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川は生きている (新装版)
川は生きている (新装版)
富山和子、大庭賢哉/講談社
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総合評価

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    娘達の本棚にあった本を取り出してみたら、、、結構知らないこといっぱい書かれていた。 昔の武将の治水工事が面白い。徳川家康の利根川の流れを変える治水工事が圧巻である。

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    投稿日: 2021.09.12
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    近年の、水にまつわる自然災害を見るにつけ、これからの国土利用の課題が浮き彫りになってきていると感じる。つくづく自然とは人間の制御しきれないエネルギーを持っているし、そのような時にどこかを抑え込んでも、別の場所に歪みが出る。昔のように、ある程度その猛威さえ受容して、再建できる仕組みを作っていくことこそ、求められる知恵なのかもしれない。

    0
    投稿日: 2021.07.24
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    自然と人間シリーズ3部作。最後に読むのは川がテーマ。有名な歴史上人物の治水のエピソードが面白かった。人々の暮らしを支える政治とは、自然と共存していく方法を考えることなんだなぁ。そしてやっぱり水と土と森林のお話。現代の、人間本意な、川を閉じ込めようとする対策への批判と、これからどうしていけば良いかどうかの問いかけ。発展してしまった街はきっと元の水田には戻らない。けれど、昔のように自然のことを考えて共存できる道を探していく必要がある。まずはこの大事な繋がりを知ることから。多くの人に読んで欲しい(いつもこのまとめ)。 201110読了。

    0
    投稿日: 2020.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私たちは川と一緒に生きてきた。 なぜダムだとダメなのか、どうして堤防があるのに大雨で洪水の被害が出るのか。その疑問に答えてくれる本。治水というのは、完全に押さえ込むことではない。これも「共生」を考えることではないか。語り口も易しく、子どもから大人までにぜひ一度読んでもらいたい。

    1
    投稿日: 2020.08.17
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    今年もまた川の氾濫による被害が広がっており、この本の訴えることの意味がさらに重みを増しているように感じました。ただ現代は、川自身もこれまで経験したことのないような大雨に晒されており、水と森と土に加え、もっと大きな「気候変動」にどう対応していくのか、地球規模での取り組みが求められているのだろうなと感じます。

    0
    投稿日: 2020.07.25