ブサ猫にそっくりだけど、美形家族から溺愛されているジゼル。自分が悪役令嬢であることに気が付いたけれど、乙女ゲームのメインである恋愛に全く関わろうとしないのが面白い。前世の知識を活用して、色々なことを改善していくのも。「ヒロイン」がなんだかんだと邪魔をしようとするけれど、多くの人から愛されるジゼルなら無自覚で危機を回避していきそうで、その後も見てみたくなる。底の知れないテッドの能力や、ジゼルがテッドの正体を知ったときにどうなるのかも気になるところ。何があっても沢山の人の助けや、ジゼル自身の思い切りの良さで乗り越えていきそうで、そんな姿を想像するのも楽しかった。