
イスタンブルで猫さがし
新藤悦子、丹地陽子/ポプラ社
作品詳細ページへ戻る
総合評価
(1件)3.0
| 0 | ||
| 0 | ||
| 1 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログトルコの美しい猫、ワン猫。青と緑の二色の瞳を持ち、ワンという町にだけ住む、美しい白猫。 ワン猫に会いたい!という口実で、父親の仕事赴任先イスタンブルにやって来た愛。教室では本音を言えない、友だちとわかりあえない、出る杭は打たれる…そんな気持ちから、まっとうな理由で日本から出ることを望んだのだ。 イスタンブルの日本人学校で友達になった未来は、幼い頃から父親の仕事について世界を転々としている。 そんな未来と、図書室で見つけた手紙。 猫のイラストと、このワン猫に会いたかったら補習校のはやとの所に会いに来て、とある。 愛と未来ははやとを訪ねるが、ワン猫はいなくなってしまった。三人はワン猫を探してイスタンブルの町を訪ね歩く。 アジアとヨーロッパ、二つの世界が見える町で、日本とトルコでの違い、友だちの未来との違いを感じながら、 二色の瞳で世界を見ているワン猫を自分を重ねて成長してゆく愛。
0投稿日: 2016.08.21
