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紫式部は今日も憂鬱 令和言葉で読む『紫式部日記』
紫式部は今日も憂鬱 令和言葉で読む『紫式部日記』
堀越英美、紫式部、山本淳子/扶桑社
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総合評価

12件)
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1
5
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  • kyokoのアイコン
    kyoko
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    大河ドラマを見て、「源氏物語」を読んだら、紫式部の頭のなかを知りたくなった。この本は「紫式部日記」を、現代の働く30代女性の話し言葉に翻訳してある。文章に勢いがあり、読みやすかった。 紫式部が仕事(中宮のお世話)のことや、職場で感じたことを率直に語っている。まるで友達のグチを聞いてるみたいに、とても身近にかんじられた。平安時代の、皇族のお世話係という、いまの自分とはまるでかけ離れた世界のことなのに、親しみをおぼえた。 「紫式部は今日も憂鬱」という題名にも、心惹かれる。夫を亡くし、暮らしのために内裏で働く人生を憂鬱に感じていたようだ。自分の境遇を何度も嘆いている。

    8
    投稿日: 2025.06.14
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    kazha
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    SL 2025.5.20-2025.5.24 講座のために。 でも、紫式部日記を読み通したわけで、今まで源氏物語ばかりに目が向いていたからよかった。 大河の後なので余計に話がわかりやすかった。

    0
    投稿日: 2025.05.24
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    まめ
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    大河ドラマ『光る君へ』を楽しんだ後だったので、スラスラ読めた。 中学生にも読めるように書いたとあったように、本当に分かりやすい。

    0
    投稿日: 2024.12.19
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    miho
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    図書館でたまたま見かけて、たまにはこういうのでも読んでみようかと借りてみた。 『光る君へ』も見ておらず、知識としても源氏物語を書いた人程度にしか知らない私には、「紫式部って…」とちょっとガッカリする内容だった。 この日記を書いたのが30代だそうだけど、内容としては他人の服装、他人の容姿、他人の批評。 宮中での処世術もなんか性格悪い。 時代もあるんだろうけど、それにしてもね。 古語ってわからないから知的で品良く感じるだけなんだなと思った(笑) あ、でも和歌はやっぱり素敵。

    0
    投稿日: 2024.09.26
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    ルビー
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    大河ドラマのついでに読み始め。 大河ドラマの紫式部像はやっぱりフィクションなんだなぁと再認識した。 今風口語調で読みやすい。あの時代の生活がよく分かる。貴族、殿上人らはしきたり、行事ばかりで日々過ぎていくんだなぁとファンタジーのように感じた。漫画にしてくれたらさらに分かりやすい。

    0
    投稿日: 2024.09.18
  • ayatsukaのアイコン
    ayatsuka
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    このレビューはネタバレを含みます。

    するっと読めて楽しかった。内容をつかむにはよかったです。頭にちょっと入ってると、それだけで原文とか読みやすくなるし。

    0
    投稿日: 2024.09.15
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    nyonboo48
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    今風の言葉での訳だから結構すっと内容が入ってくる。ただあくまでも日記で、物語のように設計された緩急があるわけではないので、読み物としてはちょっとダレるかな。まあ、紫式部もいろいろと思うところがあったのだなということは分かる。かわもとまいさんのイラストはほどよく可愛かったり美しかったりして好印象。

    0
    投稿日: 2024.06.23
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    よもぎまい
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    令和言葉になったはずなのに役職や人の名前の読み方が難しいから中々頭に入ってこない。 猫の解説が間に入っているけど、やっぱり難しい。後半は面白かった。

    0
    投稿日: 2024.05.16
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    もりくま
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    ざっくりどんな内容なのかを知るにはちょうど良かった。知識をひけらかすようなことをすると悪く言われる(悪く言う人がいる)とかいつの時代もそういうのがあるんだな。

    1
    投稿日: 2024.03.16
  • 黒蜜きなこのアイコン
    黒蜜きなこ
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    本書の中の言葉で 「彰子の出産レポと宮仕えライフハック」本。 大河ドラマのための予習はバッチリ! わかりやすいし、チョイチョイ入る注釈もありがたい。 引きこもり体質で、あまり他人に興味なさそうなのに ファッションチェックが厳しい。人間関係が大変な職場では観察力も必要なことを教えてくれる。でも目立たないように、自分をお馬鹿に見せて、ゆるふわに振る舞う必要あったのかなぁ。結局、そんな自分や世の中を憂いて出家を望むようになったのでは。 現代でも通用する処世術だけど、シンドそう。

    1
    投稿日: 2024.01.07
  • nolleyのアイコン
    nolley
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「30代OL風に超訳」「令和言葉で読む紫式部日記」「1000年前も現代も、悩むことは皆同じ」などのフレーズが興味をそそり、購入しました。 でも、なかなかそんな簡単でなかったです。 筆者は「中学生でも読めるように」したということですが、1つ1つの単語の読みにくさや、私の基礎知識の無さから、読みにくいと感じました。 「レベチ」や「エモい」などの言葉で分かりにくさを補っているが、それでもとても読みづらい。建物のつくりや衣装、登場人物の名前なども役職名が難しく、結局だれのことをさしているのか理解が追い付かなかった。 専門家と、このごく普通の私が読んだときのこの乖離が、結局は敷居をあげてしまっているんじゃないかな。 もっともっと簡素化して訳してほしかった。…そうすると、もう「紫式部日記」の訳ではなくなってしまうのだろうか? 途中猫が解説をしてはくれるが、分断されて分かりにくい。それに、しょっちゅう解説が出てくるということは、それほどまでに解説を追記しなければ理解できないということでもある。 紫式部日記について書かれた本はたくさんあるが、どの本もだいたいこんな感じだなと思う。分かりにくさが先にたって、「?」と思ったまま終わってしまう。 やはり映像で見るのが1番なのかなと思った。 無理やり最近の言葉をあてがった感が否めない。 求めるのはそこではなかった。。

    2
    投稿日: 2023.12.31
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    かとのひも
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    このレビューはネタバレを含みます。

    紫式部日記を令和の30代OL言葉で 中高生から読める  ○すらすらと今様に読める ○猫ちゃんが注釈してくれるのだけど、そこで本文がブツブツ切れてしまうので、まとめて章の間などに置いてもらったほうが読みやすかったかも ○後宮での“いじめ”事件の追加の説明があって背景がわかりやすかった

    6
    投稿日: 2023.12.22