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不実在探偵の推理
不実在探偵の推理
井上悠宇/講談社
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総合評価

26件)
3.7
5
10
7
1
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おすすめにあった本なので。作風というかキャラ設定はライトノベルぽくて個人的には読みやすかった。不可思議な能力持ちの探偵ではあるものの、答えは得られても制約も大きいし、結局は刑事たちが推理しなければならないので、そこまでふわふわとしたミステリでは無くて面白かった。他でも言われていたウミガメのスープ的な質疑応答のやり取りが楽しい。誰も死んでいない第三章がかなり面白かった。最後のオチにびっくりしたけど、その分謎も深まったので続きが楽しみである。

    0
    投稿日: 2025.06.27
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     主人公にしか見えない存在である『不実在探偵』が導く事件の真相を推理する特殊設定ミステリーで、水平思考を基にした新しいタイプの謎解きと「不可能を除外して最後に残ったものが如何に奇妙なことでも真実だ」というシャーロック・ホームズの名言を彷彿とさせる理念の融合が面白かった。

    0
    投稿日: 2025.05.18
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    水平思考ゲームを使ったミステリーで今までにないタイプの小説。 少し解決するのに無理やりだなと感じるところはあったがとても好みのタイプの話だった。 続きがありそうな終わり方だったので続きがあれば読みたいと思う。

    0
    投稿日: 2025.03.03
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    ウミガメのスープのように、質問で可能性を絞り込んでいき、真相を推理する新感覚のミステリ。設定は新しいが、実際は「不可能を除外して最後に残ったものが真実」という、ミステリの中でも古典的な手法であり、この作品が扱っているテーマは古くて新しい。特殊設定ミステリだからこそできる謎解きは新鮮で面白かった。

    6
    投稿日: 2025.02.15
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    ハイとイイエしか表現できない不実在探偵と、彼女と唯一コンタクトできる青年の元にやってくる事件! 名探偵が謎を解いた後、皆でその謎を解くというのは初めて出会うタイプでとても面白かった。 初めはアキネイターかよ!とツッコミをいれてたけど、この発想は天才だと思う。 少しずつ読むつもりだったのに気づけば一気に読んじゃいましたw シリーズ化してくれないかなあ。

    0
    投稿日: 2024.12.10
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    大好き!!! めちゃくちゃ面白い。 僕にしか見えない名探偵、まるで「ウミガメのスープ」みたいな水平思考クイズで真相にたどり着くという新しさ。刑事コンビも良いキャラしてる!! 不実在探偵の可愛らしさもいいなぁ。

    6
    投稿日: 2024.05.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【収録作品】第一章 不実在探偵と死体の花/第二章 不実在探偵の存在証明/第三章 不実在探偵と殺神事件/第四章 不実在探偵と埋められた罪 その昔流行った「二十の扉」のミステリ版かな。 シリーズ化しそうな終わり方。 登場人物の名前が読みづらくて困った。

    7
    投稿日: 2024.01.07
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    「イエス」か「ノー」で答えられる水平思考を使って、 実在してるけど目に見えない不実在探偵の解いた謎の真相を推理する。 新しい設定のミステリ。 彼女はいったい何者なんだろうか。 結局その辺の謎は謎のまま、気になるところで終わってしまった。。。

    4
    投稿日: 2023.12.28
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    実在しない探偵という設定がおもしろそうと思い手にした一冊。 答えはわかるが、水平思考を通して理由を推理していく。 設定は面白かったが、動機や理由がいまいちだったかなー。 続きがあるのかな? 現のお母さんやお父さんも謎めいているので、ぜひとも続きを読んでみたいと思った。

    0
    投稿日: 2023.12.26
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    主人公にだけ見える人物、不実在探偵=アリス・シュレディンガーが難事件を解決するという新たな設定のミステリー。アリスは何者か、主人公のイマジナリー・フレンド(架空の友だち)なのか、まだ謎は明かされない。

    0
    投稿日: 2023.11.17
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    透き通った青いサイコロの目で推理の正しさを判定する実在しない名探偵、アリス·シュレディンガーと、その代弁者·現(ウツツ)、その伯父で刑事の百鬼(ナキリ)と烏丸が関わった事件の物語。 安楽椅子探偵の不確実さと、不実在探偵の真実の不確かさをも孕み、なんとなくどっしりと腹に落ちない感覚ではある。

    0
    投稿日: 2023.11.15
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    「不実在探偵と死体の花」 メッセージに気付いて。 映画の感想だけで相手の価値観を勝手に決めてしまったからこそ、誰も報われない結末を迎えてしまったのだろうな。 「不実在探偵の存在証明」 ダイスが示す数字には。 法則を決めたからといって解決するものではないが、少しでも意思の疎通が可能になるのは大きな進歩だったろうな。 「不実在探偵と殺神事件」 血溜まりに誰もいない。 優遇された理由と集まったメンバーの共通点にすら気付けないほど、目の前にあった光景に驚愕してしまったのだろ。 「不実在探偵と埋められた罪」 捜査し辿り着いた先は。 目の前の人間だけで全ての出来事が完結していれば完璧だが、情報だけを開示されても真実を見つけれないだろう。

    0
    投稿日: 2023.11.12
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    水平思考ゲームとミステリの融合ってありそうでなかったような。設定面白い。 後半の「安楽椅子探偵ゆえの過ち」っていう話はなるほど。 登場人物のキャラがたってるので、これは続編あるのかなと期待しています。

    2
    投稿日: 2023.11.11
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    透明な青いダイスから、菊理現(うつつ)しか見えない妖精みたいなものが現れて、それが「ハイ」「イイエ」「ワカラナイ」等をダイスの目で示しながら、殺人事件の真相を解き明かす。現はその不実在の名探偵の助手と言う設定。 今までにないストーリー仕立てだとは思うが、読書にも考えさせるような内容ではなかったかな。 サクサク読め、最後、で一体何やったん?的に感じた。

    0
    投稿日: 2023.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読了、75点 最初に思い浮かんだ感想はアイデアの勝利、あるいはやったもん勝ちをやったなあ、でした。 そして、アイデアだけでなくて、真相に結びつくための伏線もしっかりと描かれているのが良い。 キャラクタもミステリ好きでそういう探偵がいてもいいですよね、とミステリ好きの読者の心情を代弁してくれる女刑事さんがいい味出している。 ただし、最終話にかけて「与えられた情報の中でしか解答を出せない」としたのは個人的には戴けない。 それをしてしまうと質疑応答による推理する工程が茶番化する可能性があることと、解答の正当性が全く担保されなくなるのでは?という感想になってしまいました。 「密室で男性が死亡していた。その部屋には気絶した人がいた。」 というシチュエーションが与えられた場合に、「犯人は気絶していた人物」という結論になりそう。そうなると、「この探偵は間違えないから黙って信じろ」として始まる推理の工程が成り立たなくなるように思えます。 設定の土台を揺らすけれど、その読者の抱く不信感をひっくり返すほどの鮮やかな長所を見せていただけることを次巻以降に期待というところ。 情報がない状態で完全に整合性の取れていた推理が、たった一つの情報の追加でひっくり返りかつひっくり返った推理も完全に整合性が取れているというようなそんな長所が見れれば良し。

    2
    投稿日: 2023.10.22
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    ★・・・・・・だったら君は、誰なんだ?(p.272) ■五つのメモ ・「ハイ」「イイエ」「ワカラナイ」「関係ナイ」「答エラレナイ」「推理ガ固マッタ」という返事しかできない、他の人の目には見えない探偵。 ・安楽椅子探偵の一種でしょう。 ・設定、雰囲気ともによいです。珍しい手順の謎解きですがその手順ゆえにけっこう納得できる感じです。 ・キャラクタも、特に刑事二人が楽しいです。 ・あまり欠点のないミステリだと思います。続編はありそうだから出れば読んでみようと思っています。 ■てきとーなメモ 【一行目】空を漂う巨大クラゲを見たことがあるだろうか? 【不実在探偵と死体の花】密室のように見える部屋でトリカブトからアコニチンを精製して服毒自殺したように見える花屋店員はダイイングメッセージに見える花びらを持っていた。 【不実在探偵の存在証明】初めて不実在探偵が現れたときのこと。彼女が何者なのかなんのために現れたのかウツツは突き止める必要があると思っている。そのためには自分が彼女の存在の見当をつけなければならない。 【不実在探偵と殺神事件】新興宗教の施設で血が流れており、なんでも神と言える「解き明かす者/アンサラー」が死んだそうだ。不実在探偵と近いコンセプトのようだが。僕だったらまず「アンサラー」は実在していたか? と聞くかな。 【不実在探偵と埋められた罪】五年前の殺人事件の犯人とされた少年は留置所で自殺、その父は真相を探り(自分が)真犯人だと考えた男を復讐のため殺した。僕ならまず、安楽椅子探偵は推理をミスったかと聞くかな。 【アリス】不実在探偵に呼び方がないと不便なので烏丸がアリスと名づけ、不実在探偵もそれでいいと答えた。フルネーム? は「アリス・シュレーディンガー」箱の中にいるかいないか開けてみないとわからない。 【アンサラー/解き明かす者】不実在探偵と近いコンセプトの神さま。烏丸がネットによってつながっている全世界の者からふさわしい答えを得るという発想をしたが、ハズレではあったがこれはこれなりにおもしろいシステムかも。探偵でも、犯罪者でもどちらにでもなれる。 【安楽椅子探偵】《現場へと調査に行かないホームズなんて、幻想におぼれたコカイン中毒者にすぎないよ》p.234。《人の話はあてにならないんだ》p.236。僕もそう思ってはいます。安楽椅子探偵ものは好きではあるのですが、それでも。もっとも、小説の世界では安楽椅子探偵は欠けた情報、間違った情報があること自体にも気づけるのですが。 【ウツツ】→菊理現(くくり・うつつ) 【大神理世/おおがみ・りせ】宗教団体の教祖の孫。他者の心が読める(のかもしれない)。 【烏丸可南子/からすま・かなこ】刑事。百鬼(なきり)の相棒。小柄な美人。彼女と一緒にいると百鬼も通報されにくい。ミステリ好き。思考が表情に出やすく刑事向きとは言い難いが、事情聴取能力が高い。 【巨大クラゲ】ああ、見たことがありますね。 【菊理現/くくり・うつつ】某国立大学の学生。百鬼(なきり)の甥。母は小説家の優芽、父は脳科学者の実。 【菊理実/くくり・みのる】脳科学者。シラヤマ脳科学研究所の教授。《計算が予知を可能にする》p.229 【菊理優芽/くくり・ゆめ】ウツツの母。小説家。百鬼(なきり)の妹。三栖鳥の元の人格。 【シラヤマ脳科学研究所】ウツツの父、実が勤めていた。大神理世をはじめ「小さな名探偵」と呼ばれる子どもたちが何人かいたらしい。 【水平思考】不実在探偵が水平思考で謎を解くというのではなく、不実在探偵に対して水平思考的発想により質問を作り真相にたどり着くということのようだ。なんとなくイメージしている水平思考と違うような気もしていますが、まあ、おもしろいからいいか。 【ダイス】不実在探偵が意思表示に使う青色で透明で角が丸くなっているダイス。プレシジョンダイスという、カジノでも使われる高級ダイスらしい。よく知らなかったけどいつの間にか集まってた僕のダイスコレクションにもひとつあるようです。ここでは1の目がでたら「ハイ」、2なら「イイエ」、3なら「ワカラナイ」、4なら「さっきの目と同じ」、6なら「推理が固まった」ということらしいので5が「関係ナイ」ということかな? ダイスの目が変わらないときは「答エラレナイ」ということらしい。また、ダイスの目が変わるのは誰も見ていないときのみ。 【百鬼広海/なきり・ひろみ】刑事。通称「オニさん」。おそろしく怖い顔、喜怒哀楽のすべてを「眉間に眉を寄せる」で表現する。ミステリ嫌い。《シンプルに考えようぜ、シンプルに》p.16 【不実在探偵】《自分が推理することなく周囲に推理させ、真相を明らかにするんだ》p.75。 【三栖鳥/みすどり】病室にいる女性。四十歳くらいだがもっと若く見える。菊理優芽(くくり・ゆめ)の別人格。不実在探偵の本体である可能性もあるかも? 【名探偵】ウツツくんの持つ黒い箱、ないしは黒い箱の中にいる他者の目に見えない存在が名探偵らしい。中には青いダイスか入っており、謎は解くが質問に対してその出目によって「ハイ」「イイエ」「ワカラナイ」「関係ナイ」としか答えてくれず、真相は百鬼たちが推理する必要がある。信用できる参加者は多いほど真相が明らかにできるのだそうだ。

    0
    投稿日: 2023.10.05
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    不実在探偵とはそういうことか!と。特殊設定ミステリだけれど、とてもスルッとイメージできて、なおかつ水平思考がとても好きなので、興味深い事件もその解決までの流れも楽しかった。 ウツツくんのなんかこう人の良さそうな感じが好き。オニさんもいいし、三栖鳥さんも好き。もちろんアリスも、独特な雰囲気が伝わってきて魅力的だった。キャラがみんな、親しみやすいところ好き。 最後の〝2〟には私も、えっそうなの!?と。 それ以外にも気になることが残ってるし、アリスちゃんの活躍も見たいので、続きを楽しみに待ちたい。

    2
    投稿日: 2023.10.04
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    不実在探偵。イエス、ノーしか答えてはくれない。が、確かにそこにいる名探偵。 なぜ「非実在」ではないかと思ったがそういうことか。 会話だけで推理パートが構成されていくのが面白かった。

    0
    投稿日: 2023.09.21
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    不実在探偵という発想は素晴らしいが、伏線の回収がスッキリしない。 シリーズになるなら、続きが読みたいが、これで終わりだとモヤモヤしたままだ。

    0
    投稿日: 2023.09.04
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    おーなんとも斬新な安楽椅子名探偵 その名もアリス・シュレディンガーσ(^ー゜)うっふん♪ 事件当事者からの情報だけで事件を解決する 安楽椅子探偵と思いきや!一捻り!斬新!⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅   )⁝ タイトル通り、ウツツ以外にはアリスの姿は一切 見えなし、言葉での表現ができないため(ウツツにすら聞こえない…)(。•́ωก̀。).。 意思表示はダイスを使った意思表示のみ 1の目がハイ! 2の目がイイエ! 3の目がワカラナイ!の返事を行う なのでアリスに質問して返事をもらて 真実に迫る。イエス、ノーゲームだな〜むかし良くやってたなぁ〜懐かしい~~~ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)ʬʬ なのであくまでも事件を解決するのはウツツ、そして刑事の百鬼、烏丸 確かに新しい感じ〜〜(´ー`*)ウンウン 今回三つの事件を解決していくのだが 話の内容は面白いが ややインパクトに欠けるかなぁ〜と なんなら一つに纏めてガッツリ読み応えのある ミステリーを読んでみたい(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク 主要人物もいい味を出していて良かった。 個人的にはミステリーマニアの烏丸が良い(≧∇≦)b 突拍子も無い推理を自信満々に発言して 百鬼、アリスにツッコまれる描写におもわず笑ってしまうꉂ(ˊᗜˋ*) 斬新なゲーム感覚で推理していくような作品でした まだまだアリス、そして、ウツツの母(三栖鳥) ウツツの過去にも何かありそうな感じで 終わったので次作も期待したですね〜♪( •̀ᴗ•́ )و

    6
    投稿日: 2023.08.20
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    「あなたは、見えないけれど、そこにいる名探偵ですか?」「ハイ」 本作『不実在探偵の推理』のあらすじと感想になります。 あらすじです。 刑事の百鬼(なりき)と烏丸(からすま)は、とある自殺の真相を探るために百鬼の甥である大学生の現(ウツツ)のもとを訪れる。現は黒い箱を眺めながら彼らの質問に対し、「ハイ」や「イイエ」などでしか答えてくれない。それは何故なのか? これから読まれる方へのネタバレは避けたく、ここまでにさせて頂きますが、面白い推理展開で読者への挑戦状というよりも読者を巻き込んだ推理ゲームですね♪これは続編を期待したい新感覚ミステリでした。

    58
    投稿日: 2023.08.19
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    これは斬新(`•∀•´)✧ ハイかイイエで答えを導く、ゲームのような推理小説。 刑事の百鬼(なきり)と烏丸(からすま)は、とある事件を解決する為、名探偵に会いに行く。 百鬼が紹介したのは、甥の現(うつつ)。 6面ダイスの入った黒い小箱を使い、名探偵に話を聞く。 彼らが質問すると、小箱の中のダイスが動き、返事をしてくれるのだ。 1の目は〝ハイ〟 2の目は〝イイエ〟 3の目は〝ワカラナイ〟 不実在探偵(アリス・シュレディンガー)が真実を教えてくれる。 こんな小説、初めて(๑°ㅁ°๑)! 水平思考問題で推理していくって…、昔教科書に載ってた『What am I?』(私は誰でしょう?)っていうアメリカのゲームを思い出した。 『ハイ』『イイエ』で返答がくるから、犯人が先にわかりやすい。 犯人が先に上がれば、ハウダニットで推理する過程もいい。 不実在探偵に、次々に質問を投げかけるので、多数人による多重推理も面白い。 その特性故に、登場人物達の言動が不自然な謎かけになってしまう傾向があるのだが、コミカルな作風なのでそこまで気にならない。 むしろ自分も推理ゲームに参加しているようで、すごく楽しかった(^-^) 今回の題材が宗教施設というのもいい。 教団の神様が目玉というのが特にいい!笑 (目玉モチーフ好き♡) この事件に関連して不実在探偵の長所と短所が上がる。 現と不実在探偵の関係性が事件に絡み合いながら解き明かされていく。 個人的にはもっと盛り上がりが欲しかった。 見どころは水平思考していくシーンだと思うのだが、もっとたくさん質問が上がって欲しかったな。多重推理の数をもっと。 しかし、キャラが個性豊かで凄くいい! 女刑事の推理小説オタクな烏丸も好きだが、圧倒的に現の母親(三栖鳥みすどり)が好きヽ(´▽`)ノ♡ 「私は安楽椅子探偵が嫌いだ」(本文より) 事件は会議室で起こっているんじゃない!現場で起きてるんだ!的な説明を論理的に仰っておりまして、惚れました。笑笑 推理小説はたいてい、供述している人達の記憶力が良すぎるよね笑笑 自分がリアルで問われていたら、忘れちゃってる事や、断定できない事の方がが多いよ、きっと…(^▽^;) 「名探偵になりたければ外に出ることだ。籠の中の鳥が語る世界を信じるな」(本文より) これも三栖鳥の言葉。 この言葉は何だかもやっとするな笑笑 自分が言われてるみたい。(引きこもりだから笑) 深読みしすぎ? 名探偵〜に限らず、籠の中の鳥の言う事なんて信じるな。 情報で頭でっかちになってるだけ( ¯֊¯ ) 実際見て、聞いて、体験して推理するモノだ。 やっぱ外出なきゃね笑笑 これらの事も含め、不実在探偵の信憑性を題材にして、必ずしも否定出来ない事を証明していく。 ラノベのような感覚の小説なのに、一つのストーリーに対してきちんと順序立ててテーマを解説してる…。 すごく斬新な設定に想像力を掻き立てられました(`•∀•´)✧ 読んでいてとても楽しかったです!ヽ(´▽`)/

    23
    投稿日: 2023.08.17
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    今までに無い『実在しない探偵』と『水平思考』を取り入れた点は良かったが、肝心の中身が退屈だった。 申し訳ないですが、色々と残念な結果に終わった作品でした・・・。

    0
    投稿日: 2023.08.16
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    結論は答えてくれるが、理由は答えてくれない不実在探偵。自由な発想で難事件を解け #不実在探偵の推理 ■きっと読みたくなるレビュー YES,NO 結論は答えてくれるが、理由は答えてくれないという不実在探偵。難事件に挑む刑事たちが、不実在探偵に質問しながら解決に導く本格ミステリー。 本作一番の特徴である不実在探偵の存在。いわゆる「ウミガメのスープ」水平思考ゲームの面白みをミステリーに取り入れた作品になっています。 トンデモな設定で度肝を抜かれますが、読み始めるとかなり緻密な推理が展開されて驚かされます。特に第三章の殺神事件は秀逸で、まさにウミガメのスープの様相を呈した問題提示、そして真相は目から鱗です。 その後この物語はどう収束していくんだと不安でしたが、これがなかなかウマイ。推理展開が二転三転するし、会話の品質も、結末の納得感も高い。さらに不実在探偵という奇妙な世界観が、いつの間にか受け入れられてしまう。楽しみな特殊設定やキャラクターがでてきて、ミステリーファンとしては嬉しくなりますね。 登場人物たちも、一見ゆるいキャラかなと思いきや実は頭脳派。正義感や優しさにも溢れています。今後の彼らの活躍も見てみたいので、ぜひ続編をお願いしたいです。 ■ぜっさん推しポイント 刑事の百鬼と雨森の推理展開を読んでいると、自由で柔軟な発想で会話が繰り広げられる。まちがっていたり、ずれていることも多々あるが、結果が正解不正解であること自体は、実はあまり意味がない。むしろ既成概念に捉われず、柔軟に検討できていることに本質的な意味があるのでしょう。 世の中にある革新的なアイデアは、こんな奔放で直感的なやり取りから生まれたのではないでしょうか。つい固定概念にとらわれてしまいますが、いろんな視点でみることが重要ですね。

    82
    投稿日: 2023.08.09
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    初めての感覚で面白かったです。 2人の刑事の掛け合いやキャラも楽しく読めました。 不実在の探偵にダイスで確認していくという非現実的な設定なので、なんだか大変そうな境遇の主人公もそうでもなく感じてしまいましたが。 シリーズになるなら楽しみです。

    27
    投稿日: 2023.08.06
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    ホラーゲーム界隈でもよく聞く「水平思考ゲーム」がどのように盛り込まれてるのか興味があったが、読了して、なるほど〜…となりました。要素が要素だけに、非現実感の高いものと親和性があるのかと感じつつも、うまく「あるかもしれない」と思わせられて、最後まで一気に読みました。今後にも期待してます。また、遠田さんの装丁絵もとても良いです。

    3
    投稿日: 2023.07.17