
哲学はこんなふうに
アンドレ・コント=スポンヴィル、木田元、小須田健、コリーヌ・カンタン/河出書房新社
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総合評価
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powered by ブクログ前々から哲学は気になっていたが、ようやく入門にあたる本を読み終えた。けっこう面白かった。今の私のテーマである倫理的な側面に加え、よく解釈するということの導入になれたと思う。もちろん本書にも書いてあるように、自分で考えてみるということが大事になるかと思うが、先人達も色々と深く考えていたと思うと感慨深い。
8投稿日: 2024.09.07
powered by ブクログ初心者向けですが読み応えは充分にあります。その分難しくもありますが。 愛や政治、芸術といったテーマ毎に横断する形式で哲学を手引きします。飽く迄も手引き書程度に考えるのが良いでしょう。 矢張り哲学を学ぶ上で哲学史は必須ですので、そちらはそちらで文献を探して別途勉強すべきです。 読んでいてネックだったのは神と無神論の辺りでしょうか。元々仏蘭西国民向けに書かれた本ですので、基督教文化の価値観を前提として論述が展開されます。日本人には取っ付きにくく感じられるかも知れません。正直自分も上手く飲み込めない感触を禁じ得ませんでした。
2投稿日: 2023.11.20
powered by ブクログ平易な文章で書かれているが、内容は難解。 淡々と語られるのと、ひとつひとつのテーマが大きいので、一気に読んで消化不良を起こした。正直理解しきれなかった部分も多いが、金言も多い。 巻末におすすめの入門書がまとまっているので、もう少し勉強してから再読してみたい。 22 徳を望むのはばかげている。卑劣漢であるか、義人であるか、それを選ぶのはきみであり、ただきみだけにかかっている。まさにきみの値打ちは、きみがなにを望むかによって決まる。 23 道徳は、一人称において語られるかぎりでのみ正当だ。 25 ある行為がよいものなのか非難されるものなのか知りたいとしよう。それなら、だれもが自分と同じようにふるまったらどうなるかを自問してみればよい。
2投稿日: 2023.01.19
