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powered by ブクログホラーのジャンルを5W1Hに分類したアンソロジー。このジャンルの分け方納得! 平山夢明さん/さよならブンブン、雨穴さん/告発者、五味弘文さん/とざし念仏 が特に面白かった。 自分がどのジャンルが好きかのヒントになりました!
0投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログなかなか面白かった。目当ての作家はそれぞれ期待通りの仕事をしていた。ホラーごとのジャンルの解説もありがたく、なにが怖いのか?を丁寧に紐解いてくれるのはホラーファンとしてすごくありがたかった。ただ、各短編がテーマに沿っているかどうかと、一作品として見た時に素晴らしいかどうかは別問題だなとも思った。切り口が新鮮で、面白い試みだった。14歳の世渡り術シリーズ、全然知らなかったけど、大人でも十分楽しめそうだから他にも読んでみたいと思った。ヤングアダルト向けということで、ほとんどの作品に学校が出てくるのがよかった。動画投稿やAIなんかの話が出てくるのもとても今っぽい。 以外各話感想(ネタバレあり) ①みてるよ 澤村先生お得意のパターンではあるが、プールや飼育小屋、トイレ、授業中の廊下などディテールが細かく、学校の独特の空気感の再現が丁寧でリアリティがあった。女の霊じゃなくてもこわいもんだな。意地悪なパワハラ先生も追い払ってくれるならアリかな。 ②終わった町 芦花公園の「おしまい」節には中毒性がある。毎回クセつよ霊能者を出すのだけたまに控えて頂きたいが、セリフの唐突さ、文字面の不気味さ、気持ち悪さがほどよく、どうやってお話を書いているんだろうな…こういう台詞がぽんぽん出てくるのかなといつも思う。だめったらだめだしおるったらおるし、終わりったら終わりなんでぇ。強。 ③さよならブンブン 平山夢明氏は「もう草一本生えません」みたいな絶望根絶やしホラーを以前読んだので、とても警戒しながら読んだらめっちゃいい話だった。個人的にはこの本の中ででダントツ一位。モンスターホラーの括りでありながら、本当のモンスターは殺人猫ブンブンではなく、残酷な加害をする人間の方では?と思わされる二重構造となっている。ブンブンがこっくりさん用紙を使いながら伝えてくるオールひらがなの言葉を、頭の中で変換しながら読む…。ひらがなにすることで、子供向けというか、ある種とてもピュアで率直な主張として頭に入ってくる。非常に味わい深かく、いい余韻が残った。こんな話も書けたのね。文体に力を感じる。 ④告発者 親の恨みも分かるけど、まさか死ぬとは思ってなかったんだろうし、あの時言えなかった事がそこまで悪いことか?とは思う。でもお母さんがおかしくなっちゃった気持ちとか、それを見てたお父さんの無力感、無念さを考えたら、壊してしまったものの代償なのかもしれないな。どんなに動画が拡散されても、家庭内ではもう分かっていて決着したことですと言ってしまえば、当時子供だし罪には問われないよな。まぁ雨穴は良くも悪くもこんなかんじ。ちょっと弱かったかな。 ⑤とざし念仏 集団心理のヒトコワも入ってるよな。ほっとけ君の豹変が怖い。とざし念仏の由来もこわい。すごい閉塞感と恐怖だった。死は身近にある…と感じた。苦手だったけど、シチュエーション・ホラーとしては良作。 ⑥十一分間 やりたい事はなんとなくわかったけど、AIによる人類支配のやり方がよく分かんなかった。これこのまま進んでったらどうなってた設定なの?自殺を促されるの? 最初の方読むのがめちゃくちゃ苦痛だった。単純に文章力が拙い。アトムとかドラえもん由来の人間の味方ロボットが冷酷なAIに勝つという構図は好きだったけど、論破したら勝ちなの?なんでAI先生は崩れ落ちたの?そこがよく分からなかった。 ⑦学校の怖い話 普通に面白かったけど、怪談はホラーのジャンルではなくて、伝え方の種類ではないのかな?これ入れるなら、サイコホラー(ヒトコワ)の短編を入れて欲しかったかな。 ⑧民法第961条 発想は面白かったけど、行方不明になるだけじゃちょっとふわふわしてるかなと思った。そんな時間経ってから襲ってくる呪いみたいのがあったんかい。世渡り、はなるほどなと思ったけど、逆に「完全に企画系の作り話じゃん」ってなっちゃったからおふざけ感が増してしまった。
0投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログホラーのジャンルを5W1Hの6つに大まかに分け、それぞれのテーマに沿った短編が8つ収録された本。中学生向けらしく読みやすく、各話ごとに解説まで付いている親切心。こんなの読んだらホラー好きになっちゃうよ。 特に良かったのは怪異を通して自ら立ち向かうことを覚える平山夢明氏の「さよならブンブン」そして、アンソロジーといえど面白さは変わらない雨穴氏の「告発者」ラストは梨氏の「民法第961条」で締めくくってくれる。
2投稿日: 2025.07.11
powered by ブクログ全然詳細知らずに、雨穴目当てで読み始めて、存外とても良い本だった。「14歳の世渡り術」というシリーズ、そういえば高校生の頃に読んだような気もするが、その時点で既に「14歳」ではなかったので何処か鼻白んだのだけを覚えている。ホラーにわかにとっては十分すぎる入門書であって、早速別のホラーにも手を伸ばしてみたい気持ちにさせられた。5W1Hの切り口も(少なくともわたくしにとっては)新鮮で、非常に分かり良い区分だった。
0投稿日: 2025.07.05
powered by ブクログホラーゲームの実況動画やモキュメンタリー動画を見るのが好き。 ということで、ホラーにもいろいろあるけど私が1番好きなものはなんだろうと読むことに。 ジャンル特化型ということでいろんなジャンルのホラーと出会い、そこからさらに踏み込むための入門書的な感じ。 私はサスペンスホラーやモキュメンタリーホラーが好き。1番怖いのはやっぱり人間でしょって思ってるので。他のジャンルのホラーも、人間の怖さに着目して読むとどれもやっぱり得体の知れない恐怖を味わうことができました。 うん。ホラーってやっぱりおもしろい。
12投稿日: 2025.07.01
powered by ブクログYA向けなので、怖すぎたりグロすぎたりのものはなくて、安心して読める。タイトルの「ジャンル特化型」の通り、その小説がどのジャンルに属しているのかと、ジャンルの解説がある。今までホラー小説の分類なんて読んだことがなったのでありがたい。ホラーと言ってもいろいろあるんだなあ。雨穴「告発者」がヒット。ホラー小説って、ある意味、特殊状況ミステリと言えなくもないのかも。小説内で解決する保証はないのだけれど。巻末のブックガイド内の本は3/4くらい未読。どれも読んでみたい。
0投稿日: 2025.06.27
powered by ブクログタイトル通り、こう名付けたジャンルと分類のホラーはこんな感じですよ、と例を出している本。 いくつかの作者の異なる短編から成り立っており、長編小説が好きなせいか短兵急な感じがして、イマイチ怖さは感じなかった。 今後の分類に役立つことを願って星3とします。
17投稿日: 2025.06.17
powered by ブクログホラーと一口に言っても、種類は様々です。初めてのホラーを選ぶ時に本書から進んでみるのがいいかもしれません。 自分の好きな作品は、「みてるよ」「とざし念仏」「民法第961条」です。
0投稿日: 2025.06.07
powered by ブクログ心霊系が好みかなと漠然と思っていたものがこの本では細分化されていて、ホラージャンルの多種多様さに驚きました。 恐怖の対象によって5W1Hで分類するのはわかりやすいし、面白かったです。 短編が書かれた8ジャンルの恐怖の種類や、そのジャンルに付属する要素の解説は確かにそこが好きなポイントかもしれないなと納得しながら読む事ができ、短編自体の解説もあり答え合わせをすることもできました。 ホラーについて深掘りしつつ漠然と思っていた好み以外の好みも知る事ができました。
1投稿日: 2025.04.09
powered by ブクログ〈なぜ怖いのか〉─ホラーをジャンル分けし、それぞれの特色に合わせて恐怖を紡ぐ八人の八つの物語。ティーン向けと読みやすいものの、じわじわ襲ってくる怖さの面白さに開眼した思い。これは魅力的な作品集です。 名だたるホラー作家さんたちのホラーはどれも面白く、恐怖をしっかり植え付けます。特に印象に残るのは澤村伊智「みてるよ」、芦花公園「終わった町」、瀬名秀明「十一分間」、梨「民法第961条」…他の作品も興味を持つくらい惹かれました。苦手意識を持つホラー作品ですがこれはなかなか奥深いかも。(2023年12月30日読了)
0投稿日: 2025.04.04
powered by ブクログホラーの本に興味があり読みました。 色々なジャンルがあることが分かりました。 やっぱり人が1番怖いです。
1投稿日: 2025.03.12
powered by ブクログ雨穴さんや梨さんの作品に興味があり、怖すぎないかを確認するために読んでみました。 短編で8人の作家さんがそれぞれのホラーを書いてくださっており、どれもゾッとするほど怖くはないけど、時々後ろを振り返るほどにはうっすら怖い…という感じでした。 中学生の時に読んでいたら、放課後、読んだことを後悔していただろうなぁ… 大人になった今は、ホラーよりも怖いものがあると知っているので、創作物だ、と楽しんで読むことができました。
0投稿日: 2025.03.05
powered by ブクログ内容として別にそんなに怖くはなかったけど、自分の好きなジャンルがよく分かっていなかったから、分析としてとても良かった。 オカルトホラー サスペンスホラー シチュエーションホラー SFホラー は割とすきかな。怪談とかみたいに結局何者か分からない恐怖はあんまり好きではないかな。 SFみたいに現実の延長、リアリティのある未来の話系はかなり好き。
0投稿日: 2025.02.20
powered by ブクログ読みやすかった。普段からSFは好みじゃなくて読まないけど、やっぱり合わなかった。 ホラーの分類の考えは面白い。 サイコホラーが1番好きだけど、これには収録されてなくて残念。
0投稿日: 2025.02.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
放送原稿から) ホラーが好きでホラー専門の会社「株式会社 闇」という会社までつくった とんかせいたろう、さんのホラーについて研究の本です。 とんかさんは、ホラーをいくつかをジャンル、恐怖の対象を5W1Hに分けました。 たとえば、WHO型は、恐怖の対象が人や幽霊の場合の、心霊ホラー。 幽霊がもたらすホラーです。人間だった死者の霊が描かれるので、その人間にまつわる物語が 怖い話により深みをあたえます。 WHY型は恐怖の対象が「理由」であるサスペンスホラー。示される謎の展開に、 緊張感と不安をいだきながら読み進め、謎がとけるとともにその謎自体の恐怖がせまってくるというもの。 そして、そのジャンルごとに作品と解説があり、 作品は、著名なホラー作家さんが書き下ろしたものとなっています。 たとえば「ぼぎわんがくる」の澤村いちさんや、「変な家」の雨穴さんほか、8人の作家さんの短編集になっているんですね。 また、怖い話のなかに、稲川順二さんのように人が人間が語る怪談の怖さ、というものもありますね。 学校の怪談などもそうです。この本の中にあるQRコードをつかってその怪談の語りを聞くこともできます。 私はあまりホラーは好きではないのですが、一応読んでみて、ちょっといや~な読後感だったり 解説を読んで、あー、自分はそこが苦手で、こういうのは好きなのか、と自分のホラーの傾向がわかったりしました。 本の最期には、それぞれのジャンルごとのブックリストがのっています、怖すぎてうちの図書館には ない本がほとんどですが、ホラー、怖い話がすきな人はこちらの方面を極めてみませんか?
0投稿日: 2025.01.31
powered by ブクログホラーというジャンルを細分化し"恐怖"へのアプローチを多角的に試みたアンソロジー。人は何に恐怖を抱くのか。何故抱くのか。そんなメカニズムを紐解いた解説書的側面もある一冊。 ----- 全8編のホラー短編集。「〇〇ホラー」というジャンル分けの下、各話異なるテイストの恐怖が描かれており一編ごとに編著者の解説が挟まれる。 調べたところ『14歳の世渡り術』というティーンズ向けのシリーズが刊行されているようで、本作はその一環で生まれたらしい。「14歳」に向けて「ジャンルのお手本」を示さなければならない、言うならばハードルがある中どの作品もコンセプトに沿った良質な短編だった。 狂気じみた因習の中で物語が進行するオカルトホラー『終わった町/芦花公園』は終始得体のしれない気味の悪さがあって良かったし、『一一分間/瀬名秀明』は『23分間の軌跡/ジェームズ・クラベル』にSF要素をうまく掛け合わせたユニークなオマージュに仕上がっていた。 モキュメンタリーホラー『民法第961条/梨』が個人的ベスト。本書のコンセプトを踏まえたうえでこれ以上のものを書ける人は果たしているのか、と思う程完成されていたように思う。使えるものをすべて使ってモキュメンタリーホラーを見事に体現していた。 タイトルの通り"入門書"としても優れているし、ホラー好きが一度立ち返って自分の好みを再認識するのにも適した一冊。
0投稿日: 2025.01.30
powered by ブクログ普通のホラーアンソロジーかと思ったら、ホラーのジャンルを分類してそれぞれの短編を例に引く、解説本に近かった。 「この話はなぜ怖いのか」とかはあまり考えたことがなかったので、新鮮で面白かった。 私はWho型の「みてるよ」とWhat型「終わった町」がよかったので、怖い対象そのものずばりの話が好きなのかもしれない。 本論とずれるけど、「11分間」、”思いやり”があるから尊重されるべき個人の自由が脅かされてる、という論調は、他者の尊厳より自分の自由を優先する最近の世の中に通じるものを感じてぞっとした。 物語では、思いやりは心や命があるから生じるものだ、と続くのだけど、現実では、人間のままでこの主張がされていることが怖い。ホラー小説より現実がホラー。
3投稿日: 2025.01.29
powered by ブクログ14歳の世渡り術というシリーズ(?)で出てるが怖さは十分。個人的にとざし念仏(ドラム缶の話)が怖くて気に入ってる。
0投稿日: 2024.12.24
powered by ブクログ怖い話ばかり。 個人的には、終わった街の描写の表現,見てるよの不気味さが印象に残って、 左サンプルに楽しく読めたのは。、告発者とブンブン。 11分と鎖念佛もよかった!
0投稿日: 2024.12.23
powered by ブクログホラーを5W1Hでジャンル分けして、自分の好きなジャンルを見つけようという画期的な試み。 自分はシチュエーションホラー(特に因習村)が好きだな〜と改めて思いました。 ホラーは寝れなくなるし苦手!別に面白いと思ったことない!って方も、この一冊でお気に入りのジャンルを見つけられるかも。 澤村伊智さんや雨穴さんなど、今筆頭を張る作家さんが集結した短編集になってるのでホラー好きの方にもオススメできます。
6投稿日: 2024.12.07
powered by ブクログ14歳のみんなに読んでもらおう!ということを前提に考えると、かなり真剣にホラーを楽しんでほしいという意思を感じて大変好ましい。学校生活が怖くなるような話ばかりで作者の皆さんの本気を感じる。梨作品とか、読んだら怖くて夜眠れなくなるんじゃないかな。少なくとも私は眠れなくなるような子供だった記憶がある。芦花公園作品に関してはこれ14歳が読んで大丈夫?トラウマにならない?という老婆心がわいた。怖すぎるんじゃないですかこの話。 ホラーに挑戦する機会をもってほしいという企画自体がすごくいいし、著者の面々がガチガチの豪華陣でいっそ笑っちゃうくらいだ。14歳のみんな、読んで震えあがろうね......
0投稿日: 2024.11.10
powered by ブクログ短編ホラーにその解説が載った稀有なホラーアンソロジー。自分では気づかなかった点を細かく解説してくださりより読後感が深まった!各短編もそれぞれ味があり面白い!
0投稿日: 2024.10.26
powered by ブクログホラーは、「大好き!」と「苦手」という人にはっきり分かれる。 私は、「まあ好き」(いきなり矛盾したことを言うが)。 でもお化け屋敷は苦手で、でも入りたくて、必ず誰かを盾にして進んでいく。 本はどうだろう? 本は、まあ好き、と自分で言うくらいなので、本書巻末のおすすめブックリストはほとんど読んでいる。 確かにどれも名作。 さて、本書はホラー、つまりエンターテインメントの魅力を伝えるべく、 有名作家の書き下ろし作品を集め、ジャンルごとに解説も加え他非常に豪華かつ読み応えがある。 どれも短く、そして10代向けのシリーズならではの「日常」を背景にしているので読みやすくもある。 「告発者」はいかにも現代的作品で、動画に映り込んだ「罪」をめぐる物語。 「一一分間」は古典名作へのオマージュ。 「とざし念仏」は閉じられた場所と孤独感。 この三作が特に怖いなと思ったのだが、他5作品ももちろん引けを取るものではない。 何が怖いかは読者の生きてきた背景にもよるだろうから、自分の好きなものを是非選び取って。 解説も、何が私は怖いと感じたかを考察するので、それはクリエイティブなことをしたいと将来願ったときに役立つであろう考え方だ。 また、知らないこと、わからないものが怖さの本質だ。 だから、「怖さ」を知ることで、日々の生活をよく生きる、つまり流言、噂、フェイクに立ち向かう力もつけられるものと思う。 とはいえ、あまり難しく考えず、まずはお気に入りを見つけるところから。 読書の楽しさを感じられる本だ。
3投稿日: 2024.09.17
powered by ブクログ夏だしホラーでも、と思い読みました。 様々なジャンルのホラーが解説と共に記載されており、小説としても楽しめましたし、小説を書く際の勉強にもなりました。
0投稿日: 2024.08.20
powered by ブクログホラーを便宜上5W1Hで分類分けして何でそれが怖いのかを暴き、その上で名手の書き下ろし短編を読むのだ。澤村伊智の『みてるよ』、五味弘文の『とざし念仏』は特に解説あっても普通に怖くてむかついた。良かった
0投稿日: 2024.08.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ジャンルの分け方は、いささか強引と思うところも。まあ便宜的に、ということだろうか。この分類でいくと2つ3つに跨ることもあるし、どのジャンルにもすっきりと収まらないものもあるよね。 作品としては五味弘文『とざし念仏』が面白かった。
3投稿日: 2024.07.30
powered by ブクログこんなにホラーでもジャンルってあるんだ、って詳細に分類されていてなるほど、、、と思う解説。 分類ごとに話が分かれていて、自分の好みがわかるかも。 やっぱり私は芦花公園と雨穴のお話が好み。
0投稿日: 2024.07.16
powered by ブクログホラーが怖い人でもジャンルを整理しつつ恐怖を紐解いていけば読めるのでは??というコンセプトで書かれた本らしい。図書館のティーンの棚にあった本ですが、ひとつひとつの話の解説が丁寧で興味深い。個人的には梨(ナッシング??)さん以外は知っててそれぞれのクセが短編でも出てるわ〜と面白かったです。個人的にこういうオムニバスで新しい作家さんを探すこともあるのですが、平山夢明さんだけはこの話見て個人の本読んだら違った〜!ってなる人がいるかもなと。 あと図書館の本だからドッグイヤー誰もしてないのか気になった。
0投稿日: 2024.06.26
powered by ブクログ一口にホラーと言っても、そのジャンルは様々なんだと知った。わたしは血が出るようなグロいものは苦手だけど、それを避ければ選べるホラーはあるのかもしれない。 サスペンスホラー、SFホラー、モキュメンタリーホラーが特に好きだと思った。 もし自分が14歳だったら、この本を読み終わったらゾッとしてしまう。
0投稿日: 2024.06.16
powered by ブクログ怖さで言えばそこまで…と言った感じだが、解説があり面白い。 また様々な作家さんの様々なジャンルのホラーが程よい短編で読めるのがよい。空いた時間に少しずつ読み進められる。 何型のホラーが好きなのかはわからないままだった。多分全般特に気にせず読むからだろうか。 雨穴さんが好きで買ってみたけど、既に読んだことのある話だった…(笑) それでもダークでやっぱり好きだなぁと思う。 梨さんのは意味が分かればもっと怖いんだろうか ブンブンととざし念仏が印象的だった(いじめ描写がしんどかったけど)。
0投稿日: 2024.06.08
powered by ブクログホラー度は優しめで、確かに初心者の自分でも大丈夫な話だった。でもホラー好きには物足りなさそう(1話が短いし児童書だからなのかも)。ホラーをジャンル別にしてみるというのが画期的だなと思ったし、わかりやすかった。
0投稿日: 2024.05.26
powered by ブクログ非常に読みやすく、ホラー小説というものが分かりやすく分類されていて、自分が一体どういった物が好きなのかが分かった ホラー小説の教科書のようで14歳の、と書いてはありますが年齢関係なく読んでほしいなと感じた 様々なジャンルのホラーを、一気に摂取できる本 ちなみに自分が好むホラーはSF、オカルト、サスペンスなのかな、と思った 巻末のオススメでまだ読んでいない本があったので読んでみようと思う
0投稿日: 2024.05.10
powered by ブクログとにかく文字が大きい。ただ、ホラー入門で子ども向けだと考えると納得できる。 内容としては、世の中にあるホラーをわかりやすくジャンル分けし読みやすくはあるが、ホラー好きからすると物足りないと感じる。
0投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログホラーのアンソロジーであり、解説書でもある本書。恐怖の根源を5W1Hに分類し、それぞれのジャンルに応じた8つの作品が収録されている。 ホラーの入門書として作られた本ではあるけど、なんとなくでホラーが好きな人が自分の好みを自覚することで、今後自分の好みにあったホラーを探しやすくしてくれる本でもあると思う。 ちなみに私は心霊ホラー、オカルトホラー、モキュメンタリーホラーあたりが好きなのかも。 最近よく読む澤村伊智氏、芦花公園氏はやっぱりドンピシャな面白さ。 平山夢明氏、梨氏もこれから読んでみたい。
0投稿日: 2024.05.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
解説とか好きだからもう「はじめに」から面白かった! ホラージャンルを5W1Hに分類しようなんて思わないでしょ。楽しい。 それで言うと全部の項目に好きなジャンルがあったから、自分って案外ホラー好きなんだな、と思った。 この本は全章怖くなかった。入門書扱いだからかな?ホラー苦手でも読めそう。 [特に良かったやつ↓] 終わった町 芦花公園 とざし念仏 五味弘文 一一分間 瀬名秀明 民法第961条 梨 最近モキュメンタリー(っていうジャンルだって初めて知った)系の小説多いよねって前話してたけど、好きなジャンルはどれだけ増えてくれても有難いな。 梨先生の、「折り目をつけてください」でワクワクしながらページ折りたくなっちゃった。本のページを折るなんて絶対しないけど、こういう趣向は結構好き。 出版された時期もあるんだろうけど、パンデミックに言及してたりメインのテーマにしてる小説が結構入ってた。 今はかなり緩和されてるけど、当時はやっぱりこの状況がずっと続くのかってメディアも煽ってたのを思い出した。 あと何年かしたら自粛してたいろいろも「あー当時は大変だったよねー」くらいになるかな。 因みにウイルス系はパニックホラー(what型)になるのかな? あと芦花公園先生のホラー描写って悪夢を切り取ったみたいで相変わらず気持ち悪い!(好き) 意味わからない事をニヤニヤした奴にずっと言われ続けるっていう悪夢をよく見るんだけど、まんまそれ!! お前は人間のフリした宇宙人か?話し方だけコピーしてひたすらランダムに再生してるのか? そういうのあったな何だっけ…裏世界ピクニックだ!裏世界ピクニックアニメか漫画観て欲しい。面白いから。 シンプルに纏められなかった感想おしまい。
0投稿日: 2024.04.29
powered by ブクログ色んなジャンルのホラーを浴びれて良かった。学校メインの話が多いので学生の時に読みたかった一冊だな〜と思います。
0投稿日: 2024.04.28
powered by ブクログ14歳でありませんが大変楽しめる内容でした。 特に芦花公園さん、雨穴さん、梨さんの話が好き。 今私が中学生2年生なら学級文庫にこの本をしれっとさしておくのになぁ……
0投稿日: 2024.04.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
地元の全中学校に寄付したくなるぐらいにはホラー入門書として最適だと思う。 解説を読むのがまた楽しくて、一口にホラーといっても「どういう部分に恐怖を抱くのか」を分かりやすく解体してくれていたので初心者の自分には有り難かった。 特に、モンスターホラーの解説項がどう見てもいじめっ子のことを説明しているようにしか感じられず、しかし決してそのことには触れずあくまでモンスターの解説という皮肉めいたスタンスが心地よい。
0投稿日: 2024.03.29
powered by ブクログ私は人形ホラー、オカルトホラー、実話怪談が好き。子どもが巻き込まれる展開だとなお◎である。 グロは苦手だけどスプラッターは平気。 ホラーの種類もこんなにたくさんあるんだな。 「何が恐怖の根源か」という判断基準を設け、「5W1H」を基準に分類なんて初めて聞いた笑 うーん逆に分かりにくい(^_^;) ちょいちょいフォントが気になる箇所が。 p.267 9行目の メ 澤村伊智「みてるよ」 芦花公園「終わった町」 お、面白かった!!不穏な空気が漂い、何が起きているのか分からない中を進むしかない感じ…怖いですね。「終わった町」の家の前に矢が刺さっていたらその家の娘を神に捧げるっていう設定、限界集落とかで今でも残る場所あるのかな。Netflixで観た「鵜頭川村事件」でも、家の前に矢が刺さっていたら、その家の娘が捧げ物として扱われるシーンがあった。女じゃなきゃダメなのかな。茜の過去にした行動(矢を幼馴染の男子の家に差し替えた)も、子どもが男の子だから、女装までして過ごしていたけどそこまでする?!! 言葉の通じない周りの大人たちも怖い!! p.60 「なあ、皐ってどういう意味か知っとる」 「神に捧げる稲って意味や…私は皐や。皐が神様を騙そうなんて、あかんかったんよ。それで私は」 捧げ物になると、その町の住民を操ることも簡単なのかな。「そうできるようにしたから。茜ちゃんだけ、いつもどおりやで」 この言葉通り、茜以外はもうこの町にはいなくなった。まるで、廃校で時間になったら流れるチャイムのような繰り返しを過ごさなくてはならないんだろうな。 p.154 その顔が紅潮して見えたのは、窓から差してくる西陽のせいだけではなかった。 ↑こういう表現好きだなあ。同人誌とかでも良く見かけるけど、記憶に残る表現。 「とざし念仏」の主人公はいくつなんだろか。小学生か中学生だと思うけど。。ストーリーより気になる… 「民法第961条」 タイトルが分からず、民法第…まで検索ワードに入力したら、一番上に961条が出てきた。多くの人が検索してるんだ… 手を引かれて連れていかれるような、進み方で読みやすかった。怖さに追いつけず、んん?!ってなる事もあった。でも、自分だけが目の前の状況に整理がつかず、勝手に進められていくのは怖いよなあ。 紬がクラスメイト3人が休んでいる理由を、" 怖い本を読んで変になったから暫く休んでいる" と言っていたけど、そうではなかった。 彼女たちはあの放課後の後、教室から姿を消した。死んだニュースは無いから、家には居るかも知れないけど、学校には来ない。彼女たちは何の目的のために遺言書の話を持ち出したのか。 答えのない怖さが残った。 相続者を決めて相続させることはいい事なのか?
0投稿日: 2024.03.29
powered by ブクログホラーはなぜ怖い? 人気作家陣が書き下ろしたホラーを各ジャンルの魅力解説とともに味わう、ホラーカンパニー・株式会社闇がてがけたもっとホラーを「楽しむ」ための最恐アンソロジー。 ホラージャンルを『5W1H』に分けて 各短編に解説がついている 中に書いてあった『23分間の奇跡』と言う本を読んでみたくなったので読みたい本リストに入れた 『民法961条』の「十五歳に達した者は、遺言をすることができる。」というのは知らなかった どの話も微妙にゾワゾワするのだけど 短編だから仕方ないけど ちょっと物足りなさを感じてしまう
9投稿日: 2024.03.24
powered by ブクログ「14歳の世渡り術」というシリーズの 一冊であるため中学生向けと思われるが、 澤村伊智をはじめとする 当世の一流どころが書いているのでちゃんと怖い。 特にトップバッターの澤村伊智が出色。 瀬名秀明も、今の時代を捉えていてさすが。 雨穴は、「変な家」よりはまぁマシか。 梨は、あいかわらず梨っぽさが際立つ。 それでも子供が中学校の図書館で、 こういう本に出会えるなら、 贅沢な恐怖体験と言えるだろう。
0投稿日: 2024.02.25
powered by ブクログこの本は何かストーリーを読むための本ではなく、贅沢な例文が載ってる参考書のようなものだと思う。 それ以上でもそれ以下でもなく、特に革新的に何かを気づかせてくれるわけではないが、 ホラー好きな人には、少しの物足りなさを感じながらも読んでみては?という本。
1投稿日: 2024.02.24
powered by ブクログホラーを、SF、心理、サスペンス等々にジャンル分けされた短編集。色んな作家さんが参加していて豪華。 怖いか怖くないかでいうと、まぁそこまで怖くはないかな、という感じではあるが、それぞれの章ごとに解説があって、その分析されている感じは嫌いではなかった。
15投稿日: 2024.02.13
powered by ブクログホラー短編集。短編ごとに解説が入っていて、すぐ次に切り替わらず、ホラー特有の余韻が楽しめてよかった。「世にも奇妙な物語」のタモリさんと同じ現象。 一話一話ちょうどいい文量でジャンルもバラバラなので、好きなホラージャンルを探すのにぴったりの本。
1投稿日: 2024.01.30
powered by ブクログホラーはなぜ怖いのか、ホラーのなかにあるジャンルとは。ということを解説しながらそのジャンルの短編を収録した解説書兼アンソロジー。澤村伊智さんが執筆陣にいたので読んでみた。 私は以前から自分のなかに”おもしろい”と思うホラーと”そんなおもろくないな”と感じるホラーがあって、どういうホラーだとおもしろく感じてどういうホラーだとおもしろくないと感じるのか気になっていた。 ホラーにジャンルがあるらしいことは知っていたけど本屋でも図書館でも〇〇ホラー!とカテゴリ分けされていることなんてないわけで。 だからこの本を読んでホラーのジャンルや実際の作品の手触りがわかってよかった。 私は心霊ホラーと怪談、モキュメンタリーホラーはたぶん感覚にあってるんだろうなと思った。どれもおもしろかった。 逆にそれ以外、特にモンスターホラーはあまり怖さも感じなかったかも。ゾンビ系もつまらんと思うタイプだしな…。ホラージャンルに親しんでみたいけど、どういうやつから手を取ればいいかわからん!という人にもおすすめ。よきガイドでした
4投稿日: 2024.01.29
powered by ブクログ14歳を対象としたホラー入門短編集です。 大人が読むと芯からゾッとする、とまではいかないかもしれませんが、面白かったです!
1投稿日: 2024.01.29
powered by ブクログそんなにホラーは得意ではないが、ジャンル特化型に興味が湧いたのと、YAだったらめちゃめちゃ怖いことはないのでは…と思い切って。 確かに、怖すぎずまず安心。 あとは、ホラーの類型なんて考えたことがなかったけど、巻末にあるジャンル別のブックガイドがよかった。 紹介されている本のラインナップをみて、自分がどうやら心霊ホラーと怪談がダメだとわかったり。 逆にシチュエーションホラーはお好み。
1投稿日: 2024.01.28
powered by ブクログ澤村伊智さんと雨穴さんが目当てで読みました。 特に雨穴さんの「告発者」が好みでした。 自分は、読んでる間はホラーのジャンルなど意識していないので、このようなジャンル分けはあまり意味がないのですが、初めてホラーを読んでみようという方には良いですね。
1投稿日: 2024.01.24
powered by ブクログ「14歳の世渡り術」というシリーズで(たぶん)はじめて編まれた小説のアンソロジー。 ホラージャンルを「5W1H」に分け、今をときめくホラー作家たちに執筆を依頼、編者の株式会社闇代表・頓花聖太郎(とんかせいたろう)さんが、各短編に解説をつけた。 ホラーのジャンルというものは細分化されていて、読者の好みのホラージャンルもさまざま。 このアンソロジーでは読んでいくうちに読者お好みのホラージャンルが見つけられるようになっている。 いわば読者とホラーのマッチングアプリならぬ、マッチングブックだ。 私はオカルトホラーとモンスターホラーが好きだと判明。 芦花公園さんの『終わった町』は、文体も展開もうつくしい、と感じた。どんどんバッドエンドに向かっていく展開がゾクゾクした(←ヘンタイ!)。その後、自分もだいぶ厨2病だな、と思った。 平山夢明さんの『さよならブンブン』は、爽快さと切なさがあるホラー。猫好きは、泣くかも。 各話のあとの解説が的を得ていて、どこが怖いのか、を、きちんと説明しているのがいい。 ホラー苦手だけど挑戦してみよう!という勇者は解説を先に読んでもいいとのアドバイスがある。 「14歳の世渡り術」シリーズにこの解説付きホラーアンソロジーを入れた理由を考えてみる。 これから、怖いことや、理不尽なことにたくさん遭遇する14歳に、怖いものを怖がってばかりではなく、しっかり分析し、対峙してほしいという願いがあるのかもしれない。 自分の「怖いもの」をみつめることで、見えてくるものもあると思うから。 巻末のホラージャンル別ブックガイドもうれしい。
38投稿日: 2024.01.17
powered by ブクログ本書を含むシリーズ『14歳の世渡り術』の対象読者層が中学生以上なので、内容も―この執筆陣としては―若干の手心が加えられた感はあるものの、執筆陣自体は言うなれば―いささかズレた喩えかもしれないが―今年のNPBのオールスター第1戦のスターティングオーダー級の顔ぶれで、とてもジュニア向けとは侮れない。 掲載作品を5W1Hでカテゴライズし、編者が各々の作品の後に添えた解説もなかなかの読み応えで面白い。ホラー小説はそれなりの数を読み込んできた―という多少の自負はある自分でも“なるほどなあ”と目から鱗が落ちるような記述もあったり。 10代からこれだけのアンソロジーを読める今の世代が、正直少しうらやましくもある。
9投稿日: 2024.01.17
powered by ブクログホラーを細かくジャンル分けし、その一例としての短編と解説がセットで一つの章を構成するといった内容。体系的にホラーを学びたい人のための教科書のようなものである。ジャンル毎の恐怖の違いに関して理にかなった説明がなされており、漠然としていたジャンルの好き嫌いがよりハッキリした。 この本は「14歳の世渡り術」という児童向けのシリーズらしいのだが、タイトルと著者一覧を見て何も知らずに即買いしてしまった。かなりマイルドな怖さので、怖さを求める人にはお勧めしないかも。ホラーの入門としては丁度いいくらい。 個人的には「とざし念仏」が一番好みだった。
2投稿日: 2024.01.16
powered by ブクログ好きな作家さんが何人か寄稿していたので買った一冊。 様々な文体や切り口で怖い話を読めるのはアンソロジーの魅力だなーと改めて思えた。 作品の終わりにその話がどういうコンセプトで書かれたかを解説しており、なんとなくで読んでいた層も理解が深まりそうで良かった。 最近ホラーにはまった人や、あまり読まないけど挑戦してみたいという人には怖くなさ過ぎずいいと思う。 本書は小説なので文章が基本なのだが、田中俊行さんが怪談を語っている音声ファイルがダウンロードできたり、雨穴さんが自身のYouTubeで今作品の動画版をあげていたりするので、これから読む人はそちらも合わせて楽しめるのではないかな?と思った。
0投稿日: 2024.01.15
powered by ブクログビジネスシーンで使われる5W1Hがホラーに対して使われていることに笑った。これがまたうまい具合に当てはまる。「何が恐怖の根源か」という判断基準を設けたことが素晴らしい。短編ごとの解説が毎回楽しかった。 私自身は、ジャンルがどうこうというより、読み終えたときの余韻でゾワゾワするものが好み。本書で言うと、『みてるよ』がそれだった。
11投稿日: 2024.01.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
気鋭のホラー小説家達による、オムニバスホラー短編集。 ジャンル特化型ホラーということで、各話が5W1Hにジャンル分けされ収録。 ・Who「みてるよ」心霊ホラー 学校に出現する、不気味な男子の幽霊。彼に見られた者は恐ろしい目に遭う。 ・What「終わった町」オカルトホラー 土地神の怒りを買った主人公が、自分以外が狂った町に閉じ込められる。 ・What 「さよならブンブン」モンスターホラー クラスメイトに虐められている主人公が心の拠り所にしていた猫・ブンブンによる、いじめっ子への復讐劇。 ・Why「告発者」サスペンスホラー 動画サイトにアップされていたのは、主人公の過去の罪を糾弾する切り抜き動画。火種を消そうと動いていた主人公は、恐ろしい真実に辿り着く。 ・Where「とざし念仏」シチュエーションホラー 文化祭のお化け屋敷でドラム缶に閉じ込められてしまった主人公が体験する恐怖。 ・When「十一分間」SFホラー AIに世界を支配されるか取り戻せるか、瀬戸際を描いた11分間。 ・How「学校の怖い話」怪談 学校にまつわる実話怪談4話を収録。 ・How「民法第961条」モキュメンタリーホラー 学校の本棚にあるという「読んだら怖くなる本」がもたらす恐怖に、主人公さらには読者までもが巻き込まれていく。 様々な種類のホラーを味わうことができて、読み応えがあった。 特に好きだったのは「終わった町」「とざし念仏」「民法第961条」。 巻末のブックガイドで紹介されているホラー小説も興味をそそられるものばかりで、今後もどんどんホラーを読んでいきたいと思った。
2投稿日: 2024.01.02
powered by ブクログジャンル別の解説やガイドも付属したホラーアンソロジー。「14歳の世渡り術」シリーズということで、一応は児童書の括りになるのでしょうか。そのせいか、やや怖さはマイルドな気がします。とはいえこの作家陣で怖くないはずはない……! お気に入りは平山夢明「さよならブンブン」。えー、平山さんなのにめっちゃいい話になってしまっていますよ!(笑) そして化物だろうが何だろうが、猫なので和んでしまうのです。 怖かったのは芦花公園「終わった町」、雨穴「告発者」、五味弘文「とざし念仏」でした。どれもそれぞれに違ったジャンルと違った読み心地で、とても楽しい一冊です。解説にもなるほど、と思わされる部分が多く、とっくに首まで浸かっていると思っていたホラーだけれどまだまだ奥は深いと感じました。もっと極めねば。
3投稿日: 2023.12.31
powered by ブクログ面白かった~~! お話 → そのジャンルについての解説 の構成で、ホラー小説を楽しむ教科書。 作者の面々を見て脳死で購入したんだけど 「 14歳の世渡り術 」シリーズっていう児童書だったらしい。 なので怖さはそこまで(というかほぼ)ありません◎ これを読んで何となくホラーの中でもこのジャンルは好き、 このジャンルはあまり好きじゃない。ってあったんだけど どうして私はこのジャンルが好きじゃないのか。が お話の後の解説を読んで、あぁ確かに。となった。 漠然と、特に理由もなく好いたり嫌ったりしていたのが 何故なのかしっかり自分でわかったのは良かった。 きっと本を読む人で共感してくれる人 多いんじゃないかと思うんだけど… フォントで表現するのは好きじゃない。 それもハッキリとわかった。笑 本の最後にブックガイドが付いてるんだけど… 「 残穢 」 は14歳には早いてえ…
1投稿日: 2023.12.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・12月14日に読みはじめ、19日に読み終えました。 ・たいへんおもしろかった! ホラーはちょこっと読みつつ新しい作家さんを開拓したりなどはしていなかったので、ここからかなり広げられそう。知ってる作家さん、梨さんと雨穴さんだけだし。今回は梨さん目当てで入手しました。 ・シリーズがヤングアダルト世代向けなぶん、そのあたりの歳の子が主人公の話だったり学校を舞台にしたものが多くて、ドンピシャで読んでたからもっと怖かっただろうな~と思った。 ・『みてるよ』 思い返せば「姿は見えてもそれ自体が何かはわからないまま」っていうホラーばっか読んでたような気がして、こんなにはっきり存在自体や理由がわかる作品はなんかだーいぶ久々だった気持ち。学生のとき読んでたらこの話が一番怖かったかも。多かれ少なかれ、誰もいない廊下を一人で歩くっていうことは経験があると思うし、ちょっと異質な雰囲気だなってたぶんみんな思ったことあると思う。次は誰が標的になるかわからない、もしかしたら自分かもしれない、って思った矢先に怪異の存在理由を知って「次はお前だよ」と言われるのこわすぎるね! 終わり方も好きです。 ・『終わった町』 閉鎖的で排他的な町、こわ~。皐のこと、ふつうに女の子だと思ってたからびっくりしたけど、女の子にされてたんだな。閉塞感がただようまま狂っていく町でひとりだけ正気を保っているのが恐ろしいし、それは茜自身が引き起こしたものだとわかって更に怖い!ゾッとする。茜が置かれた状況は自業自得だとひとまとめに言ってしまえるけれども、そもそも皐巫女とか土地神もなんなんだよという話である。そういう理不尽(?)な上位存在がいる話ってどこから学ぶんだろう。いや、学ぶというかそれこそ地域に根づいてきた伝承か…… あと芦花公園っていうペンネームかっこよすぎない? あ、京王線の駅なんだ…… ・『さよならブンブン』 モンスターホラーって読んだことなかったけどよかった! ホラーはホラーだなと思ったけど、SFも感じました。ブンブンつよ。その研修施設もなんなんだよ。 ホラーって結構、主人公が何かしらの怪異によっておぞましい目に遭うようなのが多いと思うんだけど、その怪異が自分を救ってくれるパターンは初めてだったので新鮮でよかったです。解説で、モンスターは恐怖と強さだけでなく「かっこよさ」も兼ね備えているケースもある、と書いてあって、すっごく納得した。例で吸血鬼や狼男が挙げられていたけど、それももちろん怪獣とかもそうだしね。ブンブンもかなりかっこよさを描かれていたように感じた。あとお話がすごいジュブナイルだし。 50音表で話してるときのブンブンの肉球……かわいいだろうな。紙に押し付けられる肉球…… ・『告発者』 サスペンスですね~。健太郎が何をしたのか知らないまま話が進むから、個人的には健太郎ほんとに悪いことしたんかなあって終盤までずっと思ってた。ので、落差すごかったな。事故とはいえ隠し通すのは普通に最悪だし真相を知った父母のそれぞれの対応もかなり怖かった。唯一話のわかる人だと思っていた父が告発者だとわかるところ、おそろしくていいですね~。てかまた殺してるぞ!? 真実を受け入れられず、重ねてしまった罪も直視できないまま、母の無償の愛に身を委ねてしまいたいと思ってしまうの、ほんとうにどうしようもなくて、10年前からなんにも変わってないのかという無力感がある。後味悪いねえ!おもしろかった! ・『とざし念仏』 狭くて細くて出られないところってマジで嫌だな。怖いとかいうより嫌だわ。このお話はドラム缶っていう最低限なになのかとか周囲の環境がわかってたしお墓の話といい、ホラーがメインとして描写されてたからよかったけど、そういうのがなかったらけっこう恐怖とかより不快が上回ってたかも。それはそれでホラーとして成功してるわな。分類としてはシチュエーションホラーだし…… お化け屋敷っていう状況と、張り紙一枚で主人公の「死ぬかもしれない」って恐怖が「お化け屋敷のアトラクション/演出」になってたのが恐ろしかった。張り紙にはどんなことが書かれているんだろうと少しワクワクしたのもある! ・『一一分間』 全然怖くなかった……!! たぶん、SFは普段からかなり触れてるからだと思う。ふつうにSF短編としておもしろかった! おそらくオマージュ元であろう『23分間の奇跡』が未読だったので、読んでたらよかったな。 パンデミックとかが出てきて、時代背景は結構近めかな?と思ったら全然未来の話っていうミスリード、何回読んでも好きだなと思う。未来なんかーい!!って人差し指立ててツッコんでます(?) 学校での号令や集団行動、自分がやりたくてやってたかというとそうじゃないので、「あなたたちは本当にいま自分で考えているの?」という言葉はドキっとすると思う。でも本当にすべてを自分で意思決定しなければならなくなったらそれはそれでだいぶきついと思うので、自由とはいえ、ほどほどに縛られてほどほどに流されるのがたぶん一番良いよなと思ったのであった。人間は群れで生きる種族だからね…… ・『学校の怖い話』 怪談だ!mp3も聞きました。以前怪談の朗読(何て言うんだ?)を聞いたことがあったんだけど、そっちは対面だけあって体の動きだったり声量や声色を激しく変化させていたりのものだったので、こんな感じに淡々と語られるのはそれはそれで怖いなと思った。そもそも、映像や音声でのホラーコンテンツがあんまり得意じゃないので(ジャンプスケアが大嫌い!)、こういうあんまり激しくないのなら喜んで聞くのになーと思った。『ハマダノゾミちゃん』が一番好きかな。自分だけしか覚えてない、じゃなくてお母さんも覚えてることで、単なる自分の勘違いってだけじゃ説明できない不可思議さ/奇妙さが際立ってて、よい…… 『虫とり』の、ラメ体液触った後に霊感ついて不思議な体験するようになった、って終わり方はちょっとおもしろが勝っちゃった。なんだよその体液。 ・『民法第961条』 もう、梨ィ!!!!!ってなりたくて梨さんの話読んでるとこあるな。朝読書と学級文庫は小学生の時にあったけど、その時読んでたらたぶん泣いてたぞ。本書のシリーズ名を怪異に持ってくるの最悪(最高)すぎるし、ただ持ってくるだけじゃなくて「14歳」「世渡り」ということばを使ってしっかり意味を持たせているのがやっぱすごいなーと思った。画像もアリなんですね!!! 梨さんの『かわいそ笑』もそうだったけど、紙媒体の本でしかできない演出を通して、本の物理的存在に対して恐怖を生ませる演出がいいなあ。よくないけど。いい意味でのよくないって話。語り部が穏やかな口調で植田さん側に寄り添ってるっぽいのがまた嫌ですね~。これ、14歳で読んだ人の感想聞きたいよ。 ・非常によかったで~す! 開拓もするぞ!
1投稿日: 2023.12.22
powered by ブクログ収録作はどれも大変面白かったし本の主旨にも合っているし良かったのだけど、「14才の世渡り術」という叢書の本で、巻末ブックガイドに『ぼっけい、きょうてい』と『残穢』を入れるのはやめてあげて
0投稿日: 2023.12.18
powered by ブクログホラーはなぜ怖い? 人気作家陣が書き下ろしたホラーを各ジャンルの魅力解説とともに味わう、ホラーカンパニー・株式会社闇がてがけたもっとホラーを「楽しむ」ための最恐アンソロジー。 ホラーが、なぜ他のジャンルと違いハードルが高いか?それは、自分の好みのジャンルを見つけにくいからということで、様々なホラージャンルの短編を集めたアンソロジー。 コアなホラーファンには物足りないが、ホラー初心者向けの分かりやすいストーリーではあるけど、ホラーならではのじわじわと恐さを高める絶妙な語り口のエピソードばかり。 「ぼぎわんが来る」の澤村伊智さんの心霊ホラー「みてるよ」。YouTuberでホラー作家の雨穴さんのサスペンスホラー「告発者」。平山夢明さんのモンスターホラー「さよならブンブン」。 この3本は、ホラー初心者にも楽しめる傑作エピソード。 各ホラージャンルの特徴や解説があるのも、楽しい。
6投稿日: 2023.12.11
powered by ブクログ図書館で借りました。好きな作家さんと、流行りの作家さんも沢山。手元に来てから中学生向けのシリーズだと知りちょっとがっくりきたのですが、読んでみると嬉しい誤算で、非常に良い本でした。 全て書き下ろしで、どれも面白い!ハズレ無しです。短いのでサクッと読めるし。ホラー入門というテーマで、ホラーを読み始めたのがここ1年ほどである自分にもピッタリでした。巻末にあるブックガイドも参考にしたいです。 1番好きなのは平山夢明の「さよならブンブン」。先月読んだメルカトルが良くも悪くもパンチ強すぎたのだけど、やはり彼の作品には独特な空気があって癖になります。このくらいの残虐レベルでもっと書いてほしいなー。タイトルを見た瞬間、某漫画を連想した。
1投稿日: 2023.12.06
powered by ブクログ中学生向けに表現を抑えてるところはあるものの、どの作品も作者の持ち味とジャンルの持ち味が出てて面白い。 まず本編を味わってから物語構造に触れられる流れは、ホラー創作を始めたい人の参考にもなるかも。 平山夢明先生の作品は今まで後味最悪なやつばっかり読んできたから『さよならブンブン』の読後感のよさはちょっと意外だった。
2投稿日: 2023.12.06
powered by ブクログホラーの読書案内として優れた一冊。ホラー小説を「心霊ホラー」「オカルトホラー」「シチュエーションホラー」「SFホラー」「モンスターホラー」「サスペンスホラー」「怪談」「モキュメンタリーホラー」というジャンルに分類し、それぞれ短編とともに解説がついている。ホラー小説に解説、というのは無粋な行為であるようにも思うが、本書が「14才の世渡り術」というシリーズの一環として刊行されていることを考慮すれば、むしろ自分がどの分野のホラーにどんな魅力を感じたかを考える一助になっていると思う。巻末にはブックリストもついているので(中にはYA世代が読むのはどうだろう…と思う本もあるが、そうした本には※印がついていて注意を促している)文字通り「ホラーの扉」としての役割を果たしている。ちなみに作品は好き嫌いの分かれるところと思うが、自分はサスペンスホラーに分類された雨月氏の「告発者」が1番良かった。
1投稿日: 2023.12.05
powered by ブクログ雨穴さんが大好きなので、子供向けでも構わん! と図書館から借りてきました。 タイトル通りメインターゲットが中学生なので、ホラー好きの大人には少し物足りない刺激ではありましたが、逆に言うと読みやすくもあり、またどの作品も想像を超える展開が用意されていて、読んでいて面白かったです。 作品や用いられた手法についての考察、解説については、我々大人はちょっと退屈に感じてしまうかも……。 ただ、流石の株式会社闇編著、ホラー耐性だったりオカルト予備知識のない小中学生の皆さんならば、全編面白く読めると思います。 平山夢明氏の「さよならブンブン」については結構グロテスクだったので注意……かな!
0投稿日: 2023.12.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホラーと言っても、いくつかの形式に分類出来る。本書は八つに分類されたホラー小説と形式ごとの解説を行う、読者にも、書き手にも役立つ入門書。ホラーとは日常が僅かにずれていく居心地の悪さの積み重ねだと私は思っているので、短編だとそこが弱く感じてしまったが、解説は分かり易く興味深かった。
0投稿日: 2023.12.04
powered by ブクログ恐怖のツボを刺激。 「さよならブンブン」怪猫,読後感良し。 「告発者」悪行動画,後味悪い。 「閉し念仏」ドラム缶の息苦しさ。 「11分間」AI暴走。 「民法961条」15才遺言能力は初耳。
13投稿日: 2023.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
澤村伊智「みてるよ」★★ 芦花公園「終わった町」★★★ 平山夢明「さよならブンブン」★★ 雨穴「告発者」★★ 五味弘文「とざし念仏」★★★ 瀬名秀明「一一分間」★★★ 田中俊行「学校の怖い話」★★ 梨「民法第961条」★★★★
0投稿日: 2023.12.02
powered by ブクログ「ホラーの扉」読み終わった。 多種多様なホラーのジャンルを恐怖の根源は何かっていう判断基準を元に5W1Hで分類して、その各ジャンルごとに8人のホラー作家の短編が収録されてるアンソロジーで各短編の後には解説もあって、アンソロとしてもホラーの解説書としても楽しめて良かった。 こっちのジャンルも面白そうだなっていう発見にもなったし、なにより児童書扱いなのに短編が本気で最高だった。 ホラー苦手だけどちょっと興味あるな‥って人はまさに入門書!って感じでおすすめ
0投稿日: 2023.11.30
powered by ブクログ「みてるよ/澤村伊智」 「終わった町/芦花公園」 「さよならブンブン/平山夢明」 「告発者/雨穴」 「とざし念仏/五味弘文」 「一一分間/瀬名秀明」 「学校の怖い話/田中俊行」 「民法第961条/梨」 8話収録のホラー短編集で全作書き下ろし。 一口にホラーといっても心霊・オカルト・SF・怪談など様々なジャンルがあるが本作はバラエティ豊かなホラーが詰め込まれていた。 特に恐ろしかったのは『とざし念仏』。 文化祭のお化け屋敷のシチュエーションでドラム缶に閉じ込められた生徒の話。 物理的な怖さと人間の怖さが一緒くたになって襲い掛かる。
3投稿日: 2023.11.30
powered by ブクログジャンル特化型アンソロジーというのは斬新な切り口では? 若者向けらしく、インターネット界隈に好かれそうな作家陣。瀬名秀明氏の「11分間」が頭抜けているが、想定読者である小中学生には好かれにくそう。 一方、平山夢明氏の「さよならブンブン」はしっかりジュブナイルしててすごい。バイオレンスであるけど。
0投稿日: 2023.11.07
powered by ブクログどの話も面白く、各恐怖の特徴を捉えた解り易い解説もあり、まさに『ホラーの扉』とだけある。 が、個人的には本格的なグロやホラーが好きなので、満足度は控えめであった。 まさに『ホラーの扉』とだけあって、いつもは手に取らないような方には、是非お勧めしたい。ホラーの扉を開けていただきたい。いらっしゃいませ。 ・みてるよ/澤村伊智 ・終わった町/芦花公園 ・さよならブンブン/平山夢明 が個人的に好きかな。
10投稿日: 2023.10.31
powered by ブクログ14歳の世渡り術というシリーズらしいですが、 本当にホラー入門的に様々なジャンルを読むには すごく良い一冊だと思います。 澤村さん、雨穴さん作などどれも面白い。
14投稿日: 2023.10.29
powered by ブクログフリガナがいっぱい着いている。14歳の世渡り術という、言わば児童向けの小説シリーズのひとつだったらしい。かといって怖さが控えめかといったら、いい意味で大人気のない怖さだった!
6投稿日: 2023.10.28
