
総合評価
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powered by ブクログ綺麗な絵とは対照的に、悲しい結末に向かっていく。「何で人間は働いてるの? 労働は美しい、神聖だって人間は思い込んでる」とコランとクロエが話していたが、病気になり生きていくのに多額のお金がかかり苦しんでいく2人の姿があった。幸せとは…生きるとは…と考えさせてくれる作品でした。
0投稿日: 2025.08.27
powered by ブクログうたかたの日々 岡崎京子 何で引っかかったのか忘れた。岡崎京子、というところもあったのかもしれない。 ただ人を愛したいだけだったのに、どうしてこんなに世界は壊れてしまうのか。救いがない。 原作のボリス・ヴィアン著「うたかたの日々」も読みたくなった。
2投稿日: 2023.12.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
漫画の方はよりコラン達に焦点を当てているからコランたちが崩れていく過程を楽しめた 個人的には絵も相まって原作よりコランたちがむかつく奴らになってたからそれが原作にない味わいを生んでいて良かった。 ラストの睡蓮の花が咲いているページの情緒がなんともいえなくて好きだった。
0投稿日: 2023.09.19
powered by ブクログ1994年~1995年 NOTE記録 https://note.com/nabechoo/n/ndf627adcc854 うーん、可もなく不可もなく。 カクテルピアノ!
0投稿日: 2021.11.03
powered by ブクログ『コランの発した情熱の水蒸気が小さなバラ色の雲になり彼らをすっぽりつつんだ。 中に入ると熱くシナモンシュガーの味がしていた。』岡崎版の結末のほうが救いがありますね。好きです。
0投稿日: 2018.01.13
powered by ブクログ・正直内容がよく解らなかった。非現実的な記述が続き、ようやく途中で「これはどうやら半分SFっぽいものらしい」と気がついたようなもので… ・岡崎作品は以前に「ヘルタースケルター」も読んだが、それも本作品と同様、理解が追いつく前に話が終わってしまった、という印象のある作品だった。 ・岡崎作品が「ヘタ」なのではなく、むしろそのエキセントリックさや感性のスピード感が書き手の大きな個性であり魅力であるので、それを大事にした結果、「わかりやすさ」が犠牲になっているのかもしれない。 ・最近の作品が、読者の理解が追いつきやすいように適度に説明を入れたり、コマ割に工夫したりしているので、それに慣れてしまっている部分もあるのかなと感じた。
0投稿日: 2015.12.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
◆未成熟なロストジェネレーション。◆原作(ハヤカワepi文庫)を読んでからの岡崎京子。原作の世界観を壊さず、かつ岡崎京子の世界になっている。装丁も美しい麗しい一冊。◆上手に省略しているなぁ。原作を読んだときにときめいた詩的フレーズやキーセンテンスはそのまま。原作読解の確認・補強になった。◆原作既読だからこの世界観にスムーズに移行できたけれど、コミックだけだと入りづらかったかもしれない。
1投稿日: 2015.02.07
powered by ブクログボリス・ヴィアンを知った大学の図書館。甘ったるい砂糖に身体を侵されていくように。甘い甘い底無し沼の世界。
1投稿日: 2014.01.04
powered by ブクログ原作は読んだことないし、岡崎京子の漫画もはじめてなので感想は上手く言えない。 ただ読んでよかったし脳みそを心地よくマッサージしてもらった。 美しい世界観。
0投稿日: 2013.09.09
powered by ブクログ「恐ろしいよ、何をしていいか全く分からない。でも、同時に恐ろしく幸福なんだ」 「どうしてだろう?前はこんなことはなかったのに」 この二つ、しびれたよね。 小説も読んでみたくなったよ。
0投稿日: 2013.06.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
胸を睡蓮に脅かされる、という病が美しい。 対処法の睡蓮を脅かす為に、部屋に花を飾り続けるというのも。 死亡予定の通知→それが届いたら何でも無料で好きな事ができる というのはよく聞くけれども、 誰が最初なんだろう。
0投稿日: 2013.06.19
powered by ブクログフランス文学の「うたかたの日々」を原作とした漫画化作品。岡崎先生独特の美しい儚さのようなものが、このお話にすごくマッチしていました(*^_^*)原作に非常に忠実に描かれており、小説を読んだ後でも、後から小説を読んでも、違和感を感じる人は少ないかと思います。原作には言葉だけだと想像しにくい比喩などが多く、それをイラスト化することでより分かりやすくなっていると思いました。
0投稿日: 2013.02.16
powered by ブクログ哀しい物語だった。 病気とかお金とかプライドとか、どうしようもない救いようもない感じ。 それが、芸術的・詩的に描かれていた。 哀しいけれど、美しく思えた。
1投稿日: 2012.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不思議な話。シックが本屋でパルトルのスウェーデン語版を見つけて鼻血とよだれを出すところで、ぞっとした。
0投稿日: 2012.09.14
powered by ブクログところどころ惹かれるし この装丁もすばらしいのだが… ボリスヴィアン(原作)への感情移入が出来なかったのかもしれないな。 いつか読み返したい。 でも私は岡崎京子の好きなところはいい加減で「疾走感」があるところ。 しっちゃかめっちゃかなスピード感。 これには当然ながら望めないよね。
0投稿日: 2012.08.29
powered by ブクログCUITE連載時代(高校生ぐらいの時)は、ボリス・ヴィアンも知らなかったし、1ヶ月に数ページで意味がよくわからなかったのが正直なところ。 大人になって、ボリス・ヴィアンのうたかたの日々も心臓抜きも読んで、まとめて読むと、世界観がすごい。 すごいフランス映画を観た後のような読後感。 やるせなさや悲しさがこみ上げてくる中、ねずみ君がいい味出してる。 でも...なんだけどね。
1投稿日: 2012.08.19
powered by ブクログ原作に忠実、とはこれを読むとよくわかるはず。ボリス・ヴィアンの文章から得られる、軽薄さと浮遊感のスレスレ具合をうまく再現している。 これと同じくらい原作に忠実な漫画化として、知る限りでは萩尾望都の手になるコクトー『恐るべき子どもたち』がある。
0投稿日: 2012.08.18
powered by ブクログ岡崎氏のマンガを何か読みたいと思ったら、図書館にこれしか残ってなかったので拝借。ボリス・ヴィアン。また原作読みたくなっちゃうぢゃないか。
0投稿日: 2012.08.06
powered by ブクログ原作小説の漫画翻訳として、時間の節約に便利。また、ヴィアニスムによるスラップスティックを丁寧に漫画翻訳、画化しているので原作の文章を読んでうまく想像できなかったとき漫画イメージで補完するのに裏切りが少なく良いとおもいます。 カクテルピアノ→ターンテーブルカクテルの翻訳は…賛否あると思いますが漫画表現としてはありだし、上手いと思いますがもとのアイデアが素晴らしすぎるので、カクテルピアノが作動する場面だけを16ページくらいでニュー土木の人とかに描いて欲しいな。 岡崎京子の漫画としては、とても丁寧に線が描かれていてコマ割りも良く考えられていて、へルタースケルターあたりと比較すると岡崎京子の持ち味である雑とも取られるスピード感がグッと抑えられ原作の空気感を丁寧に描き映されてるのを感じられ、リスペクトフルな超ナイスカバーって感じです。 キューティー連載時はたしか黒インクだったと思うんですが青インクでの印刷などフランス装を思わせる装丁もグッジョブです(野島卓司さん)
0投稿日: 2012.03.16
powered by ブクログ原作のない、普段の岡崎京子のほうが好き。 ロマンティックより、現代のひりひりした方が。。。 とはいえ、内容は面白かった。 原作は未読ですが耽美的で、フランス的。 死亡通知人という仕事。
0投稿日: 2012.01.04
powered by ブクログあの独特な世界を絵に出来るのか。 そして、世界観を表現できるのか。 読み終わった後には、お見事!と喝采を送りたくなるだろう。 美しさも悲しみも損なわれること無く、 むしろ視覚を通してより直接的に伝わる痛みは胸を刺す。
1投稿日: 2011.10.09
powered by ブクログ大人のための美しく哀しい愛の物語。 ボリス・ヴィアンの原作を絵本化したよう。 この作品は時代を超える。
0投稿日: 2011.07.19
powered by ブクログ原作読んだのだいぶ前だけど…。そして岡崎さん初めて読んだけど、 頭の中に残っていたイメージと合っていて、良かった。 読後感も、悲しいけど、つらくはない。 物語性のあるマンガ、好きです。
0投稿日: 2011.03.27
powered by ブクログボリス・ヴィアンの「うたかたの日々」をタイトル買いしたのはいつのことでしょう? パステルカラーの花の額に飾られた美しい詩、のような小説。 恋愛夢物語が、どんどん痛く、悲しくなっていって、読み返すのが怖いくらいでした。 その、名著を、岡崎京子が漫画化。 フランス語に訳して、パリジェンヌに読ませたい。
0投稿日: 2010.07.29
powered by ブクログサイエンスフィクション的な大人のおとぎ話。 ブレードランナーみたいに ニンゲン臭いのと機械臭いのが混じってる不思議な話。 私が映画にするなら、Ah-haのTake on MeのPVのよに 全部を白黒の鉛筆画で撮って、 睡蓮に蝕まれる死に際の女性と物語に出てくる 花の全てだけを実在の物と総天然色で撮りたいと思った。
0投稿日: 2010.06.21
powered by ブクログボリスヴィアンのカオスな世界を描けるのは、岡崎京子において他にはない。決して丁寧な漫画とは言えないけれど、こんなにも美しいとは。謎。
0投稿日: 2010.05.09
powered by ブクログボリス・ヴィアンの原作も大好きですが、それをまったく損なうことなく独自の岡崎ワールドで表現された「うたかたの日々」 原作に書かれていないようなエピソードもちらちらと盛り込まれているのですが、全然違和感なくとけ込んでいることがスゴイ。 美しく儚くも残酷なものがたりです。
0投稿日: 2010.03.31
powered by ブクログ連載している時に、唯一読めた岡崎さんの作品。 白黒なのに、キラキラしてた。 他の作品も好きだけど、これは特別です。美しい。
0投稿日: 2010.01.14
powered by ブクログ誰か止めてあげられたらいいのに。 無情で残酷でマイナスに振りきれる物語、螺旋階段を止まらずに駆け降りていく感じ落下していく感じかな。 やっぱり岡崎京子は凄いですね、大好きである。 原作も読んでみます。
0投稿日: 2009.10.24
powered by ブクログ私は少しだけ鼻についてしまった 原作がない岡崎のが好きだからかなあ。 でも何度も読み返してしまうのだけど。
0投稿日: 2009.06.11
powered by ブクログ高校生の時すでにキューティを読んでるような非モテだったのですが、当時キューティーで連載されていたものです。 岡崎京子はこれが初。 ふつうは「リバースエッジ」って人が多いんだろうけど。 私の中の「うたかたの日々」は、この世界です。 でもすごくうまく表現してると思う。
0投稿日: 2008.07.21
powered by ブクログボリス・ヴィアン著の世界で一番悲しい恋愛小説と言われた「うたかたの日々」の漫画化。 フランス文学は正直、性にあわない。
0投稿日: 2007.11.22
powered by ブクログボリス・ヴィアンの小説を読んでからかなり経ってから、岡崎さんがマンガ描いてることを知って読んだ次第。表装も内容もとてもナイス。原作を読んでからマンガを読んだせいか、箱の中身の本(って言ったら良いのかな?)が赤というか朱色なのが何だか血を思い出させます。
0投稿日: 2007.09.05
powered by ブクログ今読んでいる青木淳悟の作品の中でクロエという名前が出てきて、クロエって聞くと思い浮かべるのはやっぱりこれですよ。ボリス・ヴィアン原作「日々の泡」。朝から読んでいて切なくなってしまった。前半、クロエに出会う前までのコランの悶々とした感じが僕の中ではこの作品で一番好きな部分で(勿論、終盤もいいのだけど、終盤は悲し過ぎるのだもの)、あそこからクロエに出会う瞬間の描き方がすっごい完璧だよなぁ、と思う。ほぼ見開きでクロエとコラン。あとは真っ白。というあの描き方。そこには運命が描かれている。(07/8/2)
0投稿日: 2007.08.20
powered by ブクログ20070518 ======== 20090423 再読 ★3つから5つに、増やしました。
0投稿日: 2007.05.18
powered by ブクログ美しくて悲しいお話。ボリス・ヴィアンの原作も読んだですが、描写素晴らしいんですが、文字だけで読むと多少くどくてくたびれます。絵画にして見れるのが嬉しいですね。ピアノカクテルとか。
0投稿日: 2007.04.14
powered by ブクログ私を岡崎京子好きにさせた決定打。 これを読んだ後、新潮社版『日々の泡』にトライしました。 が、私の中の登場人物等に対するイメージが「岡崎版」でインプットされてしまったので、どうしても違和感をぬぐうことができませんでした。特にニコラ・・・・・・。 ハヤカワ版を読めば、また違うのかもしれませんが。 「彼らはどんな姿に描かれているのか?」「あの装置がどうアレンジされたのか?」等の「ワクワク」を楽しむ上では、先に原作を読んだ方がよいのかもしれません。
0投稿日: 2006.12.12
powered by ブクログ装丁が大好き。そして先生も大好き。 主人公のコランが好きです。 少し痛々しい(何故か)この心の穴は、もう一度深く読んでから解明していと思います。 原作の小説は読んでおりません。
0投稿日: 2006.08.11
powered by ブクログうたかたの日々の漫画Ver,であり岡崎京子の作品では一番好きなもの。いや、一番は別かもしれないが。こちらは原作よりもさらさらと描かれた、荒さを残すような痛ましさ。
0投稿日: 2006.08.06
powered by ブクログヴォリス・ビアンの小説が元になっている漫画です。映画『クロエ』もそうですね。涙がツーっとでるんです。
0投稿日: 2006.07.12
powered by ブクログ(メモ↓) http://blog.livedoor.jp/ga___zl/archives/50518733.html
0投稿日: 2006.06.21
powered by ブクログ「世界一悲痛な恋愛小説」と評された、ボリス・ヴィアンの小説が原作。空想科学な小道具、想像が追いつかないほど独特な設定など、見るべき点は多い。
0投稿日: 2006.04.28
powered by ブクログビミョー。流れだけうけついでエッセンスを見逃してる気がして。 ハヤカワ版を元にしてるからなのかなぁ。絵もあんまり好きじゃないしなぁ。 装丁が無駄に豪華なのも、ねぇ。 映画版で蔑ろにされたネズミがちゃんと描かれてたんだけどね。
0投稿日: 2006.02.18
powered by ブクログボリス・ヴィアンの同名の原作を岡崎京子先生が漫画にしたもの。「世界で一番悲しいラブストーリー」の名を冠するだけあって、静かで悲惨で綺麗な雰囲気の漫画です。人を好きになることの幸せと悲しさが一気に流れてくる話。原作の小説がやや読みにくいのでこちらの漫画を先に読むのもいいかもしれません。
0投稿日: 2006.02.06
powered by ブクログCUTiE連載中、胸を痛めて、途中で原作を読みながら、また、昔おなじ元ネタでつくられた映画のリヴァイバル上映を渋谷で見ながら、毎月、その、現代風にアレンジメントされたかなしくうつくしい恋のものがたりを、岡崎京子さんの絵ですこしずつ愉しんだものです。これが単行本化するのを心から待ち望んでいました。美しい装丁にも大満足しています。
0投稿日: 2004.10.14
powered by ブクログ「ちょっとした財産もち」のコランと軽やかで美しいクロエ。ふたりは盛大な結婚式を挙げるが、そのすぐ後、クロエは肺に「睡蓮」が巣食うという奇病に侵される。治療費のために破産に追い込まれながら必死に看病するコラン。だが、クロエは日に日に衰弱していく。そして、ある作家の偏執狂的コレクターのシックとその恋人アリーズ、コックのニコラなど、周囲の人々の人生も深刻な様相を呈していく。
0投稿日: 2004.09.28
powered by ブクログマンガによる原作のかなり忠実な再現。しかも視覚的な岡崎京子的ワールドの効果も相まってすばらしい出来だと思います
0投稿日: 2004.09.24
