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恐ろしく奇妙な夜
恐ろしく奇妙な夜
ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ、山口雅也、夏来健次/国書刊行会
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総合評価

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    70~80年前の中短編サスペンス集。筆者ロジャースは、ハーヴァード大学出身の秀才であり、そのサスペンス作品群は近年復刻が進んでいる説明にあった。 なるほど、私が学生時代読んだサスペンス作品に臭いがしたはず。 6編の中短編が掲載されており、いずれも現実と虚構の間にあるグレーゾーンで読み手を綱渡りしているようなふらつき感の空間に泳がせるような技が冴えている。 種明かしをすると【それはないだろう】とか【現実性に欠けるなぁ】と感じるのもあったけど、それも遊びの内として。。。。。

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    投稿日: 2023.05.14
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    『赤い右手』の著者の中短編集。 ミステリやサスペンスのほかSFチックな作品もあり、何が起こっているのか読者にわかりづらい構成、熱に浮かされたような幻想的な語り口で物語に引きこまれてゆく。続けて読むと飽きるがこの著者独特の雰囲気を十分楽しめる作品集である。

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    投稿日: 2023.05.06
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    最初の短編は面白かったが、あとのははじめの方でネタがわかってしまい、さらにドンデン返しがあるといいなと思ったがなかった。発表当時は画期的だったのかも知れないが。

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    投稿日: 2023.02.11