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働く君に伝えたい「お金」の教養
働く君に伝えたい「お金」の教養
出口治明/ポプラ社
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総合評価

13件)
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    なぜ貯蓄をするのか?なぜ保険に入るのか? 何も考えずにそうするものだと思い込んで流されてきたが、この本を通して、なぜ必要なのか、どの程度必要なのか、当たり前を疑って初めてちゃんと考えることができた。 現在当たり前だと思っていることは、戦後の数十年で形成された価値観であるものも多いと知り、現代に必要な価値観なのかを考え直すため、また、今後の未来がどうなっていくのかを予想するためにも、歴史を学ぶことも重要だと感じた。 お金は、"人生を楽しくするための手段"。 不安を煽るような情報に溢れているが、お金に支配されるのではなく、自分が楽しく生きるために自分なりの使い方を考えていきたい。

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    投稿日: 2025.09.07
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    印象に残った言葉は 不安になればまじめな人ほどなんとかしようと行動する。そのまじめな人の行動の先には必ず儲かる人がいる。 介護はお父さんお母さんの面倒は見ません。代わりに何も残さなくていいですと、宣言し見放すことが双方にとっていい。

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    投稿日: 2025.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【感想】 少しだけ投資などについて齧ったことがあるため、すでに知っている知識もあったが、貯蓄型の保険がなぜオススメでないかについては、具体的に数字で示されており、納得できた。 お金の使い方については、自分自身にとって何に価値があるのかをもう一度見つめ直したいと思った。衣食住はもちろんだが、やはり子供との様々な経験は今しかないものだし、優先したい。 貯めるに関しては、著者の言うとおり、漠然とした不安があったが、貯蓄の目標額を明確にすることにより、不安が軽減できそうだ。 「自分への投資」については、老後も働き続けるために、自分自身の価値を高めることだと理解した。無難かもしれないが、やはり英語を操れるようになること、文章の作成能力を高めること、その辺りを目標にしていきたい。 【要約】 お金の原理原則【財産三分法】 ①使う…日常で使うお金 自分が価値があると思うものにドーンと使う。お金の使い方に関して自分ルールを決めておくことが大事。また同じ経験をするなら、今しかできないことを(できるだけ若いうちに)経験する方が、より豊かな経験となる。 ②貯める…流動性の高いお金 冷静に考えれば、毎月きちんとお金が入ってくれば、毎月きれいに使い切ったところで、問題はない。とは言え、アクシデントに備え貯蓄は必要であり、目標(本書では年収分)を達成するため、目標を立て、その分は絶対に使わないことが必要。 老後については、自分が何歳まで生きるかは分からないから、老後にいくら必要かは分からない。であれば、定期的に入ってくる自分の収入があった方が安心だし、それプラス年金と長期投資があれば、それなりに生活していける。 積立型の保険は①レバレッジが働かない②ゼロ金利のもとでは複利効果が働かない③付加保険料の分だけ預金よりも貯まる金額が少なくなる、以上に理由よりオススメしない。あくまで貯蓄と保険は分けて考える。ライフステージ別に死亡保険・就業不能保険がオススメ。 学資保険は、保険というよりも強制的な貯蓄手段なので、学資保険でなくてはいけないのかは検討の余地あり。 ③殖やす…なくなってもいいお金 投資の基本は「自分への投資」。自分に投資すれば、人生の選択肢が増える。 投資信託に投資するときには、第三者機関の格付けを確認。 ※②と③は状況に応じて、どちらかに振り切るのもあり。 ※なぜ年金制度が破綻しないと考えるか…年金制度には税金がら投入されている。従って、政府が破綻しない以上、つまり国債が発行できる以上、年金は支払われる。ただし、支給額については分からないため、年金だけに頼るのは✖️

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    投稿日: 2025.01.01
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    自分自身お金に関して全く知識が無かった為、勉強になった。 ●勉強になった点 ①将来的に年金制度は崩壊するのではないか→国が税を投入している為、国が崩壊しない限り国債を発行することによって年金制度は維持できる ②貯金は最低どのくらい有れば良いか→1年間の所得分有ればセーフティーネットになる ③自分への投資を大切に→結果的に収入(フローの蛇口がふえる) ④お金への投資をするなら、素人ならなにがいい?→投資信託。投資のプロが跋扈している世界なので任せる方が無難 ⑤保険はどれに入った方がいいか→その人の置かれてる立場によって違う。配偶者、子供の有無、配偶者の収入など。ただ、どの場合でも就業不能保険はセーフティネットしてとてもお得。 ⑥積立保険と掛け捨て保険どっちがいいか→掛け捨て。今の日本だと金利が低いのでそもそも積み立てのメリットがない。また掛け捨ては何事も起きなかったらお金は返ってこないが、その分安い。 高度経済成長によって作られた過去の概念にとらわれる事なく、今の時代沿った考え方を身に付けていきたい。 NISAでも始めようかな。

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    投稿日: 2024.11.28
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    お金について。我々は価値を生み出す対価としてお金をもらう。我々は、時間を使い価値を生み出していく。過酷な環境の場合、時間が多く使われ、対価を得ても、お金を使えない。お金に価値はない、使うことに価値がある。そして、お金を使うのは自分のため、家族のため。それがお金の教養だと思う。

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    投稿日: 2024.06.22
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    頭のいい人って難しいことをわかりやすく伝える技術のあるひとだなってことがよくよくわかる本だった 保険や投資とのつきあいかた。事実の裏に得する人間はだれなのか。知らないとだめだとおもった!

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    投稿日: 2024.04.28
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    良い人生を送るために、お金という道具の使い方の、簡単なコツを勉強できます。個人的に一番響いたのは、財産三分法でしょうか。もう少し投資への配分を増やしてもいいのかな、と、思いました。

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    投稿日: 2024.04.14
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    漠然となんとなく保険に入っていたが、この本を読んで、必要な保険とは何かが分かった。投資も、お金ばかりではなく、自分への投資が大事なんだなということがよく分かった。まずは英語を勉強し直して、自己投資を始めてみたい。

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    投稿日: 2024.03.13
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    対話形式で進められるため、読みやすい。 漠然とあった不安が言語化されていて、スッキリした。 また、他のマネーリテラシー系の書籍に書いてあることとは違うことが書いてあり、視野が広がった。 お金にしっかり向き合おうと思った。

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    投稿日: 2024.03.08
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    配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10276103

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    投稿日: 2024.03.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    出口ワールドが詰まったような一冊。 ・日本の国債はおよそ半分が日銀、3割が国内銀行・生命保険・損害保険による保有。また、大手銀行の資産の約2割、保険会社の資産の約4割が国債となっている。つまり、国債が紙くずになると、まず金融機関が潰れる。国が倒れれば金融機関も倒れるが、金融機関が倒れたからと言って国が倒れるわけではない。したがって国民年金のほうが金融機関での運用よりもリスクが低い。 ・1965年には10人で一人の高齢者(65歳以上)を支えてきたが、2020年には2人で一人の高齢者を支える必要がある状況になっている。また、前者は平均して5年生活するための年金を支払っていたが、後者では20年生活するための年金を支払わないといけない。つまり、総合して65年より20倍しんどくなっている。だが、実際に今の現役が昔の20倍も年金を払っているわけではない。 ・たくさん給付してもらうためにはたくさん負担するしかない。労働人口が減っているのであれば消費税のウエイトを増やすのが合理的。労働人口が増加傾向にあるならば所得税中心で構わない。 ・保険、銀行貯蓄、マイホーム、専業主婦、定年退職といった製造業中心・高度成長の時代のスタイルが残っている。 ・戦後の高度成長をもたらした環境は、 1.経済のみに注力できた 2.若い指導者 3.キャッチアップのモデルがある 4.緊縮財政(ドッジ・ライン) 5.特需 6.人口増加 であった。

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    投稿日: 2024.02.29
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    お金の使い方を出口さんが書いてくれています。 注目は保険の考え方。 日本生命からライフネット生命に移った経験を踏まえ、ライフステージごとに加入検討をすべきタイプを教えてくれています。参考になります。

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    投稿日: 2024.01.31
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    社長業、学長、歴史趣味、知の巨人、と様々な強みをもつ著者であり、数々の自己啓発本を出してきたが、お金の話ね、とよく考えたら保険会社出身であることを忘れてた。と、マネーリテラシーって概念で言ったら生保寄りになるよねそりゃ。

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    投稿日: 2024.01.10