偶に見る本編終了後ファンディスク風作品なんだけど、本編後風の設定が枷にしかなってない。 主人公のエルドが格好良い、英雄、クロエ大好き以上の情報しかなく、RPGの喋らないタイプの主人公をノベライズしたようなキャラクター。 こういう箇条書きで語れるような要素しかない主人公でも、英雄らしい性格になった過去エピとか、どんな状況でもそれを貫く様が格好いいような展開とか、クロエとの関係性の変化を丁寧に書くならそれがキャラとしての魅力になるんだけど書かれていない本編で全部終わらせてるんですよね。 あと、これは個人的な好みなんですけど元敵で感情の起伏が少なくて光と闇を担当する相棒系ヒロインとか自分の好みにクリティカルヒットしてるので、行間で語られる過去話の方書いてくれよ！ともなってる。 本当に過去話が面白そうな要素しかなくて、そっち書いた後にファンディスクでアフターな話としてこれ出さない？みたいな気持ち。

英雄エルドが世界を救った後、彼を支えたクロエと共に引退し、田舎でイチャラブスローライフを送るお話。 お互いを補い合い、また支え合いながら、田舎での生活を楽しんでいる2人の関係性がとても良いお話でした。 新婚生活を描いていることも有り、この後滅茶苦茶XXした、という雰囲気を前提に進むのが本作の特徴かな。 終始、甘々な新婚生活なイチャイチャが描き続けられる作品で、ストーリー性も話の起伏も特に有りませんが、甘々イチャラブ話が好きな方は是非。