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権力は腐敗する
権力は腐敗する
前川喜平/毎日新聞出版
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総合評価

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    望月さんの『新聞記者』に続いてAudible で読了。 安倍・菅政権の強引さに憤慨した。 後半の日本の教育に関する事項には危機感を感じた。少子化の中で子どもたちを軍隊の考え方で縛り付ける実態はひどすぎる。 権力を持つと人はそれを盾にして、好き勝手始めるのですね。

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    投稿日: 2025.04.21
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    読みたかった書籍をようやく読了。 前川さんは、文部科学省内で退職者の再就職に関する違法な斡旋が行われていたことの責任をとって、潔く事務次官を辞任されている。一部、加計学園の獣医学部新設に反対したため菅氏の謀略により「嵌められた」とも言われているが、事実ではない。 ただ、菅氏による執拗な「出会い系バー」出入りに対する嫌味な表現には、大臣としての器ではない印象を、当時持ったことを記憶している。 ちなみに、出会い系バーに行ったのは事実だが、文科省として貧困や差別を無くそうと、典型的な職種の人にインタビューをしていただけで、インタビューを受けた女性からも、後ろ指を指されるようなことは全くないとのメッセージがあったようだ。(にも関わらず、読売新聞はスキャンダラスに書いていたらしい) 改めて、安倍・菅政権の権力をバックにした政治の私物化には驚かされた。 人事を笠に脅される官僚も、ひたすらなびくばかり。物言えば唇寒しで、特に菅氏により左遷された官僚も多い。(実名が出ている) いつからこんな政治になってしまったんだろう。 政治に対しては、以前から興味深く新聞やニュースに触れてきたが、論理的ではない人でも数の理論でトップにになっていることが続いているように思う。 それも、選んだ国民の責任なのだが。 是非多くの人に読んでもらいたい書籍だ。

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    投稿日: 2024.08.21
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    安倍・菅政権がやってきたやりたい放題の暴挙を列挙。知られてることだけどわかりやすくまとまってて改めて「大変な人たちだな〜笑」と再実感。僕自身の嫌安倍バイアスのせいもあるかもしれないけど、腐敗の実態を知って欲しい安倍さんが良い政治家だといまだに思い込んでる人たちに。 最終章は著者の提言。 学ばない国民は政府に騙される。 きっと今の政府は愚かな国民だと思ってる。 そうはさせん、と思いたい。

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    投稿日: 2023.01.12
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    権力は腐敗する。前川 喜平先生の著書。権力は腐敗するのなら権力が腐敗しないためのルールを作るしかない。権力は腐敗するなら誰が権力者になって権力を握ったところでいつかは腐敗してしまう。そうであるなら権力者が権力者であり続けることができないためのルール作りが必要。権力者はある程度の期間を過ぎたら権力者の座から強制的に降りてもらうようなルールがないと。権力は腐敗するならそのようなルールを作るのは仕方のないこと。

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    投稿日: 2022.12.16
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    https://mainichibooks.com/books/social/post-517.html

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    投稿日: 2022.09.04
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    内田樹さんのtwitterフォローでその名を知り、発信内容の鋭さから、自分でもフォローするようになった氏の手になる本書。表紙の不愉快さからして、内容についても推して知るべしなんだけど、それはまあ、今分かったことではない。でも、この両氏が行った愚挙の数々は、折につけ思い起こし、時間とともに風化させることがあってはならない。だって、何のけじめもつけてないんだから。犯罪者を国の元首と崇め奉り、それを異常と感じない世の中を、未来に託してはならない。国民自身、学習し続けなければという本書の主張に、激しく同意。

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    投稿日: 2022.03.09
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    右翼左翼問わず、政治に不正はダメだろと強く思わせる本。安部菅政権の疑惑を元文科省事務次官が読みやすい文章で私見を交えて述べる。 中立かどうかは分からないので内容を鵜呑みにせず、考える材料のひとつとしておすすめ。

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    投稿日: 2021.10.04