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ノベルアンソロジー◆溺愛編 溺愛ルートからは逃げられないようです
ノベルアンソロジー◆溺愛編 溺愛ルートからは逃げられないようです
果林燈、岩田加奈、柊一葉、蒼井美紗、山田桐子、黒湖クロコ、百門一新、小鳥遊ひなた、椎名咲月、まち、なま/一迅社
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総合評価

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    色々なタイプの溺愛が見られるのが楽しい。ヒロインが好かれていることに気が付いていない話が多く、もどかしくなるものも。好かれていることは分かっているけど、何故か分かっていないとか。ちゃんと言葉にした方が。。。とも言いたくなるけれど、そんなすれ違いも楽しかった。タイプは違うけれど、絶対にヒロインを手放したりしそうもないヒーローばかりだから何が何でも2人で幸せになりそうだし。それぞれの話のその後を見たくなった。

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    投稿日: 2023.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    溺愛ものになると、途端にどのヒーローもポンコツというか残念仕様になるのは何故だろう。 能力的には有能な筈なのに、性格的に残念過ぎるというか。 大体のキャラ、主人公の言うことなんか全く聞かないゴーイングマイウェイ、愛激重。 このアンソロジーのヒーローたちは、特にその残念っぷりが酷かった。 一堂に会したから、溺愛ものヒーローは総じて残念なんだと認識できただけかもしれないが。 8作品のヒーローがひたすら主人公を溺愛する話が集まっているが、前述通りどのヒーローも癖あり難ありな残念キャラ、一部に至ってはヘタレも付与されるという。 初手から公衆の面前で自分を「種馬」呼ばわりするヒーローだし。 主人公と一緒に、読んでいるこっちも頭を抱えた。 お陰で先に発売された婚約破棄編・虐げられ編に比べると軽いノリのコメディが多い。 甘々な話にうっとりするというよりは、ヒーローたちにツッコミ入れまくって疲れる系の話というか。 個人的には護衛騎士の夢を見る転生令嬢の話は数少ないシリアス系の話だったので好みだった。 頭空っぽにして大爆笑できたのは、『呪いと書いて祝福と読む国』主人公がヒーローっぽくてさばさばしていてかっこいいし、推しを前にして挙動不審になっているオタク系ヒーローが可愛かった。 あとは存在感薄めたはずの主人公が結局旦那様に愛される話も。 これは何だかんだでほのぼのしていたし、主人公が非常に淡泊だったのもよかった。 ヒーローが癖強だと、主人公は相対的にあっさりになるのが定めなのかも。

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    投稿日: 2023.05.05