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リエゾン-こどものこころ診療所- 凸凹のためのおとなのこころがまえ
リエゾン-こどものこころ診療所- 凸凹のためのおとなのこころがまえ
三木崇弘、ヨンチャン、竹村優作/講談社
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総合評価

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    発達障害の子どもを持つ親に対して、いわゆるハウツーではない子に対する接し方や心構えなどが書かれている。 文字通り子育てに正解はないわけで、その子どもの目線に立ち、子どもの話を聞き、子どもに寄り添い、子どもを見守るということの重要性が記されています。 またそれを行う大人にも、そのあり方を教えてくれています。完璧を求めず、パフォーマンスを維持するため、身体や心を整える必要があることを教えてくれています。

    13
    投稿日: 2025.07.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    リエゾンの本編を読みたくなった。 タイトルの通りで、親としてあれしなきゃこれしなきゃと焦るような人が読むとちょっと気の抜ける本で、良いかなと。 子育てが嫌になったり、不登校などの問題が発生したときにまた読み返したい。

    0
    投稿日: 2025.04.27
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    発達の特性について、この特性はどう対応するか?というハウツー本ではなく、発達障害の子を育てる親としての心構えがタイトルの通りかかれた本だった。とてもためになりたくさんフレーズ登録しました。まだ未就園児なので、イメージできない部分もあったけど、参考になりました。 「自分から障害者にならない」というフレーズは胸に刺さりました。 将来告知するときに、伝える側が可哀想と思っていると相手にも伝わるし、自分は発達障害だから仕方ないんだと投げやりになりかねないし、私自身今一度子の障害を受け止めて接するようにしないとなと身につまされました。

    1
    投稿日: 2024.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    発達の本は何冊も読んできたけれど これは本当に読んで良かったです。 ☆分かるとできるは違う ①わかる ②やろうと思う ③実行する能力がある ④発揮できるコンディションがある ⑤繰り返しできる安定感がある 分かっていることができるという事は、 この5段階に分かれていると知った。 自分の子供が何故出来るのにやらないのか、 理解できずイライラしていたが、 この言葉はとても腑に落ちた。 今どこで躓いているのか 深掘りして考える事が出来た。 ☆できるは気合いの問題ではない まさに昭和生まれの私は気合いと根性論で 自身がやってきただけにギクッとした(笑) そうだよね、気合いの問題じゃないんだよね。 ☆ほどほどをずっとがいい ☆65点のかかわりを続けられる事 すぐにしつけをきちんとしなくては! この場面はこうあるべき!と 自分を追い詰めてしまっていたな、と 考えさせられました。 親も人間だから完璧じゃなくて良いんですよね。 発達障害のお子様を持つ親御さんや 関わるお仕事をされている方に 読んで頂きたい一冊です。

    0
    投稿日: 2024.08.03
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    このことば、わたし、すきだな に 出会えるといいな 子どもにも、保護者にも、支援者にも 寄り添えることばに 出会える一冊。

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    投稿日: 2024.03.01
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    発売当初から気になっていて、やっと近くの書店で見つけて購入しました。 漫画「リエゾン」を全巻揃えるのは置き場も困るのでレンタルで済ませていますが、こちらは手元に置いておきたいと思って買いました。 子供相手の仕事をしていると、当たり前ですが色んな子どもがいて私の許容範囲というか想像を飛び越える子どももいます。 ひとり一人に丁寧に相手が出来ると良いのですが、現実はなかなかそうはいきません。 それで、自分の引き出しを少しでも増やしたいと思って「リエゾン」を読んで、今作も手に取りました。(とても解りやすいので。) 実際に読んでみると、凸凹の子たちだけでなくて標準型の子供たちの子育てにも通じるところは沢山ありました。 色んな方に手に取ってもらいたいです。

    17
    投稿日: 2023.06.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    (ネタバレあり、メモ) ・コンスタントに65点を出す子育てを目指す 100点の関わりがある代わりに20点、30点の関わりがちょくちょくある状態よりも、ほとんど60〜70点くらいだけど、滅多に赤点は出さない状態の方が良い。 ・30歳で大人になったらOK 脳の発達は20代前半くらいでひと段落する。 本人なりに周りが見えて自分と向き合い、社会に何とかフィットする形で着地させようと試行錯誤するのに10年くらいかかる。 ・まずは適切な行動を取らせる 理想的には、なぜそういった適切な行動が必要なのかという理念からアプローチしたくなるけど、なにはともあれ、まずは「行動」 子どもが適切な行動を取れたら、たくさん褒める。 ・出来るための条件 ①分かる ②やろうと思う ③それを実行する能力がある ④それを発揮できるコンディションである ⑤繰り返し実行できる安定感がある

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    投稿日: 2023.02.19
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    知人からの紹介を受け、読みました。 『リエゾン』を読んでいるときの感覚そのままの、あたたかな眼差しを感じました。 それはふわふわのキレイゴトではなくて、子どもさんやまわりにいる大人たちの、痛みも悲しみも受け止めたあたたかさであるように感じました。 発達凸凹の子どもさんとかかわる大人の方におすすめの内容でした。

    0
    投稿日: 2023.02.08
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    発達障害に関する基礎的知識から、実際にどのように向き合っていけばいいか、三木さんの経験が詰まっている。 本書では、発達障害によって現れる特性を「凸凹」と表現されている。凸凹は、能力の高い低いではなく、得意と不得意の差が大きいというイメージであると。おかげで、自分の凸凹さに照らしながら、自分ごととして読むことができた。

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    投稿日: 2023.02.05