進むのに苦労しましたが 途中からどうやって終わるのだろう という 好奇心で読む 手が進みました。 関係性がはっきりせずもどかしいので 登場人物が これ以上出てきたら 把握するのも 少し しんどかったです しかし 後半から終わりにかけては 読み応えがあり それぞれの心情が手に取るように分かりました、 そして何と言っても ラストが 痛快で面白いです。

    1
    投稿日: 2024.08.25
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    星5にするか悩ましい…。作品の舞台設定や雰囲気は最高、設定は斬新で非常に楽しく読むことができた。 一方で謎解きの面ではもう一つインパクトがあってもよかったと思う。

    0
    投稿日: 2024.08.24
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    クローズドサークルで倒叙と聞けば、両方大好きなので読みたくなる。 好きなタイプの倒叙ではなかったけど、設定が斬新で楽しかった。乱歩作品が出てきたのも嬉しい。 「こってこてのクローズド・サークルだ」と主人公が言うとおり、クローズドサークルあるあるネタも入ってる。 本格ミステリーとしてよりはエンタメ系として楽めた。 忘れた頃に図書館の予約順番がまわってきた。ページ数も少なめで読みやすいのでサクッと読める。 クリスティーは誰も借りる人がいないので、のんびり自分のペースで延長もできるけど、話題本は早く次の人にまわしたいので焦る(^_^;)

    77
    投稿日: 2024.08.09
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    確かに新しい 倒叙の倒叙みたいな 小園間ってのが、どうも幽遊白書を連想してしまって、そこだけ読みにくかった

    8
    投稿日: 2024.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とりあえず表紙のイラストは怖い。表層的に見えている事件と、それを裏側から見た視点と、誰がどちら側なのか分からず進んでいく展開、そしてそれらがどれも辻褄が合うように作られている物語としての面白さ。最終章は爽快。

    4
    投稿日: 2024.07.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新感覚で面白かった! あっさり読めました。 最後のは、普通に胃の病気で死んだのですか? 佐藤のしわざではないよね?笑

    1
    投稿日: 2024.07.18
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    佐藤に翻弄される運営のドタバタが面白かった。コナンはミステリ作家にも影響力あるようなので、コナン好きをあなどってはいけない。

    1
    投稿日: 2024.07.13
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    絶海の孤島にある洋館に集まった人々、そこで起きる見立て殺人…さらには作者からの挑戦状! まさに、どストライクの本格物と思いきや、序盤から舞台裏が描かれていき話が二転三転していく。 これは本格物ではなく、そのパロディ(多少ユーモラスな描写はあるもののコメディではない)であり、仕掛けを巡るミステリーとなっている。 ”本格物”と思うと多少肩透かしをくらうが、今までに全くないタイプの作品なので最後まで楽しめる。 (意外と映画にはこの手のタイプの作品があるので、今作も映像化に向いているかもしれない)

    10
    投稿日: 2024.07.06
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    うーん。設定の面白さに引っ張られて読了はしたけれども………。 結局倒叙ミステリなのかな? モチーフがメタ視点すぎて、ミステリというかなんというか、という感じ。 アイデアは面白いと思った。

    3
    投稿日: 2024.06.22
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    はじめましての作家さん。 「探偵」も「犯人」もみんな敵!という 新感覚のミステリー小説。 ミステリー小説にはお馴染みの、 探偵、クローズドサークル、見立て殺人、密室などが、たくさん詰め込まれて出てくるのに何故か新しく感じる設定やストーリー。 ミステリーだけどクスッと笑えたり、怖いって印象がないのでミステリー初心者さんやホラーっぽいのは苦手という方におすすめ。 逆に言うと、王道のミステリー小説が好みの人には物足りないかもという印象。 バイトの佐藤視点と運営側の小園間さん視点で描かれていて、ところどころコミカルな感じの描写があって、どちらにも感情移入できて、ついツッコんだり、応援したくなってしまう。

    3
    投稿日: 2024.06.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    孤島に立ついびつな形の洋館・奇岩館に連れてこられた日雇い労働者の青年・佐藤。到着後、ミステリーの古典になぞらえた猟奇殺人が次々起こる。 それは「探偵」役のために催された、実際に殺人が行われる推理ゲーム、「リアル・マーダー・ミステリー」だった。 佐藤は自分が殺される前に「探偵」の正体を突き止め、ゲームを終わらせようと奔走するが……。 密室。見立て殺人。クローズド・サークル――ミステリーの常識が覆る! クローズドサークルは好きだし、そういう小説やドラマは大好き。あの極限状態なかんじがハラハラするし、一体この連続殺人は誰がどんな理由でやってるのよ…って気になってしまって夢中になる。しかし、それを「リアル・マーダー・ミステリー」としては見たくないなと思ってしまう。だって、ガチで人が死ぬのは、話が違くない?って思ってしまうのが庶民なのか? 高額バイトに惹かれてやってきた「佐藤くん」が、巻き込まれた殺人事件。まぁ、「佐藤くん」は、身寄りもなく、派遣バイトを渡り歩いてる子。正規の仕事なんてやったことないし、ちょっと心配になるような子なんだけど、この子が、まぁすごい。完全モブなかんじでやってきたのに、生き残るために頑張る。 この頑張りかたがねー…この話は、「佐藤」くん目線とマーダーミステリーの運営側の「小園間」さんの目線で進んでいく。すると、なんとなくだけど、頑張って生き残ろうとする「佐藤」くんが、なんだかうざったく感じる。生きることは必要なんだけど、「小園間」さん目線で見ていると、いろんなトラブルが発生しているから、頼むから大人しくしてなさいよ!ってなる。 そして、このマーダーミステリーの「探偵」が、誰なのかが気になった。「佐藤くん」が、見つけ出そうとしている「探偵」。まぁ、候補は2人いたが、でもなんだか探偵にしては、少し違和感をかんじるところがあった。それって、なんだろうと思ったら、今までの推理小説に必ずいる探偵は、全員に話を聞くシーンがあった。アリバイを聴きに行ったりとか。考えてみれば、「モブ」だった「佐藤くん」は、除外されていたなぁと。 しかし、これは面白かったな。最後の最後の「佐藤くん」のあがき。これからきっと、この会社の物語は面白くなるのでは?と思ってしまった。きっと、常連のお金持ち様も満足する仕上がりになるのでは?と思ったり。リクルート成功だろうな。だけど、「小園間」さんが少し心配… 2024.6.15 読了

    3
    投稿日: 2024.06.15
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    設定は確かに斬新。 佐藤!がんばって生き残れ!と思ったけど途中から佐藤の企みが分からず、でもどんでん返しとか伏線あるっぽかったから読み進めたが あっと驚く返しではなかったかな。 ていうか、続編ありそう。 そっちが楽しみ。

    28
    投稿日: 2024.06.14
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    実際に人が殺される推理ゲー厶を描いた作品。名作のオマージュなど、ミステリファンをニヤッとさせる仕掛けも多い。伏線もしっかりと張られていて、ラストの展開には唸った。

    9
    投稿日: 2024.06.12
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    こういう方向からのミステリーは初めてだな。 てゆうかさー、表紙が怖いんだよー。 ホラーっぽいんだよー。 全然そんなことないのに。 なんかこう…個人的にラストがちょっと納得いかないっていうか。 でもなんでモヤっとするのかが分からないんだよね。うーん。

    61
    投稿日: 2024.06.07
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    『このミス』大賞シリーズ、初めての高野 結史。 孤島に立つ洋館:奇岩館に連れてこられた日雇いアルバイト青年が、次々と起こる古典ミステリになぞらえた猟奇殺人の謎と、その背後に潜む恐ろしい仕掛けを解いて行く姿を描いています。 着想も舞台設定も展開も大変楽しいのですが・・・ちょっとリアリティに欠ける・・欠け過ぎな感じです。 映画「名探偵登場」の既視感も・・・ でも、先が気になっての一気読みでした(^_^;)

    9
    投稿日: 2024.05.30
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    評価4.5 面白く読ませてもらった。まず設定に驚かされた。斬新でした。 本編では実際の殺人は起こるのですが、それは全てシナリオ。 世界の富裕層にリアルな推理ゲームを提供する専門業者により作られた遊戯 業者は企画に始まり舞台やキャスト小道具などすべての準備を手掛ける クライアントは数億もの巨額のお金を払い、探偵役として殺人事件の謎解きを楽しむ。 日雇い労働者の主人公はそんな遊戯だとは知らずに、割のいいバイトとして参加。 バイトの条件は「佐藤」という名前の設定で過ごすこと。何があっても詮索しないこと。しかし連続して殺人が行われにつれ、自分が殺される前にゲームを終わらせようと奔走。 企画と気付き、殺されないように奔走する「佐藤」側と、トラブルがありながらも何とかシナリオを完遂させようとする「運営」側の描写が交互に展開され最後までどうなるかと惹き込まれました。 新しい倒叙ミステリーって感じで面白く読ませてもらいました。

    1
    投稿日: 2024.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    かなりとっ散らかった感じだったけどまあまあ楽しめた。途中、佐藤が空気読まずに進めようとしたところは、運営側の気もちになって「佐藤、やめろ〜」と思ってしまった。ゲストがいる点は「イカゲーム」を彷彿とさせた。洞窟の中の写真に結構ワクワクした。佐藤の今後の活躍を楽しみにしてます

    0
    投稿日: 2024.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    孤島に建つ洋館・奇岩館に連れてこられた日雇い労働者の佐藤。 館では古典ミステリーになぞらえた猟奇殺人事件が次々と起こる。それは、「探偵」役の顧客のために催される、実際の殺人が行われる推理ゲームだった。 佐藤は自分が殺される前に「探偵」と「犯人」を突き止め、ゲームを終わらせようと奔走するが……。 富裕層の為の、実際に殺人事件を起こして行う「推理ゲーム」。そんな推理ゲームに巻き込まれた青年の話です。 巻き込まれた青年・佐藤と、主催者(犯人)側の2視点から読める倒叙ミステリですが、「犯人当て」ならぬ「探偵当て」の側面もあって面白い。 ちょっと不謹慎寄りではあるけど、佐藤側から見るミステリ劇あり、主催側から見る不測の事態だらけのドタバタ劇ありのザ・エンタメって感じで純粋に楽しいです。 読者視点は神の視点のようで、実はちょっと違う。ミステリのお約束を逆手に取ったようなネタも満載です。 ネタといいえば、古典ミステリの軽いネタバレっぽいものがあるので、まだ読んでいない人は注意した方が良いかもしれません。 こんなトンデモイベントの主催者側でも、やっぱり中間管理職は苦労人なんだなと。変な所に同情してしまった。主催者さん側も良いキャラしてます。 主人公のキャラはちょっと最初と最後でブレてるかなと思わなくもないですが、何かに目覚めちゃったんですかね(笑) *** 不謹慎系推理ゲームものと言ったらやっぱこれもオススメ。 『密室殺人ゲーム王手飛車取り』歌野晶午/講談社文庫

    21
    投稿日: 2024.05.08
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    これは、新感覚でした! 犯人ではなく、探偵役(黒幕)を推理。 殺人ありきの推理ゲームを開催する酷い会社であるはずが、なぜか憎めない社員のこえんま(笑) むしろ巻き込まれて可哀想なはずの佐藤にいらいら…… 不思議な感覚でなかなか面白かったです。。

    7
    投稿日: 2024.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    帯の『人間椅子』『犬神家の一族』の見立てに惹かれて購入。 面白かった。探偵が誰か探すって面白い発想だなー 悪いことしてるんだけど、現場責任者の小園間が憎めなくて好きでした。

    1
    投稿日: 2024.04.27
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    初めての倒叙ミステリ。両者の感情を俯瞰してみながら何がこのミステリの肝なのか、オチはどうなるのか、ワクワクして読み進めたもののあまり大きなサプライズはなかった印象。佐藤の感情はあまりにも浮き沈みがありすぎて入り込めず。個人的な好みの問題であることを抜きにすると総じて面白く読み進めやすいミステリであると思います。

    0
    投稿日: 2024.04.27
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    宝島社文庫の中でも3本の指に入るぐらい良い出来でした! 本格ミステリー要素は弱かったですが、扱い方や逆手に取った展開が上手でしたね〜! コメディ要素の割合も上手く気楽にミステリーを楽しめる間口が広い作品でした!

    9
    投稿日: 2024.04.18
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    「探偵」をみつけると言う思い切ったシチュエーション。「探偵」になってみたい、或いは「嵐の山荘」にモブとして立ち会ってみたい、ミステリファンなら誰もが思うことじゃないですか。私も名探偵コナンにでて初登場シーンに「OL 硝子(29)」って出して欲しい。

    0
    投稿日: 2024.04.17
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    図書館で借りた本。 日雇い労働仲間の徳永が姿を消した。彼は居なくなる前に言っていた「美味しいバイト」という言葉。その言葉を頼りに見つけた「美味しいバイト」と思われる内容のバイト。なぜか採用された主人公は調査を内々に進めていくが、実は金持ちの娯楽で、実際に殺人が行われる探偵ゲームでは無いかと考え始める。

    1
    投稿日: 2024.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    外界から隔絶された孤島にある洋館で事件起こしてみた、、、みたいな、迷惑系YouTuberがやる様なノリで繰り広げられる「殺人遊戯」という名の物騒なマダミス 金が有り余った人間はろくな事考えないと思い知らされる ミステリってまだ色々と面白いやり方があるんだなと素直に唸った 佐藤(仮)と小園間(仮)のタッグで、新たな「殺人遊戯」を見てみたい!! 使いきれない財を蓄えた大富豪になって、日常の中に潜む謎を暴ける「非殺人遊戯」をリクエストしたい所存

    0
    投稿日: 2024.03.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    孤島に立ついびつな形の洋館・奇岩館に連れてこられた日雇い労働者の青年・佐藤。 到着後、ミステリーの古典になぞらえた猟奇殺人が次々起こる。 それは「探偵」役のために催された、実際に殺人が行われる推理ゲーム、「リアル・マーダー・ミステリー」だった。 佐藤は自分が殺される前に「探偵」の正体を突き止め、ゲームを終わらせようと奔走するが……。 (アマゾンより引用)

    0
    投稿日: 2024.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「探偵」を当てるという、珍しい形の倒叙ミステリ。この設定は初めて読みました。バカミス風の部分もあり…好きな人は好きなのかも。 佐藤のキャラがイマイチ掴みずらかったですね…最初は徳永の行方を追って何も分からないまま探偵遊戯に参加した点で友人を思う人情味のある人間なのかと思いきや、最後運営側に回るとは…。その転換に至る葛藤とか使い捨てにされてきた社会への恨みとか…何か強烈なモチベーションが欲しかったなぁ、と(生き残るためとはいえ)。 ところで、表紙の女の子って誰???(雫久じゃないよね)

    2
    投稿日: 2024.03.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    メタミステリー 設定が面白いと思いながら読んだ 佐藤すごい有能 途中の読者へのメッセージが観客へのアナウンスだと最後に明かされるのがおもしろい

    3
    投稿日: 2024.03.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    倒叙ミステリ+(若干だけど)バカミス要素も入ってる作品。 読者の視点だと犯人は既に割れているので、中盤まではフーダニットの変形である「探偵当て」が主軸。 後半はホワイダニットの変形で佐藤が「何を勝ち筋に行動してるか」を当てる筋組み。 突飛ではあるものの、しっかりミステリしてて、二転三転する展開が一気読みするくらいスリリングだった。

    5
    投稿日: 2024.03.02
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    ・何の役割もないモブキャラ"佐藤"が犯人と探偵を推理する。その中に密室殺人だったり見立て殺人の要素、この殺人劇を作りあげている裏組織も出てきたり、読みどころだけで言えばてんこ盛り作品だった。全体を通してミステリーショーを客として観てる感覚があった。

    2
    投稿日: 2024.03.02
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    Amazonの紹介より 孤島に立ついびつな形の洋館・奇岩館に連れてこられた日雇い労働者の青年・佐藤。到着後、ミステリーの古典になぞらえた猟奇殺人が次々起こる。 それは「探偵」役のために催された、実際に殺人が行われる推理ゲーム、「リアル・マーダー・ミステリー」だった。 佐藤は自分が殺される前に「探偵」の正体を突き止め、ゲームを終わらせようと奔走するが……。 密室。見立て殺人。クローズド・サークル――ミステリーの常識が覆る! 変化球のあったクローズドサークルものでした。 というのも、この作品は事件に巻き込まれる青年の視点だけでなく、事件を仕掛ける側の視点も加わっています。犯人はわかるのですが、途中アクシデントがあり、次々と犯人側としては困難に立ち向かいながらも、続けていきます。 「探偵」ショーのために振り回される人達のドタバタ劇は、緊迫した空気とは違い、ちょっとした喜劇を読んでいるようで、不気味さもありました。 犯人単独ならまだしも、その背景にある組織の存在もあるので、何のためにこんなことが起きているのか、続きが気になるばかりでした。 事件に巻き込まれる側も、「駒」として扱われながらも、事件解決へと導く描写は、ちょっと違ったミステリーの魅力がありました。 いわば、変化球的なカイジを読んでいるようでした。 次々と誰が殺されていくのか? 犯人側として成功していくのか? 事件は解決していくのか?など事件を推理するというよりは、物語の流れを楽しむというのがメインであり、一つの劇として楽しんだ方が良いかなと思いました。 展開としては、アクシデント続きで、無理矢理感もありましたが、ドタバタ劇で面白かったです。 次第に出てくる主人公の狂気さに、読了後でも後を引く怖さがありました。 そもそも、最初の主人公の印象は、大人しい雰囲気を放っていたのですが、最後の方になると、精神が崩壊したのか、推理が冴え渡ったり、強めな性格になっていったりするので、ちょっと驚きました。 こういった犯罪劇を仕掛ける人達や賛同する人達の発想はわからんなあと思うばかりでした。

    12
    投稿日: 2024.03.01
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     倒叙ミステリー、というよりは倒叙×サスペンスといった方がいいエンタメ作品。リアル本格ミステリーゲーム(本当の殺人あり)、もといデスゲームに参加することになった主人公が生き残るために足掻く、というのが大筋のストーリー。犯人だけでなく、「探偵役が誰か?」を推理していく展開が面白く、一気読みだった。それにしても、「いともたやすく行われるえげつない行為」という言葉が浮かんだ。

    6
    投稿日: 2024.02.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    通常のミステリではあまりない、「犯人」ではなく「探偵」は誰かというフーダニット的なところは他の作品では見たことないなぁなどと。単純に読んでる作品数が少なすぎるだけなのかもしれないけども。あとは真の「探偵」の目的が就職活動とは。ミステリというよりはエンタメ作品として楽しめた。

    1
    投稿日: 2024.02.22
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    怪しげなバイトで孤島の奇岩館に連れてこられた佐藤。そこで繰り広げられる「探偵遊戯」とは… 何も知らない佐藤側の視点と、運営の小園間側からの視点が面白い!神の視点でありつつも、そこに隠された謎もちゃんとある、っていう。 マダミス好きな人とか好きそう!

    5
    投稿日: 2024.02.17
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    クローズドサークルで起こる江戸川乱歩、横溝正史、高木彬光の作品にちなんだ見立て連続密室殺人事件 と、盛りだくさんな本格要素が見事に結実 本格ファンにおすすめ マダミス好きにも刺さると思うので、マダミスファンの感想聞きたい

    1
    投稿日: 2024.02.12