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不死探偵・冷堂紅葉 01.君とのキスは密室で【電子イラスト特典付き】
不死探偵・冷堂紅葉 01.君とのキスは密室で【電子イラスト特典付き】
零雫、美和野らぐ/SBクリエイティブ
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総合評価

6件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    零雫著『不死探偵・冷堂紅葉 01.君とのキスは密室で』は、異能ミステリでありながら、人の「生」と「心」を丁寧に描いた作品。 不死の探偵・冷堂紅葉は当初、冷静で感情を見せない存在として登場するが、事件と向き合い、天内晴麻と関わる中で、少しずつ人間らしい温かさを取り戻していく。その変化が物語の核であり、推理の過程以上に胸を打つ。 密室トリックや異能力要素も巧みに組み合わされており、論理と感情がせめぎ合う展開は、知的でありながらも人間味にあふれている。 冷堂紅葉という人物が、理性と孤独を超えて“生きる意味”を見いだしていく――その静かな再生の物語として、余韻深く心に残る一冊だった。

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    投稿日: 2025.10.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった、異能とミステリーのバランスが良い。 あくまでトリックに異能は使われていない2つの謎と変化球の被害者が異能力者だったから発生した密室の3つ目の謎で読む際のバランスが良かったし、冷堂さんが異能の匂いを嗅げるお陰で最初の段階で異能は使われてないって明示されてるのも良かった。 タイムリープ能力を使った捜査も、ルート分岐があるゲームで全ルートクリアしてやっと事態の全容が分かる感じの馴染み深いタイプで好み。 キャラに関しては、ひたすら冷堂さんが可愛かった。 過去にトラウマがあって主人公に頭を撫でられると落ち着くヒロインと常識的な善良さを持ちつつヒロインに必要なタイミングで的確に行動して心を解きほぐしてくれる主人公って好きなタイプの主人公カップル黄金パターンで、加えてグラデーションみたいに冷堂さんの態度が甘くなっていくのも好き。 感情の変遷が好きな作品の場合2巻から微妙になりがちだけど、後半のキスする際のバカップルぶりも良かったから2巻以降も好きで入れそうで良い。

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    投稿日: 2025.03.04
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    誰かが面白いと言っている作品は まず読んでみることにしているけど 読んでみてよかった とても面白い作品 ライトノベルレーベルと言える「GA文庫」から出版されているけど ミステリィが沢山出版されている所から出版されたとしても 十二分に通用するように面白いと思います まさかまさか今では懐かしく感じてしまう、伝統に乗っ取った 読者への挑戦が挟まるのには驚きました 読んでいる部分の 展開によって今まで読んだいろんな作品を思い出させるような ラノベだったりミステリィのネタが 仕込まれているのが面白い こういう遊びの部分に気づけるくらい 今までいろんな本を読んできてよかったです 語られた事件にも関わりがある そもそもこの異能力とは何なのか? まだまだ謎が気になるこのシリーズ 楽しく読んでいきます

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    投稿日: 2024.12.22
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    見事なまでに、ライトノベルと本格ミステリの融合でした!冷堂紅葉さん、終始可愛すぎですね! キャラは皆個性を活かされてて魅力溢れるキャラばかりでした。最初は異能力ってミステリーにどうなんだ?って思いながら読み進め、途中は確かにこの物語ならってありかなぁ〜って納得しながら読み進め、最後まで読むとなるほど!って完全に納得してしまう読了感を得られました。 色々な話が今後の鍵になるかもと思えて内容は一切書きませんが、物語の進行に合わせて途中の天内くんと冷堂さんの感情移行が甘酸っぱくて好きでしたぁ〜! ミステリー、ライトノベル、恋愛、1冊で色々と楽しめる内容で大満足でした! おすすめです(*^^*)

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    投稿日: 2024.12.21
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    分類としては特殊設定ミステリとなるのだろう。『究極の密室』の謎も特殊設定を巧みに利用したものであった。しかし、個人的に一番この小説のキモと思ったのは、親の存在である。明確な親の登場場面はないのだが、親の呪縛によって行動を決められている人物は多い。不死探偵は同時に父子探偵でもある。

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    投稿日: 2024.09.12
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    これぞ紛うことなき、本格ミステリーとラノベの融合。個人的に、こんなラノベミステリーを待っていた!と感じさせてくれた作品でした。事件の発生(3つの密室殺人事件)から、その説明、そして解決に至るまで、とても丁寧かつわかりやすい展開で良かったです。 また、本作は異能力が出てくるのですが、異能力がミステリー上のうまい演出で、ミステリーに対する良い味付けになっており、良かったですね。

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    投稿日: 2023.08.20