真面目な神崎、破天荒な黒木。 真逆な2人の最強のバディが帰ってきた! 池袋のアパートでシングルマザーの死体が発見された。 真っ先に現場に駆けつけた神崎と黒木は、残された幼い娘を前に犯人検挙を誓う。 ところが翌日、2人は突然、捜査本部から外されてしまいーー。 西武と東武の百貨店、サンシャインシティに大型家電量販店、そしてオタクの聖地、乙女ロード。 「池袋」だからこそ、起こる事件がある。 「池袋の治安を守るのが俺たちの仕事だ。困っている人がいたら見過ごすわけにはいかないだろ」 この街は、俺たちを眠らせない。

モテるのはしかたないとして 女性関係クラッシャーばかりじゃないのね。 黒木見直した！ しかし以前のドラマ版は何で設定変えちゃったのか・・

2023年2冊目。 久々の横関さんの作品で、久々に一気読み。 剛と柔。 そんなイメージを想起させる神崎と黒木が 池袋で起こる事件を解決していく刑事モノ。 全八編からなる連作短編小説で、シングルマザーの 殺害事件をメインにしつつ、次々に 起こる事件に挑むというストーリー。 まるで1クールのドラマのよう。 前作が連続ドラマの原作になっているので、 そこを意識した構成なのかもしれません。 そんな要因も手伝ってか、とにかく ストーリーのテンポがイイ！面白さ だけではなく、読みやすさもバッチリ！ 前作も読んでましたが、良い意味で ライトな 刑事小説という印象はそのまま。 息抜きの読書にピッタリだな〜、と感じました。