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紙鑑定士の事件ファイル 偽りの刃の断罪
紙鑑定士の事件ファイル 偽りの刃の断罪
歌田年/宝島社
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総合評価

15件)
3.7
2
6
7
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    紙、フィギュア、コスプレなど、私には馴染みがない領域の蘊蓄を活用した推理の過程が面白い。 マニアックな領域だけど、関係者のキャラクターを強調したストーリーになっていないところに好感が持てます。

    0
    投稿日: 2025.04.26
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    今回は前回の相棒の土生井さんの出番はほんのちょっぴり…。 代わりの相棒は團さん。團さんのキャラもなかなか面白かった。 短編だったから読みやすかったけど、主人公の性格が、前回の事件で解決したから味をしめちゃって自ら事件に首を突っ込んでいる感じがした…。

    3
    投稿日: 2024.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    紙鑑定士シリーズの2作目。 今回は短編3作。 猫への虐待と紙粘土、 アメコミフィギュアと不良紙に、 コスプレ殺人と紙のペーパーナイフと続く。 短編のせいか、蘊蓄部分とストーリー部分のバランスが悪い気がした。 蘊蓄部分がちょっと多い。 前回の方が、ストーリーというかミステリー部分が面白かった。 前作の妹を探してほしいと言う依頼からくる緊迫感か、 「人柱」の持つ不気味さのせいか。 それとも、 前回登場のディオラマの持つ陰の雰囲気と、 今回のフィギュアの陽の雰囲気の違いのせいか。 陽と陰と言っても自分の勝手なイメージで、 ディオラマにはCSIのグリッソムを苦しめた模型殺人のイメージがあるせいかも。 今回も父親の務めていた会社に入社した理由もはっきりしなかったし、 社長令嬢との関係も進展しなかったのも少々不満。

    0
    投稿日: 2024.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    紙鑑定士は今度はプラモデル造形師に協力を得て捜査開始。紙やプラモデルのうんちくを絡めて推理が展開していく様は読み応えあり面白かった

    73
    投稿日: 2024.05.09
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    シリーズ2作目は、3篇からなる中編物語。少しライトな印象ですが、 主人公以外の前作登場人物は出番少なめですが、新登場のキャラも混ざり、物語は進みます。 個人的に大学生時代は、紙屋:竹尾に何度か通っていたので、馴染があり、好きなシリーズになります。 ニッチなジャンルかもですが、相変わらず紙の知識が豊富な主人公さんでした。 軽い感じのミステリー、しかし、子供心、親心に沁みる物語3篇です。

    1
    投稿日: 2024.03.17
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    前作に引き続き、 ストーリー展開、登場人物の個性、申し分なし。 しかし、 どうしてもマニアックな知識の描写 (そこが、このシリーズの1番の売りであって、 個性なのだが…) が途中途中で読む集中力を削いでしまい、 読破するのにほかの文庫本小説よりも時間がかかってしまった。 では、次回作はどうするか? と考えると… 「また読みたい」と思えたので 高評価です。

    2
    投稿日: 2024.02.25
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    登場人物がいい人たちばかりでこういう優しい話もいいですね。紙よりフィギュア系の話題が多いですが主人公と一緒にそういう世界を垣間見るのも楽しいです。謎解きも説得力あり。

    1
    投稿日: 2024.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ第二弾。 FILE:01 猫と子供の円舞曲 FILE:02 誰が為の英雄 FILE:03 偽りの刃の断罪 エピローグ が収録されている短編集という形です。 今回はフィギュアについての薀蓄が満載ですが、FILE02の謎解明は紙鑑定士の面目躍如という感じです。

    0
    投稿日: 2023.11.15
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    続編出たんだ~と手に取りました。 今回はフィギュアとかモデルの話で、自分が全然知らない分野だったので面白かったです。 平面なものを立体化させるってスゴイ技術だなと思います。360度矛盾が無いように表現しないといけないんだものなぁ。そういう意味ではコスプレとかも同じなんだろうなぁ。衣装製作とか小物製作とかも全然なじみが無いので面白かったです。 モデラーさんも主人公の仲間になりそうで、今後の活躍も楽しみです。

    0
    投稿日: 2023.09.06
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    紙鑑定士が活躍する短編集。 紙鑑定士以外にも一芸に秀でた登場人物たちが事件解決に一役買います。 テンポ良く話が進んでいくので読みやすいと思いました。

    0
    投稿日: 2023.06.15
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    前作も好きだったけれど、今作も良い‼︎ 派手な事件は起こらない、でもより個性やオタクの専門知識が発揮されていて面白かった。 オタク同士ならではの団結力や優しさ、他者との関わり等が新鮮。また続篇が出ると良いな…

    4
    投稿日: 2023.06.03
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    3つの短編集 前作のような大きめの事件ではなかったけど、こちらのほうが登場人物たちとも合ってる気がする 新しいフィギュア原型師の人のキャラクターが良かった 古戸梨花ちゃんの名前、ひぐらしとうみねこからとったのだろうか…て気になったけど普通の良い子だったのでよかった

    2
    投稿日: 2023.05.02
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     今回は自殺者が一人でるだけの死なないミステリ。この作者さんの文体には、こういう話が向いてるような気がする。ただ、紙鑑定士に謎解きを求めるには無理があるからか、こじつけの依頼や、首突っ込み過ぎの話が多かった。まぁ、名探偵コナンよりはましと考えよう。  私的には、警察官のフィギュアネタが、ほっこりして一番好きだった。  次巻が出たら、買おうと思う。

    1
    投稿日: 2023.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回はフィギュア作家の團との出会いから始まって、フィギュアやその素材、果てはコスプレなどに関連する謎に直面します。フィギュアが題材なのでガレキ要素が強いです。ガレージキットの歴史にも触れられていて、なかなか楽しいです。

    12
    投稿日: 2023.03.25
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    前作が面白かったので、 期待をしていたのですが、 期待値が高すぎたかもしれません。 前作の模型の人ではなく、 造形師を頼ることが多く、 相変わらず主人公が それほど活躍していないように思える。 次作が出るかどうかわからないけど、 よほど評判が良くなければ 読まない気がします。

    3
    投稿日: 2023.03.22