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好色一代男
好色一代男
島田雅彦/河出書房新社
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総合評価

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    バカ面白い笑。知性が散りばめられた下ネタでありながら、当時の旅のガイドブックであり、一種のエンタメであったことを考えると、また違う観点で面白い。それまでに発行された有名な作品が出てくるのも面白いし、自分が住んでいる場所の近くも話の中で出てきた時にはテンションが上がった。当たり前だけど、適当に作った話ではない。あと、好色丸ってなんやねん。

    1
    投稿日: 2025.05.02
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    あとがきや解説を読んで、縁、出会いのカタログであり、旅のガイドブックであり、雅が排除した食、性愛、金銭を礼賛、これを跡継ぎを持たない男一代に担わせる解釈が面白いです。還暦にして、日本中の遊女町めぐりに飽きて船に乗る。どこまでも先の読めない世之介でした。

    0
    投稿日: 2025.01.11
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    井原西鶴の「好色一代男」の現代誤訳。 伝説の色男、世之介の生涯を描きつつ、当時の色事や人々の受け止め方なども書かれている。 「好色一代男」は初耳読みだったが、個人的には、あまり面白いとは思えなかった。

    33
    投稿日: 2024.01.20
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    古典の授業で【好色五人女】を学んだのを思い出して、面白そうだと思い手に取ってみた。 女たらしの世之介の生涯を綴った1冊。 読みやすかったけど、やっぱり古典は苦手だ苦笑 好色五人女が出たらまた読んでみたい。

    19
    投稿日: 2023.11.25
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    世之介の目線をつうじて、江戸時代前期の風俗を紹介している現代の人間にとっては摩訶不思議ワールドを覗き見る感覚。

    2
    投稿日: 2023.11.23