
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
児童養護施設にいる子どもをサブスクして費用を払う、興味深いテーマで怜の高校卒業まではページがどんどん進んだが、その後は大企業の会長が消息不明、施設で一緒に過ごしていた仄花が行方不明のまま何十年、監禁され記憶障害、妊娠出産、など無理やり感があって残念。でも近い将来の話なのか、今すでに起こっている事態なのか。養子でなくサブスク、いつでも嫌になれば解約できると人間に対して思うことが悲しい。デジタルのサブスクは便利で親和性があると思うが、こうなってほしくないと感じた。 この著者の作品は軽く読めるものが多いが題材はどれもいいものが多いと思う。
0投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログストーリーの設定や展開はおもろい。途中の神宮寺会長の元で長期サブスクするところらへんが一番おもろかった。ただ最後の怒涛の展開に対するやっつけ感は否めん〜。映画、ドラマには向いてそう。怜の仄花に対する愛は素敵やった。
0投稿日: 2025.08.22
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人間のサブスク、利害関係がお互いに生じてビジネスとして成り立つ。子供のサブスクとは、手軽にできるが、大きな危険性もある。色んな視点でみると、都合がいいとか倫理観とかあるけど、結局正解なんてないと思う。
1投稿日: 2025.07.30
powered by ブクログプロローグを読んだ瞬間から、どハマりでエピローグまで一気読み。人のサブスクって聞いたことはあったけど怖い。辛すぎるラストに涙が止まらなかった。表紙も良かった。
0投稿日: 2025.06.12
powered by ブクログ違法サブスクが行われている世界線に違和感を抱けない自分の心に少し落胆しながら読み進めた。 産まれたスタート地点は人によって違うから仕方がないけど、周りよりも苦労しないといけなくて、他の子よりも少し早めに大人にならなければならなかった子たちの気持ちを考えるといたたまれなくなった。正直、想像していたラストではあったけど、考えさせられるテーマだったと思う。
0投稿日: 2025.04.23
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キレイな心の主人公(炭治郎タイプ)、キレイなストーリーで、少し先の予測がついてしまって正直少し物足りなかった。 でもその分分かりやすくて本の世界に入りやすく、ついつい先が気になって読むのが止まらない。
0投稿日: 2025.03.03
powered by ブクログ山田悠介、学生の頃よく読んだな〜!!でひさしぶりにてをとってみた なんか中間くらいは山田悠介っぽいかも…?とか思ってたけどおもろくてまぁ確かに山田悠介らしさもあるんだけどおもろくて 語彙力なし けどおもろかった 子供題材にしたものが多いよね
0投稿日: 2025.01.30
powered by ブクログ積読していたけれどやっと読み切れました。 作者の小説は初読みだったけれど面白かったです! 闇サブスクの展開もここまでとは思わなかったし。 ラストはハッピーエンドといえばハッピーエンドだったよかなぁ…。 怜が好きだっただけに悲しいです。
2投稿日: 2024.06.21
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気になったくだり。 ロングの人材サブスクにより、神宮寺家にやってきた怜。偏差値45の中の下くらいしか勉強できなかったが、自身のルーツを否定されたのと、頑張れば報酬(現金)が貰えると一発奮起、猛勉強して難関大学を首席合格し、保養を兼ねて軽井沢にいくくだりで、会長は怜を後継者に指名するのだけど、養子ではなく、男と女の関係を望んでいたので抵抗した描写があって、逆らえば怜が大切にする堀切園(養護施設)を潰すとか脅してたわりにはすんなり戻れてる・・園も潰れてない・・なぜ・・?大学は何とか行った描写があったけど次の章で弁護士になった怜のインタビューの後のふりかえりのくだりで、養子の要件は堀切園との園を切ることに納得いかなかったので神宮寺の元を去ったって・・ん?? おーい 辻褄があわないぞ? そんなかんだで読み進めていくと、なんと怜、会長、殺してました⭐︎そりゃ潰れてないわ! ていうか、サブスクっていうより人身売買というくだりがあったけど、いや、サブスクって綺麗にまとめてたけど、最初からそうだったよね? しかも黒幕の中枢が、怜がよーく知ってる人物ばかりメッサ出て来てビックリ! ラスト守りたい存在のために命をかける怜に感動しました!しかし人殺ししといて平然と社会に溶け込んでた怜に、デスノートのライトが重なった笑 そして、仄ちゃんと恵介くんが本当の親子になって良かった。
0投稿日: 2024.05.25
powered by ブクログ一気に読みました。フィクションだけどリアリティもあり、面白かったです。クライマックスは迫力あり、映画化に向いてそう。
0投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログかなり面白かった!!! 人をサブスクする時代が近いうちに来そう。。。この本読んで納得。 そして、きちんとメリット、デメリットも書かれていて、裏の組織とも繋がっていて、非常に構成がしっかりしている。 山田悠介さんの作品は、初めて読んだが、作者の構成がしっかりしており尚且つ、読んでいてワクワク&ドキドキ、読み進めていくのが楽しい作品!!! かなり、オススメします!
14投稿日: 2024.05.02
powered by ブクログ人材サブスクというなさそうでありそうなダークな話だった。対象が子どもであれ大人であれ問題は沢山ありそうだし、実際に運用ってことにはならなそうではあるけど。施設の母的な森さんが、、とそこが1番ショックだった。
0投稿日: 2024.02.19
powered by ブクログ本好きのお友達が貸してくれました。 想像しうるサブスクがこんな形でもあるかぁーと思いつつ、そうなったときの危うさを感じました。 ありがたい便利な存在でもあり、危うさをはらんだ存在でもあり。 ひかりあれば、影がありますね。
0投稿日: 2023.09.21
powered by ブクログもしかしたらこんなこと起こりうるんじゃないかって思わせる話。ドラマとか映画っぽい感じ。 なかなか面白かったです。
0投稿日: 2023.08.27
powered by ブクログ『ヒト』のサブスクが普及した日本。違法である子どものサブスクが原因でおこる事件。 もしかしたら、こういうことあるかもしれない、と思わせる話でした。 『ヒト』のサブスクしちゃったら、トラブル起きるだろうなぁって思います。私は、うまく使える気がしない…。
5投稿日: 2023.08.19
powered by ブクログ現実でもありえそうな話で複雑な感情になった。 子供の時も辛い思いをたくさんして、 大人になってからも周りの人に騙されていたと知って、懸命に生きているのに報われないのがつらい。 怜がまっすぐすぎる。切ない。
3投稿日: 2023.07.29
powered by ブクログ『リアル鬼ごっこ』の作者、山田悠介の最新作。 サブスクが当たり前になった昨今の世の中に対して、これからこういうサービースも始まりそうだなーって感じる『人材サブスク』をテーマにしたミステリー作品。 途中までの盛り上がりに対して、エピローグに向かうにつれて、若干尻すぼみ感は否めなかったけど、本のページ数の割にサクサクと読めました。 「ヒト」のサブスクサービスが普及した日本。児童養護施設で暮らす怜と仄花は、違法な仕事を繰り返しながら、身を寄せ合って生きていた。ところが、そんな高1の秋に狂気と悲劇が訪れる。それから10年、気鋭の弁護士として活躍する怜は、変わり果てた仄花を救うことができるのか。そして、調査の先に見えてきた衝撃の真実とは。
0投稿日: 2023.07.21
powered by ブクログ久しぶりの山田悠介さんの作品。面白かった。すごく丁寧で凝った作品だった。妙にリアルで現実とどこか重なるところがあった。
0投稿日: 2023.07.01
powered by ブクログサブスクというか、レンタルと考えた方が読みやすいかもです。現実にあってもおかしくない設定で、怖くなりました。スッキリ感というよりかは、ずっと頭に残って考えさせられる話でした。
1投稿日: 2023.06.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
かなり分厚かったけど無事に読了。 タイトルに惹かれて手に取ってみたけれど、面白かった。パステルピンクの装丁もまたかわいい。 サブスクサービスが世の中に浸透した世界で、子どもをサブスクする違法なサブスクで生計を立て生きていく児童養護施設の子どもたちのお話。 怜の身を粉にした努力に圧巻。感動するとかそういうのはあまりなかったけれど、読み終えて面白かった。ただ読んでも読んでもなかなか進まない、、、 神宮寺会長は本当にゲスだし、最後黒幕に怜の周りの人物が続々と出てきたのも腹がたった。 仄花も、記憶が戻っていたならもう少し聡明に動いてくれればよかったのになぁ、、、 サブスクって便利なサービスだし、今後ももっと筆頭してくると思うけれど、作中のような子供のサブスクは絶対に良くないなぁと思う。サブスクって、数ある中から好きな時に好きなものを選んで使えるみたいたイメージあったから、この作中のサブスクはなんかちょっと違うなって思いました。
1投稿日: 2023.06.07
powered by ブクログ『サブスクの子と呼ばれて』の感想の前に、これから読まれる方へ。 本作で度々出てくる『サブスク』という表現ですが、ちょっと本来のサブスクと形態が異なる気がしているので、違和感を覚える方は『レンタル』と読み換えた方が良いかと思います。 では、概要と感想です。 幼いときに児童養護施設に預けられて育った少年の怜(レイ)。そして同じく施設で妹のような存在で親しくなった仄花(ホノカ)。この二人の長きにわたるサブスクの呪いの中での悲哀と葛藤を描いた作品になります。 今でいう闇バイトと似て、子どものサブスクも違法とされる時代の中、怜と仄花は施設の子どもたちのために自ら違法なサブスクを繰り返す。 本当の家族になれない辛さが読者にも伝わってきて、後半は違法なサブスクの闇に触れていく展開に緊張も走りましたが、ただ最後は切な過ぎる。。。 何度も中断しながらようやく読み終えましたが、読後感はスッキリしたとは言い難い、考えさせられる作品でした。
47投稿日: 2023.05.24
powered by ブクログ現代のサブスク原理が元になった興味深い一冊。 自分の能力や技術を元手に稼ぐ時代の到来。それが子どもにも適応されていることは悲しいと感じた。しかしながら、このようにある施設が経営困難になるという現況は見てみぬふりはできない。この一冊を元に今後の社会、経済について深く考えさせられた。
0投稿日: 2023.05.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
現代的でキャッチーなタイトルだなあと思って読んだ本 生活のほとんどがサブスクサービスになった時代、児童養護施設で暮らす子ども達は、生活のために違法な未成年のサブスクサービスをせざるを得なかった。 そんなある日、依頼先から帰ってこず行方不明になったホノカをレイは捜索するが…。 レイが会長の家で成り上がり、再会したホノカの謎を解いていくのは読んでいて面白かった
0投稿日: 2023.05.05
powered by ブクログ怜、仄花、はお互いに想っていたことがわかって嬉しかった。最後報われなかったのは本当に悲しかったけど、橘家は人生を取り戻せて、怜が言ったように、助けることができたんだなと思った。
0投稿日: 2023.05.04
powered by ブクログサブスクの子、今はあり得ないサービスだけど、未来はあるかもと思わせる話でしたた。展開がスリリングで、面白かったです。
0投稿日: 2023.04.22
powered by ブクログ現代でありそうな話 怜の自分のような思いをしてほしくないとか、どの子も幸せな世界にしたいとかそういう願いが、すごく伝わってきた。仄火も同じ。心にそのことがいつでも軸としてあるなって感じた。 自分がこの仕事をする意味をきちんと形づくり、行動の真髄にしたい 弱いとか強いとかできるとかできないとか、そういうことじゃなくて、自分も含めみんながただ幸せになれるように生きていきたい どんなことでも傷つく人がいるかもしれない、一生の傷になるかもしれないってことを忘れない
0投稿日: 2023.04.17
powered by ブクログタイトルに惹かれ購入しました。 音楽や映像コンテンツのサブスクが当たり前の今、 将来的に人のサブスクも有り得ない話では無いのかも…と考えさせられました。 シンプルなタイトルではあるものの、中身はとっても複雑で、点と点が線で繋がった瞬間は鳥肌が立つ。 伏線に気がついた時や、最後の展開は本当に圧巻でした。 タイトルから想像していたよりも、遥かに壮大な話。 山田悠介さんの作品を読むのはこれが初めてでしたが他にも気になる作品があるので読んでみたい。
1投稿日: 2023.04.10
powered by ブクログ※ 音楽、映像の配信サービスなどから普及し 広く利用されているサブスクが法制化され、 人材にも適用されている社会設定。 合法的なサービスになっている一方で、 法で認められていないサービスへのニーズと そのニーズを掬い取って利益を得ようとする 後ろ暗い存在。 でも、そんな非合法なサービスを提供する側に 立たされるのは弱きものたちで……。 有りそうで無い?!でも、実際のところは 倫理的にも道義的にも有りえないのかも知れ ませんが、とてもリアルに感じられるので 主人公の怜や仄花がどこかに存在するかの ような錯覚を抱きます。 多くの人の快適さが追求される陰で、 生活のため仕方がないと諦め、自らを犠牲にし、 涙する声すらあげずに我慢する怜や仄花のような 子どもたちが生まれてしまわないように、 改めて便利な世の中への問題提起を投げかけ 考えさせてくれる物語でした。
8投稿日: 2023.03.23
powered by ブクログ人間のサブスクが合法の世界の中で、違法な子どものサブスクをしている子供たちの物語。 面白かった。様々な伏線に、驚いた。 最後の最後まで、夢中になって読んでしまいました。
0投稿日: 2023.03.14
powered by ブクログ大人の欲望に翻弄される子ども。そんなことが、この話みたいに組織的でないにしろあるのだろう。悲惨な人生を背負わされた子どもたちは本当に生きていくことが辛いはずだ。 サブスクの意味はこの使い方でいいのかな?定額使い放題という感じとは違う気がする。
0投稿日: 2023.02.27
powered by ブクログサブスクサービス、利用するものによっては便利で効率が良いのかもしれない。 そして、近いうちには利用者も多くなるのではないかと思う。 この物語は、「ヒト」をサブスクするという。 未成年の闇サブスクだから違法である。 とくに貧困家庭の子どもや児童養護施設の子どもたちが、犠牲になってしまう。 ここでは、児童養護施設で暮らす怜と仄花が、施設の運営のために数時間か半日ほどサブスクしていた。 だが、中学を卒業するくらいの年齢になると長期になっていった。 そして、いつしか2人はお互いに存在がわからなくなり弁護士となった怜が見つけた仄花は、変わり果てた姿だった。 仄花の過去を探るうちに見えてきたものは…。 衝撃的な結末ではあったが、まったく想像できない…と言えないことに恐ろしさを感じた。 現実的にあり得ないことというのがない世の中になっている怖さなのである。 いろんなことが便利になっているが、子どもたちが犠牲になる世の中にはなってほしくない。
37投稿日: 2023.02.16
powered by ブクログ様々なサブスクサービスが発展した日本で、人材のサブスクサービスが普及した…ただ、人材サブスクには犯罪に関わるリスクも指摘されたていたことから、子供のサブスクは禁止と法整備もされていた…資金難からの経営に苦しむ児童養護施設では、違法であっても入所している子供たちを派遣している現状があり、高山怜と橘仄花も例外ではなかった…。ふたりは高校生になり長期のサブスクをするようになった…。高山玲はやり手実業家の後継者を目指し勉学に励み日本最高峰の大学に主席で合格、橘仄花は長期サブスク後に行方不明になった…。それから10年…気鋭の弁護士として活躍する高山怜は、橘仄花の所在を知ることになったが…。 サブスクとは、サブスクリプション(subscription)を省略した言葉で、商品やサービスを一定期間中一定金額で制限なしに利用できる仕組みらしいです…。あまり馴染みがないかな…そう思ったけれど身近にあったりしましたね(汗)。若い世代のほうが受け入れがいいんでしょうねぇ…うちの子からは某映像提供サービスの名前がでました…。それが人材とは!しかも、子供?? 久々の山田悠介先生の作品…今回も面白かったです!文書量が多いことは気にならないくらい、引き込まれました。ラストは切ないけれど、同時に明るい兆しも覗えました。うまく利用すればこの上ないほどの効果が期待できるのだけれど、それが犯罪の温床になってしまうのはやるせないです…。日本に生まれたすべての子供たちは、生まれ育った環境に左右されることなく安心して未来を夢見られるようなそんな社会であってほしいですよね!
26投稿日: 2023.02.03
powered by ブクログ子供時代から、長い期間をどう持っていくのかと思っていた。後半は、怒涛の流れで一気に駆け抜けて行った。予想はつかなかったけれど、いい終わり方だと思う。
1投稿日: 2023.02.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
生きていてほしかった。。けれど人形の伏線がよかった。どうにかサブスクの人身売買がこの先無くなりますようにと願うばかり。
0投稿日: 2023.01.26
powered by ブクログ盛り込みたい山場が多かったんだろうな。 表紙の人物は腕にバーコードが付けられていたけれど、関係なかった。
1投稿日: 2023.01.18
powered by ブクログ読んでいる途中、 似たようなシチュエーションの夢を見るほど 心に残っていました。 中盤、登場人物たちの境遇が辛すぎて 読むのがしんどい気持ちも出てきましたが 終盤にかけてどんどん予想外の 事実が明らかになってきて、夢中になって 読みました。
1投稿日: 2023.01.06
powered by ブクログスマホアプリに登録すれば、登録された人材データから、希望に沿った人をAIが最適な人材を検索、派遣してくれる。すべての登録者はサービスの提供者にも利用者にもなれる。「人材サブスクリプション ビジネス」が法制化された世界のお話。 視点はとても面白かったです。所々話の展開に無理があるかな?と、思った箇所も後で「あ、そういうことだったのね」と、納得。前章のあらすじが次章の冒頭に入ってくるのは何故?
3投稿日: 2023.01.05
powered by ブクログサブスクサービスの果ての狂気な事件。最後の展開は肩書き、表面的な優しさだけで人を判断してはいけないと思った。
0投稿日: 2022.12.31
powered by ブクログうーん、なんだかなぁ…。 「サブクス」って言葉を使いたいだけなんじゃねーの?って感じ。単に「人材派遣」じゃん。 話も冗長だし結末も安直だなぁと。突っ込みどころも多くてなんか校閲不足のような印象も受けた。 以前から気になっていた山田悠介さんの作品を初めて読んでみたけど、ちょっとがっかり。
0投稿日: 2022.12.27
powered by ブクログ次々と色々なことが起こって面白い。退屈しない。 エンタメぎっしりな感じの一冊。 同筆者の「スイッチを押す時」を彷彿とさせるような物語の流れを感じた。
0投稿日: 2022.12.15
powered by ブクログ話としてはおもしろかったが、最後の方が少しバタバタと急展開過ぎる感じがした。そのうちドラマや映画になりそう。
0投稿日: 2022.12.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今どきっぽい話で面白かった。 そして、数年先の未来で現実に起きてもおかしくない話。 「金儲け」や「欲」を突き詰めると、人は禁忌を犯しかねない。 野球の八百長、オリンピックでのドーピング使用、あげたらキリがない。そして今、脳科学やゲノムの技術が発展していて、将来、染色体をいじって、常人離れした人が生まれる可能性もあると言われている。 自然の摂理に逆らう活動は今までになかったが、近代化とともに地球の気候が崩れ、異常気象が起きているのはその反動である。滅びゆく運命にあると言える。 人材サブスクをテーマとしたこの物語。「サブスク」という今どきの言葉で誤魔化した「人身売買」。 昔の奴隷制度のようなもので、心が汚れた人間がやるものだ。 表には出てないが、実際裏でやっている国とかもあるのではないかと思う。自分は普通の家庭に生まれ、普通に育ち、苦労もそこまでしていないが、そうじゃない人もいる。 お金が欲しいからと人を拉致して、必要な人に売る。たとえ孤児であっても人間であることは変わりないし、売買するなど狂気の沙汰だ。 信頼している人が裏切り者だったり、表面では綺麗な言葉を並べて、裏ではなにを思っているのかわからない人は実際いる。 だからこそ自分を信じること、考えることが大切。怜も園の大人やサブスクをやる中で自分の境遇や人生を深く考え、神宮寺家の後継者を断った。 最後、悲惨な死に方だったが、大切な人を守って死ねたのは良かったんじゃないかと思う。後継者になって、裏商売が明らかになって、牢屋で一生を終えるよりは。 ミステリーでもあり、自分の人生を考えさせてくれる啓発本的な要素もあった。ストーリーも面白くて好みでした。
0投稿日: 2022.12.09
powered by ブクログ何もかもサブスクの社会、近い未来に来そうだな。人までがサブスクは有り得そうだけれど怖いな、人身売買と言われたらそうだな、と。ラストの展開が意外で残念でうーん、となったけれど、それもまた深い。
1投稿日: 2022.12.07
powered by ブクログAmazonの紹介より 人材サブスクサービスの闇に飲み込まれていく怜と仄花は、狂気を越えて幸せを?めるのか? 鬼才・山田悠介が放つ最高傑作! 個人的に山田さんの作品で、上位に入るくらいの良作でした。サブスクによる深い闇を垣間見たことや予想以上に広がっていく展開に結構ボリュームある量でしたが、グイグイ引き込まれ、早く続きが気になるばかりでした。 前半は、比較的早いスピードで、年を重ねていきます。てっきり子供時代を最後まで送るかと思いきや、後半では大人にまで成長していきます。 音楽や家電だけでなく、人間にまで浸透したサブスク。大人は肯定されましたが、子供は非合法となっている時代。でも、ある児童養護施設では、経営を持続させるため、子供にサブスクをさせています。 子供の視点から、浮き彫りになっていくサブスクの闇。「あの人達」によって人生を狂わされていく子供達。その壮絶な運命にやるせない気持ちの連続でした。 時系列にとんとん拍子で進むのですが、途中空白の期間が描かれていません。この後どうなるの⁉︎と思ったところで、○年後といった感じなので、気になるばかりでした。 一見便利そうであるサブスク。「人間」だけでなく、他の分野でも様々な問題がありそうで、「闇」を垣間見ました。 そんなこんなで成長していく2人の子供。どんな運命を辿ったのか。後半の展開も、まぁドス黒い「闇」がいっぱいあって、予想以上の展開に正直ナメていました。 山田さんの作品というと、近未来サスペンスの作品が多く、でもどこか現実的ではないなという印象があったのですが、今回はリアリティのある物語だけでなく、驚きの真相もあって、ある意味、期待を裏切られました。 相手を守ろうとする強い気持ち、復讐しようとする強い気持ちなど、良いも悪いも様々な強い気持ちが交錯した物語にとにかくスピード感があって、面白かったです。 個人的には、最後の展開に歯痒い気持ちで残念感はありましたが、全体として満足感のある余韻に浸れました。
1投稿日: 2022.11.30
powered by ブクログ昔大ハマりした、わたしが本を好きになるきっかけの一つになったと言っても過言ではない山田悠介の最新作でかなり期待大でした!! 山田悠介さんの作品って、よく考えたらあり得ないのにもしかしたら実現するのでは?そう遠い未来ではないだろう、というリアル差がすごくて没頭できるんだよな、、、。今回もまさにそれだった。 読み進めてて本当残り数ページなのに全く物語の収束が見えなくて読んでて大丈夫か?!ちゃんとオチまでまとめてくれるよな???ってヒヤヒヤしてました(笑) ストーリーとしては面白いけど個人的にはもっと途中で衝撃的なスパイス的なものが何かあると面白かったかも! あるべき形を考えさせられた良い話でした!
1投稿日: 2022.11.19
powered by ブクログ面白かった!久しぶりに時間を忘れて読みまくりました。気がついたら2時間とか経ってました。550ページくらいある大作なのですが、とにかくやめられない。なぜもっと話題になっていないのか…。 サブスクって言葉すらまだ馴染めない年代なんですが、近い将来、人材サブスクはありそうな設定だな〜と思いました。いや、既にあった。この前CMしてた! 山田悠介さん。リアル鬼ごっこの時の衝撃が強すぎますが、相変わらず面白いです!
10投稿日: 2022.11.07
powered by ブクログタイトルに惹かれ購入し読了。 設定もそうですが、とにかく衝撃の連続。 養護施設で共に生きる少年少女。 彼らが離れ離れになり、過ごした壮絶な過去。 そしてラストと…。 「狂気と感動の最新作」この枕詞に偽りなし。
15投稿日: 2022.11.05
