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この場所であなたの名前を呼んだ
この場所であなたの名前を呼んだ
加藤千恵/講談社
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総合評価

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    「この場所であなたの名前を呼んだ」 大学病院のNICUを舞台にした連作短編集。 読み終わった後に本のタイトルを改めて読むと、深く静かに胸に響くものがあった。

    7
    投稿日: 2025.08.28
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    ずっと気になっていた本。 "NICU"という場を舞台に、そこで闘う赤ちゃんの家族、医師、看護師…関わる人たちを主人公にした連作短編集。 それぞれに色々な思いを抱えながら、赤ちゃんと共に生きていく姿に感動した。病院っていろいろな人に支えられているんだなと実感。

    3
    投稿日: 2025.08.07
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    加藤千恵さんの作品が好きで、まだ読んだことがなかったから手に取ってみた。(出産の話とは知らなかった) 子供や出産に全く興味がなかったので、出産する人の気持ちやそれに関わる医療関係者の気持ちなんて想像もしてみたことないけど、 心情や情景の描写が繊細ですごくわかりやすかったので、すんなり読めたし面白かった。 ちょっと子供っていいのかも?って思えたけど、それと同時に、母子ともに死やリスクと隣り合わせすぎてやっぱり私には無理だなぁとも感じた。

    0
    投稿日: 2025.05.28
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    NICUが舞台の連作だということで興味深く手に取った。我が子も2人お世話になっているから懐かしく忘れていた感情が呼び起こされたような気になった。下の子が20歳なのでそんなに時が経っていることにも驚く。確かにここで描かれているようなNICUで働く人たちがいたことを思い出す。赤ちゃんが異常なく生まれてくることがとても喜ばしいことを忘れがちだけどこの小説のようなことは実際にあるのだ。自分も実際に渦中にいたことを思い出した。忘れがちな感情を思い出したくなったら再読しよう。

    0
    投稿日: 2025.05.18
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    娘を産んだ時、NICUの隣の新生児室に毎日通っていた。泣いているお母さんたちを見るのはとても辛かった。絶対に健康に生まれるなんてなくて、本当に産まれるって奇跡なんだなぁって思った。 あと、NICUの看護師さん、助産師さんはこれまで見た社会人の中で1番尊い存在だった。

    0
    投稿日: 2025.04.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自身の子供達がお世話になった NICUが舞台の本と聞いて、読んでみた。 それぞれ、低出体重児と早産でした。 もう10年近く前の事だけど、機械音、赤ちゃんの泣き声、わかるわかる〜って感じの情景でした。 Nの先生や看護師さん達には本当に 感謝しかないなと思っていた事を思い出した。  そして、赤ちゃんは尊い事も…。 今、目の前にいる子供達を 当たり前にいる存在ではなく、 毎日元気にいてくれる事を 感謝して育てていこうと 改めて思いました!

    0
    投稿日: 2024.12.19
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    NICUを舞台にした連作短編集。 登場人物のそれぞれには、職場では見せない背景があることに気づかされる。 心ちゃんの章は泣ける。

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    投稿日: 2024.09.14
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    NICUに関わる人たちの連続短編集。 読みやすく、感情移入しやすい作品でした。 この本に出会えてよかった。

    0
    投稿日: 2024.03.27
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    NICUを舞台とした短編集。働いている人が赤ちゃんが元気になるためにできることを一生懸命行ってる。優しさと暖かさに包まれた世界のそれぞれの物語。

    0
    投稿日: 2024.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Kindleで読んだ。 NICU(新生児集中治療室)。そこは精一杯の命のたたかいと、わたしたちが忘れてしまいがちな奇跡であふれている――。 NICUに関わる人々の連作短編集。 著者の子供もNICUのお世話になり、それがきっかけでこの本が生まれたそう。 涙なしには読めない話もあって…。 無事に産まれてくるのも奇跡だし、回復して元気になるのも奇跡。 色々な奇跡の積み重ねで私たちは生きている。

    0
    投稿日: 2024.01.03