本屋さんで目に入り、表紙に6人のイケメン男子が描かれていて、思わず手に取りました。 主人公＋6人も登場人物が出るので、誰が誰かわからなくなっちゃうんじゃないかと心配しながら読み始めました。でも、キャラの性格がはっきりしていて、個性的で魅力的。セリフだけで、誰が言っているのかサッと理解できます。 物語も、主人公の女の子の成長が主軸となりつつ、6人のイケメンたちそれぞれの見せ場もあり、読み応えたっぷりです。 私も読んでいて、占いをやってみたくなりました。

　娘読書の追っかけ読み、全部読むのはキツイので、せめてシリーズ一作目くらいはという思いで続けている。少し前には「時間割男子」を読んだが今度は「十二星座男子」。まだ読んでいないが「都道府県男子」も控えている。ジュニア文庫界隈に「◯◯男子」のなんと多いこと……。違う出版社同士で「わ、かぶっちゃった！」なんてことないのかな。 　本作は、主人公の女の子が「占星術」好きであることが特徴。子どもの頃読んでいたら、占いを学びたくなっただろうな。今の私は、占いが人に力を与える理由ってなんだろう、などと考えた。