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ニュースの“なぜ?”は地政学に学べ 日本人が知らない57の疑問
ニュースの“なぜ?”は地政学に学べ 日本人が知らない57の疑問
茂木誠/SBクリエイティブ
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総合評価

10件)
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    きっかけ 地政学の学習の延長でウクライナ戦争のことにつちて書いてありそうだなと思って読んだ本 内容 ここ5年の戦争に関する情勢の内容の解説、その時のトップ立ち回りがどうだうだったかが説明されてる本 感想 最近のニュース見てる中でトランプが暴走してるな、アメリカのイメージって変わったなと違和感に感じていたことが全て書かれていて納得できた。 他の本にも結論として中国の脅威が怖いって話があったけど、なぜ脅威なのか、今いつを目標にどう動いているのかが説明されていて理解が深まった。 それを踏まえて各国でどう動いているのか、トップの思想としてはどうしようとしているのか順序立てて書かれているので、ニュースを見た時の目線に変化がでた。 今まではなんの気無しにへ〜って感じだったのが、これはつまりこう言う裏があるのか?この動きによってこれが引き起こされたのか?と点と点の繋がりが見えてきた。 なんとなくだけど事実を淡々と記載していて、時折日本の政治家に対するバッシングが入る感じで中立寄りに書かれているのかな?とは思った。

    0
    投稿日: 2025.11.04
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    地政学的な観点を用いると、仮に国家がひとつの意思を持つ人格であるなら、自ずととるべき行動方針が明快に見えてくるという利点があり、世界情勢の分かりやすい切り口にはなると思う。しかしながら地政学的な思考はどうしてもテーブルに広げられた世界地図を眺めながら戦略を練るというスタイルになるからか、グランドデザインファーストになりがちで、現実の社会問題は多少犠牲にしてでも大局的視野にたった国家戦略を優先すべき、という論に傾きがちになるような気がする。理念に偏重すぎにならないように付き合うことが大事かと思う。本書はベースに地政学があるものの、それを前面的に出すわけでなく、ウクライナ戦争、中国・台湾問題を中心に、2022年頃~第2次トランプ政権前くらいまでの国際時事のおさらい用にわかりやすくよくまとまっていて手頃。

    10
    投稿日: 2025.07.31
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    他書とはまた異なる切り口で、しかも、あまり引用されない情報を基に論理展開されていて面白かった。どこから情報を得るのかリソースやルーツを知りたくて著者を検索すると、特定政党と関係のある方。私はあまりこだわりが無いので読書のノイズにはならず、単なる濁りなき情報として楽しんだ。 地政学とは何ぞ、から始まる。そして、地政学が日本の軍事面でも経済面でも防衛上重要である事を読者と認識共有し、個別ニュースの解説に入る。で、冒頭の話だが、普段あまり聞かない裏方が登場してくる。調べれば分かるのだろうが、ユダヤ系情報は、その政党との関係も含めて興味深い。 ー ゼレンスキーのスポンサーは、「ウクライナのメディア王」と呼ばれるユダヤ系のコロモイスキーでした。コロモイスキーは徹底的な反ロシア派であり、「アゾフ大隊」という民兵組織をも率いていたのです。 ー ウクライナ危機は、オバマ民主党政権下の2014年に始まりました。オバマといえば、核廃絶のプラハ演説、ノーベル平和賞の受賞、アメリカ大統領として初の広島訪問など平和主義者のイメージを演出した人物です。ところが、これはオバマの「表の顔」でした。オバマはCIAなど謀略機関や、民間の財団をフル活用して、世界中の反米政権を転覆させるという「裏の顔」を持っていました。その結果が「アラブの春」であり、旧ソ連諸国で起こった「カラー革命」だったのです。このオバマ政権と二人三脚で、世界各地の親米勢力に莫大な資金提供をしてきたのが、ウォール街を代表する機関投資家ジョージ・ソロスのオープン・ソサエティ財団でした。ソロスは、ハンガリー出身のユダヤ人です。ウクライナには、独裁的な親露政権に対して抵抗する親欧米派勢力をソロスが支援し、その成果が2014年のマイダン革命… ウクライナ戦争の長期化と西側諸国の経済制裁により、中国がロシアに対してかなり優位に立つことになり、結果、ウクライナ戦争は、中国に巨大な漁夫の利を与える事になると。 ユダヤ系の話以外には、地政学ではお馴染み半導体、台湾問題、エネルギー問題、移民問題など。著者による別本も読んでみたいと思う。

    40
    投稿日: 2024.08.15
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    2022年以降の最近のトピックスを扱っている。得意でない分野なので一回読むだけでは理解できないが、この本を読むことで世界各国の動きが線で繋がることに感動した。

    0
    投稿日: 2024.05.11
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    保守派もそうでない人も、一度は読んでみるべき名著。地理や地政学について学問としてしっかり踏み込んだ上で説明してくれるので他の本と一線を画している。 ロシアウクライナ戦争について、アメリカ等の周辺国の思惑も含めて非常にわかりやすく説明している。やはり何と言っても中国の脅威について正しく理解できるようになった。 ロシアウクライナ戦争は決して対岸の火事ではない。台湾を狙う中国の軍事侵攻をトリガーする可能性も秘めている。そしてその中国が次に狙うのは尖閣諸島だ。防衛をアメリカに丸投げしてきた日本の政治を本書は舌鋒鋭く斬る。迫り来る脅威に正しく対応する、強い指導者が望まれる。そしてそれを選ぶのは読者自身だと本書は結ぶ。 深く考えさせられ、政治に対するモチベーションも励起してくれる本だった。

    0
    投稿日: 2024.01.15
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    <目次> はじめになぜ、地政学を学ぶとニュースがよくわかる? 第1章地政学で読み解くウクライナ戦争の行方 第2章米中新冷戦で変わる国際秩序 第3章これから米国の外交戦略はこう変わる 第4章中国は本当に台湾に侵攻するのか? 第5章台湾のシリコンの盾はどこまで有効か 第6章ウクライナ侵攻で動揺する欧州 第7章存在感を増すインドとイラン あとがきに代えて覚醒しない日本の行く末 cgsの配信YouTubeの内容を元に加筆修正した本。 茂木さんの真相深入りは、いつも勉強になります。

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    投稿日: 2023.09.15
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    保守の視点から世界情勢を論じる内容。日本と北朝鮮で軍事協定を締結し中国に対峙すべきという発想は斬新。結構細かい点までカバーしているので、現状理解に役立つ。

    0
    投稿日: 2023.08.03
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    『カネだけ、今だけ、自分だけ。 カネになるなら安全保障とかどうもいい。 今がよければ次の世代とかどうでもいい。 自分がよければ国とか地域とかどうでもいい。 こういう日本人が選ぶ政治家がどういう人たちになるか、いうまでもないでしょう。』 『近年は中国からの投資を期待して北京詣をする都道府県知事や地方議員も量産されつつあり、・・・』

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    投稿日: 2023.07.21
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    ロシアのウクライナ侵攻 中国による武力による台湾統一 世界が大きく変わっていく中で、日本の立ち位置も変わっていく。防衛面をアメリカに大きく依存してきたことでアメリカの顔色を伺わざる得ない政治家たち。 日本の地理的な立ち位置が、朝鮮戦争などを通じて優位に働いてきたこが、大きな経済発展へと繋がったのも事実かもしれません。一方で、中国の台頭によるアメリカの国力の限界などを考えると、自分の国のことは自分たちで考える必要性に迫られている気もしました。 安倍さん、生前は色々と言われていましたが、世界、特にインドでは偉大な人だったのですね。それでも次の指導者には、日本のことを一番に考えてくれる政治家になってもらいたいと思います。

    2
    投稿日: 2023.06.13
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    時事ネタ本。 茂木先生らしい歴史と地政学の観点から解説。 世界情勢を知りたいのであれば、オススメです。

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    投稿日: 2023.05.29