
中世ヨーロッパの世界観がよくわかる クリエイターのための階級と暮らし事典
祝田秀全、秀島迅/日本文芸社
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総合評価
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powered by ブクログ2025/09/20 災害が神の怒りというところに遠く離れた日本でも同じこと考えていて、知見の及ばんところは神という存在にするんやなと思った。 p56 中世は朝風呂がスタンダード。体を清潔にして身支度を整えるのが主な目的。 農村ではパン焼き窯から出る熱気を利用した蒸し風呂もあり、その場合はパン屋が風呂屋を兼業していた。 都市部では垢すりや散髪、飲酒、ギャンブルなどのサービスを受けられたが、その結果売春や犯罪の温床になり、中世後期には風呂屋は売春宿化する。疫病の流行もあって風呂屋文化は衰退。 p74 娼婦はキリスト教的価値観においては不適切な存在だとされるが、必要悪として社会に欠かせないものだった。世界最古の職業。若者の暴走をとめる。性犯罪の罪が避けられる。 p110 旅の商人が郵便屋を兼ね、特に肉屋が重宝された。買い付けた肉の腐敗を避ける目的で、高速移動が可能な馬や荷車を持っていたためである
0投稿日: 2025.09.16
