
鬼愛づる姫の謎解き絵巻~小野篁の娘と死に戻りの公達~
藍川竜樹/二見書房
作品詳細ページへ戻る
総合評価
(4件)3.5
| 0 | ||
| 2 | ||
| 2 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
魑魅魍魎と隣り合わせな平安時代(風)、複雑な生まれから地獄に育った娘と高貴な生まれの検非違使との不思議な縁の物語。 人物の一つ一つの言動に、ちゃんと紐付けされてる動機や理由が明確なので、ノリと勢いと衝動で物語が動いてない安心感が凄い。 展開に無理がなく、物語に没頭できて一気読みでした。 面白かった! 多分、父や義母、義妹は主要人物にもなり得るけど、端役に徹して描かれているから、こんなに読みやすく、綺麗に一巻完結にまとめられているんだと思う。 そこが素晴らしい。 最近は伏線残しまくってるのに続刊があるのかないのかすら不明な、モヤモヤが残る作品が多いので、そこも評価したいです。
0投稿日: 2025.11.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった! それにしても最後、父親としての感情や立場もわかるけども、どの面下げて!?という気持ちになるね笑
1投稿日: 2024.08.26
powered by ブクログ恋愛小説かなと読み進めてましたが、確かにそのジャンルですが最後は思ったよりもオチがある感じ。サッパリしてて逆に読みやすかった。
0投稿日: 2024.01.04
powered by ブクログ異母妹の後始末をするため、現世に行く事に。 鬼の妊娠期間長いな、と。 たどり着いた途端、衣食住が手に入った主人公は 結構運河いい、ような?? 今までを考えるとあれですが。 そもそも義母を考えるとあれですが。 さらにいうなら、父親がちょっと…ですが。 色々なあの世での決まり事を挟みつつ 屋敷の主の仕事を手伝いつつ 目的の男を探しつつ。 屋敷の主の背景が分かるにつれ、語られるにつれ もしかして? というのが出てきたり。 最後の落ちは落ちで笑えました。 そんなつもりでは…なのに、そうなっている人がw
0投稿日: 2023.12.20
